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昨夜はリセウ劇場で ヘンデルのオペラ「ロデリンダ」を鑑賞。
これは私のアボノに入っていなかったので、別にチケットを購入。ヘンデルのオペラって、やっぱりわくわくです。
1725年に作曲されたイタリア語のオペラで、同年初演。

今回も5階、でも1列目。ステージはよく見えます。顔まではよく見えないけれど、音を聞くには5階はおすすめ。
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この日はなぜか天井のブルーの部分にヴェールがかけてあったのね。
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バロック音楽にしてはかなり大きなオーケストラです。チェンバロも2台、オルガンも見えます。
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指揮 Josep Pons

演出 Claus Guth

共同プロダクション テアトロ・レアル・デ・マドリッド、オペラ・デ・リヨン、オペラ・フランクフルト

ロデリンダ ソプラノ Lisette Oropesa
 
ベルタリード カウンターテナー Bejun Mehta

グリモアルド テノール Joel Prieto

エドゥイージェ コントラルト Sasha Cooke

ウヌルフォ カウンターテナー Gerald Thomson

ガリバルド バス Gianluca Margheri

詳しいストーリーや歴史はWikipedia に譲りますが、名前が覚えにくくて、あらすじを読んだだけではなんだかちっともわからなかったけれど、オペラを見ていたら納得。
ロンバルディア王位をめぐっての争いで、結局元に戻るという筋だけれど、途中経過がごちゃごちゃして。

ステージには大きな館がそのままドーンと建っていて、内部は二段に分かれています。
ステージ写真はリセウのFacebookからお借りしています。

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夫のロンバルディア王ベルタリードの死を嘆き悲しむロデリンダ
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王位を乗っ取ったグリモアルドはしつこくロデリンダに求婚
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申し出を受けないなら息子を殺すと脅す
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ロデリンダは目の前で息子を殺せばグリモアルドの申し出を受けるという。
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悪漢ガリバルドはやってしまえとそそのかす
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グリモアルドは実はベルタリードの妹エドゥイジェと婚約していた
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そのエドゥイジェに言い寄るガリバルド。彼も王位を狙っている。
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死んだとされグリモアルドに王位を奪われたベルタリードが "Dove sei, amato mio"の美しいアリアを素晴らしく歌う。この時初めて拍手が沸き起こる。
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グリモアルドに仕えるウヌルフォは、ベルタリードに通じていて、今は死んだと思わせておいたほうがいいと勧める。

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イオ・テ・アブラッチョの場面
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最後にグリモアルドを殺そうとしたガリバルドを、ベルタリードがやっつけてグリモアルドを救う
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グリモアルドはベルタリードに王位を返し、自分はもともと婚約していたエドゥイジェと元のさやに納まり、ハッピーエンド。

これはリハーサルの時の写真(リセウ劇場のFBから)
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メータはカツラなし。このほうが彼らしい。
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家のセットはとても大きい

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オペラが終わると家がぐるぐると回転
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カーテンコール
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とにかくカウンターテナーのベジュン・メータが圧倒的なすばらしさ。スローのアリアはじっくりピアニシモまで美しく聞かせ、最後の超絶技巧のアリアも見事に決めました。いつも坊主頭でポスターの写真もそのままなのに、ステージではかつらをかぶっていて、かえって変な気がしました。
タイロルロールのオロペサは、初めの2曲は調子が出なかったようですが、だんだん調子を取り戻し、メータとの イオ・テ・アブラッチョは最高でした。涙が出るほど。
バスのマルゲリは悪者らしくどすのきいた声で好演。
テノールのプリエトはまだ未熟な感じがすれども、声もいいしかっこいいから、これからに期待しましょう。

久々にリセウ劇場の内部の写真
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夜8時に始まり終わったのは12時近く、3幕あるうち、2幕を半分で切って休憩を入れ、合計3時間45分の長いオペラでした。帰りは劇場前のメトロの駅から家まで20分。便利です。


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by gyuopera | 2019-03-17 04:18 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
今回、同じオペラを2度見たのですが、現代オペラで、作曲はカイヤ・サーリアホ、演出はピーター・セラーズ。歌手はカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーとバリトンのダフォン・タイネス。
第一部と第二部があり、第一部は "Always strong", 日本の歌舞伎の「経政」を基にしたもの、第二部は "Feather mantle", 「羽衣」伝説に基づいたもの。いずれも日本が起源なので、興味深いのだけれど、アムステルダムで初演になったとき見に行っている。

オペラハウス テアトロ・レアルのロビー
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席を見つけるのが非常に難しくて、うろうろ。係の人もあまりいなかったので、ほかの人に聞いてもあまりよくわからないらしく、うろうろしている人がたくさん。
やっと係の人を見つけて案内してもらいました。王様用パルコの隣です。
ステージはよく見えますが、結構遠い。でも音はよく聞こえるはず。
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天井画とかもないし、ホールはリセウ劇場のほうが華やかな感じ。
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舞台はシンプルそのもの。
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明かりが消え、ユニークなオーケストラと合唱4人が席に着きます。パーカッションはたくさんの楽器に囲まれていて、弦楽器4台、カンテレが2台とフルート。
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2回目に見たときは、ステージのすぐ横のパルコだったので、オーケストラがすぐそば。
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シロホンも何台もあるし、シンバル、ドラもたくさん。バイオリンの弓でシンバルやシロホンを引いたりしているのでとても面白い。ドラもとてもひそやかに鳴らしているのです。

この腕組みしている人は誰かしらと思ったら、始まったらそのまま指揮台に立ったので、あ、この方が指揮者なのかと。作業衣みたいな制服なのでわからなかった。ふつう、指揮者ってあとから出てくるのに、このオペラではもう初めから楽器奏者たちと一緒にいたんですね。
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尺八のような音はこのフルート。カンテラの音も素敵。
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ステージ写真はWebサイトからお借りしたもの。
 
"Always strong" 「経政」
歌舞伎だと、こんなストーリー

源平の合戦で戦死した平経政の追悼のため、経正と親しかった仁和寺門跡・守覚法親王のもとで法要が営まれることとなった。仏前には経政が生前愛用した琵琶の名器『青山せいざん』が置かれ、法親王の弟子・行慶僧都(ワキ)らが一心に冥福を祈っていると、灯火の影に経正の霊(シテ)が姿をあらわす。しかし行慶が顔を上げると、霊は再び消えてゆき、声だけが聞こえてくるのであった。僧たちは音楽を愛した経政のために管絃を手向け、経政もまた、人には見えぬ姿ながら、青山の琵琶を弾きはじめる。ひとときの夜遊に心慰める経政であったが、そのとき俄かに苦しみだし、再び灯火のもとに姿を現した。経政は修羅の苦患に苛まれつつも、自らの姿の見えることを恥じ、灯火の中に飛び込んでしまう。吹き消された灯火の暗闇の中に、経政の霊は消えてしまうのだった。

ピーター・セラーズの演出だとだいぶ違う雰囲気。
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亡霊が現れるのであるから、ちょっとゾクゾクっとするわけだけれど、ミステリアスで美しいメロディーで、嘆きの歌と思われる。一部がYoutubeにあるので聞いてみてください。

"Feather mantle", 「羽衣」
漁師が羽衣を拾う(というより取った感じ)
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「羽衣は返さない」という漁師、羽衣がなければ天に帰れないと嘆く天使。
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漁師は折れて、返すことにするが、天の踊りを見せてくれと頼む。
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漁師に天の踊りを教える。それは「癒しの踊り」となるという。
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踊りを覚えた漁師を置いて、天使は天に帰ってゆく。そのあと、長い間天使の声がホールに響き渡っている。
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天使のジャルスキーは経政よりも高音域で歌われ、音響の効果が素晴らしくて、最後、長いこと天使の声が響いていて印象的でした。本当に天使のような声でした。

カーテンコール
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終わった後は、関係者出入口の外で待っていたのですが、気温は5度くらいで寒かったです。
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真っ先に私を見つけて近寄ってくれたのはうれしかった。
「アムスの時と少し変わりましたね」
「そうそう。最後の部分はかなり変えたよ」
とのこと。
「オペラ気に入った?」と尋ねるので、「もちろん!!とても美しいと思う」と答えました。
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9日はもっと寒く、友達もイギリスから来ていたので、中で待たせてもらいました。
この日は最終日だったので、スタッフのカクテルパーティがあり、出てくるまで1時間以上かかりました。
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青いトレンチに青いリュック、運動靴が若々しい。マー私の息子くらいの年代ですもんね。

友人といろいろ話していましたよ。
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友人とジャルスキーのツーショットのあと、私も撮ってもらっちゃいました。
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外は王宮のライトアップがきれいでした。
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by gyuopera | 2018-11-12 18:35 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
先日、リセウ音楽学院のマスターの生徒による、ロッシーニのオペラ「チェネレントラ」を聞きに行きました。去年、モーツアルトの「魔笛」を聞きいてなかなか良かったので、今回もぜひ聞いてみたかったのです。

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会場はリセウ音楽学院のホール。新しくて音響が良く、椅子の座り心地がとても良いホールです。椅子の背もたれが高くて、退屈したら眠れるくらい(笑)。

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ステージは簡潔そのもの。

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オペラはコンサート形式ではなく、すべて普通のオペラと同じに衣装を着け、演技して歌われました。コーラス、レチタティーヴォ部分はカット、ソロのアリアはドン・マグニフィコのお城の酒蔵でのアリア以外は全部歌われましたので、オペラとほぼ同じように楽しめました。
まだプロになる前の人たちですが、声量、歌唱、演技もなかなかで、もうみんなすぐ劇場で歌えるのではないか、と思うほど。
ロッシーニオペラにつきもののロッシーニクレッシェンド、早口言葉のような歌がたくさん出てきますが、みんなしっかりリズムを崩さずお見事。
オーケストラは50人くらい、みんなリセウ学園の生徒さんもしくはOBで、軽快なロッシーニを演奏、こちらも大満足。

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ドン・マグニフィコ(まま父役)は韓国系のバスだと思いますが、演技も声も素晴らしい。  
王子様ドン・ラミロ役は、去年の「魔笛」のタミーノを歌ったテノール。高音ものびやかで、頻繁に出てくるハイCも楽々。                                       
チェネレントラ(シンデレラ、メゾソプラノ)役は大変声量があり、最後の長大なアリアも見事に歌い切りました。いじわる姉さん二人もはまり役で、演技もうまい。             
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とても楽しい夜でした。



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by gyuopera | 2018-04-17 20:08 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
日曜日に、ドニゼッティの「愛の妙薬」をリセウ劇場に見に行きました。
このオペラ、2005年と2012年に同じ演出で上演されていて、それを見ているので、そんなに何度も同じ演出のオペラを見てもな~、と思ったのですが、友人は都合が悪くて行けず、無駄にするのも勿体ないので、歌手も違うことだし、と思って行ってきました。

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この人がネモリーノ役。すらりと背が高くハンサムで、これじゃ妙薬を飲まなくたって女性から追っかけられそうじゃありませんか。田舎のお人好しで純朴な若者…って感じではないですね。


演出はMario Gasで、なかなか素敵なステージングなんです。
イタリアのトスカーナ地方の小さな町の広場、時代はムッソリーニのころ。ちょっとノスタルジーを感じるような風景。

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素敵なアディーナに恋している純朴なネモリーノが、アディーナの愛を得ようと、(ペテン)博士ドゥルカマーラが村にきてみんなに売った媚薬(実際は売り切れたのでワイン)を買って、飲むのだけれど、なかなか効き目が表れない。もっと媚薬を買いたくて、軍隊に入ってお金をもらってまた飲むのだけれど、アディーナは軍曹とその日に結婚を決めてしまう。
でもネモリーノが妙薬を買うため軍に入ったことを聞くと、感動して軍に入る契約書を買い戻してネモリーノと結ばれハッピーエンド、軍曹は別の女性と結婚、とまあ他愛のないお話なのだけれど、観客は一緒になって感動してしまうのです。

はじめはネモリーノ役のPavol Breslikも、アディーナ役のJessica Pratもちょっと調子が出ていなかったようだったけれど、だんだん良くなったと思います。

第二幕の始まったときは、オーケストラの演奏なしでステージで歌い始め、まだ指揮者が立たないうちにオケも調子っぱずれな演奏をして大笑い。こんなおふざけがあるのも生ステージならでは。

アディーナの最後のアリア"Prendi per mi sei libero"はなかなか聞かせて、ブラボーが飛びました。

一番有名なネモリーノのアリア”Una furtiva lagrima"(人知れぬ涙」は熱唱で、だいぶ長い間喝さいが続きました。確かに繊細な部分も堪能させてくれて素敵だったけれど、ちょっと、コンサートで歌っているような感じがしないでもなかったかな。

カーテンコールの時は、ドゥルカマーラが客席のほうからやってきて、指揮者の横に座って歌ってからステージに上がってくる楽しい場面も。


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ペテン師ドゥルカマーラが村に惚れ薬を売りに来る
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アディーナと軍曹の結婚式のパーティ
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みんなハッピー、だれからも疑われずお金儲けをして村を出てゆくえせ博士。
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まあ、このオペラは何度見ても楽しいから、おすすめですね。

写真はすべてリセウのHPからお借りしたものです。



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by gyuopera | 2018-01-09 09:05 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
先日の日曜日は、モンテヴェルディの最後のオペラ、「ポッペアの戴冠」を聴きに、リセウ劇場に行きました。オケがスピノジ指揮のアンサンブル・マテウスですから、期待していました。
モンテヴェルディのオペラは、初めてのオペラということで、1642年にヴェネツィアで初演されたもの。
古代ローマ皇帝ネローネ(ネロ)が、周囲の反対を押し切って、愛するポッペアを皇后にするお話。

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この日は特に冷え込んでいたこと、同じ日にエルトン・ジョンのコンサートがあったことなどで、かなり空席が目立ちました。
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私は例によって5階の2列目、つまり最後部ですから、天井もすぐ近く。
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でも、すいていたのでかなり真ん中に移動できて、ステージはよく見えましたし、後半は一列目の人がずいぶん帰ってしまったので、最前列の真ん中で鑑賞できました。
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5階ということもあってか、初めアンサンブルの音がとても小さく聞こえ、コルネット奏者はリコーダーも兼ねているのですが、コルネットはあまり得意でないのかな?という感じでしたが、もともと大劇場で上演するようには作曲されていないのですから当然と言えば当然。でも音響の良い劇場なので、だんだん良く聞こえるようになりました。
スピノジの指揮はきびきびとして気持ちよく、わかりやすい。でもチェンバロの時だけは演奏をしないで、時々は椅子に座っていました。
20人ほどのアンサンブルですが、アルペジャータで演奏していたカンテレ奏者も混じっていました。

歌手は、ポッペア役Sabina Puertolas, ポッペアにしては品が良すぎた感じがしましたが、なかなか素敵で表現力も十分。ネローネがカウンターテナーの David DQ Lee, 彼は時々は暴走気味に歌い、王の威厳や品位はかなぐり捨てて、かなり「狂気」を押し出していたように思いました。セネカ役のLuigi de Donatoも低い響くような声で、でも自害するときもあまり感動的ではなくて残念。
オッターヴィアの Maite Beaumontも「さらばローマ」は熱唱でしたが、その割には感動的でなく。
一番の期待の最後のネローネとポッペアの愛の二重唱は、もうすこし美しく歌ってほしかった。DQ Leeさん、最後まで狂気じみていました。

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この最後のデュエットのYoutubeがありました。



同じデュエットのジャルスキーのものと比べてみてください。


ジャルスキーのネローネは、狂気をも表しているのですが、品位が感じられるのです。

この時代のオペラは楽譜のすべてが残されているわけではありませんから、演奏者によってかなりの違いができるのですが、まあ、好みでしょうけれど。

家に帰ったら、隣のビルにクリスマスイルミが付いていました。

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by gyuopera | 2017-12-11 17:40 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
2017∸2018年度初めのリセウ劇場で上演されたオペラはロッシーニの「ランスへの旅」。実はこれが観たかったので、アボノを変更して、更にたくさんのオペラが見れるものにしました。

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ランスへの旅は大好きなオペラで、日曜日に見てから、頭の中でずーっとこの音楽が鳴っていて、ついついその一節を歌ってしまいます。
初めて一人でチューリッヒにオペラを見に行ったときは、このオペラの最後に出て来る "Viva! Viva!" が思わず口をついて出てきたものでした。

さて、今回のアボノも5階席。でも後ろに誰もいないので、立って観たり乗り出してみたりできるのがいいところ。
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こんなステージです。これは後半ですが、ある保養所の一コマ。
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「ランスへの旅」は2003年にリセウ劇場で上演されて、そのステージングがとても素敵だったので、DVDを買って今でも時々楽しんでいます。
その時は広い建物の内部で奥にプールがあって、人が泳いだり飛び込んだりしていたのですが、今回は船のデッキみたいなバルコニーに椅子が並んでいるだけで、出演者もみんなバスローブにタオルを頭に巻いていて、もしくは白衣で、どれがどれだかちっともわかりません。
ストーリーはあってないようなもので、当時のブルジョワ階級の優雅な生活の一部が垣間見られるのですが、この演出だと、あまりそんな感じがしません。

ステージ写真はリセウ劇場のFBからお借りしています。
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ドン・プロフォンドの独白(?)も電話をかけているジェスチャー。
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さすがのCarlos Chausson
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後半で戴冠式に出られる正装に着替えます。
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カーテンコール

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指揮: Giacomo Sagripanti, 演出 Emilio Sagi
歌手: Corinna Irina Lugu, Marquesa Melibea Maite Beaumont, Comtessa de Folleville Sabina Puertolas, Madame Cortese, Ruth Iniesta, Cavaller Belflore Taylor Stayton, Comte de Libenskof, Lawrence Browniee, Lord Sidney, Roberto Tagliavini, Don Profondo Pietro Spagnoli, Baron de Trombonok, Carlos Chausson, Don Alvaro, Manel Esteve
共同プロダクション: Rossini Opera Festival(Pesaro), Teatro Real Madrid

わくわくするような軽快な序曲、ロッシーニクレッシェンド、一オクターブの跳躍が頻繁に出て来るアリア、激しく揺れ動く旋律、とロッシーニの音楽の魅力がたっぷり。
コリンナ役(もう少し清純な感じで歌ってほしかった)には不満が残ったものの、みんな熱唱で楽しい3時間でした。

休憩時間に下のフォワイエである画家のコレクションの展示会がありました。
その中でハットピンのコレクションがとても素敵でした。
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これ日本のかんざし?
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トンボの形をしたハットピンまで
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素敵なピューターのアールヌーボーインク瓶とペン皿
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なんと、歌麿の版画が
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その画家の絵はあまり魅力的ではなかったけれど
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私の一番好きな「ランスへの旅」は、1984年、ウイーンで上映された、ロッシーニを振ったら右に出るものはないと言われたクラウディオ・アバド指揮のもの。
歌手陣が当時のトップクラスの人たち(チェチーリア・ガスディア、ルチア・バレンティーニ・テッラーニ、カティア・リッチャレッリ、フランシスコ・アライサ、サミュエル・ラメイ、ルッジェロ・ライモンディ、エンツォ・ダーラ、レオ・ヌッチetc). ただ、ステージングはあまり面白くなかったけれど。
動画を貼り付けられないので、リンクで見てください。古いので画質は悪いですが、音楽を聴くだけでも。



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by gyuopera | 2017-09-20 20:45 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
久しぶりにリセウ劇場に行きました。演目はモーツアルトの「ドン・ジョバンニ」
ロンドンのロイヤル・オペラハウス、イスラエリ・オペラとリセウの共同プロダクションで、かなりおもしろそう。
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ドン・ジョバンニは、Carlos Alvarez とMariusz Kwiecienのダブルキャストですが、私の見た日はkwiecien.
リセウ劇場のたくさんの映像や動画があるので、この公演の様子がある程度分かっていただけるかと思います。

6月28日の配役

Don Giovanni Mariusz Kwiecien
Il Commandatore Eric Halfvarson
Donna Anna Carmela Remigio
Don Ottavio Dmitry Korchak
Donna Elvira Miah Persson
Leporello Simon Orfila
Masetto Valeriano Lanchas
Zerlina Julia Lezhneva

指揮         Josep Pons
舞台         Kasper Holten

私の席は、ステージの右下が見えないのですが、左側の席の人が来なかったので、何席も左に移動できて、ステージはほぼ全部見られてラッキーでした。

舞台は二階建てのドアや階段のいくつもある建物が真ん中にあり、それがゆっくり回転します。そこにさまざまな映像を映し出していくのです。
この建物はいくつも階段やらドアがあって、迷路のよう。そこに動く映像を映し出してゆくので、いろいろなシーンが生まれ、面白い。

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ドンナ・アンナの部屋に忍び込んだドン・ジョバンニは、逃げ出すときアンナの父親のコマンダトーレに見つかり、争いになってコマンダトーレは死んでしまいます。建物全体が真っ赤になります。

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ドン・ジョバンニに捨てられたドンナ・エルビーラが、ドン・ジョバンニを探してセビリアにやって来ます。捨てた夫をののしりながら歌う姿に、ドン・ジョバンニは声をかけ、捨てた女だとわかりびっくり。
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従者のレポレッロに後を任すと、ドン・ジョバンニは姿をくらまします。
ここで歌われるレポレッロのカタログの歌 (




場面は変わり、村でマゼットとツェルリーナの結婚式をやっています。
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花嫁の可愛らしさに魅了されたドン・ジョバンニは、村のみんなに、自分の館に来てくれれば、飲み物を振る舞おうと誘います。
花嫁を一人残すのに怒ったマゼットが反発。
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二人きりになると、ドン・ジョバンニは早速ツェルリーナを誘惑。

ドン・ジョバンニとツェルリーナのデュエット “Là ci darem la mano”




最後にはツェルリーナもOKしてしまいますが、そこにドンナ・アンナが来て、妨害。

折しも、ドンナ・アンナとドン・オッタービオが登場。
ドンナ・アンナの気品に打たれ、二人はドン・ジョバンニが嘘をついているのに気付き、同時にドンナ・アンナは父を殺したのがドン・ジョバンニだと気づく。

父親の死を嘆くドンナ・アンナと許嫁のドン・オッタービオ
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そこで歌われるアリア "Dala sua pace"は素晴らしく美しいアリア。
若干声の不安定はあったものの、ピアニシモで大変美しく歌われました。
それを陰からそっと見るドン・ジョバンニ。
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ドン・オッタービオの美しいアリア、'Dalla sua pace'


ドン・ジョバンニの有名なアリア Fin ch' han dal vino
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ドン・ジョバンニの館では舞踏会が行われている。
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ドンナ・アンナ、ドンナ・エルビーラ、ドン・オッタービオの3人は、結託してドン・ジョバンニをやっつけようと、仮面を着けてドン・ジョバンニ邸の前に来る。
レポレッロが3人を招待し、夜会に参加。
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再度ツェルリーナを誘惑しようとして失敗。
ドン・ジョバンニは3人に追いつめられる第一幕のフィナーレ



第二幕

いい加減主人に愛想をつかしたレポレッロが、もう辞めたいというけれど、それをなだめて、ドンナ・エルビーラの家の下に連れてゆき、ドンナ・エルビーラに愛の言葉を歌いかける。
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ドンナ・エルビーラ
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レポレッロと服を取り換え、下りてきたドンナ・エルビーラをレポレッロに任して追い払うと、自分はエルビーラの侍女に愛の歌を歌う。素敵なアリア。
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この時はちゃんと侍女も出てきて、下りてくると、身を任せようとするも、ドン・ジョバンニを探す村人たちが駆けつけてきたので、慌ててストップ。
村人を去らせ、マゼットを打ち据える。
ツェルリーナがやってきて、痛みを訴えるマゼットに、ここを触ってね、と自分の胸にマゼットの手を誘導。

ドンナ・アンナ、ドンナ・エルビーラ、ドン・オッタービオがとうとうドン・ジョバンニを見つけたと思ったら、実はレポレッロ。
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悲しみのドンナ・エルビーラは、父親コマンダトーレの像を手に持っている。
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ドン・オッタービオの "Il mio tesoro intanto"
とても難しいアリアですが、熱唱。

cercateの長いフレーズの始まりが一瞬遅いような気が?
いずれにしても、コシ・ファン・トゥッテの「岩のように」のアリアのように、跳躍が激しく、とてつもなく長いフレーズもあって、早いパッセージもある大変難しいアリア。ドン・オッタービオは、ちょっと影の薄い人物のようだけれど、2つのアリアは素晴らしい。

コマンダトーレの亡霊に、夕食に招待したドン・ジョバンニは、家の中がゾンビで一杯の中で立って食事、登場したコマンダトーレに最後まで後悔しないと言い張り、地獄に落ちるはず、なのだけれど…
普通の演出だと、この地獄落ちの場面が結構すごいんだけれど、この演出では、壁に貼りついたドン・ジョバンニが一人取り残されている。
そして最後の全員の重唱は、舞台の外で歌われ、ドン・ジョバンニはそこに一人だけ。そこが地獄なのか?

オペラが終わって、カーテンコールにゾンビたちが登場。黒い服の女性はドンナ・エルビーラの侍女役

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ドン・ジョバンニ役のKwiecienは期待にたがわずでよかった。ドン・オッタービオ、レポレッロ、マゼットの3人も文句なし! 個人的には女性陣はあまり好みではなかった。ユリアさんにとても期待していたのだけれど、なんとなく役が合っていないような気がしないでもない。

ちなみに、私の一番好きなバージョンは、ミラノ・スカラ座のもの。クラッシックだけれど、歌手陣が素晴らしいことは言うまでもなく、演出・舞台もすごい。


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by gyuopera | 2017-06-29 17:14 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
昨夜はリセウのコンセルバトリオのマスターコースの生徒による、モーツアルトのオペラ「魔笛」の上演があって行ってきました。
これからプロとして出てゆく人たちですから、そんなに期待はしてゆかなかったのですが、「魔笛」はとにかく私の一番好きなオペラですから、演奏を聴くだけでもいいかなと思って。

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リセウのコンセルバトリオは、音楽のマスターコースが5つあり、今期初めてオペラのマスターコースができたそうで、12席のところ50人から応募があったそうです。
生徒はウクライナ、中国、フィリピン、コロンビア、ポルトガル等々、国際色豊かです。

上演するホールはコンセルバトリオのホールですから、舞台変換などは無く、オーケストラ(リセウコンセルバトリオのメンバー)はステージの前にぎっしり。
オペラは全曲演奏ではなくて短縮版ですが、主なアリアはほとんど盛り込んであります。プログラムを見たら、芸術監督がなんとフランシスコ・アライサ。タミーノ役で名をはせた彼の監修なら、きっとうまくいくでしょう。

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だんだんオケのメンバーが着席。みんな若い。
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指揮者はManel Valdivieso。いよいよ序曲が始まったら、途中でパパゲーノが出てきてストップ。序曲を端折るのはちょっとよくないなあ。オペラのイントロですものね。でもオケのレベル、かなりのものです。

タミーノ役はフィリピンからの生徒でしょうか、でもなかなかの美声なんです。
冒頭の「助けて!」を立ったまま歌うと(笑)、気を失ってひっくり返る。でもアリア「なんと美しい絵姿」はなかなかの熱唱でした。
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以下、ステージ写真はコンセルバトリオのFBからお借りしました。

夜の女王の三人の侍女たちはみんなかっこよくて高いハイヒールを履いています。
歌唱も演技も声量もたっぷり
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嘘つきパパゲーノの口に錠をかける3人
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夜の女王は(中国人)細い声ですが、高音はよく出て、アリアもばっちり。
ただ少女みたいに見えましたが。
3人の童子たちは、3人の侍女たちが代役。人数が少ないから仕方がありません。
モノスタト(東洋系の人でした)もなかなかの美声。
ザラストロの神殿のあたりはだいぶ端折って、すぐザラストロのアリアに。
ザラストロの低音、とても素敵です。

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沈黙の試練を受けているタミーノに歌うパミーナのアリア。パミーナ役はちょっと、グリトーナ。
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タミーノとパミーナが、火と水の試練に向かいます。ちょっと変なのは、笛をパミーナが持って入るのよね。あれはあくまでもタミーノでないと。
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試練の場は、カーテンのかかっている部分の左側に金の、右側に銀のテープが下がっていて、そこをくぐるようになっていて、簡単ですが、いいアイディアだと思いました。
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パパゲーノは声もいいけれど演技も達者で聴衆を楽しませます。
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やっとパパゲーノと一緒になれました。
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最後に夜の女王たちは打ち砕かれます。
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みんな熱演でした!!

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期待をはるかに上回る上演でした。
オケもよかったのですが、2カ所、ちょっと合わなくて変だったわよ。

最後に、アライサのマスタークラスの様子

それにしても魔笛は楽しいオペラです。素晴らしいアリアもいっぱいあるし。大好き。

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by gyuopera | 2017-06-23 20:24 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
今回リゴレットは、アボノに入っていたけれど、なかなかいく気がしませんでした。
まず第一に、私はヴェルディがあまり好きでないこと、音楽的に興味がわかないこと、一般にヴェルディを歌う歌手は目立つことばかり考える人が多くて、閉口してしまうことなどなど。でも写真を見ると、ちょっと面白そうなステージングなので、まあ、行ってみようか、つまらなければ半分で帰ってくればいいし、と思って出かけました。

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この日の配役は

Duc de AMantua Antonino Siragusa
Rigoletto Angel Odena
Gilda Maria Jose Moreno
Sparafucile Enrico Iori
Maddalena Ana Ibarra
Giovanna Gemma Coma^Alabert

指揮       Riccardo Frizza
演出       Monique Wagemakers
衣装       Sandy Powell

写真はすべてリセウ劇場のFBからお借りしています。

幕が上がると、マントゥーヴァ公のお城の広間。 ステージに大きな四角に区切ったところが広間の設定。ごちゃごちゃしているよりすっきりしてなかなかいい。
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道化役のリゴレットは、公を笑わすのが仕事。
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好色のマントゥーヴァ公は、その日気に入った婦人たちと戯れ。
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マントゥーヴァ公役のSiragusa氏は毛が無いので、初めどれがリゴレットでどれがマントゥーヴァ公かわからなくて。どうしてかつらつけないんでしょ?
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リゴレットの家は、真ん中に長い階段があって、部屋らしくはないけれど、面白いと思った。

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使用人ジォヴァンナの手引きで侵入したマントゥーヴァ公の甘い言葉に、リゴレットの娘ジルダはすっかり恋に落ちてしまう。

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そして、彼が去った後も、「なんて素敵な名前」と彼を思う。このアリアはなかなか熱唱でした。
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この後、ジルダはマントゥーヴァ公の取り巻きたちにさらわれてお城に連れていかれる。

ジルダのことが気になる公。でも取り巻きがジルダをさらって来てくれたので大喜び。
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それを知ったリゴレットは、公に復讐を誓い、殺し屋に依頼。
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公を忘れられないジルダに、彼がほかの女性を口説いている現場を見せるが、やっぱりジルダの心は変わらない。公暗殺の殺し屋の兄妹の話を聞いて、自分が身代わりになることを決意。


殺し屋に礼金を払って死体を確認すると娘のジルダだったことを発見して絶望するリゴレット。
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とくに有名な歌手は出なかったけれど(一日、レオ・ヌッチが出演)、みんな上手だったし、大音響で勝負‼的な歌手もいなくてよかった。
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このステージ、こんな風になっているそうです。
この四角の部分が上がったり下がったり、斜めになったりする
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リハーサルの様子
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おひげもいろいろ取り揃えてあるようで
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これは歌手たちの額屋。結構立派ですね。まあ、新しいですからね。
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あちこちの額屋を見たけれど、マドリッドのテアトロレアルも一部屋ずつシャワーが付いていてきれいでしたね。
ひどかったのはザグレブ。鉄のベッドが一つあって、監獄みたいでした。ベルリン州立オペラも狭くかなり古かったですね。チューリッヒやミュンヘンはまあ広かったけれど、シャワーなんかは無論なし。古いところが多いですからね。


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by gyuopera | 2017-04-01 07:24 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
3月10日、やっとリセウ劇場の来期2017-2018年度の演目が発表になりました。




嬉しいことに、バロックオペラが2つも入っているのです。残念ながら両方ともコンサート形式ですが、変な演出を見せられるくらいならいっそコンサート形式のほうがいいかもしれません。

2つのバロックオペラのうち、一つはポッペアの戴冠(モンテヴェルディ)で、指揮がスピノジ! 彼のきりっとした音楽づくりは大好きです。ネローネ役が David DQ Lee です。これは行かなくては。

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もう一つの「アリオダンテ」は 指揮がウイリアム・クリスティで、ポリネッソ役にクリストフ・デュモーが出るのでこれもちょっと気になる。

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そのほか気になるのはロッシーニの「ランスへの旅」。

それからワーグナーのトリスタンは斬新な演出


ヨナス・カウフマンがシェニエを歌う≪アンドレア・シェニエ」


さて、私のアボノにはいくつ入っているかな?


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by gyuopera | 2017-03-11 22:23 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera