一眼レフのカメラを振り回して、盛んに写真を撮ってていました。
そこに、やはり若い男の子がやってきて、話を始めました。
「君、どこから?」
「フィリピンよ」
「フィリピンのどこ?」
その男の子はずいぶん詳しくいろいろ聞きます。自分はモロッコからだというと、女の子も、モロッコに行ったことがある、といい、お互いにちょっと危なっかしい英語で親しげに話し始めました。
聞くともなしに聞いていると、その女の子はひとり旅だということまでしゃべってる。 男の子は自分の写真を撮ってと頼み、本人の名前からホテルの名前を聞くと、さっさとどこかに行ってしまいました。
危ない・・・
以前見た、「96時間」 という映画がよぎりました。パリに観光旅行に来た若い女性を誘拐し、奴隷市場に売り飛ばす大規模な人身売買組織についての映画でしたが、人身売買組織とまで行かなくても、人質として身代金を請求するとか、麻薬で意識もうろうとさせ、身ぐるみはいでほうり出したりという犯罪が実際結構あるのです。
そこを立ち去るとき、その女の子に、
「あのモロッコ人には注意しなさいよ」
とだけはっきりと伝えてきました。
女の子はちょっときょとんとしていましたが、分かったようでした。
みなさん、もし外国でこんなケースがあったら、絶対に自分の名前やホテルの名前を気楽に教えてはいけません。どんな犯罪が隠れているか、予測もつかないですからね。
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バルセロナから出発する車種は19 あり、一番多いのがPorscheで 13台。モデルは 356, 911, 914 、924。次が Alfa Romeoで, 10 台、モデルは 1750 y 2000 GTV, Giulia Super と Giulia Sport GTV. その次は BMWで 9台, それから Lancia 6台。 Volkswagen, Datsun, Innocenti, Ford, Mercedes-Benz, Audi, NSU, Saab, Triumph, Volvo, Morris-Mini, Renault、 Alpine-Renault, Daf 、 Citroën 。
バルセロナから出る車の中で一番古いのがPorsche 356A、 1958のもの。
8カ国からの参加で 26台がフランス、 22台がスペイン、7台がスイス、ブラジル、イギリス、オランダ、ノルウェー、イタリアから1台ずつ。
いよいよ出発。58台のレトロ・カーが、きっちり一分に一台の割で出てゆきます。
トップバッターは


オレンジ色のBMW

次もBMW

次、ポルシェ

ビートル

みんなぴかぴかです




通り過ぎたと思ったら、バーン!!なんて大音響を建てる車も。 大丈夫か?とみんなが心配そうに見送ります。




これも無事通り過ぎた



またまた、バーン!!


無事出発

これも

アルファ・ロメオ





まだ順番待ちの車がたくさん







行ってらっしゃい。気をつけて!!
出発が早速YouTubeに出ていたので載せますね。
これは山道を登っているところ
http://www.dailymotion.com/video/xc1ulj_rallye-monte-carlo-historique-2010_auto
これは少し前のだけれど
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モンテカルロまで1100キロ、徹夜で運転です。
車は最低25年、一番古いものは1959年のものが、世界中から集まりました。
6時頃、カテドラル前広場に行ってみると


ぴかぴかの車が勢ぞろい















スペアタイヤもしっかり2つ








だんだん暗くなってきました




こちらから出発です

出発まであと10分

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おまけ

前を通りかかったこの赤い家、なぜか好きなんです。


このあたり、こういう二階家がずらっと並んで、パサヘ(パッサージュ)みたいなんですね。

周りはみんな8階か10階建のピソばかりだから、ここは独特の雰囲気。




玄関前はいずれもポーチと小さな庭があります。






可愛い番号



小さな保育園もあります

丸く刈り込んだ植え木が可愛い

と、この写真を撮っていたら、
「オラー、オラー」
と呼ばれました。
この家の人が、玄関先に立っていたんですね。
「とっても素敵なお宅ですね。写真撮らせてもらいました」
「気に入ってくれてうれしいね」
変な東洋人が写真撮ってる、と怪訝な顔もせず、にこにこと答えてくれました。

そうすると、余計素敵に見えますね。
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いつもはテクノン病院に行くのだけれど、今回はもっと近くのDexeus病院にしてみました。


待合室には人がいっぱいでしたけれど、私は案外すぐ呼ばれて診療室に入りました。
そこで医者に問診・触診を受け、体重を測りました。
しまった、また900gもあるマサイの靴を履いてきてしまった・・・
医者はさらさらとカードを4枚書き、
「Gastroscopio(胃カメラ)と、Ecografia(エコー)を受けなさい。そのためには、まずAnalisis (検査)とcardiografia(心電図)が要ります」
胃カメラとエコーは3月の初めに予約を取ってくれました。まぁ、ずいぶん先だこと。忘れちゃうわねぇ。
それまでにアナリシスと心電図を取らなくてはなりません。面倒・・・・
で、今朝はアナリシスに行ってきました。 名前を呼ばれて中に入ると、イスを指差して、
「はい、そこにバッグなんか置いて」
「上着も脱ぐんですね」
「あったりまえでしょ。それじゃ腕まくりできないでしょうが」
「あ、アナリシスって、血液採るのだったのね」
「おや、知らなかったの、気の毒に」
「だって、sangre(血液)って言わないでアナリシスしか言わなかったんですもの」
面白い看護婦さんでした。
終わってから心電図の予約を取り、外に出ました。 やれやれ。
朝食抜きで来たので、外に出たついでに、家はすぐそばだけれど、近くのバールに。

外見は悪いけれど、中の雰囲気はなかなか。

そしてここから山が見える・・・!

カフェ・コン・レチェと生ハムのサンドイッチを頼んだら、2つも!

朝なんだし、一つでいいと思いません? でも結局ほとんど食べちゃったけど。だから太る・・・
今日はいい天気になりそうです。

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今は個人レッスンは止めて、アンサンブルのクラスだけなのですが、以前と少しも変わらず、先生と一対一の個人レッスン(笑)。
今年はロマンチシズムの年で、特にシューマンの曲をやりたい、という先生。次のコンサートのことですな。
シューマンのフルート曲といったら、すぐ「3つのロマンス(もとはクラリネットのためらしいのですが)」。ところが、先生が取りだした楽譜が、シューマンの「詩人の恋」。
ああ、あのあまりにも美しいリ-ダークライス。
「これを歌じゃなくて、フルートで吹いてみたいと思うんだけど。たとえば、先に詩を読んで、演奏する、とか」
なるほど・・・ どうせドイツ語で歌っても、言葉が分かる人は、おそらくここの学校の父兄じゃ一人もいないでしょうしね。 読む詩は、どうせカタラン語になるんでしょうね。あのハイネの詩がカタラン語ね。
「じゃ、やってみよう」
先生がピアノを弾き始めました。 先生、その出だし、もう少し優しく弾いてください。
ああ、フルートでそんなに感情をこめて吹けるかしら。
4番のWenn ich in deine Augen seh' (君の瞳に見入る時) 、
あ、先生、そこんとこ、もう少しあけてください。 Ich liebe dich(あなたを愛しています), といったあとですよ、つまり、Te quieroですな。
スペイン語に訳した途端、ドイツリートがラテンの響きになって、吹き出しそうになりました。
ざっと内容をスペイン語に訳してあげるのですが、スペイン語とドイツ語じゃ大変な響きの違いです。全然感じが違う・・・
演奏がすすみ、13番、Ich hab' im Traum geweinet (僕は夢の中で泣いた)
うぇ、これフラット6個も付いてる。 初めは伴奏なし。
”僕は・・・夢の中で・・・泣いた・・・”
胸がいっぱいになって、吹けなくなってしまいました。
”目が覚めても、涙が流れ続けた・・・・”
もう駄目です。涙が出てきてしまいました。
「それはどういう情景?」
「泣いているんです。夢の中で。目が覚めても・・・」
時間切れで最後まで吹けませんでしたが、先生は大満足。
「弾いていてすごく楽しめる。この次最後までやりましょ」
家に帰って、早速CDを探しました。
私が一番好きなのは、テノールのフリッツ・ブンダーリヒ、伴奏がギーゼンのもの。

プライもフィッシャー・ディスカウも好きだけれど、「詩人の恋」はどうしてもテノールの声で聞きたい。
ブンダーリヒの水車小屋はそんなに好きではないんだけれど、これはとてもいいと思う。
YouTubeで見つけたので、聴いてください。
CDとして発売はされなかったけれど、アライサの詩人の恋は本当に感動的でした。
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お湯が沸くと、ピーピー

ご飯が炊きあがると、 ピーピー 8回も鳴ります

うるさい・・・ そんなに鳴らないでいいんですけど。
こちらの電気製品でも
電子レンジは、ま、当然かもしれないけど

加熱し終わって、出さないでおくと、いくらでも鳴ってる
ウルヘー
そしたら新しい洗濯機も

乾燥機も

終わるとみんなピーピー鳴るんです。
時々夜寝る前に洗濯機や乾燥機をかけて寝ちゃうことがあるんだけれど、かなり長い間ピーピー鳴ってる。
息子が、
「一生鳴ってるんだよ(言葉使いが間違ってる)」
これって、自分で鳴らす・鳴らさないを選択できないんでしょうか。
鳴ってほしくない人だっていると思うんですか・・・
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トラムのことは何度も書いているのですが、トラムは揺れないし、外は見えるし、静かだし、とても快適な乗り物なので、大好きなのです。でも、郊外から走ってくるトラムは、我が家の近くから2駅で終点になるので、あまり乗る機会がないんですよね。
今日は郊外のスーパーに行こうとトラムに乗りました。
そしたら、うっかり一つ前で降りてしまいました。
降りてから気が付いて、、進行方向を見たら、次の駅が見えるじゃありませんか。何だ、ひと駅歩いても大したことないんだ。
せっかく1駅前で降りたので、その近くにある公園らしきところに入ってみました。

かつては大きなお屋敷があったようですが、どうもあまり面白くない

唯一残っているこの建物は、今は学校になっていました。

ちょっとがっかりで、スーパーのほうに歩き始めました。道路の下のほうに、広大な敷地を持つお屋敷と、その貯水池が見えました。

ショッピングカーを引きながら、少し歩きたかったので、帰りも3駅分歩いてからトラムに乗りました。




2駅にしておけばよかった・・・
こちら、トラムが走っている姿がたっぷりご覧になれます。
バルセロナの懐かしいトラムのYoutubeを見つけました。以前載せたのとはまた違うもの。
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ここは常緑樹が多いので、夏も冬もあまり景色が変わらない

ペドラルベス宮は、陶器博物館になっています。






竹藪もあり

竹藪の後ろにガウディの設計したドラゴンの小さな泉水

人があまり通らない、ちょっと奥まったところにある小さな泉水

ちゃんと直して水が出ていました。

この庭には小さな泉水がいくつもあります

昔は芝生の代わりにツタを地面に這わせてカバーしたところが多い

芝生には水をまかなければいけないけれど、ツタは乾燥に強いから、水の少ないバルセロナでは経済的


今日はたくさんやることがあったので、ほんの短い散歩。
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パンツのすそ上げとか、なべつかみを作るとか、結構ちょこちょこ使います。カーテンも全部縫いますしね。
私の第一号のミシンは、大学時代のときに買いました。
デパートで安売りをしていて、早速お取り置きをお願いし、夏休みのアルバイトでお金をためてからやっと購入。今思うと、電動式でもかなり大きなミシンでした。でもこれがとても調子良くて、10数年も使いました。
次に買ったのは、スペインに来てからだと思いますが、ぐっと小型のトヨタの電動ミシンで、これもまた調子がよく、20年くらい持ちました。
それがとうとう壊れて、2年前、また日本からポータブルミシンを買って、キャリーに入れて手で持ってきました。まあまあ調子は良かったのですが、押さえ金がすぐ取れてしまうので、気になっていました。
去年の夏、家じゅうのペンキを塗った時、家事室も家具を全部どかして塗りました。
で、全部終わった後何日かして、ミシンを使おうと思ったら、押さえ金が無くなってるじゃありませんか。
すごいショックでしたが、ペンキ屋さんに聞いたって覚えているとは思えないので、かなり探しましたがあきらめ、9月に日本に帰った時、通信販売で一つまた新しいポータブルミシンを買い、また手持ちで持ってきたのです。
こんなのです。いやにちゃちっぽいでしょう。

これが本当にひどいミシンでした。
写真では分からなかったのですが、第一に手元にライトが付かない。こんな不便なことってありますか?
それに糸を通すのがとてもやりにくい。 それから、全然力がなくて、ちょっと厚手の生地はだめ。 がっかりでした。
挙句の果て、ボディの横に、電源と、足踏みペダルの2つのジャックの入る穴があるのですが、それを間違えて入れたら、そのジャックの穴が奥にひっこんでしまって、もうジャックを入れられなくなってしまいました。
ミシンを分解して出しましたが、固定できず、その部分を外に出しておかなければなりません。
息子がジーンズの丈を直して、といいましたが、このミシンじゃ全然ダメ。
とうとう、ここで買うことにしました。
ここでミシンを買った人が、どうも目が飛ぶ、とか言って、あまり調子がよくないようだったので、スペインで買うことは考えていませんでしたが、もう仕方がない。
スペイン国内で、ネットで買える日本のメーカーのものを探したら、brotherというのがあったので、早速注文しました。ちょうどサービス値段で、2日で届きました。早い!
そして届いたのがこれ。

かなりの重さで、一番初めに買ったミシンを思い出しました。もちろん、当時はフリーアームというのはなかったんですが、中の構造とか、糸の通し方など、ほとんどあの時のものと同じでした。
最近のミシンは2つともボビンケースが組み込まれたものでしたが、これはちゃんと付いています。それからうれしいのが、ジーンズの裾の厚い部分もスイスイ!
目も飛ばず、調子がいいです。
これがずっと持ってくれるといいけれど、日本から買ってくるのはもうやめ。
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