2007年 06月 07日
「風の影」のシーンを追って 7 レイアル広場とフェラン通り |
前回ご紹介したレイアル広場は、ふつうランブラス通りとフェラン通りからはいります。
ランブラスから入る入り口はこちら
こちらがpasaje Bacardiの入り口。薄暗いので、知っている人以外、人はあまり通りません。
アーチの部分に年号が
中に入ると、ランブラスの喧騒は消え、広場に着くまでは静かです。
レイアル広場には、今ちょうど空き缶などリサイクル品で作った像が300体も並んでいました。
あんまりアーティスティックに見えないけれど
ちょっと壮観でした。
広場に面しているピソは、このあたりはかなり立派そうですが、
このあたりはそうでもなさそう
フェラン通りから広場に入るアーチ。フェルミンのいたところですね。
広場からフェラン通りに抜けるもう一つの道があります。
フェラン通りは左右にお店の並ぶにぎやかな通り
でも、バルセロナで一番スリの多い通りだとのこと。気をつけましょう。
この通り、映画「香水~ある人殺しの物語」で、初めてパリの町に出た時に使われました。
その映画に使われた、初めて出てくる香水屋さんが、このフェランとおりからレイアル広場に抜ける細い道にあります。
映画ではすばらしい高級香水店のように映っていましたが
実は古い古い(ボロが付きそうな)ハーブのお店。創業が1823年だそう。
ガス灯だったものをそのまま電気を入れて使っています。
この窓辺にたたずんでいたのですが・・・実際はごく普通です。 映画の魔術でしょうか。
↓こちらをクリックしていただけると励みになります。
by gyuopera
| 2007-06-07 00:42
| 風の影 Sombra de viento
|
Comments(6)
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darklady at 2007-06-07 05:40
1回から見せていただきました
もうすごい としかいえません!
想像力の無い私は 原作を読んでもよくわからないでしょうけど
この写真Blogのご紹介で イメージが膨らんできました
それにしても 怖い通りというのは やはりなにかあるんでしょうね
廃墟ではないけれど 人を遠ざけるなにか。。。
どこか 血なまぐさいような 残虐なものがのこるような。。。
amazonに注文しました ^^
もうすごい としかいえません!
想像力の無い私は 原作を読んでもよくわからないでしょうけど
この写真Blogのご紹介で イメージが膨らんできました
それにしても 怖い通りというのは やはりなにかあるんでしょうね
廃墟ではないけれど 人を遠ざけるなにか。。。
どこか 血なまぐさいような 残虐なものがのこるような。。。
amazonに注文しました ^^
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gyuopera at 2007-06-07 06:07
♪ darkladyさん、今晩は。
20年前から比べると見違えるようにきれいになった町も、この本の50~60年前とおそらくほとんど変わっていないのではと思うようなところがまだまだたくさんあります。このシリーズで、一般の観光案内でない、素顔のままのバルセロナ案内ができるかな、と思っているところです。
明らかに外国人とわかる女性が一人でこういうところを通るのって、やっぱりぞくぞくっとしす。でもそのぞくぞくは、怖い、というのと、新しい発見をする喜びと半々ですね。
20年前から比べると見違えるようにきれいになった町も、この本の50~60年前とおそらくほとんど変わっていないのではと思うようなところがまだまだたくさんあります。このシリーズで、一般の観光案内でない、素顔のままのバルセロナ案内ができるかな、と思っているところです。
明らかに外国人とわかる女性が一人でこういうところを通るのって、やっぱりぞくぞくっとしす。でもそのぞくぞくは、怖い、というのと、新しい発見をする喜びと半々ですね。
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AoimikanM at 2007-06-07 07:28
gyuoさん、おはようございます。
どんどんストーリーから離れて行く感覚がありますが、これが今のバルセロナの風景なのだと思って
読み比べ(見比べ?)て拝見しています。
フェラン通り覚えていますよ! ちょっと恐かったです。夕方でしたがジプシーの子達がうろうろしていて。今もそうなのでしょうか?
さまざまなオカシなところがあった映画「香水~ある人殺しの物語」に登場した香水店が
普通過ぎてちょっとクスッと笑ってしまいました。
*ねね
どんどんストーリーから離れて行く感覚がありますが、これが今のバルセロナの風景なのだと思って
読み比べ(見比べ?)て拝見しています。
フェラン通り覚えていますよ! ちょっと恐かったです。夕方でしたがジプシーの子達がうろうろしていて。今もそうなのでしょうか?
さまざまなオカシなところがあった映画「香水~ある人殺しの物語」に登場した香水店が
普通過ぎてちょっとクスッと笑ってしまいました。
*ねね
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hanarenge at 2007-06-07 10:07
gyuさん ↓の「素顔のバルセロナ案内」って、言い方、とっても素敵です
今までも充分、バルセロナの観光案内ではない、今の、様子を見せていただいていますけれど。そして、喜んでいます。
これが、リアルのいいところですね、また、ネットに感謝です。
空き缶のアート、面白いですねえ、この空き缶はあとは別の物に、また、変身して、市場にでていくのでしょうかねぇ。
町の通りを一歩入ったら、こう言う広場があるのはとってもいいですね。
全く別の顔に合えるようで、ワクワクします。
映画に使われた、通りや、香水店のお話も、面白く拝見しました。
今までも充分、バルセロナの観光案内ではない、今の、様子を見せていただいていますけれど。そして、喜んでいます。
これが、リアルのいいところですね、また、ネットに感謝です。
空き缶のアート、面白いですねえ、この空き缶はあとは別の物に、また、変身して、市場にでていくのでしょうかねぇ。
町の通りを一歩入ったら、こう言う広場があるのはとってもいいですね。
全く別の顔に合えるようで、ワクワクします。
映画に使われた、通りや、香水店のお話も、面白く拝見しました。
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gyuopera at 2007-06-07 15:58
♪ *ねねさん、ごめんなさい、今回、もう一度レイアル広場に行ったら、こんな展示物で埋まっていたので、ついでに載せちゃったんです。そして、レイアル広場のすぐ横のハーブ屋さんも・・・ 私にはこのあたり、みんなひっくるめて考えてしまうものだから、本から離れちゃいました。
フェラン通り、今はいつも人で一杯で、危ないと言う感じはなくなりました。私は夜でも平気になりました。とにかく近年、観光客の増え方はすごいです。
この香水店になったハーブ屋さんは本当にぜんぜん昔のままにしてあって、古けりゃいい!っていう感じ、ぜんぜん修復もしてないんですよ。ちょっとみすぼらしい・・・でも面白いので時々行きます。
フェラン通り、今はいつも人で一杯で、危ないと言う感じはなくなりました。私は夜でも平気になりました。とにかく近年、観光客の増え方はすごいです。
この香水店になったハーブ屋さんは本当にぜんぜん昔のままにしてあって、古けりゃいい!っていう感じ、ぜんぜん修復もしてないんですよ。ちょっとみすぼらしい・・・でも面白いので時々行きます。
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gyuopera at 2007-06-07 16:01
♪ 蓮華草さん、ありがとうございます。
ここに載せている写真は私が撮ったものですから当然今のバルセロナですが、60年位前とほとんど変わっていないと思われるところもたくさんあるので、今回は汚いとかそういうものまで全部ご紹介しています。
都会には、やはり陰の面もあるんですよね。それを頭に入れておかないといけないかな、と思います。
20年前くらいと比べたらとても安全になったので、ありがたいと思います。
ここに載せている写真は私が撮ったものですから当然今のバルセロナですが、60年位前とほとんど変わっていないと思われるところもたくさんあるので、今回は汚いとかそういうものまで全部ご紹介しています。
都会には、やはり陰の面もあるんですよね。それを頭に入れておかないといけないかな、と思います。
20年前くらいと比べたらとても安全になったので、ありがたいと思います。