2006年 11月 06日
夜のゴシック街の散歩 |
ガイドの説明を聞きながら夜のバルセロナを歩こう、というツアー、今回はゴシック街に参加。
良く歩き回っているゴシック街ですが、ガイドは本当にいろんなことを知っていて、その説明を聞くと、なるほど! そうだったのか! へぇ~、そんなことがあったんだ、と感心することばかりです。
3時間近く物長い説明を書いても、あまり面白くないと思いますので、歩いたところの写真だけご紹介。
まず、集合場所はサン・ジャウマ広場。 州政府の建物と、市庁舎のあるところです。
これは州政府の建物。
同じ建物の横側、サン・ジョルディの姿、たくさんの面白いガルゴラが見えます。夜は照明に浮かび上がって、昼間とは違った雰囲気です。
昔はこちら側が表玄関だったのです。そしてその扉はびっくりするほど質素。一番上の正面玄関の写真と比べてください。
どこのガイドブックにも載っているゴシックの橋。がっかりしたことには、これはなんと1920年に、ゴシック街をきれいに見えるよう作られたものだそうです。ずいぶん新しいんですね。
でも、夜の雰囲気、なかなかです。
王の広場の夜景はいつも素敵
この広場の血なまぐさいさまざまなエピソードや、向こうに見える建物の歴史なども詳しく説明してくれました。この向こう、昔は王宮だったのです。
カテドラルの横の道も、夜はひっそり
昔はマレー美術館のところまで王宮だったと・・・・ 15世紀のことです。
その証拠を物語る立派な紋章とそのエピソード・・・
なんだか亡霊が出そうですが
道路に長いホースが走っていました。毎晩清掃局の人が道を水で洗っているのです。
11世紀~15世紀に、貧しい人たちに食べ物を与えるところだった建物が、今はミュージアムになっています。この中に、ローマ時代の市壁の塔も残っています。
カテドラルの右手にある、古代ローマ時代の水道橋の跡・・・と思ったら、これはその石を使って、1957年に作り直されたものだそうです。ここは、昔のバルセロナに入る4つの門のうちの一つ。真ん中は車、横に小さなアーチの道があって、歩行者はそちらからはいったのです。
司教の帽子のマークの付いた紋章のある道
同じ通りなのに、2つ名前が・・・
ここは昔のユダヤ街の端で、壁があったのを、広げるために壁を撤去して道を作ったためです。
このドラゴン、おもしろい。
フィリップ・ネリ広場は、市民戦争の時爆弾が落ち、そこの学校の中にいた子供たち30人が亡くなったこと、そこにある建物の2つとアーチは、20世紀にライエタナ通りを開いた時そこにあった建物を移築したこと、などなど、興味深いお話が一杯。
ツアーはこのピ広場の古い建物の前で終わりました。
面白いツアーでした。
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by gyuopera
| 2006-11-06 20:41
| バルセロナ案内 Barcelona
|
Comments(2)
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もも
at 2006-11-07 16:12
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gyuさん、こんにちは♪
11~15世紀ローマ時代・・・古すぎてだだ見とれているだけです。
王の広場、夜景がすごくきれいね。昨日、友達の娘が新婚旅行から
帰って来られたので、いつかお話を聞きたいと思っています。
ツアーもよく分かり良いですね~。
11~15世紀ローマ時代・・・古すぎてだだ見とれているだけです。
王の広場、夜景がすごくきれいね。昨日、友達の娘が新婚旅行から
帰って来られたので、いつかお話を聞きたいと思っています。
ツアーもよく分かり良いですね~。
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gyuopera at 2006-11-07 18:24
ももさんこんにちは。
古いものが本当にたくさん残っていて、この町は興味が尽きません。でも、普通の観光客は、ガウディの建築と、ゴシックもほんの一部くしか見てゆかないんですよ。観光旅行で町の本当の魅力を知るまでには、何日も必要ですものね。
古いものが本当にたくさん残っていて、この町は興味が尽きません。でも、普通の観光客は、ガウディの建築と、ゴシックもほんの一部くしか見てゆかないんですよ。観光旅行で町の本当の魅力を知るまでには、何日も必要ですものね。