2006年 10月 18日
ピレネーの村で |
友人の別荘のある村は、ピレネー山脈の標高1300メートルくらいのところにある、小さな小さな村です。
これが17,8世紀には1000人ぐらいの人口があったと言うことですから、昔のほうが人がたくさん住んでいたわけです。今ではあまりに不便なため、人々は山を降りて大きな町に移ってしまい、残された家は廃墟同然。
でもこの静かな土地は別荘地としてまた人が少しずつ住み始めています。
ここが村の入り口。このあたりは国定公園です。

この大きな建物の跡は、いまは荒れ果てて誰も住んでいないのですが、最近ホテルが買い取ったと言うことなので、今にこの建物をきれいに修復してしゃれたホテルになるのでしょう。

人が住めるようになっている家は数えるほどしかありません。

このあたりの家もみんな無人。もちろん持ち主はいるんでしょうけれど。というのも、こういう石造りの家を直すにはとてもお金がかかるからです。

こちらの道のほうにある家は、みんなきれいに直して別荘になっています。

石造りの壁の50センチほどもあって、夏は涼しく冬は暖かいのです。

お隣さんの家の前に車が見えました。連休だからみんな来ているんですね。

ちょっと行くともう村はずれ。この家納屋が道の反対側にあって、アーチが面白いですね。

近所の家にいたネコ

野ブドウがなっています。

これは建築家の家なのだそうです。

煙突が面白い格好をしてますね。

村のこちら側の端にはロマネスクの古い教会があります。

もう400年も前に立てられたものだそうです。荒廃していたのを、友人の義父さんがお金を出して修復したのだそうです。

鐘楼もあります。

さほど広くない庭には、いくつか小さな十字架が立っているお墓がありました。

友人の別荘はこのすぐ隣でした。
つづく
これが17,8世紀には1000人ぐらいの人口があったと言うことですから、昔のほうが人がたくさん住んでいたわけです。今ではあまりに不便なため、人々は山を降りて大きな町に移ってしまい、残された家は廃墟同然。
でもこの静かな土地は別荘地としてまた人が少しずつ住み始めています。
ここが村の入り口。このあたりは国定公園です。

この大きな建物の跡は、いまは荒れ果てて誰も住んでいないのですが、最近ホテルが買い取ったと言うことなので、今にこの建物をきれいに修復してしゃれたホテルになるのでしょう。

人が住めるようになっている家は数えるほどしかありません。

このあたりの家もみんな無人。もちろん持ち主はいるんでしょうけれど。というのも、こういう石造りの家を直すにはとてもお金がかかるからです。

こちらの道のほうにある家は、みんなきれいに直して別荘になっています。

石造りの壁の50センチほどもあって、夏は涼しく冬は暖かいのです。

お隣さんの家の前に車が見えました。連休だからみんな来ているんですね。

ちょっと行くともう村はずれ。この家納屋が道の反対側にあって、アーチが面白いですね。

近所の家にいたネコ

野ブドウがなっています。

これは建築家の家なのだそうです。

煙突が面白い格好をしてますね。

村のこちら側の端にはロマネスクの古い教会があります。

もう400年も前に立てられたものだそうです。荒廃していたのを、友人の義父さんがお金を出して修復したのだそうです。

鐘楼もあります。

さほど広くない庭には、いくつか小さな十字架が立っているお墓がありました。

友人の別荘はこのすぐ隣でした。
つづく
by gyuopera
| 2006-10-18 04:15
| 旅行 viaje
|
Comments(4)
石の色も綺麗ですね。山奥に素敵な教会があるのですね。
お家の全景も素敵!素朴なテスリに猫が似合いますね!
お家の全景も素敵!素朴なテスリに猫が似合いますね!
0
これらの石造りの家の雰囲気はトスカーナの私の住んでいる付近のそれにとても似ていますね。石の材質感なんかもそっくりです。ひとつ違うのはこの地ではもう空き家というのがほぼなくなってしまいました。すべて観光客向けのagriturismo, ホテル、アパートに成り代わってしまって
修復されるのは良いけれど長年の地元の人々となりわいが作り上げてきた歴史や趣きもともにさようなら、という悲しい現実です。別の形体のディズニーランドです。ピレネーのこの素晴らしい場所も同じような観光産業におかされないこと本当に望んでいます。
修復されるのは良いけれど長年の地元の人々となりわいが作り上げてきた歴史や趣きもともにさようなら、という悲しい現実です。別の形体のディズニーランドです。ピレネーのこの素晴らしい場所も同じような観光産業におかされないこと本当に望んでいます。
ももさんこんにちは。
石の色に赤っぽいものがまじっているんでしょうか、暖かい色ですね。
この教会は、ほとんど廃墟に近かったのを、隣に住む友人の義父さんがお金を出して直させたのだそうです。
ベランダの手すりの作り方はこの地方独特のもののようです。
石の色に赤っぽいものがまじっているんでしょうか、暖かい色ですね。
この教会は、ほとんど廃墟に近かったのを、隣に住む友人の義父さんがお金を出して直させたのだそうです。
ベランダの手すりの作り方はこの地方独特のもののようです。
jamartetruscoさん、トスカーナの村はもうすっかり観光地化されてしまっているんでしょうか。ちょっとさびしいですね。
この村も、一番大きな建物をホテルが買ったというので、今にホテルになるのでしょうね。この村に行くには、車がすれ違えない細い道をくねくねと上まで上がらなければならないので、大々的な建設は出来ないと思います。でも少しずつ、人も戻ってきつつあるようです。
この村も、一番大きな建物をホテルが買ったというので、今にホテルになるのでしょうね。この村に行くには、車がすれ違えない細い道をくねくねと上まで上がらなければならないので、大々的な建設は出来ないと思います。でも少しずつ、人も戻ってきつつあるようです。





