2006年 06月 27日
Prenafetaの村での週末 |
金曜日の朝、友人のトニアから電話がかかってきました。
「週末、田舎の古い家を借りたのよ。散歩したり演奏したりするの。来ない?夕方4時ころ出るつもりよ」
トニアって、いつも急に言うんです。家を3日も留守にするのは躊躇したけれど、でもなかなかそんな機会はないので、行くことにしました。
リュックサック一つでいいかな、と思ったら、フルートや楽譜、譜面台、それにビーチタオルや水着、サンダルも要ります。それでもリュックともう一つの袋に詰めて、タクシーでトニアの家まで行きました。
トニアは仕事から帰ってきたばかりで(学校の先生です)、これから用意するところでした。電子ピアノや、ボンボ(太鼓)、バッグにいっぱいの楽譜も持ってゆきます。それに服の好きな彼女、衣類だけでも大きな大きなバッグです。
やっとこさ全部を車に乗せて、助手席に乗ろうとドアを開けたら、くもの巣が張ってあって、空けたとたん破けて、クモがどこかに逃げてゆくのが見えました。おやおや、毎日乗っているのに?
車は新車で去年買ったばかりなのに、紺の車体が砂埃で真っ白。側面はどこかにぶつけた跡。
ぜんぜん気にしないみたい。
いざ出発。高速に入ると、やっぱりかなり込んでいます。サン・ファンの祭日で、これから長い夏休みを別荘で過ごす人たちがみんな町から出てゆくので、広い道路もかなりの渋滞でした。
私たちの行く村は、以前行ったことのあるモンブラン(カタルにア地方)の近くのPrenafetaという村。本当に数えるほどしか家がなく、ホテルが一軒、レストランが一軒、そのほかは何もお店がありません。家々はみんな昔の厚い石造りの家で、村の道は舗装もしてありません。こういう純粋な昔のままの姿の村はだんだん少なくなっているので、ここは穴場かもしれません。
ここが村の入り口。舗装はここまでです。
村で一番大きな建物はやっぱり教会。ロマネスクの鐘楼が見えます。
私たちの泊まる家はこちら。
街灯がお出迎えです。
これぞまさにスペインの石造りの田舎の家。
大きな門を開けて中に入ります。
入り口に咲いていたベルバスカム
暖炉のための煙突が
大きな家です。
ぶどうのつるが延びて、扉の上を覆って良い感じ
もっともこれは物置の扉なんですがね
前庭に猫がお出迎え。
素敵でしょ?
ぶどうのつるは家の横の壁を登ってます。
まだブドウの粒は小さくて
ブドウじゃないみたいですね
この家、とても気に入りました。
ここが正面玄関。さあ、中に入りましょう。
入り口の上に太い木が渡してあります。入り口には鎖のすだれが。これはこの地方では良く見られます。
中の写真はこの次に。
↓クリックしていただけると励みになります。
「週末、田舎の古い家を借りたのよ。散歩したり演奏したりするの。来ない?夕方4時ころ出るつもりよ」
トニアって、いつも急に言うんです。家を3日も留守にするのは躊躇したけれど、でもなかなかそんな機会はないので、行くことにしました。
リュックサック一つでいいかな、と思ったら、フルートや楽譜、譜面台、それにビーチタオルや水着、サンダルも要ります。それでもリュックともう一つの袋に詰めて、タクシーでトニアの家まで行きました。
トニアは仕事から帰ってきたばかりで(学校の先生です)、これから用意するところでした。電子ピアノや、ボンボ(太鼓)、バッグにいっぱいの楽譜も持ってゆきます。それに服の好きな彼女、衣類だけでも大きな大きなバッグです。
やっとこさ全部を車に乗せて、助手席に乗ろうとドアを開けたら、くもの巣が張ってあって、空けたとたん破けて、クモがどこかに逃げてゆくのが見えました。おやおや、毎日乗っているのに?
車は新車で去年買ったばかりなのに、紺の車体が砂埃で真っ白。側面はどこかにぶつけた跡。
ぜんぜん気にしないみたい。
いざ出発。高速に入ると、やっぱりかなり込んでいます。サン・ファンの祭日で、これから長い夏休みを別荘で過ごす人たちがみんな町から出てゆくので、広い道路もかなりの渋滞でした。
私たちの行く村は、以前行ったことのあるモンブラン(カタルにア地方)の近くのPrenafetaという村。本当に数えるほどしか家がなく、ホテルが一軒、レストランが一軒、そのほかは何もお店がありません。家々はみんな昔の厚い石造りの家で、村の道は舗装もしてありません。こういう純粋な昔のままの姿の村はだんだん少なくなっているので、ここは穴場かもしれません。
ここが村の入り口。舗装はここまでです。
村で一番大きな建物はやっぱり教会。ロマネスクの鐘楼が見えます。
私たちの泊まる家はこちら。
街灯がお出迎えです。
これぞまさにスペインの石造りの田舎の家。
大きな門を開けて中に入ります。
入り口に咲いていたベルバスカム
暖炉のための煙突が
大きな家です。
ぶどうのつるが延びて、扉の上を覆って良い感じ
もっともこれは物置の扉なんですがね
前庭に猫がお出迎え。
素敵でしょ?
ぶどうのつるは家の横の壁を登ってます。
まだブドウの粒は小さくて
ブドウじゃないみたいですね
ここが正面玄関。さあ、中に入りましょう。
入り口の上に太い木が渡してあります。入り口には鎖のすだれが。これはこの地方では良く見られます。
中の写真はこの次に。
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by gyuopera
| 2006-06-27 19:29
| 旅行 viaje
|
Comments(6)
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bcnkahosumi at 2006-06-27 19:39
すてきなお家ですね♪ 家の中の次の写真が楽しみです! きっとすてきな連休を過ごされたんでしょうね♪
あっ、 偶然お会いしたときは、この後でお疲れでしたか??(笑)
あっ、 偶然お会いしたときは、この後でお疲れでしたか??(笑)
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gyuopera at 2006-06-27 21:19
かほすみさん、そうなんです。Carrafourでお会いした時は、なんだか眠くてボ~っとしていました。帰ったのが夜10時過ぎでしたからね。
この家素敵でしたよ。寝室がが4つ、7人寝られますから、2,3家族で借りたらとても安上がりですね。
この家素敵でしたよ。寝室がが4つ、7人寝られますから、2,3家族で借りたらとても安上がりですね。
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maronn-05 at 2006-06-27 22:22
急な誘いを受けてよかったですね。
すごく雰囲気のあるおうちですね。うっとりしました!
灯りや表札(?)も素敵です。
何といっても猫が出迎えてくれるなんて、猫好きの私にはたまりません(笑)
これから休日の様子も見れるのかしら?
できれば見たいです♪
すごく雰囲気のあるおうちですね。うっとりしました!
灯りや表札(?)も素敵です。
何といっても猫が出迎えてくれるなんて、猫好きの私にはたまりません(笑)
これから休日の様子も見れるのかしら?
できれば見たいです♪
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gyuopera at 2006-06-27 23:31
maronnさん、写真の数が多くなるので、中の分はこの次にまわします。家の中の様子、村の様子、散歩やみんなでにぎやかに歌ったり演奏したりのことを書きますね。
こういう生粋の田舎家に泊まってみたかったんです。とてもよかったです。
こういう生粋の田舎家に泊まってみたかったんです。とてもよかったです。
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darklady at 2006-07-04 21:46
石の家にブドウがよくにあいますね
ベルバスカム 珍しい花ですね
ベルバスカム 珍しい花ですね
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gyuopera at 2006-07-04 22:16
ブドウはその葉で日陰を作ってくれるから、その意味もあって植えてあるみたいです。
ベルバスカムは日本にもあります。こちらではゴルドロボと呼ばれ、花びらをお茶にして飲むこともできます。
ベルバスカムは日本にもあります。こちらではゴルドロボと呼ばれ、花びらをお茶にして飲むこともできます。