2015年 12月 07日
ラバルのバール、Muy buenas |
Rabal地区に、Muy buenasという名前のバールがありました。
もうずいぶん前に一度寄ったことがあります。
アールヌーボーの曲線を描いた入り口が、目を惹いたのです。
中はすっかり壊されていました。あらら…
記事を読んでみると、なかなか興味深い。
「バー Muy buenasは、守りの星が付いている。 市民戦争の時、バーのオーナーの犬は、空襲警報が鳴るより前に、イタリアの爆撃機を感知し吠えたので、バーにいた人たちは誰もそこから出なかった。近所の人たちは慌てて防空壕に潜り込んでいたが、バーはいつも無事だった」
このバーは、1920年に営業を開始、何度かオーナーは変わったけれど、新しくオーナーになったのはEnric Rebordosa (34歳) と Lito
Baldovinos (34歳)若い二人の男性。
「新聞で見て、これは当時の素晴らしいバールを再現するまたとないチャンスだと思いました。
数多くの古い店舗が失われているし、ミュージアムになったところも、活気のない場所となり果てています。
我々は、このMuy buenasを修復して、時代のカプセルに閉じ込めて、当時の活気のあるバーに戻したいのです。
我々はついこの間契約をしたところで、9か月の工事の後オープンする予定です。
すべての工事は、市の許可を受けなければならず、先ず修復、次にリフォーム。
もし、お金を稼ぐだけが目当てなら、ハンバーガーショップでもやるでしょうが、我々は芸術や、歴史や、その空間がとても好きなのです。我々はおいしい料理と、素敵なカクテルを提供するでしょう。歴史を我々の時代にはめ込むんです。あのボヘミアンの時代を復活させたい。」
開店が楽しみですね。
また、別の43歳の David Nelson と Gudrun Margret Johannsdottirは、10年前に エコロジカルなパン、つまり精製されていない砂糖とインダストリー酵母を使っていないパンを見つけるのにとても苦労したので、自分でエコロジーのパン屋を作ることを決心。
プリンセサ通りに、老舗のArmirall本屋が閉業することを知り、この場所がお土産屋やスーパーになってほしくないと思っていたこともあり、店舗の内部は本屋の当時そのままを残して、パン屋を開くことを決定。
このお店は、もとは1733年開業とのことで、1920年に改装されていますが、引き出しのいくつかは、オリジナルのようです。看板はオリジナルの本屋Armirallを使っています。
今では本棚にはパンが並び、結構盛況だそうです。
今度、行ってみたい。
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もうずいぶん前に一度寄ったことがあります。
アールヌーボーの曲線を描いた入り口が、目を惹いたのです。
内部は本当に古いままで、ちょっと清潔感にかけるかな、という気もしたのですが
それが、つい最近の新聞に載っていたんです。
記事を読んでみると、なかなか興味深い。
「バー Muy buenasは、守りの星が付いている。 市民戦争の時、バーのオーナーの犬は、空襲警報が鳴るより前に、イタリアの爆撃機を感知し吠えたので、バーにいた人たちは誰もそこから出なかった。近所の人たちは慌てて防空壕に潜り込んでいたが、バーはいつも無事だった」
このバーは、1920年に営業を開始、何度かオーナーは変わったけれど、新しくオーナーになったのはEnric Rebordosa (34歳) と Lito
Baldovinos (34歳)若い二人の男性。
「新聞で見て、これは当時の素晴らしいバールを再現するまたとないチャンスだと思いました。
数多くの古い店舗が失われているし、ミュージアムになったところも、活気のない場所となり果てています。
我々は、このMuy buenasを修復して、時代のカプセルに閉じ込めて、当時の活気のあるバーに戻したいのです。
我々はついこの間契約をしたところで、9か月の工事の後オープンする予定です。
すべての工事は、市の許可を受けなければならず、先ず修復、次にリフォーム。
もし、お金を稼ぐだけが目当てなら、ハンバーガーショップでもやるでしょうが、我々は芸術や、歴史や、その空間がとても好きなのです。我々はおいしい料理と、素敵なカクテルを提供するでしょう。歴史を我々の時代にはめ込むんです。あのボヘミアンの時代を復活させたい。」
開店が楽しみですね。
また、別の43歳の David Nelson と Gudrun Margret Johannsdottirは、10年前に エコロジカルなパン、つまり精製されていない砂糖とインダストリー酵母を使っていないパンを見つけるのにとても苦労したので、自分でエコロジーのパン屋を作ることを決心。
プリンセサ通りに、老舗のArmirall本屋が閉業することを知り、この場所がお土産屋やスーパーになってほしくないと思っていたこともあり、店舗の内部は本屋の当時そのままを残して、パン屋を開くことを決定。
今では本棚にはパンが並び、結構盛況だそうです。
今度、行ってみたい。
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by gyuopera
| 2015-12-07 06:50
| レストラン、バル restaurante
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