2015年 03月 01日
Lleo Morera邸見学2 |
Lleo Morera邸は、1902年~6年の間に、Albert Lleo Morera氏の依頼で建設された建物で、建築家Domenec i Montanerの代表的な作品です。
階段の壁も桑の花のモチーフのセラミックが付けられています。
階段にある窓のステンドグラスにも、桑の花のモチーフ
床のモザイクは、イタリアのモザイク師の作品
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この建設には、当時有名な彫刻家Arnauや、家具で有名なGaspar Omarなど、当時の一流の専門家たちが協力し、クラッシック、ゴシック、イスラム風などの要素の混ざったユニークな建物です。Lleoとはカタラン語でライオン、Moreraは桑の木を意味しているので、家にはいたるところ、ライオンと桑の花のモチーフが見られます。
Lleo Morera氏は、家の完成を待たず亡くなりましたが、その息子さんが、長い間ここに住んでいました。
現在は不動産会社 Nunyes i Navarro社の所有になっています。
残念ながら地階(ロエベが入っている部分)は1943年、著しく改装されてしまいました。
1988年に、 Òscar Tusquets i Carles Brassó が建物を全面修復。
玄関扉
あちこちにみられる彫刻は、エウセビ・アルナウの作品
天井が素晴らしい、ライオンのモチーフが見えます。
この左手は、プライベートな住居スペース
玄関ホールのすぐ横の部屋は、医者だったモレラ氏の診療室だった部屋で、今は見学者のためのオーディオルームになっています。
この広々とした、グラシア大通りを見下ろせる部屋は、来客のためのスペース
これは当時の写真。なんか、カフェみたいですね。
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by gyuopera
| 2015-03-01 08:07
| 建物 edificio
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