2015年 02月 07日
フリーメーソンの跡をたどって2 |
さて、今度はカテドラルにやってきました。
これは聖ルシア礼拝堂
これは13世紀~15世紀にかけて、モンジュイックの山から切り出してきた石をカテドラルまで運んだ石屋のグレミオ(グループ)が、その代金を徴収するため印を付けたといわれています。
その石壁をよく見ると、いろいろなマークがついているのがわかります。
字が彫ってあるものは、かつて墓石だったもの。
石工達は、みんな石工のグレミオ(同業組合)に属していましたから、フリーメーソンに入っていた可能性も高いわけです。
カテドラル建設は1268年に始まりましたから、当時のフリーメーソンは、同業者組合のようなものだったわけで、仕事が終わったら、みんなある場所に集まって、お酒を飲んだり食事をして、いろいろな意見を交わす、仲間意識の高い人たちの集まりだったのです。
by gyuopera
| 2015-02-07 06:27
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