2014年 03月 18日
旧サンタ・クルス病院 |
旧サンタ・クルス病院は、昨日ご紹介した「慈悲の家」のすぐ隣に建てられた、15世紀の建物です。ここには、カタルーニャ州立図書館、美術学校、薬剤師養成学校、テアトロが入っています。

その手前右手にあるのが Casa de convalecencia
こちらも内部の写真などが以前のブログに載せてあります。きれいな回廊があります。
これは1591年に建てられたのですが、内戦のとき破壊され、1939年に再建されたもの。
こちらが女性病棟。今は両方とも州立図書館。
建物の一部に美術学校が入っています。
Hospital通りの出入口

Hospital通りから見た入口 

隅にバールがあって、お昼も食べられます。 
この辺りを見ると、建設年代が違うのがわかります。
アント二オ・ガウディがトラムにはねられた時、身分証明書のようなものは携帯していなくて、身元が分からなかったので、この病院に運び込まれたのです。

ほとんど見えないくらいですが
「この建物の中で、1926年、建築家アント二オ・ガウディ死亡」 
いまではのどかな風景ですが、さまざまなドラマがあったのですね。
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内部の詳しい記事は、以前のブログにあります。
四方を建物に囲まれ、真ん中に広いパティオがあります。
正面のアーチの入り口がパティオ入口。


http://gyuopera.exblog.jp/20149168/
左手が王立薬科アカデミー。解剖などをしたところで、とても興味深いところ。 
以前のブログで、内部を詳しくご紹介しています。 http://gyuopera.exblog.jp/18396114/
さて、旧サンタ・クルス病院のパティオに入ります。
このパティオ、Rubio i Lluch公園というんですって。私の住んでいる通りの名前! 
内部は公園になっていて、市民の憩いの場です。真ん中に十字架が建っています。




サンタ・クルス病院は、男性病棟と女性病棟に分かれていて、こちらが男性病棟だったほう








そしてここで亡くなったのですが、壁の目立たないところに、プレートがあります。




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by gyuopera
| 2014-03-18 06:45
| 建物 edificio
|
Comments(2)
旧病院を図書館にして、見学させてくれるだなんて、歴史があるからこそ、出来る事なのかなぁ~って思いながら観させて頂きました。
日本の旧病院はそのまま廃墟で、それはそれで、廃墟好きにはたまらない場所になっちゃったって感じになってる状態でしゅよねぇ~
日本の旧病院はそのまま廃墟で、それはそれで、廃墟好きにはたまらない場所になっちゃったって感じになってる状態でしゅよねぇ~
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♪ ポンさん、おはようございます。
この建物は15世紀のものですから、大変歴史的な価値があります。修復された内部は非常に美しく感動的です。それを今も実際に使っているわけですから凄いですよね。古いものを保存しようとする努力があるからこそだと思います。
この建物は15世紀のものですから、大変歴史的な価値があります。修復された内部は非常に美しく感動的です。それを今も実際に使っているわけですから凄いですよね。古いものを保存しようとする努力があるからこそだと思います。





