生まれ変わるか、エンカンテス
2013年 01月 18日
現在はおよそ500人あまりの売り手がいて、毎週10万人もの人が訪れる。
これだけ人が来るところって、バルセロナには他にないんじゃないだろうか。ま~、サッカー場は別として。
エンカンテスは、私が知っているこの28年くらいの間にずいぶん変化があり、売り手もすっかりアラブ系の人たちに代わってしまった。
まあ、ごみためのような雰囲気はあまり変わらないかもしれませんけれど・・・。


昔はいい人がいたな~。 古着をいっぱい持っていたアンヘラ、レースやカーテンやリネンをどっさり持っていたカルロスとそのお母さんのパキータ、自分の描いた絵を売っているおじさんもいたっけ。みんなどうしたんだろう。
大体蚤の市なんて、そんなきれいな場所じゃないのが当然だと思うんだけれど、今度市で、この市をグロリア広場の反対側に移すんだそうで
新しい建物を建築中

屋根らしいものは大体形ができてきたところ


出来上がり予定図はこんな感じ

モダンできれいかもしれないけれど、なんだか蚤の市じゃなくなっちゃう感じがする・・・
もちろん、ここで商売している人たちも、新しい場所に入るためにずいぶんお金を払っているらしいけれど、内心は全然移りたくないみたい。14世紀からこの場所にあったのに、その跡をすっかり消してモダンなところに移るなんてね・・・
確かにきれいではないけれど、それがここの市の歴史。
本当にその必要性があるの?
引越して、その跡地はどう使うか、その計画も、昔はあったけれど、現状では資金不足で、全く予定なし。工事も思うように進んでいないらしい。
いずれは引っ越すのだろうけれど、私としてはいつまでも今のところにあってほしいと思う。
ところで、昨日見たひと

ゴロゴロ引いているバッグから、足が一本付き出てる

すれ違った人がびっくりして見てたっけ。

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蚤の市、確かにちょっと汚いけど、移動かぁ~・・・
汚い感じがちょっと嫌で、移動してもらうのかもしれないね・・・
歴史ある催し物、いろいろあるんでしゅねぇ~。
私にとっては、こういう汚いところから見つけ出すのが面白いと思うんです。まさに掘り出し物っていう感じ。
きちんときれいに並べてあるお店はほとんど見ません。きっと高いだろうと思うから。
お偉いさんは、きたなっぽいところを町からなくしたいのかもしれませんけれど、ほかにもっと先にやることあるんじゃないの?って思ってしまう。地下鉄9号線だって工事ストップしたままだし~。
モダンな建物に入った蚤の市何てねえ。全然それらしくないですよねえ。あの丸い広場だって、何のために閉鎖してあるんでしょう。お役所のやることは分からない。ずっとこのままでいいじゃ無いですか。