2013年 01月 10日
Montcada通りの日よけ |
昨日シッチェスで見た窓に付いていた日よけ、というか、これは日本語でなんて言うんでしょう、ここではcelosiaと呼んでいるんですけれど…
これ
よく似たものが、ピカソ美術館の建物の壁に付いているんです。
それで、気になって見に行ってきました。
これが付いているのはMontcada通り21番地。17世紀の建物です。
バルセロナ市が1959年に発行した ”La calle de Montcada"(モンカダ通り)というカタログは、Montcada通りにあったパラシオ(宮殿という意味ですが、王様が済んだわけではないから、大邸宅、かな?)を、バルセロナ市が購入して、修復する前の段階の写真がたくさん載っていて興味深いのですが、そこにこの窓のcelosiaのことが記載されています。
それによると、このcelosiaは、18世紀のもので、おそらくバルセロナで残っている唯一のもの、となっているんです。
それで私がシッチェスで見つけた時びっくりしたわけなのですが、シッチェスのはもっと新しく見えますね。
きれいに修復されているけれど、少なくとも19世紀以前の建物でしょうね。
なんて、変なことが気になるgyuさんでした。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
これ
よく似たものが、ピカソ美術館の建物の壁に付いているんです。
それで、気になって見に行ってきました。
これが付いているのはMontcada通り21番地。17世紀の建物です。
バルセロナ市が1959年に発行した ”La calle de Montcada"(モンカダ通り)というカタログは、Montcada通りにあったパラシオ(宮殿という意味ですが、王様が済んだわけではないから、大邸宅、かな?)を、バルセロナ市が購入して、修復する前の段階の写真がたくさん載っていて興味深いのですが、そこにこの窓のcelosiaのことが記載されています。
それによると、このcelosiaは、18世紀のもので、おそらくバルセロナで残っている唯一のもの、となっているんです。
それで私がシッチェスで見つけた時びっくりしたわけなのですが、シッチェスのはもっと新しく見えますね。
きれいに修復されているけれど、少なくとも19世紀以前の建物でしょうね。
なんて、変なことが気になるgyuさんでした。
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by gyuopera
| 2013-01-10 08:21
| バルセロナ案内 Barcelona
|
Comments(6)
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otebox at 2013-01-10 10:36
gyu探偵の歴史探訪といったところですね。雨の多い日本では考えられない形状をしていると思います。何ゆえの造形なのか知りたいものです。
わたしがスペインで気に入ってるのは、ガラス窓の内側にビルトインされている、ブラインドです。下ろせば完全に真っ暗になるし、少し開けると光が差し込み、上げていくに従って最後には窓全体が開放されるアレです。我家を建てるときに採用したかったのですが果たせずじまい、そんな訳で我家に鎧戸や雨戸は付いていません。
わたしがスペインで気に入ってるのは、ガラス窓の内側にビルトインされている、ブラインドです。下ろせば完全に真っ暗になるし、少し開けると光が差し込み、上げていくに従って最後には窓全体が開放されるアレです。我家を建てるときに採用したかったのですが果たせずじまい、そんな訳で我家に鎧戸や雨戸は付いていません。
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ぽん
at 2013-01-10 11:01
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なるほろ~ 普段見回ってるからこそ気づく物だったんじゃないでしょうか☆
日を遮る物・・・ こちらでは・・・ サッシ??(笑ww なんだろね。 日よけって言ってる気が・・・
※ 送信の件、エキサイトとFC2が送信時調子悪く、アド抜いたり入れたり加工したり、いろんな事してその人の所②で送信される仕方が違ってて、なんかおかしいんでしゅ・・・
アドの問題なんでしゅが・・・ こちらじゃないかと思うんでしゅが・・・ またダブってたらすみません・・・
http://blog.ap.teacup.com/hokkaidou/
日を遮る物・・・ こちらでは・・・ サッシ??(笑ww なんだろね。 日よけって言ってる気が・・・
※ 送信の件、エキサイトとFC2が送信時調子悪く、アド抜いたり入れたり加工したり、いろんな事してその人の所②で送信される仕方が違ってて、なんかおかしいんでしゅ・・・
アドの問題なんでしゅが・・・ こちらじゃないかと思うんでしゅが・・・ またダブってたらすみません・・・
http://blog.ap.teacup.com/hokkaidou/
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gyuopera at 2013-01-10 16:05
♪ oteboxさん、おはようございます。
このcelosia, 不思議な形をしているでしょ?普通なら、ほかの窓にも付いている、外側に開くブラインドですよね。
ペルシアナはブラインドですが、日本でもお店や車庫の入り口にあるシャッターと同じですね。我が家にも付いています。ガラス窓の外側なんですけれどね。夏はこれをかなり下げて、窓を開けておくと、家の中が結構涼しく保てて便利です。これ、昔は木でできていたんですよね。
このcelosia, 不思議な形をしているでしょ?普通なら、ほかの窓にも付いている、外側に開くブラインドですよね。
ペルシアナはブラインドですが、日本でもお店や車庫の入り口にあるシャッターと同じですね。我が家にも付いています。ガラス窓の外側なんですけれどね。夏はこれをかなり下げて、窓を開けておくと、家の中が結構涼しく保てて便利です。これ、昔は木でできていたんですよね。
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gyuopera at 2013-01-10 16:12
♪ ぽんさん、おはようございます。
普段歩いている通りでも、上のほうって案外見ないもので、気付かないことが多いんですよね。私は写真集の説明を読んでいたから、それを読んだ後、この通りの写真を撮りに行ったことがあるんです。以前ブログにも書いたことがあります。
Google chromeでは、エキサイトに記事のアップがうまくできないんですよ。だからアップのときはExplorer使ってます。不便なの!
そうそう、コメント欄にサイトのアドレスを入れると、アップできないことが時々ありますよ。
普段歩いている通りでも、上のほうって案外見ないもので、気付かないことが多いんですよね。私は写真集の説明を読んでいたから、それを読んだ後、この通りの写真を撮りに行ったことがあるんです。以前ブログにも書いたことがあります。
Google chromeでは、エキサイトに記事のアップがうまくできないんですよ。だからアップのときはExplorer使ってます。不便なの!
そうそう、コメント欄にサイトのアドレスを入れると、アップできないことが時々ありますよ。
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efendi at 2013-01-10 17:50
日本では格子窓、ということになってますね。
元々はイスラム建築文化の流れのようですけど、日差しの厳しいスペインならではのもので日差しを遮り風だけを呼び込む、というものらしいです。グラナダのアルハンブラ宮殿・ナスル朝宮殿の格子窓もこの原型と言われてるようです。
gyuさんの気になったセロシア、これって上下開口はできるんですか?何気にシャッターみたいにみえますが、木製でロールできないような感じにも見えますが。
元々はイスラム建築文化の流れのようですけど、日差しの厳しいスペインならではのもので日差しを遮り風だけを呼び込む、というものらしいです。グラナダのアルハンブラ宮殿・ナスル朝宮殿の格子窓もこの原型と言われてるようです。
gyuさんの気になったセロシア、これって上下開口はできるんですか?何気にシャッターみたいにみえますが、木製でロールできないような感じにも見えますが。
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gyuopera at 2013-01-10 21:55
♪ efendiさん、こんにちは。
格子窓ね。そうか、そういう感じですね。
このセロシア、開いているところは見たことがないので、このまま固定してあるんじゃないでしょうか。内部のガラス窓を開ければ風が通り抜けるわけでしょうね。こんなデザインじゃロールは無理だし、ひょっとして下の部分が上のほうにパカンと開くとか…たぶん開かないと思う・・・
開閉式のルーバー扉の付いたものが一般的で、こんな作り付けのものはこの2つ以外見たことがありませんから、作るのも面倒くさいし実用的ではない(大量生産が難しいとか)のかもしれません。
格子窓ね。そうか、そういう感じですね。
このセロシア、開いているところは見たことがないので、このまま固定してあるんじゃないでしょうか。内部のガラス窓を開ければ風が通り抜けるわけでしょうね。こんなデザインじゃロールは無理だし、ひょっとして下の部分が上のほうにパカンと開くとか…たぶん開かないと思う・・・
開閉式のルーバー扉の付いたものが一般的で、こんな作り付けのものはこの2つ以外見たことがありませんから、作るのも面倒くさいし実用的ではない(大量生産が難しいとか)のかもしれません。