2012年 10月 29日
48時間オープンハウス ペドラルベス宮の王の寝室 |
見たい建物はいっぱいあれど、あまり遠いところはなかなか・・・それに48時間といえども、土曜日だけ、日曜日だけ、それも2時間のみ、4時間のみ、というところもたくさんあり、近場のみになりましたが、5か所を見学。
真っ先に行ったのはペドラルベス宮。
この間ペドラルベス宮の中のミュージアムを長々とご紹介したばかりなのにすみません。
このペドラルベス宮は、以前あった王宮が焼失、王様の宿泊場所がなくなってしまったので、当時の大企業家グエル氏が、爵位を受けた御礼に1918年、自分の敷地にあった17世紀のCan Feliu館を王宮に改装して、アルフォンソ十三世に謙譲したものです。
改装にはリセウ劇場の内装を担当した装飾家が、王および王妃の好みのスタイルに改装され、その中の寝室部分のみが公開になったのです。
アルフォンソ十三世は、1886年から1931年まで、スペインの王様で、現在の王様ファン・カルロス一世のお祖父さんに当たります。
1931年にスペインは共和制になったので、彼はスペインを去り、イタリアに居を移しますが、その後、フランコ独裁政権になり、彼は王位に返り咲くことも無く、1941年にローマで崩御しましたから、実際にはここはそう何度もお使いにはならなかったそうです。
寝室はどこにあるかと思ったら、ミュージアムの二階の受付の後ろ、建物の正面玄関の上に当たる部屋でした。
入ると、広いリビングルームのような部屋があります。
淡いピンクの上品な家具は、アンティークショップから購入したのだそうな
天井画や壁画も新たに画家に依頼
鏡を張ったりしてきれいです
右手の寝室
続く
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by gyuopera
| 2012-10-29 07:44
| イベント、お祭り fiesta
|
Comments(2)
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patronistaT at 2012-11-01 00:18
こんにちは。
このオープンハウス、町の垂れ幕で知りました。
去年も見そびれたんですよ。なかなか良い企画だと思います。
無料で、または格安で文化的生活ができるのがほんとにうれしいのですが、
多忙に付き今年も見そびれました・・・。
先日のシャンデリアのリンクをご紹介くださり、ありがとうございます。
ドイツ語は想像つきませんね。翻訳ソフトも使いますが、
少し勉強して慣れないといけませんね。
このオープンハウス、町の垂れ幕で知りました。
去年も見そびれたんですよ。なかなか良い企画だと思います。
無料で、または格安で文化的生活ができるのがほんとにうれしいのですが、
多忙に付き今年も見そびれました・・・。
先日のシャンデリアのリンクをご紹介くださり、ありがとうございます。
ドイツ語は想像つきませんね。翻訳ソフトも使いますが、
少し勉強して慣れないといけませんね。
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gyuopera at 2012-11-01 18:02
♪ patronistaさん、おはようございます。
オープンハウス、一年に一度で残念ですね。いくら160くらいの建物が見学できるといっても、人気のある建物は長い列ができますから、30分くらい待つのもざらです。去年は足を骨折していていけなかったので、今年はぜひ、とがんばりました。で、とうとうガウディの聖テレジア学院も見ることができました。
シャンデリアのリンク、左横にスペイン語っていいうの無かったかなあ。
オープンハウス、一年に一度で残念ですね。いくら160くらいの建物が見学できるといっても、人気のある建物は長い列ができますから、30分くらい待つのもざらです。去年は足を骨折していていけなかったので、今年はぜひ、とがんばりました。で、とうとうガウディの聖テレジア学院も見ることができました。
シャンデリアのリンク、左横にスペイン語っていいうの無かったかなあ。