2012年 08月 14日
ゴシック地区の伝説3 Portaferrisaの泉水とボケリア市場 |
ゴシック街の伝説をめぐるツアー、次はPortaferrisaの入り口に行きました。
ちょうどランブラス通りとの角に当たり、そこには、13世紀に作られた中世の市壁の外の活動を描いた、大きなタイル画があります。
この泉水は、1604年に、ランブラスの反対側にあったのですが、市壁の内側に作ってほしいという要望があり、1680年に今の場所に移されました。現在は、18世紀の建物の横にくっついています。
それで、18世紀の終わりに、13世紀に作られた市壁が壊された際も、残ったわけです。
このタイル画自体は1959年に作られたもので、中世の人たちが、この市壁の外側の広々した場所で行われていた日常生活が描かれています。
面白いのは、ちょうど門の上に、キントン雲に乗った孫悟空のような人物がいますが、これは聖Josep Oriolです。
さて、ここで行われた一つの面白いエピソード。
15世紀に、キリストが磔になった十字架の木のかけらが見つかったということで、大騒ぎになりました。
当時、それが本物かどうか試すためには、自然現象の試練をしたのです。
つまり、火に入れて、燃えれば偽物、燃えなければ本物。
結果は…燃えました。
今でもその燃え残りの木片が、カテドラルの聖Sever礼拝堂に置いてあるそうです。
その次はボケリア市場に行きました。
もう夜9時を回っていますから、一番遅くまで開いているお店が店じまいをしていました。
ボケリア市場は正式な名前をSant Josep 市場と言いますが、このあたりは、リセウ劇場のあるところまでボケリア平野と呼ばれ、19世紀までSant Josep修道院の敷地でした。 まったく昔のバルセロナは修道院だらけだったんですね。
1835年にこの修道院が壊されたあとに露天市ができ、1914年にやっと建物ができました。
いわゆる鉄骨の建築物で、Antoni de Falgueraによって設計、正面入り口上部には、モデルニスタのスタイルでカラフルな色を使ったモザイクのアーチになっています。また、入り口左右の鉄骨の足元部分もモザイクが見られます。
これは以前私が撮った写真
300あまりのお店が入っていて、観光客に一番人気の市場でもあります。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
ちょうどランブラス通りとの角に当たり、そこには、13世紀に作られた中世の市壁の外の活動を描いた、大きなタイル画があります。
この泉水は、1604年に、ランブラスの反対側にあったのですが、市壁の内側に作ってほしいという要望があり、1680年に今の場所に移されました。現在は、18世紀の建物の横にくっついています。
それで、18世紀の終わりに、13世紀に作られた市壁が壊された際も、残ったわけです。
このタイル画自体は1959年に作られたもので、中世の人たちが、この市壁の外側の広々した場所で行われていた日常生活が描かれています。
面白いのは、ちょうど門の上に、キントン雲に乗った孫悟空のような人物がいますが、これは聖Josep Oriolです。
さて、ここで行われた一つの面白いエピソード。
15世紀に、キリストが磔になった十字架の木のかけらが見つかったということで、大騒ぎになりました。
当時、それが本物かどうか試すためには、自然現象の試練をしたのです。
つまり、火に入れて、燃えれば偽物、燃えなければ本物。
結果は…燃えました。
今でもその燃え残りの木片が、カテドラルの聖Sever礼拝堂に置いてあるそうです。
その次はボケリア市場に行きました。
もう夜9時を回っていますから、一番遅くまで開いているお店が店じまいをしていました。
ボケリア市場は正式な名前をSant Josep 市場と言いますが、このあたりは、リセウ劇場のあるところまでボケリア平野と呼ばれ、19世紀までSant Josep修道院の敷地でした。 まったく昔のバルセロナは修道院だらけだったんですね。
1835年にこの修道院が壊されたあとに露天市ができ、1914年にやっと建物ができました。
いわゆる鉄骨の建築物で、Antoni de Falgueraによって設計、正面入り口上部には、モデルニスタのスタイルでカラフルな色を使ったモザイクのアーチになっています。また、入り口左右の鉄骨の足元部分もモザイクが見られます。
これは以前私が撮った写真
300あまりのお店が入っていて、観光客に一番人気の市場でもあります。
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by gyuopera
| 2012-08-14 07:40
| バルセロナ案内 Barcelona
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