2010年 02月 07日
Joan Maragallミュージアム Arxiu Joan Maragall |
Joan Maragall(Barcelona, 1860-1911)は、カタルーニャのモデルニスモを代表する詩人で、ジャーナリスト・翻訳家出もあった人で、ここでは大変親しまれている人です。
彼の家は繊維産業で財を成した上流階級の家庭に生まれ、家業を継ぐのを嫌い、文学のほうで詩のコンクール Jocs Floralsで3つの賞を獲得し、詩人として有名になりました。
Joan Maragallは13人の子供がいましたが、孫に当たる一人が、バルセロナオリンピックのときの市長、のちにカタルーニャ政府大統領となったPascual Maragall、そのお兄さんが画家のJordi。
PascualやJordiたちが住んでいる建物の、中庭を挟んだ向かいにある、Joan Maragallと彼の家族が住んだ家は、1899年に建てられたもので、現在カタルーニャ図書館が買い取り、Joan Maragall図書室兼ミュージアムとして一般公開されています。
ここは前から行こうと思ってなかなか行けず、とうとう思い立ってある日の夕方行ったのですが、呼び鈴を押したら、中から出てきたのはPere, Joan Maragallのお孫さんになり、Pasucual や Jordiの弟で、一緒にフルートを吹いた友人だったのでびっくり。
彼はカタラン語の先生ですが、毎週火曜日はここにきているのだそうです。
今日は本当は閉まっていたらしいのですが、特別に入れてもらいました。なんてラッキー。
玄関を入ると
広い玄関ホールがあり、立派な家具が置いてあります。
この立派な家具は、Joan Maragall夫人となったClara Nobleが結婚の際持ってきたものだそうで、シーツやテーブルクロスなどのリネン類を入れておいたコモードのようなもの。
上に飾ってあった写真
壁に飾ってあるのはラモン・カサスの絵
Joanの兄弟の一人が描いた絵をステンドグラスにしたもので、中庭からの眺めだそう。
そのほか、たくさんの写真が
広い玄関ホールの向こうには
家族のためのリビング・ダイニングルーム。
今でもマラガイ一家が集まって、ここで大騒ぎするんだそうです。
重厚な家具が壁いっぱいに
ルシニョールの絵もあります
これは日本のものでしょうか。対になっています
その奥には、図書館があって、壁に、1899年のこの家の写真がありました。
続く
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
彼の家は繊維産業で財を成した上流階級の家庭に生まれ、家業を継ぐのを嫌い、文学のほうで詩のコンクール Jocs Floralsで3つの賞を獲得し、詩人として有名になりました。
Joan Maragallは13人の子供がいましたが、孫に当たる一人が、バルセロナオリンピックのときの市長、のちにカタルーニャ政府大統領となったPascual Maragall、そのお兄さんが画家のJordi。
PascualやJordiたちが住んでいる建物の、中庭を挟んだ向かいにある、Joan Maragallと彼の家族が住んだ家は、1899年に建てられたもので、現在カタルーニャ図書館が買い取り、Joan Maragall図書室兼ミュージアムとして一般公開されています。
ここは前から行こうと思ってなかなか行けず、とうとう思い立ってある日の夕方行ったのですが、呼び鈴を押したら、中から出てきたのはPere, Joan Maragallのお孫さんになり、Pasucual や Jordiの弟で、一緒にフルートを吹いた友人だったのでびっくり。
彼はカタラン語の先生ですが、毎週火曜日はここにきているのだそうです。
今日は本当は閉まっていたらしいのですが、特別に入れてもらいました。なんてラッキー。
玄関を入ると
広い玄関ホールがあり、立派な家具が置いてあります。
この立派な家具は、Joan Maragall夫人となったClara Nobleが結婚の際持ってきたものだそうで、シーツやテーブルクロスなどのリネン類を入れておいたコモードのようなもの。
上に飾ってあった写真
壁に飾ってあるのはラモン・カサスの絵
Joanの兄弟の一人が描いた絵をステンドグラスにしたもので、中庭からの眺めだそう。
そのほか、たくさんの写真が
広い玄関ホールの向こうには
家族のためのリビング・ダイニングルーム。
今でもマラガイ一家が集まって、ここで大騒ぎするんだそうです。
重厚な家具が壁いっぱいに
ルシニョールの絵もあります
これは日本のものでしょうか。対になっています
その奥には、図書館があって、壁に、1899年のこの家の写真がありました。
続く
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by gyuopera
| 2010-02-07 23:25
| ミュージアム museos
|
Comments(6)
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しま2
at 2010-02-08 00:45
x
フルート仲間が玄関に出て来られた時は、お互いにビックリされたでしょう(笑) これも何かの縁で繋がっているのでしょうね。
本棚の部屋の天井(表現が乏しいのですが、チョコレートのような)が、美しいですね。
本棚の部屋の天井(表現が乏しいのですが、チョコレートのような)が、美しいですね。
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gyuopera at 2010-02-08 04:36
♪ しまさん、こんばんは。
そうなんです。だってそのフルート仲間とは、もう本当に何年もあったことがなかったのですから・・・ それに、彼がここにいたのは、一週間のうちのたった一日、ちょうどその日に私が急にここに行ってみようと思い立ったのですから・・・ 何だか不思議な縁です。
天井、ちょうど板チョコみたいですね。言われて、本当だ^^ と思いました。こういう天井、この時代に建てられたブルジョワの家に多くみられるんです。流行だったのかもね。
そうなんです。だってそのフルート仲間とは、もう本当に何年もあったことがなかったのですから・・・ それに、彼がここにいたのは、一週間のうちのたった一日、ちょうどその日に私が急にここに行ってみようと思い立ったのですから・・・ 何だか不思議な縁です。
天井、ちょうど板チョコみたいですね。言われて、本当だ^^ と思いました。こういう天井、この時代に建てられたブルジョワの家に多くみられるんです。流行だったのかもね。
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minami
at 2010-02-08 12:47
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100年以上前の建物なんですね。今も家族で住んでいるなんていいですね。重厚な家具に折上げの格天井、シャンデリアも素晴らしい。
円山公園の中に煙草王の建てた長楽館という洋館があるのですが、こんな感じでよく似ています。京都も意外と洋館が残っているのですが、細部に渡りかなり忠実に取り入れています。
私、先日のレモン絞りのコメントで自分の名前、iをaと打っていました。(かなり慌て者、お恥ずかしい・・・・)
円山公園の中に煙草王の建てた長楽館という洋館があるのですが、こんな感じでよく似ています。京都も意外と洋館が残っているのですが、細部に渡りかなり忠実に取り入れています。
私、先日のレモン絞りのコメントで自分の名前、iをaと打っていました。(かなり慌て者、お恥ずかしい・・・・)
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gyu
at 2010-02-08 15:58
x
♪ minamiさん、おはようございます。
バルセロナは100年以上の建物が非常に多く残されていて、特にアイシャンプレ地区は、ほとんどがその当時の建物です。
この建物は図書館に買い取られてミュージアムとなっていますが、今のマラガイ一族の多くは中庭を挟んだ向こう側の建物に、フロアは違いますが4家族が住んでいますが、友人のPereは少し離れた所に住んでいます。年末だったかクリスマスだったか、ミュージアムがお休みのとき、一族が集まって騒ぐと言っていました。
日本にも多数の洋館が残っているそうですね。でも私の故郷の町にもいくつもの洋館があったのですが、開発の名のもとに、2つを除いて前部壊してしまいました。そして今は本当に何も古いものが残されていないつまらない町になってしまいました。
バルセロナは100年以上の建物が非常に多く残されていて、特にアイシャンプレ地区は、ほとんどがその当時の建物です。
この建物は図書館に買い取られてミュージアムとなっていますが、今のマラガイ一族の多くは中庭を挟んだ向こう側の建物に、フロアは違いますが4家族が住んでいますが、友人のPereは少し離れた所に住んでいます。年末だったかクリスマスだったか、ミュージアムがお休みのとき、一族が集まって騒ぐと言っていました。
日本にも多数の洋館が残っているそうですね。でも私の故郷の町にもいくつもの洋館があったのですが、開発の名のもとに、2つを除いて前部壊してしまいました。そして今は本当に何も古いものが残されていないつまらない町になってしまいました。
おはようございます!
ピンクの壁が可愛い建物ですね^^
休館のミュージアム、入って独り占めで観られたのですね♪
世間って広いようで狭い(笑)
沢山の写真で私も行った気分になりました^^
有難うございます。
ピンクの壁が可愛い建物ですね^^
休館のミュージアム、入って独り占めで観られたのですね♪
世間って広いようで狭い(笑)
沢山の写真で私も行った気分になりました^^
有難うございます。
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by
gyuopera at 2010-02-08 18:24
♪ 加代子さん、おはようございます。
そうなんです。見学者は私一人、説明してくれたのは詩人のマラガイのお孫さんですからね。普通のガイドさんでは話してくれないようなお話まできくことができたのです。とてもラッキーでした。
こういう小さなミュージアムがまだまだあるようですが、知らないと行けないですね。
そうなんです。見学者は私一人、説明してくれたのは詩人のマラガイのお孫さんですからね。普通のガイドさんでは話してくれないようなお話まできくことができたのです。とてもラッキーでした。
こういう小さなミュージアムがまだまだあるようですが、知らないと行けないですね。