2009年 06月 10日
Espulguesの陶器博物館 Can Tinturé |
日曜日は良いお天気だったし、どこかミュージアムに行こう、と思って、まず海洋博物館に行ったら、ものすごい人でした。
入場券を買うだけでもかなり待たなければならない状態だったので、さっさとあきらめ、じゃ、郊外のミュージアムに行こう、ということで、Espulgues の 陶器博物館に行くことにしました。
地下鉄とトラムを乗り継いで、Espulguesへ。
陶器博物館は、Can Tinturé と言って、Joan Tinturé Campreciós氏が19世紀の終わりに建築家Claudi Duran の設計で建てさせた家で、タイルの見本のミュージアムとしてはスペインでは初めてのものです。
ここには中世から20世紀までの、およそ3000種のタイル見本が展示されています。
また、すぐ近くにあるタイル工場Pujol y Bausisの19世紀からのタイルもあります。
この工場で生産されたタイルは、19世記から20世紀の初めにかけて盛んにバルセロナのモデルニスタの家に使われ、ガウディやドメネク・イ・ムンタネルの設計した建物にも多くつかわれています。
建物内部の床は、各部屋ごとに床のタイルが違っていてとてもきれい
ミュージアムの周りは緑のきれいな公園になっていて、散歩するのに気持ちがいい
Espulguesって、本当に公園が多い
タイル工場のガイド付きのツアーがあるので、参加することにしました。
待っている間、ミュージアムの前庭に出ていたさまざまな陶器のお店を冷やかしました。
骨董品もたくさんあって、中には本当に古いものも。バルセロナより少し安いみたいだけれど、やっぱり古いものは高い。
素焼の陶器で、鳥にあげるエサ入れを買いました。ベランダ用にね。持ち手が欠けていたのでお安かった。
上のタイルを並べると、一枚だけ見ているときと違った効果が見られて楽しい
同じタイルでも、並べ方によって模様が変わりますね
上下を替えて並べてみる
と遊んでみました。
タイル工場のお話はこのつぎに。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
入場券を買うだけでもかなり待たなければならない状態だったので、さっさとあきらめ、じゃ、郊外のミュージアムに行こう、ということで、Espulgues の 陶器博物館に行くことにしました。
地下鉄とトラムを乗り継いで、Espulguesへ。
陶器博物館は、Can Tinturé と言って、Joan Tinturé Campreciós氏が19世紀の終わりに建築家Claudi Duran の設計で建てさせた家で、タイルの見本のミュージアムとしてはスペインでは初めてのものです。
ここには中世から20世紀までの、およそ3000種のタイル見本が展示されています。
また、すぐ近くにあるタイル工場Pujol y Bausisの19世紀からのタイルもあります。
この工場で生産されたタイルは、19世記から20世紀の初めにかけて盛んにバルセロナのモデルニスタの家に使われ、ガウディやドメネク・イ・ムンタネルの設計した建物にも多くつかわれています。
建物内部の床は、各部屋ごとに床のタイルが違っていてとてもきれい
ミュージアムの周りは緑のきれいな公園になっていて、散歩するのに気持ちがいい
Espulguesって、本当に公園が多い
タイル工場のガイド付きのツアーがあるので、参加することにしました。
待っている間、ミュージアムの前庭に出ていたさまざまな陶器のお店を冷やかしました。
骨董品もたくさんあって、中には本当に古いものも。バルセロナより少し安いみたいだけれど、やっぱり古いものは高い。
素焼の陶器で、鳥にあげるエサ入れを買いました。ベランダ用にね。持ち手が欠けていたのでお安かった。
上のタイルを並べると、一枚だけ見ているときと違った効果が見られて楽しい
同じタイルでも、並べ方によって模様が変わりますね
上下を替えて並べてみる
と遊んでみました。
タイル工場のお話はこのつぎに。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
by gyuopera
| 2009-06-10 23:28
| ミュージアム museos
|
Comments(16)
gyuさん、こんばんは。
レースのお祭りの画像を見せて頂いてから、時々お邪魔しています。
昨夜はグロリアを聞きながら、山歩きもさせて頂きました。
私も現在田舎暮らしで、山の景色はそんなに差がないですが、
建物が違うので、画像にインパクトがありますね。
音楽は好きですが、その方面全然無知な私は、gyuさんが
フルート奏者さんだと知ってから、とても遠い方だと感じて
コメント出来ない! って思っていました。
でも、この陶器博物館の色彩豊かなタイルを見て、
またコメントさせて頂く勇気がでました。
欲張りであつかましいのですが、タイルの画像を頂きます。
素敵なデザインからヒントを頂き、レースにしてみたくなりました。
未熟者の私が白一色のレースで表現するのですから、
大したものは出来ませんが、何事も勉強です。
gyuさんの画像と一緒に、あちこち散歩させて頂いていますので、
これからもよろしくお願いします。
レースのお祭りの画像を見せて頂いてから、時々お邪魔しています。
昨夜はグロリアを聞きながら、山歩きもさせて頂きました。
私も現在田舎暮らしで、山の景色はそんなに差がないですが、
建物が違うので、画像にインパクトがありますね。
音楽は好きですが、その方面全然無知な私は、gyuさんが
フルート奏者さんだと知ってから、とても遠い方だと感じて
コメント出来ない! って思っていました。
でも、この陶器博物館の色彩豊かなタイルを見て、
またコメントさせて頂く勇気がでました。
欲張りであつかましいのですが、タイルの画像を頂きます。
素敵なデザインからヒントを頂き、レースにしてみたくなりました。
未熟者の私が白一色のレースで表現するのですから、
大したものは出来ませんが、何事も勉強です。
gyuさんの画像と一緒に、あちこち散歩させて頂いていますので、
これからもよろしくお願いします。
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gyuopera at 2009-06-11 03:26
♪ nekomamさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。山の景色、やっぱり日本の緑のほうが濃厚な感じがします。スペインは乾燥しているのですから仕方ないですね。
あ、フルート奏者といってもアマチュアです、当然。みんなで集まって演奏するのはとても楽しいので、みんな趣味でやっているんです。
私の本業はセラピストなんですよ。
タイルの画像は、ミュージアムに載っていたものです。続きでタイルを並べてみました。並べながら、すっかり楽しんでしまいました。
コメントありがとうございます。山の景色、やっぱり日本の緑のほうが濃厚な感じがします。スペインは乾燥しているのですから仕方ないですね。
あ、フルート奏者といってもアマチュアです、当然。みんなで集まって演奏するのはとても楽しいので、みんな趣味でやっているんです。
私の本業はセラピストなんですよ。
タイルの画像は、ミュージアムに載っていたものです。続きでタイルを並べてみました。並べながら、すっかり楽しんでしまいました。
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miki3998 at 2009-06-11 07:54
おはようございます。 北鎌倉も昨日から梅雨に入ってしまい、今朝もシトシト女梅雨の様相です。(ちなみに シトシト、静かな梅雨を女梅雨、ザーっと強い雨が続くのが男梅雨というのだとか・・・)
タイル、いいですね。 うちの壁なら、黄色のブルーの一番下のタイルが似合いそうです。 この色の組み合わせ、大好きなんです。
公園の緑も、空の青さも、清々しくて気持ちよさそうですね。 日本はしばらくジメジメ天気とのお付き合いが続きそうです。
タイル、いいですね。 うちの壁なら、黄色のブルーの一番下のタイルが似合いそうです。 この色の組み合わせ、大好きなんです。
公園の緑も、空の青さも、清々しくて気持ちよさそうですね。 日本はしばらくジメジメ天気とのお付き合いが続きそうです。
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MANU
at 2009-06-11 08:13
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モデルニスタのお家に使用されているタイルの色合いが好きです。工場ツアー楽しみです!
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Bon
at 2009-06-11 14:04
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gyu
at 2009-06-11 14:08
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♪ mikiさん、おはようございます。
日本は梅雨の季節なのですね。ちょっと、憂鬱ですね。 こちらは今年の春、あまり雨が降らなかったので、また水不足になるのじゃないかと心配です。
タイルは安く作れる割に長持ちするので、昔からキッチンや床に使われてきました。14,5世紀のタイルでもまだちゃんとしているのもありますからびっくりです。ミュージアムで昔のキッチンを再現したところでは、壁に楽しい絵付けをしたタイルが一面に張られていたりしていておもしろいです。
日本は梅雨の季節なのですね。ちょっと、憂鬱ですね。 こちらは今年の春、あまり雨が降らなかったので、また水不足になるのじゃないかと心配です。
タイルは安く作れる割に長持ちするので、昔からキッチンや床に使われてきました。14,5世紀のタイルでもまだちゃんとしているのもありますからびっくりです。ミュージアムで昔のキッチンを再現したところでは、壁に楽しい絵付けをしたタイルが一面に張られていたりしていておもしろいです。
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gyu
at 2009-06-11 14:14
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♪ MANUさん、おはようございます。
モデルニスタの家は、ほとんど例外なくタイルが素敵に使われていますね。それがカタルーニャのアールヌーボーの特徴の一つでもあります。グエル公園のベンチのモザイクも、この中のタイルが使われています。
あ、工場は今、現役じゃなくて、廃墟のような状態なのです。
モデルニスタの家は、ほとんど例外なくタイルが素敵に使われていますね。それがカタルーニャのアールヌーボーの特徴の一つでもあります。グエル公園のベンチのモザイクも、この中のタイルが使われています。
あ、工場は今、現役じゃなくて、廃墟のような状態なのです。
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gyu
at 2009-06-11 14:17
x
♪ Bonさん、おはようございます。
あ、タイルの遊びはパソコンでやっただけです。
見学した工場も、廃墟の状態で、実際生産しているわけではないんです。窯は残っているのですけれどね。
Espulguesは特に公園が多く、緑がきれいでしたね。バルセロナは並木が多いので、緑は多く見えますが、公園はまだまだ少ないです。
あ、タイルの遊びはパソコンでやっただけです。
見学した工場も、廃墟の状態で、実際生産しているわけではないんです。窯は残っているのですけれどね。
Espulguesは特に公園が多く、緑がきれいでしたね。バルセロナは並木が多いので、緑は多く見えますが、公園はまだまだ少ないです。
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alex
at 2009-06-11 20:38
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gyuさん、タイルの模様、楽しかったです^^。
これまで、タイルなんて・・と興味なかったのですが、gyuさんの記事でいろいろと、建物の床や壁に綺麗に使われているのを見てから、良いなあと思うようになりました。
鳥のエサ入れも見たかったなあ・・・(願)。
これまで、タイルなんて・・と興味なかったのですが、gyuさんの記事でいろいろと、建物の床や壁に綺麗に使われているのを見てから、良いなあと思うようになりました。
鳥のエサ入れも見たかったなあ・・・(願)。
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YuccaR at 2009-06-11 22:57
タイル美しいですね。またおんなじことを言ってしまいますが、シャレていますね、くどくなく、あっさり「していて。若い時から西洋の陶器が好きでしたので、この冬スペインへ行き、セビリアで陶器製造の街へ行けてほんとに嬉しかったです。2日通いました。バルセロナにはまた特有の製品があるんでしょうね。
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jacarandaまきお
at 2009-06-11 23:54
x
gyuさん こんにちは
おおぉぉ~~~~!! タイルいっぱい☆
ポルトガルのタイル美術館には行ったんですが、スペインのは行ってないので興味しんしんっ。
今年こそヨーロッパに行きたいとは思ってますが・・実現するかなぁ^ ^;
このmuseoいいですねぇ☆
たくさん見せていただきありがとうございますっ^-^
おおぉぉ~~~~!! タイルいっぱい☆
ポルトガルのタイル美術館には行ったんですが、スペインのは行ってないので興味しんしんっ。
今年こそヨーロッパに行きたいとは思ってますが・・実現するかなぁ^ ^;
このmuseoいいですねぇ☆
たくさん見せていただきありがとうございますっ^-^
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gyuopera at 2009-06-12 03:03
♪ alexさん、こんばんは。
panelizeというソフトを使って、画像を並べることができるので、それでタイルの写真を使って遊んでしまいました。一枚で見るのと、集合したものを見るのでは雰囲気が違いますね。
鳥のえさ入れは、素焼の細長い深皿のようなもので、手でこねて作ったような素朴なものです。でも深すぎて、スズメなど中に入らなければいけないので、人気がなくて、水入れにしました。餌はもっと浅いお皿に入れました。
panelizeというソフトを使って、画像を並べることができるので、それでタイルの写真を使って遊んでしまいました。一枚で見るのと、集合したものを見るのでは雰囲気が違いますね。
鳥のえさ入れは、素焼の細長い深皿のようなもので、手でこねて作ったような素朴なものです。でも深すぎて、スズメなど中に入らなければいけないので、人気がなくて、水入れにしました。餌はもっと浅いお皿に入れました。
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gyuopera at 2009-06-12 03:10
♪ Yuccaさん、こんばんは。
セビリアの陶器製造の町、楽しいですね。マドリッドの近くのタラベラ・デ・ラ・レイナという町も、町中絵付けの美しい陶器を作っているところやお店がいっぱいでとても楽しいです。バレンシアも陶器の町ですね。陶器ミュージアムはだいたいどこでもとても楽しいですね。
バルセロナにはカタルーニャの焼き物がいろいろあって、バルセロナの陶器博物館はかなり見ごたえがあります。でもここはたいるだけですから小規模です。
セビリアの陶器製造の町、楽しいですね。マドリッドの近くのタラベラ・デ・ラ・レイナという町も、町中絵付けの美しい陶器を作っているところやお店がいっぱいでとても楽しいです。バレンシアも陶器の町ですね。陶器ミュージアムはだいたいどこでもとても楽しいですね。
バルセロナにはカタルーニャの焼き物がいろいろあって、バルセロナの陶器博物館はかなり見ごたえがあります。でもここはたいるだけですから小規模です。
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gyuopera at 2009-06-12 03:14
♪ jacarandaまきおさん、こんばんは。
スペインではバレンシアの陶器博物館はとても有名ですね。上のコメントにも書きましたが、タラベラ・デ・ラ・レイナは本当に陶器でいっぱいの町で、いいですよ。その近くにプエンテ・デ・アルソビスボという陶器の町もあります。カタルーニャにもいろいろあるけれど、今作っているものはあまり素敵なの見かけないですね。
今日見学してきたPalau de Capitaniaも、回廊一面にタイルが這ってあって見事でした。
スペインではバレンシアの陶器博物館はとても有名ですね。上のコメントにも書きましたが、タラベラ・デ・ラ・レイナは本当に陶器でいっぱいの町で、いいですよ。その近くにプエンテ・デ・アルソビスボという陶器の町もあります。カタルーニャにもいろいろあるけれど、今作っているものはあまり素敵なの見かけないですね。
今日見学してきたPalau de Capitaniaも、回廊一面にタイルが這ってあって見事でした。
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yuu.k
at 2009-06-12 03:15
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gyuさん こんにちは
ガウジィさんのワニのタイル模様有名ですね。
日本では使い慣れなかったタイルも、こちらでは家を建てる時の必需品、台所やお風呂場用に選ばされました。25年たった今、それを見るたびにその頃のことがなつかしく思い出されます。
ガウジィさんのワニのタイル模様有名ですね。
日本では使い慣れなかったタイルも、こちらでは家を建てる時の必需品、台所やお風呂場用に選ばされました。25年たった今、それを見るたびにその頃のことがなつかしく思い出されます。
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gyuopera at 2009-06-12 03:24
♪ yuuさん、こんばんは。
ガウディやムンタネールはとてもたくさんのタイルを使う設計をしているので、その一部を見れて面白かったです。カタルーニャ音楽堂などは、タイル部分が多いので、ある方が、巨大なトルコ風呂みたい、と評したくらいです。
私も住まいを買って台所と2つのバスルームを改装した時、10軒くらいタイル屋を見て歩きました。なかなか面白かったけれど、台所の床を白とグレーの市松にしたのは失敗でした。台所の白い床なんて、すぐ汚れてどうしようもないです。明るくていいけれど。
ガウディやムンタネールはとてもたくさんのタイルを使う設計をしているので、その一部を見れて面白かったです。カタルーニャ音楽堂などは、タイル部分が多いので、ある方が、巨大なトルコ風呂みたい、と評したくらいです。
私も住まいを買って台所と2つのバスルームを改装した時、10軒くらいタイル屋を見て歩きました。なかなか面白かったけれど、台所の床を白とグレーの市松にしたのは失敗でした。台所の白い床なんて、すぐ汚れてどうしようもないです。明るくていいけれど。