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半年のサバティカル休暇を取ってインドを旅行している次男から、しばらく便りが途切れていたので心配していたら、パートナーがインドに来たので一緒に旅行していて時間がなかった、とのことでホッとしました。
次に訪れたのは Khajuraho。セクシーな像のある寺院で有名な街。

Khajuraho の町
ハス池
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水牛
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Jain religion celebrations. Felt like being in Brasil!
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Temples
西側の寺院グループ
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Amazing sculptures. So much detail and incredibly well preserved!
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Sadhus, holy men from Jain religion.
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食べ物
Thali prepared by Ajay’s wife. Exquisite! Loved the fact that it was not spicey as Ajay and his family don’t eat spicey food. That’s a first in India!
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# by gyuopera | 2018-11-19 17:25 | 旅行 viaje | Comments(0)
宴の間(バンケットルーム)に続く部屋はビリヤード室。
美術館の説明
この部屋はおそらくダイニングルームの準備室の一部として利用されていたと考えられる。なぜなら地下の大台所とつながる滑車が今日両サイドの長椅子の突き当りの狭い扉の裏側に残されている。そこにはウォーターサーバー(蛇口付き)もそのまま残されており、サーバーそのものにはアラバスター(雪花石膏)を見事に彫刻した飾りカバーが取り付けられている。このような実用的用具もさることながらこの部屋の主役はリクレーションで、特にビリヤード用に考えられている。ビリヤードは19世紀の紳士の間で好まれたゲームで、部屋の中央にキャロムテーブルが配置されている。他のインテリアもゲームを中心に配慮されていて、高めの椅子や格納式ステップ付きのビリヤード用の椅子は女性がゆっくりとゲームを高めから見学できるように考えられている。照明は横長で台全体にはっきりと照らされるようになっており、チューリップ型のランプシェードのおかげで、台上に視点が集中でき、部屋の他の場所は薄暗がりになる趣向。部屋の壁面は時代も画家も絵の素材も様々な貴婦人と紳士のたくさんの肖像画で飾られている。
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残念ながら、ロープが張ってあって中まで入れません。これは美術館のサイトの写真。
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素敵なレリーフのついた扉
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角部屋
美術館の説明
ビリヤードルームに続きこの部屋もリクレーション用で、フェラス通りとベントゥーラロドリゲス通りが合流する建物のファサードの場所にあるため、部屋の名前そのまま角部屋となる。この部屋は招待客同士の交流や世間話をしたり、踊りと踊りの合間の休憩場所として設けられている。造形装飾はマクシモ・フデリアス(1867年-1951年)が担当。彫像のモチーフの作者であり、ほとんどの絵画も彼によるもので、天井画の音楽や絵画を暗示している図柄そして壁画は麦刈りの昼の休憩やハロン川の川岸から見える朝焼け、セラルボ家の夏の別荘ソリアのサンタ・マリア・デ・ウエルタ宮殿の庭園が描かれている。バレンシアの農園での民衆の踊りという絵に関してはホセ・ソリアノ(1873年-1937年)の作になる。椅子類はロココ様式で、輪になって歓談するのには相応しい。床はセメントタイルで19世紀のブルジョアの内装に急速に浸透した新技術で、その床の上には19世紀フランスのオーブソン社製の工芸品の絨毯が敷かれている。バルコニー側のカーテン上部のものも同社製。

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天使の像がとても素敵
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執務室
美術館の説明
この部屋はセラルボ侯爵のパーソナリティを一番密接に感じられるところで、用途性のない壮麗な空間は著名な訪問客を迎えるにふさわしい。フェルディナンド調(古典的な19世紀フランス家具)シリンダートップ型ライティングビューローには、価値の高い物や実用性より付加価値の高い品々がぎっしりしまわれている。中央の机の上にもカルリスタスの頃の思い出、神と国家と王に誓いたてる象徴でもあるピストルをはじめ、膨大な量の物品が所狭しと置かれている。他の部屋にも展示されているように、絵画への特別な興味はもちろんのこと、セラルボ侯爵の考古学に関する物や骨董品、その他の蒐集品は男爵の他分野への好奇心が理解できる。実際に執務室にある絵画が全絵画コレクションの中で彼が最も大切にしている作品が展示されている。ブロンズィーノ派のアレッサンドロ・ディ・メディチの肖像画がそれである。ただし、暖炉壁面にある当時のプレートにはアンドレア・デル・サルト(16世紀イタリア人画家)作とある。(現在はブロンズィーノ派と解明)ヴァン・ダイク派のマリア・ディ・メディチの肖像画は引き出し付きの飾り戸棚の家具の上に展示されている。石の盾型紋章と第二代セラルボ侯爵の甲冑から侯爵家が多様で高貴な祖先をもっていたことがうかがえる。図書室との境界部の梁には、針の中にムーブメントが隠されているという時計があり、ミステリークロックと呼ばれるそのガラスの文字盤が見る者を驚かせる。

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ここも残念ながら仲間で入れない
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美術館のサイトからお借りした写真
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図書室
美術館の説明
壮麗な書斎と反し、図書室は机の上で広げた文献等を勉強をしたり、知的作業に集中するための実利優先の空間である。この全体的に簡素な室内にはぎっしりと書籍が収められている。この本棚には入手困難なものから1922年に出版されたものまでおよそ1万冊が並び、芸術的、文学的、科学的にとても価値の高い手記の類の所蔵のみならず、当時数学と考古学の分野の資料としてはスペイン国内で最も完備されていた一つに数えられている。またエンリケ侯爵の知識欲への向上心の賜物で蒐集されたのが、旅行、歴史、地理、文学、宗教、法律、政治に関する書物。またガラスケースには幅広い封蝋印、コイン、メダルのコレクションのうちのほんの一部を展示。それらはセラルボ侯爵と義理の息子ビジャ・ウエルタ侯爵が集めたもので、その数は24000を超える。封蝋印はローマ法王や王の印字のものが展示。一連のコインは基本的にはスペイン国内系列なのだが、特に1886年にセラルボ男爵がパリのオークションにて購入したプロスペル・マイエット所蔵の戦時下の硬貨は必見。メダルや勲章、賞状、就任式の書状等はその種類も多く、16世紀から20世紀まで年代順に揃っている。中でもヤコボ・トゥレッツォやポンペオやレオン・レオーニのルネッサンスの時期のコインは格段素晴らしい。
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美術館のサイトからお借りした写真
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ギャラリー
美術館の説明
3つのギャラリーは中庭を囲むように設計されており、それにつながるような形で、一つの部屋から次の部屋が1列に配列され、それらの部屋はベントゥーラ・ロドリゲス通りとフェラス通りに面し、バルコニーが付いている。3つのギャラリーはそれら3つの共同スペースであり数多くの行事が開かれた舞踏室をコの字に挟んで設計されている。これらのギャラリーはセラルボ侯爵自らが招待客が簡単に行き来きしながら、壁にある貴重な絵画の数々や、17世紀のフランチェスコ・デ・ルスチやフランチェスコ・マフェイ作の天井画を鑑賞できるようなイタリアの宮殿を模倣して設計。3つのギャラリーの最初のギャラリー1はこの家の先祖代々またその夫人の肖像画と磁器の壺や時計、長椅子、コンソールテーブルが飾られており、宝石や骨董品は中央のガラスショーケースの中に陳列されている。
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エル・グレコの絵。1600年頃。
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美術館のサイトからお借りした写真
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小さなトイレットルーム
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舞踏室
美術館の説明
グラナダ産のメノウやピレネー山脈の大理石の羽目板使いに灯りを数倍にさせどこまでも光の反射が映るベネチア製の大鏡で装飾されている。この舞踏室で美術館の見学コースは最後になる。天井画はフデリアス・カバジェロによって、1891年から1892年にかけて油絵で描かれ、宮殿内で譲歩された数少ないコンテンポラリーアートに属する。しかしながら、ご覧の通り限りなくアカデミック美術様式を採用していて、当時の前衛的絵画の風潮をよしとする方向性からはかけ離れている。要するにしっかりと宮殿が保ってきた内装の歴史に外れることなくマッチしている。この華麗で光り輝く独特の雰囲気を創り出したのは、すべてこの場所が踊りを楽しむためのムードを醸し出せるようにという配慮からである。天井画の中央は神々が踊りを踊り、その周りでは人間の長い舞踊の歴史が絵で表現されている。そして、ローマ時代風の彫像をクッション付き長椅子やリヨン製の絹の持ち運び椅子等の間に配置して、この「踊りの神殿」は完遂する。この舞踏室は、踊りだけでなく、栄えある考古学の展示会や数学、文学の夕べなども開催されていた。
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美術館のサイトからお借りした写真

上のアーチが3つあるバルコニーは、音楽家たちが演奏をしたところ。
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見ることはできなかったけれど、ほかにも素敵な部屋がたくさん。

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音楽室
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この絵はどこにあるのかわからなかったけれど、素敵。
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本当に興味深いものがいっぱいのミュージアム、今度マドリードに来たら、もう一度行きたいところ。


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# by gyuopera | 2018-11-18 17:08 | ミュージアム museos | Comments(0)
セラルボ美術館は、あまりにも見るものがぎっしりとあって、アンティークに興味のある私は本当にわくわくです。

デッサン画展示通路

美術館の説明
この通路はその昔は使用人用で、ここでバンケットルームにいる招待客からの用事を言いつけられるまで控えている間であった。その通路に侯爵はコレクションの一部、558点もあるうちの80点を展示。この通路には直に自然光が入らないのだが、そこに侯爵がデッサン画を展示しているのは意味のないことではなく、エンリケ侯爵は紙でできた作品が光で劣化する危険性があることを十分理解していたからである。

現在この通路には入れなくなっていて、こちら側から眺めるだけでした。
薄暗いので、入れても絵を鑑賞するほど明るくないし、上のほうは全然見えない。
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美術館の写真だとかなり明るいんですけれどねえ。
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ミニチュア柱の間

美術館の説明
セラルボ侯爵がコレクションのファンと共に「喫煙と密談」を行っていたこの部屋は紳士が集い、煙草を吸いながら商談をしたり19世紀の政治論争を戦わせていた。ミニチュア柱の間という呼び名は、中央の机の上にある物をさしている。エジプト、ギリシャ、エトルリアやローマ時代から近代のものまで多種の小さな置物があり、素材もテラコッタ(素焼きの土器)、大理石、ブロンズに瑪瑙、アラバスター、色味のある大理石、金色の木製のものそれらすべてがミニチュアの建造物に使う柱の置物になっている。これらあまたで華麗な柱のコレクションのほかにも壁には絵画が隙間なく飾られている。昔はこの壁には17世紀風の空間へ誘ってくれるかのように装飾用なめし革を模した壁紙で内装されていた。現在ある絵画は基本マドリードバロック派のもので統一されている。また家具や調度品もバロックで揃えられ、黒檀に貝殻装飾のナポリ製の整理棚は当時の慣習通り、対にして2台。そしてサラマンカタイプのライティングデスク、暖炉の上にはらでん飾りのベネチアの鏡という内装。

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この絵はバルトロメ・ゴンサレス作1613年
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ドレッシングラウンジ
美術館の説明
この宮殿内の多くの部屋はよく似たセンスで統一されているのだが、ここはセラルボ侯爵のドレッシングルームとして企画されたため男性的な空間に仕上がっており、隣につながる夫人の部屋とは趣がまったく変わる。結果的には象徴的なものでしかないのだが、宮廷的または王宮を模倣してきたという伝統を重んじるというところから衣装替えをしたり衣服を整えたりするのをあえてドレッシングラウンジで侍従や供のものに手伝わせるわけである。またその場に人を迎え入れるということもできた。見せるためのドレッシングランウジであるから、18世紀フランス製のオーク材のドレッサーが設えられている。ドレッサーの上部の金色の装飾の縁取り部分は天井まで届く。18世紀から19世紀の宮廷の儀礼用の剣やサーベルが中央のテーブルの上に所せましと並び立てられている。そして洗面台の部分はそのまま化粧台として再利用。洗面台として使っていた頃には水をためておくタンクがあったので、そのタンクや洗面台の大理石の台の上などの実用的な部分を隠すために、ベネチアから持ち帰った極少モザイクやクリスタル製のお土産等の品々をたくさん並べている。2脚の椅子は19世紀に流行ったビロード張りで中国の絹刺繍がほどこされており、暖炉のそばでの歓談に適していた。
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私はこういう額に目が行く
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カーテンボックスの立派なこと
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洗面台には素敵なものがぎっしり
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この瓶たちは、オールドバカラのバンブーシリーズですね。
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この鏡は1890年ベネチアで作られたもの。
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こういうメタルの家具飾り、素敵ですね。特注品でしょうね。
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19世紀後半、ふっくらと弾力のある素材ですべてが覆われている「リラックス」と呼ばれるタイプの椅子が流行した。家族や一番親しい友人などの訪問があったときに招く部屋や化粧室、着替え室、風呂場等に腰かけることができるようにしていた。
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美術館からお借りした写真
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インペリアル調の小部屋
美術館の説明
この部屋はもとは侯爵夫人の化粧室だったところを1900年頃模様替えして、鏡の間に仕立てたので、インペリアル調の小部屋と命名される。この場所はドレッシングラウンジとバンケットルームの間に位置するため、通り道でもあった。そこで、ここではご婦人方が髪飾り等を整えたり、ゆったりとしたクッション付きの長椅子などでひととき場を離れて休息する場所に使われた。この部屋は可愛らしく明るく、白とピンクの色調でまとめられているので、隣接の格式高い荘厳な部屋に比べて18世紀から19世紀初頭のフランスの宮殿のような艶やかさを呼び覚まさせる。室内はルイ15世時のロココ調やルイ16世時代のネオクラシック調、もしくは小規模な皇帝風というのをコンセプトにゴージャスでフェミニンな内装と家具が揃えられている。この様な折衷様式の内装は19世紀末の特徴であった。ネオクラシック調の稲妻模様を入れたボワズリー(木製パネル)、金色やベネチアングラス装飾の鏡を壁や化粧柱面にたくさん飾ることでフランス調の雰囲気を醸し出している。壁際のコンソールテーブルや1本脚の小型丸テーブルには幅広い趣味の装飾的品々が並べられている。時計、花瓶、プランターホルダー、ブロンズの燭台や枝付き燭台、ガラスや磁器製品などである。カーテンはもちろん、カーテンレールカバーやその他の布製の覆いは一様に花模様で揃えている。部屋内の扉にはこの部屋の雰囲気にあわせてカンヴァスに描かせた絵画が組み込まれている。侯爵が擁護した画家ホセ・ソリアノ・フォートとマクシモ・フデリアス・カバジェロに依頼。彼らは侯爵の屋敷のインテリアも手掛けてきている。花々と四季のアレゴリーのこれらの絵はセラルボ侯爵夫人を讃えて作らせたこの小部屋の類ない美しさをより際立たせている。

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この壺はポール・ミレ&フィルズ作セーブル窯1890年頃
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ここまで豪華だと、ちょっと落ち着かない。


宴の間(バンケットルーム)
美術館の説明
ここでは豪華な晩餐が、素晴らしいビュッフェがパーティの、舞踏会の夜に行われていた。大テーブルでの食事は18世紀の終わり頃にイギリスではじまり、時間はかかったがスペインへも広まった。19世紀に入ったころ初期の晩餐会が貴族階級者の邸宅内ではじめられ、あらかじめ予想していた部屋に伝統的には晩餐会の時に利用する大テーブルを置いた。そして会食者は、ホストの案内に応じながら両隣の人などのことも意識しながら会話を進めなければならない。フランス流儀に従って、主賓は机の両サイドの長い方の面の真ん中に着席することに決まっており、この食卓の場合は、2枚の鏡を真向かいにして一人は暖炉の前、もう一人はバルコニーの間にあたる。この屋敷でのもてなしは、やはりフランス流儀にならい、その手引書にある通り儀式ごとに定められたメニューに従う。会食者はテーブルに同時に出された何種類かの料理の中から好きなものを選ぶ。スペインでは19世紀末までこの方式に従っていたが、少しづつ20世紀初頭頃からヨーロッパに台頭してきたロシア風方式に変化していった。ロシア風の料理の出し方は全ての会食者に同じメニューを出すので、サーバントが随時それぞれに料理を提供する。そして常にお出しする人の左側からサーブし、右側から終わった皿を引く。サイドテーブルもしくはサービングテーブルも必ずサポートしながらその後ろに続く。食器戸棚には銀メッキの食器類が並べられ、特にロシアのサモアール(紅茶用湯わかし器)や蓋つきの風変りな盛り付け皿や食事を保温しておくためのコンロなどがおもしろい。オリジナルの照明は出始めたばかりの電球とろうそくを組み合わせて使用していた。鏡のかけ方がよく考えられていたためにそれらの灯りが何倍にも広がる効果があった。窓側のバルコニーは基本は締め切ったままにしており、昔は家紋入りの紋章入りのタペストリーをカーテンにして覆っていたのだが、侯爵の意志でそのカーテンはサラマンカ県にあるシウダ・ロドリゴ市のセラルボ家の葬儀用礼拝堂へ移されてい
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これは美術館のサイトの写真
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ヨーロッパランキング ジモモ バルセロナ
# by gyuopera | 2018-11-17 17:46 | ミュージアム museos | Comments(0)
今度は右側の主階段を上ります。

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美術館の説明

2階はメインフロアーで、接客が主な場所だったのでより 豪華で芸術的なインテリアが使われた。世帯主の経済 的および社会的位置づけを反映させるためで、19世紀 のメンタリティーが随所にうかがわれる。特に体裁は非 常に大切で、訪問客には最高の場所を用意した。実際 これらの部屋は接客やパーティ、舞踏会の時のみに利 用されていた。 部屋の配置は1階と似ており、どの部屋も他の部屋と行 き来ができるようつながっていて、部屋と部屋が縦に並 んでいるタイプ。3つの広めの部屋は中庭を囲むように 配置されているが、どれも必ず共同スペースへいろいろ な通り方を利用して通ずる。部屋がこういう配置になって いれば、たくさんの招待客がよばれていても混雑をおこ さずにすむうえ、芸術作品を調和よく飾ることも可能。

この先は武具展示室
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1750年に作られたフランス製の輿。
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武具展示室についての美術館の説明
招待客はまずこの中世の武具が並ぶこのスペースへ招かれ、紳士がレディの手の甲にキスをする挨拶の儀式が行われる。侯爵家の祖先がそうされていたようにこの高貴な行為はここで行われていた。そしてゴシック様式に発想を得たモチーフも随所に見られる。鏡付きのコンソールテーブル、扉の上の壁面を展示スペースにすることや、扉の脇に儀式用の椅子が二脚置き、中世の城の玉座の間を手本にしている部分がそうである。武具や甲冑は壁側にあり、天井部は石膏で作った家紋入りの盾型紋章を着色したもので埋め、フエルトの紋章入りの掛け布等が武具と装飾的な調和をとっている。

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日本の鎧。江戸期1614 -1868年
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美術館のサイトからお借りした写真
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アラビアンルーム
 美術館の説明
このタイプの部屋は19世紀ヨーロッパでとても流行し、オリエンタルキャビン、トルコ風ルームなどと呼ばれていた。要するに喫煙ルームであるため基本男性専用の空間となる。壁はキリム、床と家具は絨毯様のもの(砂漠の遊牧民の使うハイマ(テント)を彷彿とさせる柄)で覆われている。この部屋にも興味深い蒐集品が並んでいるが、特に武具や甲冑が目を引く。また楽器のコレクションやノコギリエイの虫垂の珍しい標本まで展示されている。壁面はネオアラビック装飾で、この喫煙室に集められたコレクションは中国、日本、フィリピン、モロッコ、ニュージーランドの骨董品で、ロマン主義から受け継いだエキゾチック趣味の結果であろう。エキゾチズムやオリエンタリズムで室内を装飾する傾向はマドリードでは20世紀の初頭まで増え続ける。アランフェス王宮のアラビアンルームを作ったラファエル・コントレラスからヒントを得ている。


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下の2枚は美術館のサイトからお借りした写真
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武具展示室のすぐ横に小さめのバスルームがあります。
椅子の上に置かれた犬の形のクッションがかわいい。

美術館の説明
武具展示室はこのバスルームとつながっている。バスルームという実用が主というよりは展示と いう側面が強い。実際、19世紀の半ばまでは、孤立したスペースのバスルームというのは一般 的ではなかったということを念頭に置かなければならない。なのでバスルームという特別な部屋 を所持し、大理石のバスタブや温水と冷水の蛇口があることやや排水口がついていることに、家主が自慢したくなるのもうなずける。

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このタイプのガラス瓶はよくアンティークで見かけるけれど、これはきっとオールドバカラ。
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大理石の大きなバスタブ
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# by gyuopera | 2018-11-16 23:09 | ミュージアム museos | Comments(0)
一階(日本でいう2階は、親しい友人を迎える場所、かつ家族のプライベートルームだったフロア。
チケット売り場も一階にあり、入場料は無料!(年齢のおかげ)

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18世紀のイギリス・J.ワッツ作の振り子時計で、この屋敷にある70の時計のうちでも最も古いもの。今でも時計として機能している。
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赤の間
侯爵の執務室であり、経営管理者や業者等の関係者が邸宅の他の部屋を通らなく てすむようになっていた。
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素敵なビューロー
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黄色の間

普段使いの食堂兼リビング。1枚板造りのマホガニーパーム材の机に縦棒並びの背もたれの英 国風の6脚の椅子や、数人が腰かけられるキャビネットチェア、アームチェア、その他グループ で談話しやすいような椅子やソファの類などの家具がリビングの様相を表している。またスプリン グによってふっくら盛り上がった椅子は低めのしつらえでバルコニーの窓にかかるカーテンと揃 いのダマスカス風シルク張り。 この部屋の壁紙だけが、全邸宅内で唯一のオリジナル。
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19世紀中期のボヘミアングラスのシャンデリア。
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ピンクの居間

部屋は19世紀の貴婦人の趣味にあうような談話室にし、かつ家の奥方がリラックスして儀式を木 にしないでくつろげる椅子を配置。部屋のバルコニーを開け放ちそこに広がる春の花々を見な がら友達と楽しく話をする様子が伝わるような部屋。例えば刺繍 をしながら順番に本を朗読などもし、例えば自分のイニシャル入りのフェミニンな机の前に座り 一人で読書を楽しんだり、招待状やお礼の手紙を書いたりといったイメージができるよう再現さ れた居間。
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以下3枚の写真はミュージアムのサイトから
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廊下の家具
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セラルボ侯爵寝室
体裁、見栄えに重きが置かれていた社会で個人のプライベートルームは接客用の華麗で艶や かな部屋に比べかなり質素にするように考えられていた。家具はオリジナルで部分的に現代の骨とう品市場から調達している。ベッド にあるマットレスは山羊の毛か羊毛で、ナイトテーブルは便器を収納するため高めなもの。そし て洋服箪笥、またワイシャツの襟や下着、ベストや手袋などしまっておく整理箪笥は、この場合 事務机としても使用可能なもの。また日々の洗面関係として髭剃り台があり、あご髭をそり口髭 を整えるための傾斜調整のできる鏡付きで、洗面器と揃いの水差しの洗面具は絵付けの磁器 製。こういった家具類があるのが当時の一般的な寝室であった。 1922年8月27日、侯爵はベッド脇のエリザベス調の椅子にて死去。
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ライティングデスク付きチェスト。2通りの使い分けができる家具。引き出しは 4段あり、下の3段は衣類用。そして最上段 はライティングデスクに代わる。この最上部 の段は広げられるように作られており、立っ ていても書き物ができる台になり、奥には小 さなスペースもあり、インクや紙、ペン、封蝋 やスタンプが収納できるようになっている。
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マジョルカ島もしくは カタルーニャ製 の19世紀のベッド。バロック風のヘッ ドボードとフットボードはねじれた棒が何本 も並べられ先端を細く仕上げたデザイン。

ベッドサイドのランプとベッドカバーのレースが素敵
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今度は反対側の階段を上って見学。


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# by gyuopera | 2018-11-15 15:28 | ミュージアム museos | Comments(0)

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