学校でのコンサート

月曜日の朝、8時に家を出て、サンクガット行きの電車に乗りました。学校で朝からコンサートです。小さい子供たちの前で演奏するので、気が重いことはありません。

サンクガットに行くカタルニァ鉄道は、サリア駅を過ぎると、すぐこんな景色の中を走ります。
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もう景色はすっかり春。
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途中の駅。ホームの中に街灯や並木があって、ほのぼのとした感じ。
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駅によっては優雅な手すりの付いた階段があったりして。
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降りた駅はValldoreix.

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駅のすぐ近くのロマネスク教会で、毎年12月にメサイアを演奏していました。去年はお休みだったけれど。とても懐かしい…

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いつも12月に来ていたので、前に立っている木は枯葉でしたが、今は新芽を吹いています。

あたりには黄色い花が一杯。エニシダの一種でしょうね。
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演奏会場の学校は、Colegio Fargaといって、小学校ではなく1歳から5歳までの生徒に情操教育をする目的で作られたのだそうです。日本で言ったら幼稚園なのですが、大きいこと!

校舎の中は上からもさんさんと日が入ってとても明るい。
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教室の中もよく見えます。向こうにはパティオ。遊び場です。
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壁にも動物や楽しい絵が一杯。
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教室の窓は上半分がガラスになっているので廊下からよく見えます。
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このホールが私たちの演奏するところ
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大きなスクリーンに、プロジェクターで「魔笛」の場面の絵を映し出します。
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子供たちが着席。3歳から5歳ですって。
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パミーナのアリアを歌うパトリシア。
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子供たちは思ったよりずっとよく聞いてくれました。
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子供の数が多いので、時間をずらして2度やりました。2回目のほうが上手く出来たかな。

パトリシアはパパゲーノの帽子をかぶったり、鐘を鳴らしたり、夜の女王の黒いショールをはおって、なかなか様になってました(笑)。
子供たちも結構楽しんでくれたみたい。 楽しいコンサートでした。

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# by gyuopera | 2006-04-04 04:00 | フルート flauta | Comments(6)
先日フルートの先生から急に、日曜日にフルートデュエットをやって欲しいと連絡があり、今日の午後、演奏してきました。

今日はまたものすごく素敵な天気。真っ青な空には雲ひとつありません。太陽はもう夏のようでした。
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あるご夫婦が、結婚50周年を迎えたので、ファミリーが皆集まってお食事会をしているのだそうで、食事が終わって最後にデザートが出た頃演奏して欲しいということでした。
4時ごろ指定のレストランに行くと、そこは老舗のケーキ屋さんがレストランになったということで、アールヌーボーの店構えもそのままでした。
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4時に行ったら、5時ごろにして欲しい、というのでそのあたりを少し散歩して、5時にまたレストランに戻りました。

中に入ると、とても素敵です。これは入り口のドアから外の上の部分を見たところ。
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このすりガラス模様も素敵でしょう。
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雰囲気がとてもいいので、いつか来て見たいな!
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一緒に演奏するAnaと一緒に、ファミリーが食事している個室に入ってゆくと、さかんな拍手で迎えてくれました。
「魔笛」から3曲、「フィガロの結婚」から「恋とはどんなものかしら」(これはとても受けました)
最後はLa Traviataの乾杯の歌。金婚式のお二人はとてもオペラが好きなのだそうです。
皆喜んでくれて、私たちもうれしかったです。シャンペンを頂き、一緒に乾杯しました。

今回はお礼もちゃんといただきました。たった15分くらいだったんですけれどね。

帰りがけにこんなのを見つけました。
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取られないように車輪にチェーンをつけておいたら、その車輪だけ残して取っていったんですね。自転車の持ち主はがっかりしていることでしょう。

さて、明日は学校でコンサートです。朝早いので大変だな~。


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# by gyuopera | 2006-04-03 04:00 | レストラン、バル restaurante | Comments(12)

パパゲーノの服

4月3日に、San Cugatの小学校150人の生徒の前で、「魔笛」を演奏することになりました。
ソプラノのパトリシアと、コレペティトール(ピアニスト)のマヌエルとフルートの私の3人です。
時間は20分くらいと短いので、たくさん演奏するわけには行かず、さらに子供たちは7~8歳と小さいので、わかりやすいポピュラーなものだけやろう、ということにしました。

はじめに登場人物と簡単なあらすじを紹介します。
パパゲーノの紹介をするとき、私が伴奏無しで、パパゲーノの「おいらは鳥指し~」の歌を吹くことにしました。
するとパトリシアが、
「あなた、パパゲーノの格好してこなくちゃだめよ」
パパゲーノって、鳥の羽を体中にくっつけた鳥取りなんです。どうやって?
「少なくとも、チョッキを着て羽付き帽子でもかぶったら?」

ああ、チョッキならあるわ。さて、帽子はどうしようか?

それで今朝、蚤の市に行きました。パパゲーノの鐘もさがさなくてはならなかったし。

蚤の市って、ほんと、いろいろあります。
まずカラフルな帽子を買いました。それをかぶってサングラスをかけると、東洋人だとわからないらしく、その後の買い物はいずれも安く上がりました(笑)。

パパゲーノには関係ないこんなものを買ってきました。

きれいなブルーのガラスのペーパーウェイト。泡も入っていて、楽しい。
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大きな巻尺。小学校のとき、校庭にラインを引くときこんなので測ってましたね?懐かしくて、つい2つも買っちゃったけど、どうする?
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1872年に発行された本です。墨流しの表紙と内側がきれいだったので。蔵書票も付いていました。
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パパゲーノ用の鐘。でも、これ、「一等賞あたりぃ~」の鐘みたいね。
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カラフルなキャップを買いました。ついでに、ダチョウの羽飾りも。これは動かすたびにひらひら細い羽が落ちてくるけど、まあしょうがない。
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ベストはこれを着るつもり。
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それにしても、私はパパゲーノのアリアだけじゃなく、タミーノと夜の女王のアリアも吹くんだけど。どうすリャいいんでしょ? 

*** 続き *** 

息子に買ってきた帽子を見せ、
「これをかぶって吹くのよ」
と言ったら、
「なんと悪趣味な…」
というので、別の帽子にしたら、
「それじゃまるでホームレスだ…」
と言います。自分でも確かにみっともないと思ったので、結局持っていた黒のベレー帽に羽をくっつけることにしました。
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このほうがまし、かな?

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# by gyuopera | 2006-04-02 01:29 | 日々のこと cotidiana | Comments(8)

音楽学校のコンサート

一昨日のフルートレッスンのときのこと。

この次のアリマニーのマスターコースで吹く曲を選びました。候補はUndine, Grand solo, Schubertの Trockne Blumen など考えましたが、最終的には Poulencのソナタと、Gebauerのファンタジーに決めました。

Gebauerなんて聞いたこと無いでしょう? このファンタジー2番は、テーマ曲がよく知られている曲なんです。つまり、文部省唱歌に入っている歌。きっと、これはドイツの民謡なのだと思います。たとえば、「チョウチョ」とか「チューリップが咲いた」なんかもドイツの民謡ですが、小さい頃から童謡として耳に入っているので、日本の歌かと思ってしまいますね。
これもそうで、よく耳慣れた「レーミレド シ・ソ・ソ ラ・レ・レ シ・ソ・ソ」 という曲なのですが、タイトルが思い出せません。

ところでその後、先生が、
「明日のコンサートは、マルクとマスミのデビューコンサートだから絶対来なくちゃだめよ」
というので、患者さんに日を変えてもらってコンサートに駆けつけました。

Virtelia音楽学校には先生や卒業生たちのオーケストラがあって、今度チェコに演奏旅行するのです。それで、いつもトリオでやっていたマルクとマスミがデュオのフルートで参加、旅行前のコンサートで、オーケストラのソリストとしてデビュー、というわけです。

指揮者はFransec Llongueras, 校長先生ですが、指揮者としてもかなりのキャリアを持っています。
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↑これがFransec。
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曲はフルートコンチェルトのクアンツ以外は現代作曲家。
一曲目のBaumannは6楽章からなり、一楽章はバロックのようですが、2楽章からブリテンを思わせるような曲で、なかなかよかったです。

さて、2曲目はフルート協奏曲。
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二人ともちょっと緊張していたのか、練習のときのほうが上手だったけれど、でもとてもよかった。オーケストラが大きな音なので、tuttiのときはフルートの音などぜんぜんかき消されてしまうのがちょっと残念。
終わると先生のモンセと祝辞を述べに舞台裏に行きました。
チェコの演奏旅行には実力を発揮してくれたらいいなぁ。

他のオーケストラの曲は、Monsalvatge, Killmayerでしたが、あまり好みではありませんでした。弦の音がにごっているように思えたからです。でも、ポピュラーな曲を演奏したら、すぐさまアラが目立つよりいいかな!? 

いずれにしても、2人の仲間のデビューはうれしいことでした。

先ほど歯医者から戻ると、フルートの先生モンセから電話。
「あなた今度の日曜日暇?」
「えーと、はぁ、暇ですが」
「飛び入りコンサートよ。ホテルで演奏するんだって。マスミとデュエットやってね。モーツァルトの魔笛の、以前やったことあるでしょ」
おいおい、勝手に決めてくれちゃって… まぁ、いいけど。

ったく、モンセっていつもこうなんですよ。日本じゃ考えられないでしょう、この突然さ。スペイン風なのかな。

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# by gyuopera | 2006-03-31 02:11 | オペラ、コンサート musica | Comments(9)

工事中

今日、カタルニァ広場近くを歩いていたら、
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大きな鳥が目に飛び込んできました。
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エッ、これ何?
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よく見たら、絵に描いた鳥でした。
鳥というより、これは恐竜じゃないですか。
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建物の修復工事中でした。工事の間、見苦しくないように、完成予定の絵を描いて、それにちょっとユーモアを加えたんですね。

カテドラルでも修復工事のときは、絵を描いてこのように貼ってありましたけれど、ごく普通の絵でしたっけ。もうずいぶん昔だけれど、パリのマドレーヌ寺院に行ったときもやっぱりこうやって絵が描いてあり、本物は見えませんでした。

このちょっと加えたユーモア、楽しいな、と思いました。

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# by gyuopera | 2006-03-31 01:17 | 日々のこと cotidiana | Comments(2)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera