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「太公望」

宮城谷 昌光の「」太公望」全三巻を一気に読み終えました。

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紀元前11世紀ごろに活躍した周の軍師、後に斉の始祖。姓は姜、氏は呂、名は尚または望、字は子牙または牙。謚は太公。斉太公、姜太公とも呼ばれる。一般的には、太公望(たいこうぼう)という呼び名でも知られる。(Wikipedia)

息も尽かさぬストーリーの展開も面白いながら、ときどき現れる真を突いた言葉にはっとさせられます。

「傲慢さは知恵を曇らせ、他人の知恵を近寄らせない。自信満々なものに献じられる言葉は諛言(ゆげん)しかなく、それは人格を低下させる言葉の毒である」


こんな言葉にとても惹かれました。

そういう真理は、何千年たっても変わることはないのでしょう。


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by gyuopera | 2012-11-30 06:27 | 日々のこと cotidiana | Comments(6)

CaixaForum Piranesiの展覧会

Giovanni Battista Piranesi( 1720年10月4日 - 1778年11月9日)は、18世紀イタリアの画家、建築家で、ローマの景観を描いた版画でも知られた人物。

ヴェネツィア出身で、1740年にローマに出て、ローマ教皇の支援を受けて古代遺跡の研究を進め、また版画を学び、ローマの古代遺跡や都市景観を版画に描き、『ローマの古代遺跡』『ローマの景観』などを刊行しています。
古代遺跡を描いたピラネージの細密な版画は、新古典主義建築の展開に大きな影響を与えました。

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おびただしい作品が展示されていましたが、こちらでかなりの点数を見ることができます。
ただし、ちょっと奇妙な音楽が付いているので、音量は下げてください。





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Piranesiのこの上の絵の中に入ってゆける素晴らしいビデオがYoutubeで見られます!



これ、何かを思い出しませんか? 

ショーン・コネリー出演の「薔薇の名前」の、修道院の中の図書室がこんな感じに無限に広がっていましたね。
それでまたあの映画を見たくなって、Youtubeを探したら、全部見られました。

それにしてもおびただしい作品の点数で、本当に見応えのある展覧会でした。

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by gyuopera | 2012-11-29 06:55 | 展覧会、展示会 exposition | Comments(0)
Pedralbes地区は、かつてはバルセロナの郊外の別荘地であり、バルセロナの中でも特に裕福な階層の人たちが住んでいる地区。とてつもなく広い敷地に建つ豪邸や、広々とした庭を持つマンションが大変多いところで、当然スノッブな人が多く、冷たい感じのする地区ではあるけれど、散歩するにはもってこい

そんな地区の真ん中にあるペドラルベス修道院での慈善バザー

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それに気づいたのは、午後も3時近く。

新聞を読むのを忘れていて、「ペドラルベス修道院前の広場のバザー」の小さな記事を見つけてあわてた。
午後の4時までということなので、もういくらも時間がない。

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ああ良かった、まだやってた

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でも、服とかアクセサリーとかお菓子とか、私にはあまり興味のないものばかり… 
一つだけインテリアのスタンドがあって、そこで鉄の鉢カバーを買い、ポインセチアも一鉢。
何か買って協力しないとね。

帰りはペドラルベスをちょっと散歩

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家に帰って鉢カバーにポインセチアを入れる

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たまたま鉢カバーと鉢を買うなんて

鉢を入れてくれた袋を見て、ちょっと驚いた。 

Molins Interior

と名前が入っている。

毎年Casa Decorに参加、ここではかなり名前の知られたインテリアプロジェクトグループ。

この鉢も、どこかのエクスポジションに使われたのかもしれない

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by gyuopera | 2012-11-28 06:55 | イベント、お祭り fiesta | Comments(2)

素敵なショーウィンドー

鳥が・・・・

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びっくりしました。

鳥がお店に入りこんで、飛び回っているのかと思ったのです。

鳥は、大きなバッグから出ているようでした。

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Hermesのショーウィンドウでした。

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こちらは

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ロエべ・ギャラリーのショー・ウィンドウ

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いつできたかも知らなかった

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買うものはなくても、ショーウィンドウは道行く人を無償で楽しませてくれますね。

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by gyuopera | 2012-11-27 06:08 | 日々のこと cotidiana | Comments(2)
11月23日の夜から、バルセロナの町は一斉にクリスマスイルミネーションが灯されました。

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でもこういうLEDの冷たい光を見ていると、何だか帰ってさびしくなるような…
昔の白熱燈の暖かさのある光が懐かしい。

これもLEDだと思うけれど、黄色の光を使って白熱灯に似せているのはまだ好ましいかな…

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ついでに・・・Casa Mila

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by gyuopera | 2012-11-26 06:48 | 日々のこと cotidiana | Comments(6)
リセウ劇場で、プラハ国立劇場のバレエ公演、「くるみ割り人形」を見ました。



普通の「くるみ割り人形」のお話を、「クリスマス・キャロル」と合わせたストーリーにしているのが面白かったです。

ステージ写真は、リセウ劇場のFacebookからお借りしています。

おもちゃの兵隊さんは普通の兵隊さんとして初めから出てくるし
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町がそっくり作ってあってとても楽しい
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この人が悪魔の人形持ってますね
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偏屈で人嫌いなお爺さん
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夜中にメフィストみたいな悪魔たちにさんざん傷めつけられてすっかり改心
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目が覚めたら子供たちを招き入れてこずかいを上げる

この子たちが可愛い!
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みんなネグリジェにナイトキャップかぶってて
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ところでこのおじいさんの着ている寝巻
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これと同じデザイン
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丈も同じくらいで横にスリットが入ってる
おじいさんはこの上にズボンをはきジャケットを着たから寝巻と兼用

今回は奮発して、アンフィテアトロ(平土間の一階上)のど真ん中の最高の席を購入。
バレエはオペラよりちょっと安いから買えたんですけどね。

休憩時間にはすぐ横の鏡の間へ

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さかさまにしてみました
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この部屋は火災を免れたのですが、床のデザインを少し変えてあります。
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リセウ劇場の紹介のビデオ、なかなか面白いです。


by gyuopera | 2012-11-25 06:36 | オペラ、コンサート musica | Comments(4)

夜のゴシック街の散歩

バルセロナ歴史博物館出のリサイタルが終わって、王の広場から、しばらく夜のゴシック街の中を歩きました。

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あら、白いドレスを着た人が
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結婚式の撮影でもしていたのかな
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わーい、建物の中が見える
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この16世紀の古い建物の中、どうなっているかな~といつも思っていたんです。
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Baixada de Santa Eulalia通り
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オゥ~! Banyos Nou通りで、こんな古い昔の窓を見つけました。
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たぶん、これも16世紀くらいじゃないでしょうか。
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ゴシック街はいつも本当にわくわくさせてくれるところ。

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by gyuopera | 2012-11-24 07:43 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(0)
最近、バルセロナ市美術館ではいろんな催しや講演会をやるようになりましたが、今日は 「十八世紀の音楽」のリサイタルがありました。

場所は王の広場の建物の上
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楽器はチェンバロとビオラ・ダ・ガンバ。 私はクワルテットでいつもこの2つの楽器と競演しているから、別に珍しくは無いんですが、じっくり生演奏を聞かせてもらうって良いじゃないですか。

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こんな壁を見ているだけでも楽しい

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今この美術館では、Indiana の展示会をやっていて、ちょうどその時期に当たる音楽なのです。

今でこそ音楽はプロが弾いて、それをコンサートホールに聴きに行くようになりましたが、当時は、音楽は大きなコンサートホールで演奏するものではなく、教会や、家やサロンで、家族や知人たちが集まって演奏を楽しむことがとても多かったそうです。
そのこともあり、作曲家は楽譜を特に決まった楽器で演奏するようには書かないで、その場にある楽器で演奏できるようにと、フレキシブルなものでした。演奏者は好きにアドリブを入れたりして楽しんでいたのです。


ヴァイオリンにしてもフルートにしてもピアノにしても、その後どんどん進化した楽器ですが、チェンバロとビオラ・ダ・ガンバに関しては、まったく当時と変わらないままなのですね。
それで今回の演奏会は、当時の雰囲気を感じられると思う、と説明をしてくれました。

いずれもスペインの作曲家のものばかり。

Francesc mariner(1720-1789), Carles Baguer(1768-1808), Anselm Viola(1738-1798), Antoni Soler(1729-1783), Josep Galles(1758-1836), Ramon Carnicer(1789-1855)
まず、知っている方はほとんどいらっしゃらないでしょう。

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ビオラ奏者はすごいテクニシャンでしたが、曲のせいか、私にはちょっと物足りない気が・・・ チェンバロはまずまず。

うれしかったのは、私の好きなAntoni Soler のFandangoの演奏があったこと。
Antoni Solerはスペインの作曲家・聖職者で、Padre Soler(アントニオ・ソレール神父)として知られていた人物。

こんな曲です。


ちょっと変化に乏しいリサイタルでしたが、生演奏はやっぱりいいな!

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by gyuopera | 2012-11-23 07:01 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
バルセロナのオペラハウス、リセウ劇場の舞台演出家として名を馳せたOleguer Junyent(1876-1956)のアトリエを見学に行きました。

Junyentは初めは画家志望だったのですが、それでは生活に困ると両親から反対を受け、舞台装飾や室内装飾を手がけましたが、いつも絵を描いていたそうです。

Ramon Casasが描いたJunyentの肖像
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こちらが玄関
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向かいの建物を見ると、天井に梁が走っている。古いのですね。
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建物の上の方
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そんなに古い建物とは思わなかったのですが、100年くらい前のものらしく、中には3世帯が住んでいます。
Junyentのアトリエは、2階・三階と別れていて、現在はその孫に当たる家族が住んでいます。
不思議な作りの家で、建物の中にまた家がそっくり入っている感じ。
1階(日本でいえば3階くらいかな)の奥には、木の生い茂った広い庭(テラス?)まであるのです。

入ったところは車庫になっていて、1台分のスペース。昔は馬車が入ったのでしょうね。
壁のタイルはオリジナルみたい
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階段の入り口にアイアンの扉が付いています
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細い階段をぐるぐる登っていくと、扉が開いていて中に導いてくれました。

内部は撮影できないので、オーガナイザーのCasa SingularのHPからお借りしました。

すごいです。そのまま。

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天井は吹き抜けで奥にこのフロアの2階部分があります。

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彼はここでよくパーティを開いたといいます。その当時の写真と同じ。
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部屋自体がステージのようです。これはライエタナ通りができた時解体された建物から持ってきたそうです。
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Junyentは、非常にたくさん旅行し、さまざまな美術工芸品のコレクターでもありました。

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奥には、バロックコーナーともいうべき、バロック時代の彫刻や家具などのコレクション
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おびただしい作品
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もう一つ上のフロアには、大変な量のアンティークドールと衣装のコレクションがありました。

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ガラスのショーケースの下は浅い引き出しになっていて、昔のドレスがぎっしり詰まっているのです。
当時良く催された仮装パーティーで着られたカルメンの服とか、ウエディングドレスなども保管されています。同じように衣装をコレクションしていたロカモラとも交流があったそうです。

19世紀のオートマタやファッションドール
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見ると、ブリュ、ゴーチェ、ジュモー、シモン&ハルビック、レンチドールまで・・・
人形の服がいっぱいかかったミニチュア(と言っても70cmくらいの高さ)の洋服ダンスや、チェストなどもあります。
ため息が出るようなコレクションでした。

たばこを吸うオートマタを実際に動かしてくれました。モーツアルトのような服を着た60cmほどの人形が、煙草を口に持って行って、口から煙を出すのです。それにはみんな喝采しました。
中はどうなっているんでしょうね。

最後にホットチョコレートが供され、見学会は和やかに終わりました。

すごく楽しい見学会でした。

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by gyuopera | 2012-11-22 07:46 | 散歩 paseo | Comments(2)

昔のエレベーター

昨日は友人のお勧めの医者に診てもらいに行ってきました。

私は指の関節炎がひどく、ときどきお箸も持てなくなります。
リウマチ科で調べてもらったら、リウマチではないことが分かり、関節炎がひどい状態ということで、薬を処方してもらいました。それは炎症を抑えると同時にかなり強い痛み止めでした。
それは傷みを抑える処方です。

昨日行った医者は、詳しく症状を聞き、体を触って、指の関節炎は、首から背中にかけての疲労がたまっていることから起こると判断、背中の治療と、ストレスを取るべく胸部を強く押す治療をしてくれました。
マッサージとは違って、針のようなものでチクチク刺して、あと吸い取っているような感じでした。
あとはかなりぐったりしたのですけれど、楽になったように思います。
処方してくれた薬はいずれも化学物質ではなく、自然のもので、体の内部からきれいにする作用のあるものです。これなら薬の副作用もないでしょう。

その医者の診療所はEixample地区にあり、20世紀初頭の建物です。

入ると、古いエレベーターがあり、もちろんちゃんと動きます。

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ちなみに、このエレベーターのドアは手で開けます。
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内側には両開きのドアがあります。もちろん手動。
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ボタン
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初めてヨーロッパに行った40年前、エレベーターのドアを手で開けるということを知らなくて、30分も待っていたことがありましたっけ。

オートマチックのエレベーターでも、日本のほうに「閉」ボタンはありません。

玄関ホール
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玄関扉は夜になるととても素敵

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すっかり暗くなっていました。
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バスの中から、夜だけ見える建物の窓の中を鑑賞

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バルセロナの町は夜も楽しい。

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by gyuopera | 2012-11-21 07:56 | 散歩 paseo | Comments(4)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera