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コレクションと呼ぶには、10個くらいないとだめかもしれないけれど、あまり実用的でない帽子が3つたまったのでご紹介(笑)。

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一番エレガントなのがこれ
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とても素敵だと思うけれど、こういう帽子は着る服を選ぶでしょう?パンツとは似合いそうもないし。で、まだ一度もかぶって外に出たことないんです。でも気に入ってるんです。
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2番目がこれ。
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あ、あなた、笑いましたね。

確かにこのままじゃかなりみっともない。で、ロールしてある部分を伸ばすと・・・
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見た目可笑しいかもしれないけれど、かぶると悪くないんですよ。ちょっと虚無僧みたいか

でも本当に天然素材のものを使って手で編んだ感じ
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でも、やっぱり勇気なくてかぶって外に出たことはありません
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3つ目はこれ
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20世紀初頭の、男性の夏用の帽子で、ひさしがそんなに長くないんです。
これはネットで買ったんですけれど、届いた時はずいぶん形がひしゃげてしまっていたんです。

で、そのことを買ったアンティークショップの人に言うと、
「100%天然の素材なので、濡らすと形が戻るから、完全に乾くまで頭の形をした物にかぶせておくとよい」と教えてくれました。
試してみると、濡らしたとたんに、形が戻りました。

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帽子の型なんか持ってませんから、乾くまで私がかぶっていました。
家の中でずっと帽子をかぶっているから、息子はずいぶん妙な顔してましたけど、どうして?って聞かなかったですね。

この紳士用のリボンをはずしてスカーフとかレースを巻いたら女性っぽくかぶれるかな?
でもまだ試してないんですよ。

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by gyuopera | 2010-05-31 08:02 | 身の回りのもの cosas mias | Comments(18)
プーランクのオペラは「声」というのは2度ほど見たことがありますが、今回上演の「テレジアスの乳房」は初めてでした。
なぜか2日しか公演がなくて、早めに買ったのですけれど、1階のパルコの2列目。75ユーロでもそんなに良い席とは言えませんでした。2列目ですから、ステージは半分くらいしか見えない。それでも上と下に分かれたステージの上のほうは良く見えました。

このオペラは、第一次・第二次世界大戦の後、人口の減ったフランスに、子供を作ろうと呼びかける、奇想天外な楽しいオペラ。

初め劇場支配人がタキシード姿で、「生き方の改革のオペラでござい…」と言った大道口上よろしく歌い、だんだん服を脱いで女性の姿になってしまいます。

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遠くで見えなかったんですがお化粧して口紅つけてますね。床に置いてあるハート形のものは、女性の服の上の部分だったんです。

テレーズは、急にひげが生え出してきた、胸がへこんでいく、と歌い、2つの風船を破裂させて、男性になって、政府の役人になるんだと言って出て行ってしまいます。
残された夫は、女性になって、乳房を一杯つけたようなスカートをはき、子作りに励みます。
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一晩でものすごい数の子供ができてしまう
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ピンクの服を着ているのが赤ん坊
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人口増加で食糧難になったと憲兵が来て文句を言う
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占い女がやってきて憲兵をやっつける
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占い女はテレーズでした
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元通りになった夫婦は、子供作りに励もうと合唱
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という、なんだかめちゃくちゃなストーリーなんですが、テンポが速く、かなり楽しめます。
テレーズ役がマリア・バーヨ。彼女の澄んだ声は、ひと声発生しただけでたちどころに分かってしまう。本当に素晴らしい声だと思います。
ソプラノでだれが好きかと聞かれれば、即マリア・バーヨと答えるでしょうね。

最後には、ディスコのライトのようなのが、客席全体に当てられ、光が動いて楽しいものでした。

オペラは1時間。始まったのが8時で終わったのが9時。まだ薄明るかったんですよ。
いつもオペラの後このくらい早く家に帰れるといいんですけどね。

マリア・バーヨの歌

amor aumenta el valor - J nebra


Handel Giulio Cesare V'adoro Pupile



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by gyuopera | 2010-05-30 07:13 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
我が家には寝室が3つ並んでいます。左右の部屋はかなりゆったりとしているのですが、真中の部屋はかなり小さめ。ダブルベッドを入れたらギチギチ。ここは初めから下の息子の部屋でしたが、今は年に2,3回くらいしか帰ってこない。

ちょっとお恥ずかしくてお見せするのも気が引けるんですが, 前は机周りはこういう状態だったんですよね。
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この家具、長くドイツやウィーンに住んでいた方がご帰国になる時、くださったんです。ドイツ製かオーストリア製かわからないんですけれども。

お客様があった時は、二階建てにした家具を下ろして並べてこんな風にしたんです
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部屋として落ち着くけれど、ベッドの横の隙間に入れた家具は引き出しが開けられない。これじゃ実用的じゃないですね。で、お客様が帰られたら、また二階建てにしていたんですけどね。

長いこと下の息子の部屋の家具として使ってきたのですが、この間帰宅したとき、もうこの家具飽きちゃったから捨てて何かコーナーに収まる机を入れたい、というんです。

息子がブリュッセルに帰ってから、ずーっと考えていたんですよ。どうしようかってね。

だって、そんなぴったりした家具は難しいし、この家具、とてもしっかりした家具だったんですよ。
くださった方が10年以上も使って、さらに我が家に来てから20年使って、びくともしない。
それに、外側にはまったくねじがないんです。これは本当にびっくり。くださった方はリビングに置いておいたんですね。

それで、何とかこれを利用しよう、と決心。
この家具、合計で4つあるんです。背が高いのが2つ、低いのが2つ。以前は2つずつ左右に重ねておいて、真中に大きな机を置いていました。でもダブルベッドを入れたので、2つは上の息子の部屋に押し込んだわけです。あっちは広いから。

さて、これをうまく利用して机にするために、3つの家具をバラしました。それは時間がかかりましたよ。とにかく重い。重ねてあるのを下ろすだけで大変な思いをしました。
どうやってバラすかわからなかったのでずいぶん探しましたよ。縦の仕切りの板の上下に、ねじを見つけたんです。そのねじは特殊なドライバーでねじって取ると、団子虫のような小さなもので、それが、上の板に差しこんである長いねじの腹に入るようになっていたんですね。
分解しながら感心してしまいました。
棚板は、縦の仕切り板の腹に付いている前後に付けられた穴に太い針金を渡すように入れ込み、棚板をはめ込むようになっていて、この要領で引き出しも入れられるようになっていました。本当によく考えてあります。

机にするために、ほかの2つの家具を分解し、金具やねじ、仕切り板をはずして机にする家具に付けて、引き出しの位置と棚を全部替え、上に天板(これは家具の後ろに張ってあった板で、のちのち厚いガラス板を置くつもり)を置き、こんな風になりました。

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かなりすっきりしました。

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息子はいつもいないんだから、ここは私の仕事机にすることにしましょ。

手前に張り出している部分が少ないから、足が邪魔になります。でもこうして棚の中に入れちゃうと問題なし。
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今まで私の仕事机はキッチンの横の狭苦しいメイドルームで、アイロンと冷蔵庫と洗濯機に囲まれていましたから、かなり快適になりました。
バラした家具は、この机の後ろに全部おさまったんです。何も捨てないで、何もお金もかけない改装でした。おそまつ。

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by gyuopera | 2010-05-29 06:38 | 日々のこと cotidiana | Comments(6)
ちょっと面白い絵を買いました。

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1900年代半ばくらいと思うのですが、そのころのインテリアの絵です。
多分、家具屋の宣伝のためのデザイン画だと思うんですが、当時の室内の様子がよくわかります。

まず、リビング・ダイニングルーム

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豪華ですねぇ。
テーブルはみんな大きくできるのだと思いますが、普段は小さくしてあるようですね。

それからベッドルーム
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これは書斎かな
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みんな部屋が広々してますねえ。

昔のアパートは、300平米とかざらだったんだそうです。当時は家賃が非常に安かったので、かなりお金持ちの人も、広いアパートを借りていて、買おうなんて考えなかったようです。

バルセロナには100年を超すアパートが非常にたくさんあって、きれいに改装してギャラリーになったりしているので、当時どんなふうだったかと想像がつくのですが、今と違って、リビングルームは比較的小さいのにちょっと驚かされます。小さめの部屋がたくさんあって、廊下がやたらと長い。

現在古い建物に快適に住むためには、間取りを変えたりしないといけないでしょうね。
私が住んでいるところは40年たっていますが、もうこれは新しい建物(笑)。
でももう今と同じく、リビングが広く取ってあります。

今でも年配の方の家に行くと、この絵のようなインテリアのところが結構あるんです。
時間が止まったみたいな錯覚を覚え、ちょっと面白いです。

この手の絵をきれいな額に入れて、ずいぶん高く売ってましたよ。

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by gyuopera | 2010-05-28 05:52 | インテリア interior | Comments(6)
ここのところずっといいお天気が続き、あの寒かった日々が嘘のよう…すっかり真夏日になりました。町行く人はTシャツに半ズボン(これって死語?)にビーチサンダル。
私はまだちょっと油断できなくて軽い上着を着て出るのですが、かなり汗をかきます。

青い空に若葉が映えて、吹く風もさわやかです。
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小さな公園にも花がいっぱい
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今、Meliaが満開。実は銀杏のようにひどい匂いだけれど、花はそれはかぐわしい香りを放ちます

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こんなに花が付くつたもあるんですね

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このアパートの最上階の2軒、ベランダがグリーンであふれていますね。こういうのが理想

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シェークスピア広場のこの緑、いっそう深くなって

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この辺りの眺めも好き

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家に帰って、ベランダでビールを一杯。

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今このビールが一番のお気に入り
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散歩ついでにガーデンセンターでジャスミン一鉢と土を5kg買ったら、こんな袋に入れてくれました
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冬も葉が緑のままだという種類のジャスミン、日が良く当たるところがいいんですって。私はてっきり半日陰がいいのかと思ってました。だからみんな枯れちゃったのかなあ

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ブドウの木もずいぶん葉っぱが伸びてきました
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スペインではめったに見かけないクレマチス、たまたま苗を見つけて去年植えたのが、初めて花を付けました

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ああ、ちょっとだけ、うとうとしよう・・・

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こんなにのんびりしたのも、昨日祭日だったのですよ。

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by gyuopera | 2010-05-26 05:15 | 散歩 paseo | Comments(10)
ブリュッセルに住む息子が久しぶりに帰宅、10日ほど滞在しました。

息子の部屋のカーテンも取り替えて、ちょっとイメージチェンジ。カーテンを白くすると、部屋がぱっと明るくなりますね
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仕事がかなりきつかったのでしょう、毎日12時近くまで寝ている彼とはどうも一緒に行動しにくいんですが、やっと一緒に出て、サン・ハイメ広場の近くのDomusとサイロを見に行きました。

それからマレー美術館のパティオにあるカフェに寄って
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サンタ・アナ教会の回廊を見たり
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カタルーニャ広場から州鉄道に乗ってコルセローラのダムを見に行き

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緑の中を歩いて
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カタルーニャ広場から30分もかからないでこんなところに来れるなんて、バルセロナはいいところ

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あ、このトンネル
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1908年に造られた、スペインでは初めての人を乗せた電車(電気で動く)で、1.4キロの長さがあり、ここからPeu de Funicular,フニクラの駅まで続いているそうな。その後フニクラができる1916年まで動いていたそうです。
しかし、高さ2m、幅1.4mの狭いトンネルの中を走るって、怖かったでしょうね。
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もうすぐ日本に行ってしまうMutsuoシェフのお料理を食べたくて最後にGongにも行きました

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またしばらくのお別れ・・・

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ま、何時も一緒にいるよりもいいかもね・・・

で、昨日、無事ブリュッセルに帰りました。

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by gyuopera | 2010-05-24 17:07 | 日々のこと cotidiana | Comments(10)
25年以上バルセロナに住んでいても、Eixample地区に行くと、やっぱり建物の美しさに目を奪われ、つい写真を取ってしまう・・・
一緒に散歩しているつもりになってご覧下さい。

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by gyuopera | 2010-05-22 15:22 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(10)
最近、かなりはまっているのが、ネットショッピング。
実際に物を見てみないとわからないことが多いから、これは賭け。
失敗もあれば、わ、と思う素敵なものもたくさん。

それにしても、一般のスペイン人って、なんて文章がへたっぴな人が多いんでしょうか。
だいたい文章にピリオドなしで全部繋がっていたり、スペルミスは当たり前。

もうひとつ、梱包の仕方のすごさ。

届いた荷物の一部

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これなんかかなりまともで
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これは段ボールの外側に、シーツが4枚くくりつけてありました
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お皿がボロボロのカーテンに包まれて入っていたり
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カーテンを広げたら、小さなガが飛び出したりして

こんなこともありました (泣)
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この業者は、破損の保障も何もなく、泣き寝入り・・・

梱包資材は、すべてリサイクル。何度も使われた跡が見えます。これは資源再利用でいいことですね。私も実践してますから。

ま、いろいろありますが、押しなべて、まあ良かった、と思うほうが多いかな。

で、こんなランプを買いました。
もっとも、これは届いた時、あちこちガラスが欠けたりひびが入ったりしていたんですけどね
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アラブ風でしょう。

エレベーターホール用に鏡も買いましたよ。
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by gyuopera | 2010-05-20 16:47 | 身の回りのもの cosas mias | Comments(12)
久しぶり(でもないか)にゴシック街を歩きました。

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心が落ち着く町並み
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ははは
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この扉の横に、今まで気づかなかったお店ができていました。とても素敵な雰囲気です。

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新しいものと古いものを取り交ぜたディスプレイがとても上手
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この古い建物に実にぴったりの雰囲気のお店
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このキャンドルホルダー!
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こんなセンスはスペイン人じゃないな、と思ったら、やっぱりオーナーはフランス人。
ツボ、と言ったアイテムがいっぱい。
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本当は内緒にしておきたいようなお店ですけれど、でもなくなってしまったら悲しいから、住所をお教えしますね。

 Opossum c/ Sant Sever 7, izda.

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by gyuopera | 2010-05-18 23:10 | ショップ tiendas | Comments(10)
ディアゴナル大通りの北西の端に面して建つペドラルベス宮は、1875年のクリスマスの日に火災で焼失した王宮(Plaza de Palau)の代わりとして、1919年、Guel伯が当時の王アルフォンソXIIIに献上ということで建てられたものです。完成は1926年で、献上式が行われました。

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当時この土地はGuel家の所有で、この建物のもとになったのはCan Cuyasという建物で、入口は当時の様式が残されていますが、左右に翼のように棟を増設しました。
設計はEusebi Bona,のちにFrancesc de Paula Nebotが担当、また庭園はかのNicolau Maria Rubio i Tuduri(Francesc Maciaの真ん中の庭を作った造園家)が担当しました。
その庭には、いくつも噴水や泉水がありますが、そのうちの3つをCarles Buigas i Sansが担当。そしてガウディはHerculesの噴水Umbraclo(パーゴラ)を担当しました。

市民戦争(1936-1939)が終わると、王宮は独裁者フランコの住居となりました。
1961年、王宮はバルセロナ市に移管され、ミュージアムとして一般公開されることになりました。
ゴヤ、J.M.Sertなどの大きな展覧会が行われています。1990年には、陶器博物館が入り、1995年からはMuseo de Arte Decorativaが入りました。
2009年の11月には、27カ国が参加するUpM(地中海連盟)の地中海同盟の常設事務局にバルセロナが選出され、今年の3月、そのお披露目パーティーが行われました。

とまあ、長々と書きましたが、これがこのペドラルベス宮の大まかな歴史です。

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今まで何度かペドラルベス宮のご紹介をしてきましたが、ここの歴史が良くわかったのは、入口のすぐ右手にある小さな建物の中に、ここの歴史を紹介する小ミュージアムができたからです。
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建物自体はぼろいけど、素敵な装飾の鏡があったり
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ビロードのカーテンを付けたりして頑張ってる
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ま、それはともかく、せっかくのお天気です。新緑いっぱいの庭を散歩しない手はありません。

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漂ってくるいい香りは、この花、トベラ
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あちらにもこちらにも小さな泉水があって、水の音が耳に優しい
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そうですよね、王様がそぞろ歩きすることを頭に置いて設計されているんですものね。

今回見たかったのは、ガウディのパーゴラ。何か花が(バラとか藤とか)で覆われているかな、と思ったのですが・・・

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期待は見事に外れ、全部緑の葉っぱでした
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まあ、ちゃんと日よけの役は果たしているんですけどね
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王宮としてはかなり貧弱なんですが、王様はマドリッドにいるんだし、そこには立派な王宮があるんですもの、仕方ないですね。
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この館を献上された時、アルフォンソXIII世は、まず一番に、「お風呂を試してみたい」と言われたとか
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でもこうして私たちがいつでも心地よい散歩を楽しめるのですからありがたいことです。
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追記

先日のDiagonal大通りのモデルチェンジの投票の結果が出ました。

投票率は12.17%(案外低い!)、172、161人が投票し、その80%が、どちらでもない、つまりモデルチェンジ反対と投票したのです。
今朝の新聞には、"Harakiri en Diagonal"と言う見出しでこのニュースが出ました。


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by gyuopera | 2010-05-17 18:21 | ミュージアム museos | Comments(2)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera