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カモミールティー

昨日はピソ(アパート)を買う買わないでごたごたし、最終的にはやめて、ふ~と気が抜けたら、夕方、お茶のおさそいが。
日本では6時7時といえば夕食の時間ですが、こちらではまだまだ時間があります。どこにしようかな~、と考えた末、Mayor de Sarriaのカフェで会うことにしました。

そのカフェの名前がどうしても思い出せない。2度くらい入ったことがあるのに、確かイタリアに関係した名前... え~と、カフェ・ローマだったか、カフェ・ベネチアだったか、カフェ・イタリアだったか???
もう一人の友人も合流することになり、行って見たらCafe San Marcoでした(笑)。
ここの、通りに面した大きな窓のそばはとても魅力的な席だけれど、いつも人が座っていて空いていたためしがない。でもその近くの外が見える席に座りました。 後から来る友人が見えるように。

私たちが頼んだのはカモミールティー。私は必ず、
「レモンをつけてね」
と頼みます。 カモミールティーにレモンを入れるとぐっと美味しくなるんです。

ボーイさんが持って来てくれたカモミールを見たら、わ~素敵!
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アラブの小さなティーポット、持ち手にカバーまで付いています。
ポットの中にはティーバッグじゃなくて、本当のカモミールが。
可愛いティーストレーナーもついていましたが、継ぎ足すときはつい忘れてしまう。

ドイツではカモミールというとお薬で、美味しくないイメージがあるので、誰もカフェでは頼まないとか。でもここの人はよくカモミールやミントを頼みます。

私は日本にいる母に、カモミールのティーバッグをいつも送っていますが、母は寝る前に急須に入れて飲んでいるそうで、とてもよく眠れるといっていました。カモミールはおなかの薬ばかりでなく、穏やかな鎮静作用もありますから、安眠できるのでしょうね。 物貰いができたら、それで目をあらってもいいんだそうです。

付いてきたクッキーをほおばり、お茶を注ぎ足し...楽しい時間がゆったりと過ぎて行きました。
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by gyuopera | 2006-02-28 16:50 | レストラン、バル restaurante | Comments(6)

アパート

以前から、息子が一つアパートを持っているのもいいじゃないかということで、適当な物件を探していました。息子の安給料でローンが返済できる程度のアパートといったら、ごくごく小さなものしかありません。

先週末、比較的手ごろな値段で物件があったと連絡がありました。その不動産を扱っている人は、なんと私の住んでいるマンションの中の人だったのです。
金曜日の午後は息子たちも会社が3時までなので、4時半に待ち合わせて3人で見に行きました。

そこはランブラス通りの一番下にある、小さな通りにありました。
入り口は4階建てなのに、中に入ると、2階建ての棟が2つあり、真ん中に私道があって、ちょっとセビリァのような風景です。それがとても気に入りました。
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この建物は、1833年にお風呂場として建てられたのだそうですが、2001年に全部を修復し、小さなアパートにしたのだそうです。こんなアパート、面白いではありませんか。

アパートの内部はごく普通ですが、2階で直射日光は入りませんが、2階までしかない部分なので、家の中は明るいのです。暖冷房もついているし、キッチンもバスルームも、たったの54平米のアパートにしてはかなり立派です。 それにしても、この広さで27万ユーロ! なんて高いんでしょう。
ここ数年、バルセロナの不動産の値上がりはすさまじいものがあって、その前に買った人たちはほくほくですが、新たに買おうとすると、40年、50年のローンを組んでも返済がぎりぎり。給料はそんなに上がっているわけではありませんから、若い人たちにはとても買えるものではありません。
ここも、計算してもらったら、35年のローンを組んだとして、返済金額は、息子のお給料の全額になってしまいます。
2度見に行き、2度目は不動産鑑定士を連れて行って、値段の交渉をしてもらいましたが、売り手は強気で、ぜんぜん下げる気配なし。
最終的には...残念だったけれど、あきらめたのです。

いつまでも親元にいないで早く独立して欲しいと思うのですが、今の状況では、多くの若者たちが親と同居している実情。今後、異常に値上がりした不動産が少しは見直されることを期待して、また何か物件が出るのを待つつもりです。 でも、ここ素敵だったんだけどなぁ。

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by gyuopera | 2006-02-28 07:36 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(4)

夜の玄関

ギターコンサートのあと、バスに乗ろうと思いましたが、ちょっと興奮していたので、どんどん歩いて行きました。場所はアイシャンプル地区のど真ん中。この地区の多くの建物は、アールヌーボー真っ盛りの100年ほど前の建物です。
昼間は外の壁や立派な玄関の扉などが目に付くのですが、夜になると、扉の中の玄関ホールに電気が点き、そのあたりを照らしますから、昼間は見えなかったものが見えるのです。
その空間の美しいこと!いずれも、玄関の扉のアイアンの隙間のガラスにカメラを押し付けて撮ったものです。
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この3倍くらいは撮ったのですが、あまりたくさんアップすると、ひどく重くなるのでこのくらいに。
一つ一つの扉をわくわくして覗き込みながら、写真を撮りまくった夜でした。

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by gyuopera | 2006-02-27 07:42 | 窓・玄関扉 ventana puerta | Comments(0)
昨夜7時から、Balmes通りにあるCasa Lutierで、國松竜次さんのギターリサイタルがありました。
私はギリギリ7時に飛び込んだので、もう一杯。でも上も少し席があって、座ることが出来ました。
ほっそりした繊細な指から生まれる音は今まで私の持っていたギターと言う楽器のイメージをすっかりくつがえしてしまいました。
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曲目はピアソラ、リョベート、トゥリーナ、テデスコ、武満徹、ブローウェル、そして彼自身の作曲した曲まで2曲!!
すべて楽譜などまったく彼には必要が無いようで、ささやくような音から激しい音まで変化自在、本当に美しいギターの音に触れられた思いでした。

ギター演奏は、録音で聞くよりも、こういった小さな空間で、生演奏を聞くのが最高だと思った夜でした。

その後は、興奮して、とうとう家まで歩いて帰ってしまいました。途中、次々といろいろなものが目に入って... かなり何度もシャッターを切りました。何を撮ったかって...? 私の感じた美しいもの。それはこの次に。

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by gyuopera | 2006-02-27 01:08 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

ショーウィンドー

お店のショーウィンドーにマスクが... カーニバルの季節です。
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こちらはカーニバルとは関係ないけれど、メルセリア(手芸洋品店)のショーウィンドー。
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by gyuopera | 2006-02-27 00:12 | ショップ tiendas | Comments(2)

友人宅での食事

昨日の日曜日、3時間の山歩きをしてボーっと心地よい疲れに身をゆだねていたら、一緒に歩いた友人のトニアが、
「お昼を食べに寄っていきなさいよ」
と誘ってくれました。3人のお嬢さんたちは皆スキーに行っているので、彼女は一人で食べるのもつまらないようなのです。

彼女の台所は、かなりごちゃごちゃしていましたが、ぜんぜん平気。
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見ると、Wok(中華なべ)で薄切りの玉ねぎを炒め始めました。
「これにニンジンを入れるつもりよ」
と言って、ピーラーでさっさと入れはじめました。ちょうど冷ご飯もあったので、
「これも入れてチャーハン作りましょうよ」
と提案すると、彼女チャーハンって知らないんです。
「何でも野菜を入れて炒めればいいのよ。お肉やハム入れてもいいし」
それで、玉子とインゲンを足して、冷ご飯も混ぜて炒めました。

さあ、出来た!中華なべごとドッと食卓に!(笑)
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「ワインもあるわよ」
マテウスをコップに(笑)注いでくれます。
野菜は大きめだったけれど、とても美味しかった。
「簡単にすぐ出来て美味しい!」
彼女もかなりお気に入り。

そのほかにも、アンコウのフライや、カネロニ、サラダと次々出てきます。もうおなか一杯!

ベランダで鳴き声がしました。
先週この家に来たばかりの子犬が、こっちを見て泣いています。おなかがすいたのでしょう。
上げたご飯を、洗ったようにきれいに食べました。
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食べ終わると、また悲しげな顔でこっちを見ます。
戸をあけてあげると、飛び上がってじゃれ付いてきました。まだ3ヶ月の子犬です。遊びたくて仕方がないんですね。

壁にトニアの絵が。画家のジョルディが描いた絵です。
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すっかりお邪魔してしまいました。夜は国松さんのギターソロリサイタルでした。これはまたこの次に。

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by gyuopera | 2006-02-26 20:01 | 日々のこと cotidiana | Comments(4)

コルセローラの山歩き

昨日の土曜日はまぶしいばかりのお天気でした。それで、またバルセロナの北にあるコルセローラの山を歩きました。

今回は別のルート。松の多い山です。
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時々びっくりするほど大きな松があります。


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ボーっと白く見えるのがアーモンド。
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あちこちに野生化したアーモンドの木があります。
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ビンカの群生を見つけました。
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スミレもあちこちに可憐な姿を見せて。
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3時間あまりの山歩き、本当に心地よい疲れでした。

その後は、友人のトニアの家でお昼をご馳走になりましたがそのお話は次にね。

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by gyuopera | 2006-02-26 19:35 | 日々のこと cotidiana | Comments(2)
カタルニァの近代史は、いずこも同じ、産業革命と戦争が付いて回ります。スペインの内戦は悲惨なものでしたから、人々の心に深い傷をつけました。
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これは1900年代初頭の事務所。こういう机は今でもアンティックショップでよく見かけます。
我が家の息子たちにもこのタイプの大型デスクを一つずつ買ったんですよ。
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レトロなものたちも、当時の最先端の機械でした。
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このタイプライター、シンドラーのリストを思い出します。
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市民戦争は子供たちまでも必死で戦ったのです。


これは30年代のダイニングキッチン。明るい電気が家庭にももたらされました。あちこちに懐かしい道具が見られます。
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そして学校。
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これは60年代のダイニングキッチンです。電気製品が家庭で一般的に使われるようになります。私の趣味から行くと、30年代の方が好きだな~。
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フランコの時代が終わり、ファン・カルロス一世が新国王となりました。スアレス政権に替わって、社会党のゴンサレスが政権を取ったのは1982年。私たちがスペインに来た年でした。

このミュージアムは広々としてとても楽しいので、ぜひ一度ご覧になることをお奨めします。

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by gyuopera | 2006-02-25 07:04 | 展覧会、展示会 exposition | Comments(0)
時代は下って、中世に。
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これは、カタルニァの旗のいわれ。
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11世紀、バルセロナ伯がフランス王ルイに紋章を所望したところ、王はバルセロナ伯の傷口に指を浸し、盾にそれをつけました。それで、黄色い地に赤い4本の縦じまが出来たのです。

丸い石の塔があって、中にはロマネスクの教会が再現されていました。
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当時の家の様子。こういうのはとっても楽しい。でもいまだにこういう風景を見かけることがあるんですよ。


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これは靴工房
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昔の帆船の模型
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海洋博物館に行くと、帆船のおおきな模型がたくさんあり、本物のガレー船もあります。

絵付けされたタイル
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絵皿
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ピストル
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天使の顔
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あまり可愛くないけれど。ゴシックのものです。

次は近代ですね。

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by gyuopera | 2006-02-24 08:21 | 展覧会、展示会 exposition | Comments(4)

カタルニァ歴史博物館

先日、カタルニァ歴史博物館で、ラモン・カサスのポスター展を見たことを書きましたが、常設展がとても面白いので、ご紹介しますね。

カタルニァは紀元前からギリシァ人が来ていてかなり強い影響を受けていましたが、古代ローマ帝国の支配下になってからは、タラゴナをはじめ、たくさんの都市が作られました。
私は石の文化にとても興味があるので、この辺の展示物はとっても面白いんです。

油などを入れたつぼ
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こんなツボが、たまにオークションに出たりするんだからびっくりです。

当時の船の模型があり、その船が半分に切ってあって、ツボはこんな風にして輸出されたということがわかります。
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下の部分が尖ったツボ、倒れちゃって立てて置けない、と思うでしょう。こんな風に2本の棒に渡したもう一本の棒に通して立ててあったんです。
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これは当時の日時計。上にランプが幾つも付いていて、一つずつ太陽が動いてゆくように電気が点き、太陽の動きによって針が時間を指すようになっています。
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これは古代ローマ人の住んでいた家を再現したもの。ポンペイなんかと同じですね。実際のローマの町の跡が、カテドラルの地下にちゃんと残っていて、バルセロナ市歴史博物館にはいると、その町の中を散歩することが出来ます。これはぞくぞくするほど素敵です。

次のブログは中世です。

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by gyuopera | 2006-02-24 08:08 | 展覧会、展示会 exposition | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera