カテゴリ:オペラ、コンサート musica( 198 )

いろいろ毎日あって、先週の土曜日にリセウにバレエを見に行ったことを書くのをすっかり忘れていました。

今回はアルゼンチンのバレリーナ、Julio Boccaの引退公演です。 
今はバケーションシーズンのせいか、土曜日はすんなり比較的いい席が取れました。

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ステージは撮影禁止なので、これらの写真はHPからお借りしたものです。

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幕が開くと、何にも無いステージでバレエが始まりました。演目はドン・キホーテなのですが、背景も何も無いんです。
「えっ、これじゃあまりに貧相な...」
なんて思ってみていたのですが、Boccaのすごいジャンプに回転! びっくりしました。
そしてAdagiettoの Pas de deux.

その次が白鳥の湖のパロディ。
今度はバックのスクリーンに青く映し出された湖や、わずかながらも舞台装置が出ていました。王子様の親友がオデットに横恋慕したり、王子様と魔法使いが取っ組み合って、最後に王子様が魔法使いを湖に突き落としたり... 
解説がスペイン語でなされるたびに、みんながどっと笑います。
曲も白鳥の湖の一部をちょっと使ったりして笑ってしまいます。

休憩のあとは、”Hombre de la corbata roja(赤いネクタイの男)”
スクリーンとライトを上手くを使った舞台は、モダンでしゃれていて、タンゴをふんだんに取り入れたアルゼンチンらしいモダンバレーで、とても素敵でした。

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まだとても若若しく見えるのですが、引退とは残念です。
でも従来のバレエとモダンバレエと合体させたステージはとても魅力的でした。

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by gyuopera | 2006-08-09 22:51 | オペラ、コンサート musica | Comments(10)

モーツァルトの夕べ

7日は音楽学校のコンサートでした。モーツァルトのコンチェルトNo.2の第2楽章を演奏したのですが、どうもリハーサルのときとは違って、「あれ?」というのが2度ほど。ピアノがまたちょっと具合良くなかったので、リハーサルのときほどは良くできなかったのですが、まぁまぁでは無かったでしょうか。
翌日はすぐ、22日のコンサートのために、オーケストラとリハーサルがありました。モーツアルトの「遊び」というタイトルで、組曲になっています。 3時半からフルートだけで一度、それから実際にオケとあわせるのが夜の8時半から。
行ってみると、管楽器はフルート2本だけ。1時間のリハーサルはとても満足のいくものではありませんでした。
夜の10時からは、この間一緒にコンサートをやったピアニストのマヌエルとバリトンのリサイタルがあります。 リハーサルが9時半に終わったのであわてて外に出ましたが、タクシーはぜんぜん来ないし、仕方なく地下鉄に乗って2駅、それからずいぶん歩いてやっと会場のあるところに行きました。

そこは外から見たら普通の住居の建物。玄関にたくさん人がいたのですぐわかりました。
玄関を入って地下に降りると、そこには小さなコンサートホールになっていたのです。

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小さいながら、音楽のムードいっぱいのサロンです。
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たちまち席は人で埋まってしまいました。来る人くる人、女性は結構おしゃれしてくるのです。これはちょっと意外。最近、リセウ劇場でも、音楽堂でも、とてもラフな格好で来る人が多いので、ちょっと物足りなく思っていたのです。

今降りてきた会談を振り返ると、サロンの入り口に大きなウシ。ウシの上の波型のものはコートハンガーです。

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バリトン歌手とピアニストが紹介されました。
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バリトンは29歳の若手。もう国際的にもかなり歌っているようです。
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前半はモーツアルトのリーダー。私の大好きな曲もありました。それに2曲は、たった今リハーサルで演奏してきた曲もあって。
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後半はモーツアルトのオペラのアリアから。魔笛やコシ・ファン・トゥッティ、ドン・ジョバンニなどから。レチタティーヴォも入れ、振りもつけるので、かなり臨場感があります。彼、かなりブッフォで、それにすごい役者。ぜんぜん危なげないところがありません。若いのに、才能あるなぁ、と感心しました。

終わって晴れやかな顔の二人。 とても楽しいリサイタルでした。
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終わったのは12時。ソプラノのパトリシアが来ていたので、家まで送ってもらいました。そうでなかったらタクシーもとても拾えそうも無いお屋敷街ですから、全部歩いていかなければならないところでした。 こういう小さな場所でのリサイタル、とても良いと思いました。

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by gyuopera | 2006-06-10 04:48 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
今の季節はいろんな行事が一杯でなんだか毎日とっても忙しい。

今朝はカタルニァ州政府で一定年齢以上の女性に無料で乳がん検診をやってくれる指定日でした。
バレンシア通りの病院にはかなり早く着いたので、そのブロックをぐるりと散歩。こんな素敵なファーマシーがありました。

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ヘビと薬とは昔から深い関係があったので、昔からの薬屋には、ヘビの巻きついたデザインがおおいですね。

さて、検診はあまり待たないですぐ終わりました。




その後は蚤の市エンカンテスで、植木鉢を持ち上げる足(というか、台というか)を5つ購入。それでお昼の後は、その台を乗せた植木鉢の配置換えで、ベランダの植木鉢をあっちこっち動かしました。ついでに植木鉢の隙間の掃除。箒が隙間に入らないから、これ普段なかなか出来ないんですよ。日本の100円ショップで、細い箒を見つけ、それが重宝しています。

午後遅く(スペインだと早く、ですが)はセルバンテス公園でバラの新作コンテストが始まりました。これは行かなくちゃ!

入り口で、来た人全員に、真っ赤な素敵なバラと、ミネラルウォーターのビンのサービス。
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バラのコンテストのときは、普段入れない芝生の中もずんずん入ってバラを見れるので、これは逃せない! 普通柵で囲ってあるところも、このときばかりは入り口を開けてくれるのです。

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絵を描いている人も沢山いました。
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今、どちらを向いても本当にきれい
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コンテストは7時からですが、7時には國松竜次さんのギターコンサートがあります。後ろ髪を惹かれる思いでそこをあとにしました。

コンサート会場はランブラ・カタルニァの本屋さんです。その隣の家が、すごかった

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これが正面玄関なんですが




これが上のほう
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宮殿みたいでしょう



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会場の本屋さんはとても奥行きのあるモダンな本屋さんでした。その地下の一角に、ちょっとしたコンサートをする会場があったのです。

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國松さんのコンサートはこれで2回目ですが、今回も前回に勝るとも劣らない素晴らしいものでした。 
ささやくように始まり、オーケストラにも匹敵するような激しいところもあれば、ありありと情景を映し出すような曲もあり、ギターでこれだけの音が生み出せるのかと驚くばかりでした。それが彼の研ぎ澄まされた繊細さで表現されている。

ただただ感心して聴き入っていました。こんなギタリストが日本人でいるなんてとても誇らしく思いました。




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by gyuopera | 2006-05-07 04:47 | オペラ、コンサート musica | Comments(4)

音楽学校のコンサート

一昨日のフルートレッスンのときのこと。

この次のアリマニーのマスターコースで吹く曲を選びました。候補はUndine, Grand solo, Schubertの Trockne Blumen など考えましたが、最終的には Poulencのソナタと、Gebauerのファンタジーに決めました。

Gebauerなんて聞いたこと無いでしょう? このファンタジー2番は、テーマ曲がよく知られている曲なんです。つまり、文部省唱歌に入っている歌。きっと、これはドイツの民謡なのだと思います。たとえば、「チョウチョ」とか「チューリップが咲いた」なんかもドイツの民謡ですが、小さい頃から童謡として耳に入っているので、日本の歌かと思ってしまいますね。
これもそうで、よく耳慣れた「レーミレド シ・ソ・ソ ラ・レ・レ シ・ソ・ソ」 という曲なのですが、タイトルが思い出せません。

ところでその後、先生が、
「明日のコンサートは、マルクとマスミのデビューコンサートだから絶対来なくちゃだめよ」
というので、患者さんに日を変えてもらってコンサートに駆けつけました。

Virtelia音楽学校には先生や卒業生たちのオーケストラがあって、今度チェコに演奏旅行するのです。それで、いつもトリオでやっていたマルクとマスミがデュオのフルートで参加、旅行前のコンサートで、オーケストラのソリストとしてデビュー、というわけです。

指揮者はFransec Llongueras, 校長先生ですが、指揮者としてもかなりのキャリアを持っています。
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↑これがFransec。
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曲はフルートコンチェルトのクアンツ以外は現代作曲家。
一曲目のBaumannは6楽章からなり、一楽章はバロックのようですが、2楽章からブリテンを思わせるような曲で、なかなかよかったです。

さて、2曲目はフルート協奏曲。
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二人ともちょっと緊張していたのか、練習のときのほうが上手だったけれど、でもとてもよかった。オーケストラが大きな音なので、tuttiのときはフルートの音などぜんぜんかき消されてしまうのがちょっと残念。
終わると先生のモンセと祝辞を述べに舞台裏に行きました。
チェコの演奏旅行には実力を発揮してくれたらいいなぁ。

他のオーケストラの曲は、Monsalvatge, Killmayerでしたが、あまり好みではありませんでした。弦の音がにごっているように思えたからです。でも、ポピュラーな曲を演奏したら、すぐさまアラが目立つよりいいかな!? 

いずれにしても、2人の仲間のデビューはうれしいことでした。

先ほど歯医者から戻ると、フルートの先生モンセから電話。
「あなた今度の日曜日暇?」
「えーと、はぁ、暇ですが」
「飛び入りコンサートよ。ホテルで演奏するんだって。マスミとデュエットやってね。モーツァルトの魔笛の、以前やったことあるでしょ」
おいおい、勝手に決めてくれちゃって… まぁ、いいけど。

ったく、モンセっていつもこうなんですよ。日本じゃ考えられないでしょう、この突然さ。スペイン風なのかな。

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by gyuopera | 2006-03-31 02:11 | オペラ、コンサート musica | Comments(9)

リセウ劇場のイドメネオ

今年はモーツァルト生誕250周年でモーツァルト年として、さまざまなコンサートやオペラが催されますが、バルセロナのリセウ劇場ももれなく、今年のモーツァルトの作品はイドメネオです。

今回切符を買った日はプレミエで、まだちょっと腰が痛かったけれど、モーツァルトはやっぱり聞きたかったので、痛み止めを飲んで出かけました。

例のごとく、「鏡の間」でフレッシュオレンジジュースを飲みながら天井を見ていますと、今まで何度と無く見ていたのに気付かなかった文字が目に入りました。
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「素直さと真実は、藝術が表現する美しさの真髄である」
sencillezを素直さと訳すか率直さと訳すか、この場合は「単純」とは訳さないと思うけれど、まぁだいたいそんな意味の言葉で、この豪華な広間に書かれているのはちょっと合わないような気もしましたが、いい言葉です。それに続いて、
「音楽は心の(または精神の)言葉である」
とも書かれていました。
なんだか妙に感心してしまいました。

今日の席は2階の4列目。それでもステージはほとんど全部見えます。
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こちら側を撮るといつも同じになってしまいますね。いつもほとんど同じくらいの場所の席を買うので。ここ、高い席のすぐ横で、90ユーロくらいなんですよ。すぐ隣は116ユーロですもん。
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今回は私の一番好きなソプラノ、マリア・バーヨがリーヤを歌うので、それはそれは楽しみでした。
このオペラ、友人のアライサがマルセイユで歌っていて、(もちろんCDも出ていますが)プレミエと2公演目も見にゆき、2月の恐ろしく寒いマルセイユを一緒に歩き回った思い出があります。あまり好きな町ではなかったけれど、でもオペラはとてもよかった。

さて、ここはリセウ。
幕が開くと、こんな感じのステージ。ステージ写真はリセウのHPからお借りしています。
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かしがった四角の建物と、弧を描く塀。それはまるで船のようにも見えます。黒い服を着て縄でつながれている捕虜たちは、明らかにアラブ人の服装、それを見張る軍服の人たちは機関銃を構えています。
序曲が終わって、リーヤのアリアから始まります。リーヤは塀の外に目隠しをされて縄でつながれています。彼女はトロヤの王女なのに、クレタに捕虜になっているのです。
ああ、マリア・バーヨの声は、澄み切って、どんな高音も耳障りではありません。軽やかで清らかな声!
今回のイダマンテのメゾはKristine Jepson, 私個人の好みですと、イダマンテはテノールのほうが好きなのですが、それは絶対に一流でなければいけません。それが難しいから、メゾを使うのかな、とかんぐるくらい、メゾの場合が多いですね。
今回のメゾはかなり良かったです。ちょっと、やっぱり私の代好きなフォン・オッターを思わせました。
でも、タイトルロールのイドメネオの声はあまり通らず、存在感にかけました。
あのコロラトゥーラの"Fuor del mar"は、アライサとは比較するベくもなく、かなりがっかりでした。アルバチェもぜんぜん声の通らないテノール。 エレクトラは普通、かなり強烈な印象を持つソプラノが歌うのですが、ここではなんだか惨めっぽくて、存在感もありません。モーツァルトのオペラは大体どれもですが、いい歌手がそろわないと、一人スター歌手がいたってだめなのです。

演出はNicolas Brieger, Klangbogenフェスティバル(ウィーン)のものだということでしたが、あまり好きではありませんでした。衣装なんか特にマチマチで、現代の服の登場人物なのに突然ロココムードの衣装のコーラスが現れたり。
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モンスターも、外部からの攻撃、と言った形で、ただパーンと何かが炸裂する音がして煙が出るだけ。な~んだ。普通、どんな怪物が出てくるかな?って期待するじゃありませんか?アイディアはいいとしても、あまり歌詞のないようとちぐはぐじゃ困ります。
何の意味かわからないけれど、セマナ・サンタのようなとんがり帽子の人たちまで出てきて。
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休憩のときは、地下にあるFoyerに行きました。ここはオペラのときはレストランになりますが、コンサートをやったり公演をやったりと多目的。広くてゆったりしているので、休憩のときちょっと食べたり飲んだりするのには便利です。
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ミュンヘンンのオペラハウスはやはりとても豪華で、来る人もかなり着飾っていますが、休憩のとき、食べるものが少ないのか、食べるところが狭いせいか、皆目が血走っていて、殺気立った感じでした(笑)。ワーグナーのオペラのように長いと、途中でちょっと食べたくなりますものね。でも何度も食べ損ねました。あっという間に売り切れちゃうのです。あそこの劇場はきれいだけれど、楽屋は広いわりに、設備などは大したこと無いのです。ミュンヘンでいつも私が泊まるホテルにはよく歌手が滞在していて、楽屋で「今朝会いましたね」なんていわれたことがありましたっけ(笑)。日本人は目立つのかも。

8時半からのオペラ、終わったのは12時を回っていました。

今回のイドメネオは、演出、歌手ともちょっとがっかりだったけれど、マリア・バーヨの美しい声が聞けたからいいとしようかしら。

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by gyuopera | 2006-03-16 05:40 | オペラ、コンサート musica | Comments(6)
昨夜7時から、Balmes通りにあるCasa Lutierで、國松竜次さんのギターリサイタルがありました。
私はギリギリ7時に飛び込んだので、もう一杯。でも上も少し席があって、座ることが出来ました。
ほっそりした繊細な指から生まれる音は今まで私の持っていたギターと言う楽器のイメージをすっかりくつがえしてしまいました。
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曲目はピアソラ、リョベート、トゥリーナ、テデスコ、武満徹、ブローウェル、そして彼自身の作曲した曲まで2曲!!
すべて楽譜などまったく彼には必要が無いようで、ささやくような音から激しい音まで変化自在、本当に美しいギターの音に触れられた思いでした。

ギター演奏は、録音で聞くよりも、こういった小さな空間で、生演奏を聞くのが最高だと思った夜でした。

その後は、興奮して、とうとう家まで歩いて帰ってしまいました。途中、次々といろいろなものが目に入って... かなり何度もシャッターを切りました。何を撮ったかって...? 私の感じた美しいもの。それはこの次に。

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by gyuopera | 2006-02-27 01:08 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

オペラ「オテロ」

今夜はオペラでした。演目はヴェルディのオテロ。タイトルロールはホセ・クーラでしたから、当日券なんてないとあきらめていたら、ちゃんと取れたのです。ラッキーでした。
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ヴェルディは本来余り好きではないのですが、ドン・カルロ、オテロ、そしてファルスタッフはかなり気に入っています。
人気のホセ・クーラは、さすが、期待に沿う声でしたが、もっと印象深かったのはあまり知られていないソプラノKrassimira Stoyanovaが歌ったデズデモーナ。本当に清らかな声でした。

ステージは大変シンプルで、大道具も小道具も一切無い、奥に深い箱のようです。唯一あるのは白い十字架。リセウのHPの写真を載せますね。
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取れた席は、ステージが半分見えなかったのですが、こうやって何も無いステージですから、目をつぶってじっと聴き入り、時々ステージを見るくらいでも十分でした。

11時25分に終わって、地下鉄で家に帰ったのが11時50分。地下鉄は本当にありがたいです。タクシーよりずっと早い。いつも地下鉄が動いている時間にオペラが終わってくれると助かります。 来月はモーツアルトのイドメネオ。それもとても楽しみです。


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by gyuopera | 2006-02-16 08:32 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
昨夜は、再び、フルーティストのクラウディオ・アリマニーとパトリシア・デ・ノーのフルートコンサートがありました。夜8時から、ということでしたが、私は患者が来ていて、終わったのが8時45分。今から行ってももう終わっているかもしれない、とは思いましたが、もし終わりのほうだけでも聴けたら、と思いなおし、大急ぎで着替えて地下鉄でLiceuまで行きました。

リセウの入り口にいた警備の人が、
「今ちょうど休憩時間のはず」
というので、急いでFoyerに下りて行きました。
Foyerというのは、オペラハウスの地下にある広いスペースで、オペラがあるときはここにあるバールで食べたり飲んだりできるスペースになるのですが、ここで講演会や、今回のようにコンサートなどもやるのです。
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後半浜もなく始まりました。 ずんぐりしたアリマニーと、すらりと背の高いパトリシアが並ぶと、パトリシアのほうがかなり高い。以前も二人でデュエットをしたことがありますが、素晴らしいフルーティストです。
メンデルスゾーン、そしてモーツァルトのオペラ「魔笛」から、私も演奏したことのあるデュエットを3曲。そしてドップラー、最後がヴェルディのオペラ「リゴレット」のアリアをメドレー風にアレンジしたもの。 こういう作品は楽しいですね。知っているメロディーが次々現れて、また別のアリアになってゆく。


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アンコールにこたえて3曲も演奏してくれました。最後のモーツアルトの「ドイツ風舞曲」の楽しいこと! これなら私も吹けそう。

終わってから挨拶に行くと、

「このドイツ風舞曲は工藤がくれたんだよ」

といいます。工藤って、あの工藤重典です。彼もランパルに師事した世界的なフルーティストです。

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「どうも肩と腕がこってかなわん。今度マッサージしてもらいに行くからね」
アリマニーが言いました。

パトリシアの衣装があまり素敵なので、写真を撮らせてもらいました。彼女は裾がピラピラしたのがお好きのようです。吹きながらかなり動くので、ゆらゆら揺れてきれいでした。

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後半だけでも聴くことが出来てとても幸せでした。私は一生かかってもあんなに素敵に吹けないだろうな~。でもがんばろう。
by gyuopera | 2006-01-26 06:38 | オペラ、コンサート musica | Comments(4)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera