カテゴリ:オペラ、コンサート musica( 210 )

今回リゴレットは、アボノに入っていたけれど、なかなかいく気がしませんでした。
まず第一に、私はヴェルディがあまり好きでないこと、音楽的に興味がわかないこと、一般にヴェルディを歌う歌手は目立つことばかり考える人が多くて、閉口してしまうことなどなど。でも写真を見ると、ちょっと面白そうなステージングなので、まあ、行ってみようか、つまらなければ半分で帰ってくればいいし、と思って出かけました。

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この日の配役は

Duc de AMantua Antonino Siragusa
Rigoletto Angel Odena
Gilda Maria Jose Moreno
Sparafucile Enrico Iori
Maddalena Ana Ibarra
Giovanna Gemma Coma^Alabert

指揮       Riccardo Frizza
演出       Monique Wagemakers
衣装       Sandy Powell

写真はすべてリセウ劇場のFBからお借りしています。

幕が上がると、マントゥーヴァ公のお城の広間。 ステージに大きな四角に区切ったところが広間の設定。ごちゃごちゃしているよりすっきりしてなかなかいい。
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道化役のリゴレットは、公を笑わすのが仕事。
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好色のマントゥーヴァ公は、その日気に入った婦人たちと戯れ。
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マントゥーヴァ公役のSiragusa氏は毛が無いので、初めどれがリゴレットでどれがマントゥーヴァ公かわからなくて。どうしてかつらつけないんでしょ?
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リゴレットの家は、真ん中に長い階段があって、部屋らしくはないけれど、面白いと思った。

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使用人ジォヴァンナの手引きで侵入したマントゥーヴァ公の甘い言葉に、リゴレットの娘ジルダはすっかり恋に落ちてしまう。

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そして、彼が去った後も、「なんて素敵な名前」と彼を思う。このアリアはなかなか熱唱でした。
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この後、ジルダはマントゥーヴァ公の取り巻きたちにさらわれてお城に連れていかれる。

ジルダのことが気になる公。でも取り巻きがジルダをさらって来てくれたので大喜び。
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それを知ったリゴレットは、公に復讐を誓い、殺し屋に依頼。
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公を忘れられないジルダに、彼がほかの女性を口説いている現場を見せるが、やっぱりジルダの心は変わらない。公暗殺の殺し屋の兄妹の話を聞いて、自分が身代わりになることを決意。


殺し屋に礼金を払って死体を確認すると娘のジルダだったことを発見して絶望するリゴレット。
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とくに有名な歌手は出なかったけれど(一日、レオ・ヌッチが出演)、みんな上手だったし、大音響で勝負‼的な歌手もいなくてよかった。
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このステージ、こんな風になっているそうです。
この四角の部分が上がったり下がったり、斜めになったりする
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リハーサルの様子
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おひげもいろいろ取り揃えてあるようで
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これは歌手たちの額屋。結構立派ですね。まあ、新しいですからね。
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あちこちの額屋を見たけれど、マドリッドのテアトロレアルも一部屋ずつシャワーが付いていてきれいでしたね。
ひどかったのはザグレブ。鉄のベッドが一つあって、監獄みたいでした。ベルリン州立オペラも狭くかなり古かったですね。チューリッヒやミュンヘンはまあ広かったけれど、シャワーなんかは無論なし。古いところが多いですからね。


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by gyuopera | 2017-04-01 07:24 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
ホテルに帰ってゆっくりお風呂に入ってから着替えて、いよいよコンサートへ。

会場はホテルからすぐ近くのサラゴサAuditorio。

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内部は広く、1992席。ちょっとバルセロナのL'Auditoriに似ています。
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奥にチェンバロとオルガン、真ん中に背を高くしたチェンバロ。ということは、指揮者のファゾリスが指揮をしながら弾くのでしょう。
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この日のコンサートは「オルフェオ」

Amanda Forsythe soprano
Philippe Jaroussky countertenor
Diego Fasolis director
I Barocchisti

前半は、17世紀の作曲家による3つのオルフェオのオペラ(L’Orfeo de Claudio Monteverdi, Orfeo de Luigi Rosi y L’Orfeo de Antonio Sartorio)より抜粋して、オペラが別の作曲家にも拘わらず、まるで一つのオペラのようにうまくつながって流れるように進み、最後に絶望したオルフェオの歌で終わります。その最後の “Possente spirto”  の驚くほど繊細で美しいこと。









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後半は、18世紀のグリュックのオペラ「オルフェオ」からで、一番最後に歌われたジャルスキーの “Che farò senza Euridice!” は、今まで聴いたことのあるこのアリアの中で、一番悲しく美しく感動的でした。

ジャルスキーは期待を裏切らぬ素晴らしいテクニックと、非常に繊細な部分や感情的な表現の豊かさで聴衆をオルフェオの世界にいざないます。彼の声を聴いていると、裏声という不自然さの感じられない、非常に美しい響きで、かつ声量もあり、ソプラノのアマンダさんも、この役にぴったり合った声・歌唱で、ジャルスキーとよく調和していました。
ファゾリス指揮の I Barocchistiも、きりっとした小気味の良い演奏で、歌手のピアニシモのパートを少しも妨げることなく、素晴らしいハーモニーでした。ファゾリスの指揮は見ていてとても面白いのです。拍を指示するのではなく、自由に動く手がまるで音を表現しているようで、またそれがとても分かりやすいのです。
前半に弾いたビオラ・ダ・ガンバが素晴らしかったし、後半のトラヴェルソ、リコーダーもとても良かったです。

また、コンサート形式とはいえ、前半と後半で歌手たちは衣装を替え、アマンダさんはグレーのドレス、ジャルスキーは初めは白シャツに蝶ネクタイとスモーキング、エウリディーチェが死ぬと、蝶ネクタイを外して出てきます。
後半はアマンダさんは真っ赤なドレス,ジャルスキーは黒シャツに襟が革のジャケットに黒い皮のパンツ。両脇に椅子が置いてあって、エウリディーチェが死んでしまうと、悲嘆にくれたオルフェオがうつぶせになるほどに座り込むのですが、前のコンサート(ドルトムンドやアムステルダム)ではもっと大きなソファ的な椅子だったのに、サラゴサでは普通の椅子だったので、しがみつくように斜めに座っていてきつそうでした。
感動的なコンサートのあと、モンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」から、最後のデュエット、Por ti miro を歌ってくれました。指揮者のファゾリスさんが2人を促して、後ろの席の人のために半分を後ろを向いて歌ったんですよ。

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ファゾリスさん、怖い顔しているかと思ったらこんなかわいいしぐさも(笑)。
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コンサートの後は、サイン会があるとアナウンスがあり、行ってみるとみんな列などお構いなしにごちゃごちゃに待っています。秩序なんかまるでないので(バルセロナではみんなちゃんと列に並びますよ)、待っていたらあとから来た人もいつの間にか前になっていて、私は最後から二番目くらいになってしまいました。

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やっと私の番になったら、せっかくCD持って行ったのに、開けたらディスクを家に忘れてきておりました。それで中に入っているブックレットにサインしてもらいました。

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サインしながら、
「一番前の席に座っていたでしょ?」
というんですよ。歌いながら、演技しながら、ちゃんと客席を見る余裕があるんですね。
お願いして写真を撮らせてもらいました。

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夜11時を過ぎていましたが、思ったほど寒くなく、ホテルもすぐ近くでよかった。
コンサートの感激でなかなか寝付かれなかったのですが、やっと寝たと思ったら、4時ころでしょうか、上の人が、靴で部屋を歩き回っている音で目が覚めました。激しく響くので、とても眠れたものではありませんでしたが、それでもその後3時間くらい寝たみたい。
朝になってテレビのニュースを付けると、ロンドンのテロを報道していました。

ホテルからタクシーで駅まで行き、AVEに乗って帰りましたが、行きはPreferenteだったので27ユーロ(金額うろ覚え)でしたが、帰りは普通だったので、15.75ユーロ。安かった!マドリッドまでだと食事が付くけれど、近いところは別にPreferenteにする必要ないですね。座席も特に広くもないような気がしますから。

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by gyuopera | 2017-03-31 07:29 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
3月11日は、私の所属するリコーダーオーケストラのコンサートでした。
風邪をひいてしまい、その前2日間はずっと寝ていて、当日もかなり具合が悪く、息子がやめなよ、と言ったけれど、やっぱり行きました。

場所はこの教会。La Iglesia de Padres Carmelitas Descalzos。


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リハーサルは、別の入り口を入った奥にホールがあり、そこでやりました。
舞台には劇のセットが置いてありました。ここで劇も上演するんですね。音響は良くない。
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鼻が詰まってうまく息ができないので困りました。足の親指のわきをマッサージすれば鼻が通るとは知っていたのですが、人前で靴を脱いでマッサージするわけにはいかなかったので、手の中指の鼻の反射ゾーンを刺激すると、しばらくして鼻が通るようになりました。

本番は礼拝堂でやりましたが、教会のいかつい外見とは違って、とても素敵なんです。

素敵に写真を撮ってくださった方がいて、グループのHPに載せてくれたので、それをお借りします。

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コンサートはまずまず。誰かが動画を撮ってくれました。一番初めの部分なので、ちょっとまだ本調子じゃなかったのですが。



演奏した後は、だいぶ気分がよくなりました。音楽の力かな?
それで終わってから礼拝堂の写真を撮りました。
こんな時でなくちゃ、祭壇まで登って写真なんか撮れませんもの。

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綺麗な天井
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床のモザイクも素敵です。
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ちょっとアラブ風な感じがしなくもない教会ですね。1957年だそうです。
こんな素敵な教会で演奏できてよかった。


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by gyuopera | 2017-03-12 21:39 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
3月10日、やっとリセウ劇場の来期2017-2018年度の演目が発表になりました。




嬉しいことに、バロックオペラが2つも入っているのです。残念ながら両方ともコンサート形式ですが、変な演出を見せられるくらいならいっそコンサート形式のほうがいいかもしれません。

2つのバロックオペラのうち、一つはポッペアの戴冠(モンテヴェルディ)で、指揮がスピノジ! 彼のきりっとした音楽づくりは大好きです。ネローネ役が David DQ Lee です。これは行かなくては。

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もう一つの「アリオダンテ」は 指揮がウイリアム・クリスティで、ポリネッソ役にクリストフ・デュモーが出るのでこれもちょっと気になる。

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そのほか気になるのはロッシーニの「ランスへの旅」。

それからワーグナーのトリスタンは斬新な演出


ヨナス・カウフマンがシェニエを歌う≪アンドレア・シェニエ」


さて、私のアボノにはいくつ入っているかな?


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by gyuopera | 2017-03-11 22:23 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
先日、リセウ劇場でヴィヴァルディのオペラ Teuzzoneを聴きました。
ジョルディ・サバイの指揮で彼の率いるオーケストラ、Le Concert des Nacionsのコンサート形式で、2日のみの上演。

Teuzzoneというオペラは初めてだったので、あらかじめストーリーを読み、Youtubeで全曲を聴きました。ただ曲だけ聞いているとあまり面白いとも思わなかったので、当日はどうしようかな~と迷っていましたが、せっかくいい席だし、行くことにしました。

今回は4階の席ですが、ど真ん中
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コンサート形式なので、オケボックスがせりあがって舞台になっています。
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4階はバールがあるんですね。知らなかった。
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サバイ指揮の序曲の演奏がYoutubeで聞くことができます。いかにもVivaldiらしいオペラ。ちょうど四季を作曲したころの作品です。
この序曲の演奏の前に、琵琶のような楽器と、琴のような楽器(名前がわかりません)2台で中国風(日本風っぽく聞こえました)の演奏をし、序曲に続きました。

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Teuzzoneというあまりなじみのないオペラのストーリーは、興味のある方はこちらを呼んでいただくとして、中国が舞台の物語で、要約すると、皇帝が亡くなって跡継ぎを実の息子のTeuzzoneにゆだねるという遺言を、若き王妃ジディアーナが大臣と総督を抱え込んで、自分が跡継ぎであると偽装してしまう。Teuzzoneは反旗を翻すともとらえられ死刑を宣告されるが、国民の前で次の皇帝の発表をする際、大臣が偽装に耐えられず、本当の後継者は息子のTeuzzoneであると発表、Teuzzoneは婚約者のタタールの姫ゼリンダと結ばれ帝位につく、というもの。

Savallの指揮するLe concert des Nationsは素敵だと思いましたが、Vivaldiの音楽に関しては、スピノジやファゾリス指揮の強弱を非常に際立たせるきりっとした演奏と比べると、ちょっと上品すぎるような気がしました。
また、歌手が歌うとき、もう少しオケのボリュームを抑えないと、初めのうちは歌手の声がよく聞こえなくて残念でした。

曲は全くVivaldiそのもので、ゼリンダのアリアの一つは管弦楽のコンチェルトをそっくり使ってあって、「あれ~」なんて思いました。
歌手に関して言えば、とにかくゼリンダ役のSonia Prinaが抜きんでていて、その素晴らしい表現力は圧倒的でした。影が薄かったのがジディアーナ役のMarta Fumagalli, 頑張っていたのが大臣のCino役のRoberta Mameli. 肝心のタイトルロールのPaolo Lopezはソプラニスタで大変高い声で歌いましたが、高いせいか歌詞が聞き取りにくく、ちょっともどかしさがありました。
3時間15分の長いオペラですが、後半になってくるとだんだん激しいアリアも出てきて盛り上がり、かなり楽しみました。
Youtubeを聴いているのと生演奏を聴くのとでは大変な差があるものだと思ったことでした。

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Savallの右横がSoniaさん。実力もありますが、衣装も大胆。
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配役
Teuzzone Paolo Lopez 
Zidiana Marta Fumagalli
Zelinda Sonia Prima
Sivenio   Furio Zanasi
Cino Roberta Mameli
Egaro Aurelio Schiavoni
Troncone Carlo Allemano


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by gyuopera | 2017-02-27 07:28 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
先週の日曜日、またリセウ劇場で(今月リセウに来るの4回目!)It Dansa を見に行きました。

今回のダンスは、チケットも安かったので、アンフィテアトロの真正面を取りました。それでも26.9ユーロだったんですよ。
アンフィテアトロは、日本語でなんというかわからないけれど、平土間のすぐ上のフロアです。
そこに行くには、劇場の正面の階段を昇っていくんですね。
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今までここから上って入ったことは無かったので、お上りさんよろしく一生懸命写真を撮ってしまいました。
なに、いいんですよ、私は外国人だから、始めてくるようなふりして写真撮っても。

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天井に明り取りの窓があったんだっけ。
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こちら、鏡の間で、飲み物を飲むところ。
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ここにも天井画があったんだっけ
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この通り、ど真ん中です。
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でも横のほうの席はあまり人が入っていませんでした。若い人が多かった。
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ステージ写真は、劇場のFBからお借りしています。

まあ、モダンダンスだとは思っていたんですが、初めのダンス Un Ballo はかなりクラッシック風で美しかった。






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デモビデオ




Wad Ras は音楽がめちゃくちゃうるさくて、四角いパーカッションを盛って踊ったり座ったりするのがあって、ダンスも見ていてちっとも面白くないのがありました。あれは好きではなかったです。



Minus 16は左の人からそっくり返って行って、最後にいつも右の端の人が床に倒れるのでおかしかったのですが、この後、二人のダンサーが、なんと Nisi Dominusの音楽で踊り出したのにはびっくり。前奏の間、もう気が気ではありませんでした。残念ながらショルでしたから、すこし拍子抜け。





舞台からダンサーが下りてきて、客席から何人かを舞台に連れてきて踊ります。
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背広を着て踊っているときはかなり素敵な動きでした。
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Minus 16 が大体全部が見られるビデオ

全体的に見て、若い人向けで私にはチョットついて行けないな~というのが多くて。あまり楽しく感じられませんでしたね。



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by gyuopera | 2017-01-31 07:15 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
今年も行きました、台54回フランセック・ヴィーニャス国際歌唱コンクール。
今年は62カ国、511人の参加者があり、ロンドン、ニューヨーク、ミラノ、パリ、ベルリン、北京、ロサンジェルス、モスクワ、マドリッド、バルセロナで行われた予選を通過した歌手たちが、バルセロナで1月11日~13日の間二次予選を受け、ファイナルは例年のごとくリセウ劇場で行われるのです。
このコンクールは、賞金が非常に多いこと、優勝者にはリセウ劇場もしくはテアトロ・マドリッド劇場との契約を取ることができるので、歌手たちには魅力だと思います。審査員も世界中のオペラハウスから来ていて、国際的です。

金曜日がファイナルで、リセウ劇場、この日は一番前の席を取りました。
ピアノ伴奏なので、オーケストラボックスの床がせりあがってステージになっていますから、オペラの時より観客に近いわけで、絶叫タイプの歌手などの場合は、鼓膜が破けるかと思うほどですが、今年はそういう歌手が少なかったので助かりました。
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一番前から客席のほうを見ると壮観
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オーケストラボックスと客席を仕切る手すり部分
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ステージの上にある絵。小さくてよく見えないけれど。

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ファイナルまで残った歌手は21人、内訳はテノール4人、バリトン7人、バスバリトン3人、バス1人、ソプラノ5人、メゾソプラノ1人。つまり男性歌手が三分の2以上を占めていたのです。国別にみると、韓国が今年も多く、6人、アメリカ、スペイン、ロシア、グルジアから各2人、、あとはクロアチア、アルバニア、グアテマラ、ポーランド、チェコ、セルビア、中国から各1人ずつ。残念ながら、今年も日本の歌手は残りませんでした。

21人の歌を聞いて思ったのは、年々レベルが上がっているように思えること。
みんなもうプロで、実際オペラで歌っている歌手のレベルを上回っていると思えるほどの歌手が多いこと。韓国人歌手のレベルが本当に高くて、ディクションも素晴らしいこと。
中でドイツリートを歌った韓国人バリトンがシューベルトの冬の旅" Gute Nacht"を歌ったときは涙がこぼれるほどでした。「冬の旅」は、演じすぎると鼻に付いてしまうものですが(昔聞いたペーター・シュライアーがそうで、ちょっとがっかりした覚えが)、このJunhan Choiというバリトンは、淡々と歌い、それで一層悲しみが伝わってくるのですね。
ソプラノは派手な歌を歌うロシア系の歌手に比べ、グァテマラ出身のAdriana Gonzalesはルサルカのアリアを歌い、これがとても良かった。
コンクールには同じ歌が重なることが多く、何度も聞いていると、またか、と思ってしまうのですが、今年は少し地味な曲もたくさん歌われてよかったと思います。バロックオペラの曲は一つもなくて残念でしたが。


日曜日は入賞者のコンサートと授賞式。この日は4階の真ん中の席を取りました。
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天井を見ると、録画しているのがわかります。
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トップ3の面々。
右から 第一位のチェコのテノール、Petr Nekoranec. 割と地味な感じで、彼が第一位とはかなり意外でしたが。真ん中がグアテマラのソプラノ、Adriana Gonzalez, 彼女が受賞してうれしかった。左がスペインのバリトン、Carles Pachon, 彼もちょっと意外でした。

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受賞者コンサートでは、3つの賞を取った韓国のバリトン Junhan Choiがまたシューベルトの冬の旅の "Gute Nacht"、それからシューマンの詩人の恋から Ich grolle nicht を歌ってくれて、また感激。でも、詩人の恋からもっと別な曲を選んでもよかったんじゃないかな・・・なんて思いました。この人のリート、いいです。

三位のCarles Pachonは、清教徒から Ah per sempre io ti perdeiと、お得意のセビリアの理髪師のフィガロ登場の歌。これは受賞しなかったけれど韓国のバリトンのほうがうまかったと思いました。
二位のグァテマラのソプラノは、またルサルカの月のアリアを、もう一曲は カルメンから C'est des contrebandiersを。
第一位のPetr Nekoranecは、初め上の二人の前に 真珠とりからJe croia entendre encoreをピアノ伴奏で。最後には 愛の妙薬から 人知れぬ涙(これは良かったです。やたらと朗々と歌わないで)、連帯の娘殻、Ah, mes amisを歌いました。

かなり楽しめた2日間でした。


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by gyuopera | 2017-01-23 20:32 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
昨夜はリセウ劇場で、マスネの「ウェルテル」を鑑賞しました。
かの有名なゲーテの「若きウェルテルの悩み」をオペラにしたものですが、本を読んだ時はそんなに感動しなかったのに、オペラで初めて見たときは、涙があふれ出て止まりませんでした。
マスネの音楽は素晴らしく、まさにロマンティシズムの「疾風怒涛」そのもの。このオペラは、私としては歌手よりも音楽が主役だと思います。

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リセウ劇場のHPでステージの写真を見ると、こんな感じで

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なーんでまっ黄っ黄なの!?
これだけでかなり見に行く気をなくしましたが、まあ、見てみなくてはわからない。

配役を見ると、ウェルテル役が Piotr BeczalaとJosep Brosのダブルキャスト、シャルロッテがAnna Caterina Antonacciと Nora Gubischのダブルキャスト。
Piotr Beczalaの録音を聴いたら、朗々と歌い上げる、これぞオペラ!的なテノールで、繊細なウェルテルを歌うのにちょっと・・・正直こういうのは苦手なので、昨夜はJosep Brosでまだましかな?でもあの声は悲劇的な役にはどうも?などと勝手なことを思っておりましたら、開幕の時、Josep Brosは風邪でキャンセル、代役のメキシコのテノールが歌います、と表明がありました。なんか、ほっとしたような。

昨夜はかなり寒かったせいか、空席が目立ちます。まあ、安い席ですが。高い席はさすが埋まっていました。
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さて、幕が開き、ウェルテルが自殺するときと同じ曲で始まります。
ステージは手前がくらいブルーグレーで、シャルロッテの家の庭、斜めにステージが区切られていて、向こう側がまっ黄の世界。ウェルテルの服は白だから、ライトのせいであんなに黄色なんですね。

写真はリセウ劇場のFBからお借りしています。大体ピヨトールさんの写真みたいですが。

幕が開くとこんな風です。もうウェルテルが自殺する場面。
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ウェルテルは好きなオペラなので、もう何度も生のステージを見ていますが、演出によってかなり印象が違います。私がものすごく感動したのは、20年前くらいのマドリッドのものでした。
その後チューリッヒで何度か見て、ザグレブでも見ましたが、シンプルなマドリッドのものが一番よかった。

今回もシンプルなステージングで、向こうとこちら側に分かれていて、その境に仕切りが出て来るだけで本当にシンプル。だから悪いのではな行けれど、まあみていてあまり変化が無いので、目をつぶって音楽に集中しました。マスネの音楽は本当に素晴らしいと改めて思いました。歌手がいなくてもいいくらい。

というのも、代役のテノールも頑張っていたのですが、特に初めは絞り出すような発声ですこし聞き苦しかったこと、シャルロッテもビブラートかけっぱなしでこれも聞き苦しかったこと。ソフィーももっと天真爛漫にすっと伸びる声で歌ってほしかった、などなど、歌手に不満が残りましたが、アルベール役と子供のコーラスはとても良かった。
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シャルロッテに恋してしまうウェルテル
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でもシャルロッテには、親の決めた婚約者がいて、旅から帰ってきて彼女と結婚することになっていたので、ウェルテルは絶望します。

前半の最後に歌われるウェルテルの絶望の歌は、本当に感動的です。
この時、ウェルテルは死を決意するのです。そして天の父に呼びかける「旅に出ていた子供が予定より早く帰ってきたら」の”Pere! Pere!" (アクセント記号が初めのeにあります)辺りで観客を泣かせられなかったら、そのテノールはウェルテルには向いていないと思います。
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シャルロッテに、「クリスマスに会いましょう」と言われて旅に出たウェルテルは、旅の途中で彼女宛てに何通も手紙を書きます。最後の手紙には、死をほのめかす言葉。それを読んでシャルロッテは心配でたまらなくなるのです。

そしてクリスマスの日、ウェルテルはシャルロッテのもとに帰ってきます。
昔と何も変わっていない、と言いながら、詩集を見せ、「オシアンの詩」がそのままウェルテルの気持ちになり、シャルロッテに愛を告白してしまうのです。

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ウェルテルの告白を振り切って奥にこもってしまうシャルロッテを見て、ウェルテルは「死の宣告」を受けたと理解し、シャルロッテの夫にピストルを借り、家で自殺を遂げます。

ゲーテの原作ではシャルロッテはそのままウェルテルに会うことはありませんが、オペラではシャルロッテが雪の中をウェルテルの家に駆けつけ、倒れているウェルテルを見つけるのです。そして瀕死のウェルテルに、自分もあった時から好きだったと告白。ここは原作と少し異なりますが、オペラらしくていいじゃないですか。
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死にかけているウェルテルはそれからずいぶん長い間歌うのですが(立って歩いたりして・・・苦笑)、まあオペラだから仕方ないでしょう。オペラの間、子供たちの「ノエル!ノエル!」と無邪気に歌う声が印象的です。

マスネのオペラは「マノン」もなかなかですが、どれかと言ったら、やっぱりこの「ウェルテル」が一番感動的で色彩豊かな音楽も素晴らしいと思います。


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by gyuopera | 2017-01-19 07:58 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)
12月18日は、リコーダーのオーケストラのコンサートがありました。
場所はLlica de Vallという、人口6300人余りの小さな村で、15世紀ころ建てられた、かつては修道院だった建物が現在その村のカルチャーセンターになっていて、そこで演奏をしました。

元修道院だけあって、建物もいくつかあり、かなりの広さ。
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私たちが着いたとき、ちょうど他のみんなも到着したところでした。
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こんな糸杉並木の道を入ってきたのです。
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周りはほとんど何もない広々したところ。
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窓だけ付けた、といった感じのそっけない建物。これがそんなに古いのか
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ずいぶんいくつも建物があるんですね。
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庭に聖母像が
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この礼拝堂で演奏するのです。
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内部もずいぶんあっさりしている。
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暖房はあるけれど、寒い!
荷物を置く部屋はもっと寒い!これではオーバー着たまま演奏するしかありません。
仲間の一人が、「礼拝堂は冷蔵庫で、こっちは冷凍庫だ」と冗談を言いました。

入り口に等身大のベレンが飾ってありました。
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等身大の人形って、ちょっと気持ち悪い
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我々リコーダーが先にリハーサルして、その後コーラスがリハーサル
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音響はとてもいい感じ
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先にコーラスが歌うので、我々は一番後ろに座ります。
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コンサートはまあまあの出来で無事に終わりました。
誰かがビデオを撮ってくれました。

その後は、スナックパーティがありました。

「ポテトチップスだけだったら要らない」
と思っていたら、ずいぶんたくさん用意されていました。
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ケータリングを頼んだのだそうです。結構凝ったカナッペやサンドイッチでした。
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部屋は3つもあって、人で一杯。こんな年号を見つけました。
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1598年!Vivaldiが1678-1741年ですからね。古いです。関ヶ原の合戦の2年前!

他のところには、十字架が彫ってありました。
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漢字みたいに見える
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すっかり改装されてしまっているけれど、古いのですね。
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向こうの壁には階段の跡あり。
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おなか一杯になったので、帰ります。
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日時計がありました。
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結構楽しんだコンサートでした。

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by gyuopera | 2016-12-20 07:57 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)
11月29日に、L'Auditoriの小ホールで、Jean Rondeauのチェンバロコンサートに行きました。

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Rondeauはまだ25歳!21歳の時にブルージュの国際チェンバロコンクールで優勝、 l’EUBO Development Trust賞受賞、プラハ国際ハープシコードコンテストで2位、フランスのヴィクトワール賞受賞etc.

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コンサート前に、その日に使われた楽器の説明会がありました。
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会場はバロックを聴くにはちょうどいいくらいの大きさ。
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今回はRondeauのバルセロナで初の演奏会。ステージには2台のチェンバロが置いてあり、一つは1737年にハンブルグで作られた Crhistian Zell。バッハの時代に作られたチェンバロです。シノワーズ柄。
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Rondeauが登場。白いワイシャツに腕まくり、ゆったりしたパンツに音のしないスニーカー。演奏者としては異例のスタイル。写真で見るより髪が伸びて、イエス・キリスト風。

曲目は、バッハとスカルラッティ。この二人、同年に生まれ、同じ時代に活躍したのですね。

1. Johann-Sebastian Bach(1685-1750)
Preludi(Fantasia) en Do menor, BWV997
Fantasia en Do menor, BWV906

2. Domenico Scarlatti(1685-1757)
Sonates: K.213 en Re menor-Andante
K.119 en Re major-Allegro

3. Johann-Sebastian Bach
Suite fransaise num.2 en Do menor, BWV81
Allemande-Courante-Sarabande-Air-Menuet-Gigue

4. Domenico Scarlatti
Sonates: K.208 en La major-adagio
K.175 en La menor-allegro
K.30 en Sol menor-cantabile
K.426 en Sol menor-allegro

5. Johann-Sebastian Bach
Xacona en Re menor(de la Partita per a violin Num.2, transcripcion Johannes Brahms)

初めはバッハのPrelude. 月の光の滴のような音に心を奪われます。現代チェンバロよりも音が典雅でやさしく秘めやかな音がします。それにしてもこの和音、この音の組み合わせ、バッハってなんてすごいのでしょう。

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この18世紀のチェンバロがかなり気に入ったようで、チェンバロに拍手し、なでなでしていました。
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そしてアンコールにこたえて3曲も演奏してくれました。
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終わった後、チェンバロを反対側に回って見て見ました。
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鍵盤の上にこんなに装飾がついています。
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会場を出たら、サイン会をやっていたので、私もCDを一枚買って(初めのCDはもう持っていたので、新しく出た Vertigoというのを買いました)並びました。

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向こうに立っているのはボーイフレンドかな
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照れ屋さんなのかも。
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名前を聞かれたのでEtsukoというと、怪訝な顔をして、書いてくれ、とペンを渡されました。で、彼の楽譜の裏に(!)書くと、「なんだ、簡単だね」と、リブレットに書いてくれました。
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彼の演奏を、バッハの時代のチェンバロで聞くことができたのは本当にラッキーだったと思います。

演奏した曲の一つ、シャコンヌ。
私はヴァイオリンのほうがずっと好きで、チェンバロの演奏は嫌いだったけれど、彼のシャコンヌは納得。聞かせました。


彼はヘアブラシなんて持っていないんだろうなぁ…
買ったCD Vertigo, とても気に入りました。おすすめ。


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by gyuopera | 2016-12-02 07:39 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera