カテゴリ:アンティーク antiguedad( 94 )

もう十数年前のこと、ご招待でパリのホテル・クリヨンのスイーツに泊まったことがあります。
その時はめちゃくちゃ体調が悪くて、せっかく素敵なホテルに泊まったのに、写真も一枚も撮らなかったし、ほとんどホテルのことが記憶にないんですね。

ずいぶん金ぴかなホテルだ、と思ったこと、バスタブのカーブが絶妙で、とても入りやすかったこと、外出から帰ったら、出して置いたネグリジェをベッドの上に広げて、真ん中をくびれさせておいてあってびっくりしたこと、ホテルで休んでいたら、変なアラブ人が2人入ってきて、私たちをみるなり 「パルドン」と行ってあわてて出て行ったので、何だと思ったら、泥棒だったこと、そんな思い出くらいです。

今行ったら、きっと写真を撮りまくっていただろうけれど、当時はまだデジカメがなかったんです。ずいぶん昔のことですよね。
具合が悪いのに、重い一眼レフは持って行きたくなかったので、結局なにも写真を撮らずに終わってしまいました。

豪華絢爛なホテルはパリにはいくつもあるようで、このグラン・ホテル(今はインターコンチ)もその一つ。

b0064411_6494915.jpg

b0064411_6521443.jpg


b0064411_6504537.jpg
b0064411_6503458.jpg
b0064411_650232.jpg
b0064411_6501431.jpg
b0064411_650122.jpg


あ、別に泊まったわけではありません。これは検索して出てきた画像をお借りしたもの。
どうして急にGrand Hotel?なんて思われたでしょう。

今日、蚤の市に行って、真っ黒の、本当に墨に近いくらい黒いソース入れらしきものを買ったんです。
形が気に入ったのですが、磨き始めたら、これはシルバープレート(銀メッキ)じゃなくて、無垢のシルバーだと気付きました。それもかなり使われて、年代が経った物。
あまり黒かったから、とても時間がかかったんですが、胴の部分に、Grand Hotel Paris と彫られていたんです。

b0064411_6543141.jpg


で、パリのグラン・ホテルって、どんなホテルかな、とネットで調べたら、超豪華な5つ星ホテル。

そこでかつて使われていたソース入れだったのですね。

あまりピカピカにしないで、適当なところで止めて置きましたが、こんな感じです。

b0064411_701586.jpg

b0064411_659345.jpg
b0064411_6591874.jpg


b0064411_704396.jpg
b0064411_703223.jpg


高台の内側には、びっしりとマークが付いていました。
b0064411_732881.jpg

これがちゃんと解明できれば、作られた年号もわかるかも。

クリヨンホテルを思いだして、ちょっと遠い目になりました。

↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
 ジモモ バルセロナ
by gyuopera | 2013-06-11 07:06 | アンティーク antiguedad | Comments(0)

オパリングラス

今日、こんなものを見つけました。

b0064411_354997.jpg


見つけた途端、一目ぼれで、大事に抱えて帰りました。

b0064411_3543785.jpg


台の部分も立派

b0064411_3563696.jpg


ランプでもない

b0064411_3575559.jpg


ほとんど気付かないくらいだけれど、一部ガラスのひらひら部分が欠けている

b0064411_359354.jpg


でも気にならない


だって


バレリーナのチュチュのようなオパリングラスがあまりに素敵で

b0064411_3594727.jpg
b0064411_40121.jpg
b0064411_402468.jpg
b0064411_403680.jpg
b0064411_404871.jpg
b0064411_41376.jpg



キャンドルを入れてみる

b0064411_43128.jpg


素晴らしいキャンドルスタンドに!

b0064411_432929.jpg


今日はうれしくて、何度もキャンドルを点けそう

b0064411_434797.jpg
b0064411_435847.jpg
b0064411_44976.jpg
b0064411_442087.jpg
b0064411_443394.jpg


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2012-12-06 06:48 | アンティーク antiguedad | Comments(10)

Mercantic

Sant Cugatにあるアンティーク~ブロカントのマーケットMercanticに行ってきました。

今はスペインはひどい不景気ですから、土曜日でも見に来る人は少なく、ちょっと閑散としていて残念。

でも、見るだけでも楽しい。

置くところがあればこんな鳥籠やカフェテーブル、アイアンの椅子とかほしいな~。
b0064411_5472421.jpg


デッドストックだった古いバスルームの品々。アンティーク風のバスルームにしたければ、ここに来ればみんな揃っちゃいそう。
b0064411_549615.jpg


家具もいっぱい
b0064411_5503080.jpg


b0064411_5505637.jpg

b0064411_5561257.jpg


さまざまな照明器具
b0064411_5511753.jpg


ここはシャンデリアを修理中
b0064411_5513896.jpg


すごーい豪華
b0064411_552337.jpg


一つくらいほしいなあ
b0064411_5522982.jpg


照明器具屋さん結構たくさんあります
b0064411_5531599.jpg


かなり高級家具が多いお店
b0064411_5541596.jpg
b0064411_5544855.jpg
b0064411_5543012.jpg

b0064411_5554391.jpg

b0064411_5563862.jpg

昔は良かったけれど今じゃ買い手がなかなかいないらしい

b0064411_557988.jpg


ビンテージの服屋さん
b0064411_5574233.jpg

b0064411_558998.jpg


隅にかけてあるチュールの長いシルクレース、1000ユーロだって
b0064411_5584560.jpg


で、何を買ったかといいますと

「映画に使われた」というランプシェード
b0064411_60553.jpg


手編みのベッドカバー。これはすごいんです。
b0064411_62899.jpg

ほら
b0064411_624115.jpg


こんなカップとフランス製の厚手のキッチンクロスも
b0064411_15392361.jpg


ローズ色のプレート2枚
b0064411_672911.jpg


もう少し家が広ければ、家具もほしいんですけどね。もう一杯。

↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2012-04-25 12:43 | アンティーク antiguedad | Comments(4)

Grau Salaの絵

私がバルセロナに住むようになって28年、そして、バルセロナの蚤の市エンカンテスに来始めてからも25年くらい。

そして今日見つけたものは、おそらく今までで一番素晴らしい掘り出し物。

b0064411_451373.jpg


Emilio Grau Salaの水彩画!

b0064411_452587.jpg


Emili Grau i Sala  (カタラン語) 1911~1975
「パリ派」と呼ばれた印象派画家。スペイン内戦の際パリに行き、そこで25年在住。
1963年にバルセロナに戻り、画家として多数の作品を残す。
90年代になって彼の作品に注目されるようになり、今では非常に高い評価を受けている。

b0064411_4522694.jpg


裏にはグラシア地区の額屋のシール

b0064411_4525014.jpg


Grau Salaの絵は大好きで、リトグラフを持っているんです。前にご紹介しましたね。

b0064411_4531974.jpg




このリトグラフは水彩画をリトにしたものですが、それでさえ何万というお値段でした。
本物なんかとても買えるお値段ではないですから…

それが、小品ながらオリジナルが手に入ったのです。

売り手はアラブ人で、画家の名前など知らなかったんですね。

「サインがある」

とは言ったんですけれどね。サインを見るまでもなく、一目でGrau Salaの作品だとわかりましたよ。

Grau Salaの作品は、以前オークションでもときどき見かけましたが、画商の間で転がされてとてつもない値段になっています。
彼の作品を少しご紹介。

b0064411_4543510.jpg


b0064411_4551325.jpg



これはオークションに出ていたので本物を見ました。とても大きな作品です。
b0064411_4553179.jpg


b0064411_4555645.jpg


b0064411_4561219.jpg


b0064411_4563060.jpg


それにしても、こんなこともあるんですね。
そのあとはうれしくて、たくさんの絵や額を買いまくりましたよ。
おかげでお財布はすっからかん。

でもうれしい。

バルセロナの蚤の市は、一見ごみの山のようだけれど、実はお宝がいっぱいあるんですね。

↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2012-02-28 10:48 | アンティーク antiguedad | Comments(6)

少女の像

ぽつぽつ降っていた雨、やむだろうと思っていたら、蚤の市に着いたときはかなり本降りになっていました。

これじゃ蚤の市も見れないだろうな…

市はやっていましたが、上に防水シートをかけられ、商品を見ることもできません。

たまたま防水シートがかけてないところがあって、そこに、雨に濡れそぼったこの少女の像があったのです。

b0064411_25094.jpg


鉄の像を白く塗ったもので、ところどころさびが出ていますが、なかなか素敵な雰囲気を持っています。人目ぼれでした。

b0064411_2522841.jpg


雨降りではあまり売れそうもない、と、ほかの業者は大体安くしてくれたけれど、この業者は5ユーロしか負けてくれませんでした。でも欲しかった!

持ち上げるとものすごい重さ。家で計ったら、5.6キロもあったんです。これを担いで帰るのは結構大変でした。

写真写りは悪いのですが、まだ幼さの残る、ちょっとさびしげな顔つき

b0064411_2555866.jpg


物憂げな後姿
b0064411_2575875.jpg


鍵のついた箱のうえに座っていて
b0064411_2591581.jpg


足元にはバラが散らしてあります。
b0064411_257176.jpg


もしかしたら、神話とか詩からのモチーフかもしれない
b0064411_333816.jpg


今はグリーンのプランツに囲まれて
b0064411_304297.jpg


リビングの窓辺に座っています。
b0064411_314791.jpg


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2012-02-11 12:44 | アンティーク antiguedad | Comments(2)

Diagonalのブロカントの市

今年も恒例のDiagonalのブロカントの市が始まりました。

b0064411_6234627.jpg


b0064411_6242495.jpg


入口の初めの本屋さんは、かなりすごい本が置いてありました。
b0064411_6253780.jpg

ちょっと買う…って言うお値段じゃないんだろうか。ミュージアム物です。

他のお店は…
b0064411_6283328.jpg
b0064411_6285385.jpg


b0064411_629648.jpg
b0064411_6291831.jpg

b0064411_6442896.jpg

b0064411_6302383.jpg


b0064411_6304373.jpg
b0064411_631755.jpg
b0064411_6311822.jpg


b0064411_6315234.jpg
b0064411_63289.jpg


このお店は私が持っているようなものがいろいろ置いてあって面白かったけど、高い!
b0064411_6325288.jpg


b0064411_6331067.jpg


例年より出店している数が少なく、結構遠くから来ているのに驚きました。バルセロナのお店は少ないんです。きっと、場所代が高い割には売れないから、参加しなくなっているのじゃないかな…
不景気ですもんね。

一つの画廊で、Ismael de la Sernaの絵があって、アッと思いました。
こんな絵です。
b0064411_6353566.jpg

案外この画家すきなんですよね。

それに、Gaspar Omarの家具がありました。
b0064411_6361853.jpg

すごいけれど、派手ですね。ちょっと家に置けないな。

昔はこういう市を見るのがとても楽しみだったけれど、この頃ちっともわくわくしなくなっちゃったのはどうしてかしら。いつもの年より質が大したことが無いこともあるけれど、自分の好みも変わってきているんでしょうね。

今回はシャビーシック的なお店は一軒もなくてとても残念でした。

家の近くの銀行のイルミ
b0064411_6392726.jpg

落ち着いていていいでしょう
b0064411_6394496.jpg


デパートの賑やかなのよりも。ね。
b0064411_6401966.jpg


Els Brocanters a la Diagonal 12月10日~18日 Diagonal/pl.Francesc Macia

↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2011-12-13 00:20 | アンティーク antiguedad | Comments(0)
初めてアンティークドールを買ったのは、もう25,6年まえのこと。

アンティークショップのウィンドーに座っていて、目が 合っちゃったんですね。

「私を連れて行って」

って言っているようでした。

アンティークドールはお安いものではありませんから、お金の算段をするのは楽ではなかったけれど、そのとき2体買いました。

このふたり。
b0064411_401342.jpg



この時は、お洋服が無かったので、赤ちゃんの洗礼式の服を着せてあります。
今でもこの二人が一番好き。小さいほうはジュモー、大きいほうはドイツのお人形です。

大きな子は赤ちゃんの服を着せられるので、いろいろ着せて楽しみました。

b0064411_404634.jpg


b0064411_412458.jpg




ジュモーはとても優しいお顔なので特に好き。ジュモーでも怖いお顔の人形が多いですから。

b0064411_415273.jpg


b0064411_421714.jpg


そのあと2体購入。アンティークドールはいくらでも売っているけれど、優しい顔のお人形がとても少ないんです。

DEPドール

b0064411_442526.jpg


本当はもっとかわいいんだけれど、写真に撮るときつい顔になってしまう


この子もやさしい顔立ち

b0064411_434869.jpg


もっとかわいく撮ってあげなくちゃ・・・

3人はショーケースに入れました。あまりに埃になるので…

b0064411_445967.jpg


パリに行ったとき、お人形の靴と帽子の専門店で、今右の子がはいている靴を買いました。
アンティークの靴はお高くてかえなかったので(わたしの靴より高い!)新しいものなんですけれど、それでも8000円くらいしました。


大きな子はケースに入らないので、椅子に座ってます。

b0064411_452465.jpg


なぜか名前を付けようとは思わないのですが・・・

アンティークのお人形たちは、長いこと仕舞っておくと、少し怖い表情になるんですよ。
取り出してだいてあげて、しばらくすると戻っています。不思議・・・

母に一体持って行ってあげたら、古いものがあまり好きでなくて、気味悪がるんですよ。
で、自分はアンティークドールに似せて作った今の人形なんか買って置いている。
いくら似せて作っても、並べたら一目瞭然、まるで魂が入っていないうようで、存在感がぜんぜん違うのですけれどね。好き好きですから…


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2011-12-01 17:47 | アンティーク antiguedad | Comments(6)

額を楽しむ

Rocamoraミュージアムのご報告が長いので、ちょっと一休みです。

ヨーロッパの人は家の中にたくさん絵を飾るのが好きです。
大きなものから小さなものまで、壁いっぱいに額で埋め尽くされているのをよく見ます。

日本ではまだ絵を飾る人が比較的少ないようです。
大きな油絵は、重いこともあるし、日本家屋とは相性が悪いせいもあるでしょうね。
でも、複製を飾ったり、カレンダーを飾ったり、というのは個性もないし、本当につまらないものだと思います。

最近、古い額を何も入れないでインテリアデコレーションに使うのが流行りのよです。
私もちょっと遊んでみました。これは撮影用で、実際に部屋にこんな風には置けませんが。

メタルフレームの写真立て。
鈍い金色なので、ブロンズのヒンズーのおもちゃを添えてみました。
b0064411_23443491.jpg


額の中には、男の子のクロモスを入れました。

b0064411_23451846.jpg



レリーフの美しい額は、昔の本の挿絵を入れてみました。
銀色に合わせてピューターやシルバープレートの小物を。
b0064411_23461919.jpg


イギリスのミルクピッチャーも、インテリアのわき役に

b0064411_2347469.jpg


これはとても立派な額なんです。
昔の結婚式の写真を入れてみました。
結婚式にちなんでボヘミアクリスタルのネックレスを添えて

b0064411_23483059.jpg



男の子2人と小さな女の子の写真に、ポストカードを添えて。

b0064411_2351524.jpg


昔の金彩の額は、渋い落ち着いた金なので、どこでも周りのものと喧嘩しないでしっくりいくと思います。
宗教的な絵のポストカードを挟んだので、ロザリオをかけて。

b0064411_23504582.jpg



額に挟んであるのはクロモス。上からかけてあるのは100年も前のベルギーレース。

b0064411_23523018.jpg


エスタンパを3枚挟んで
b0064411_23553952.jpg


額の時代と合わせた写真を挟んでみました。
ネックレスはもっと時代が下がるのですが。

b0064411_23534212.jpg


ちょっと貴族的な額とリトグラフなので、華やぐようなアクセサリーを添えて。

b0064411_23541720.jpg



遊び感覚でいろいろ試してみましょう。


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2011-11-10 17:11 | アンティーク antiguedad | Comments(4)
大きな荷物が届きました。

厳重な梱包をそっと解くと・・・

立派な額に入った、古そうな油絵。

b0064411_549897.jpg


美しい衣装をまとった天使

b0064411_5511695.jpg


ディーティルもすばらしい

b0064411_5522225.jpg


b0064411_5524732.jpg


b0064411_55344.jpg


クスケーニャって、なんだろうとWikipediaで調べたら、ペルーのクスコから来ているんですね。

16世紀にスペインに征服されたインカ帝国、そこをカトリックを広めるために、スペインから(後はイタリアからも)、ヨーロッパの絵画技術を教えるため、中南米の中でも、クスコに第一番目の美術学校ができたんだそうです。
クスコを拠点として盛んになった派をクスケーニョ、クスコ派と呼ばれたんですね。
クスコ派の作風は、ペルーだけにとどまらず、ボリビアやアルゼンチンなどにも広がったそうです。
特徴は、鮮やかな色彩と、金彩を多く用いたこと。ヨーロッパから輸入された画法だけれど、そこに南米らしさが混じったのですね。

b0064411_60436.jpg


それにしても、額も立派だこと!

b0064411_611742.jpg


これはあるコレクターが持っていたもので、およそ150年から200年前の絵なんだそう。 


ほかのクスコ派の絵を探してみたら、似た感じのものが見つかりました。

2つとも、鮮やかな色の衣装をまとった天使
b0064411_641891.jpg


b0064411_644184.jpg


創始者ともいわれるDiego Quispeの絵
b0064411_662592.jpg


久しぶりに興奮でした。

b0064411_682473.jpg


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2011-03-01 01:58 | アンティーク antiguedad | Comments(0)

トーネットの家具

今はやっている風邪は結構長引くようで、1週間過ぎてもまだ寒気がするしハナは出るし、のどはひりつくし・・・あんまりいい調子ではありませんが、夕方からオーケストラのリハーサルに行ったら、メンバーの3人が風邪で欠席、指揮者も先週から風邪をひいていてかなり調子が悪そうでした。

夜になっても10度と、なんだか生温かい気温で、地下鉄など冷房が入っているそうですが、風邪は猛威をふるっているようです。

ということで、食料品の買い出しと郵便局・銀行に行く以外は今のところなるべく外出を避けているので、また家の中を見回して、新しく仲間入りした家具をご紹介。

それはトーネットの洋服掛け。

b0064411_7371150.jpg


トーネットの家具と言ってすぐ思い浮かべるのは、優雅な曲線のロッキング・チェアや、背もたれが丸くなったダイニングチェアですね。

b0064411_7534161.jpg     b0064411_754772.jpg


曲げ木の家具の発明者ミヒャエル・トーネットは1796年にドイツに生まれた家具職人でしたが、硬い天然木の無垢材を、蒸気で蒸して木を柔らかくし、曲げやすいようにしてからカーブをつけていくという「曲げ木」の技法を生み出し、1856年には曲げ木家具の工場を設立しました。

それまではチッペンデール様式とかクイーン・アン様式とかの重い椅子が主流でしたが、トーネットの曲げ木の椅子は、それまでの椅子と違って、軽く丈夫で、シンプルな美しさをもち、さらに買い求めやすい価格であったので世界中に広まりました。
特に1859年に作られた#14は、歴史に残る不朽の名作となり、現在までに2億脚以上が生産されたといわれています。

スペインでもトーネットの曲げ木の家具は広く浸透し、カフェの椅子をはじめ、私の買ったような洋服掛け、洗面台を置く家具など、こぞってトーネット家具が使われました。
今でも昔ながらのレストランやカフェには必ずと言っていいほどトーネットの洋服ハンガーやコート掛けが見られます。

それで昔から好きだったので、フックが3つの小さなものを買ったのですが、小さいと言っても結構大きくて、玄関に掛けたら、ドアーが当ってしまってダメだったんです。

仕方なしに寝室に掛けたんですけどね。

b0064411_8112140.jpg


考えたら、これもそうかな?

b0064411_8133951.jpg


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
  
by gyuopera | 2011-02-25 08:14 | アンティーク antiguedad | Comments(6)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera