2007年 11月 18日 ( 1 )

よく晴れた土曜日、今朝は気温がぐっと下がり、バルセロナでも3度くらいまで下がりました。

今日はバルセロナの北の、山の中の小さな町バルビドレラのカルチャーセンターで、Manuel Vazquez Montalbanのオマージュコンサートがありました。 

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Montalban(1939-2003)は、作家・批評家・詩人として沢山の作品を残した人ですが、彼の作品の紹介や、内容に関係する、当時流行った曲などを演奏する、と言う趣向で、彼のすんでいたバルビドレラで、毎年この時期にオマージュコンサートをするのです。

曲はポピュラーなものが多いので、私たちクラッシックのグループに白羽の矢が立ったことがなかったのですが、今年は断れなかったようで、慣れない曲を練習して出演することになりました。私たちのほかに、モダンコーラスグループと、ボーカルとピアノとギターのグループが出演しました。

オマージュといっても、田舎の町のカルチャーセンターで、とてもささやかなものです。

会場には、50年代、60年代のポスターが貼ってあります。
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ちょっとダサくて、今のように何でも豊富ではなかった時代です。

40年代、50年代、60-75年代の社会状況の説明、どんな歌が流行ったか、どんなアーティストがいたか、などの説明があり、ブロックごとに私たちが交互に演奏します。

このヴォーカルグループはとてもうまかった
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ハスキーな声ですごくチャーミング。ピアノの男性も、引きながら自分でJoan Manuel Seraatの歌をとても素敵に歌いました。


私たちはと言えば、狭いステージでぎゅうぎゅう。
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おまけにオーボエがBesame muchoで一小節早く入ってしまい、私が「シーッ」と言ったのが、後で笑い話に。 そんな彼も、私の

「市民戦争はいつからいつまで?」

の質問に、

「1936年7月18日から1939年4月1日まで」

とすらすらと書いてくれました。

それにしても、なんだかあんまり「演奏した!」っていう気にならないコンサートでしたが、無事終わりました。そんな、あまり大して面白くないようなオマージュに、結構な人が集まるものです。小さな町だから、みんな行くところがなくて暇なんだな~。

コンサートのあと、pica pica(軽食)があると聞いたので期待していたら、な~んだ
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ポテトチップス、オリーブ、チーズ、トルティーヤ(スパニッシュオムレツ)とピクルス。
出演者全員に、Montalbanの本をプレゼントしてくれました。
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なんか、へんなコンサート。
来週は2つコンサートがあり、リハーサルも3回。ちょっときついです。

余談ですが、このバルビドレラのカルチャーセンターのすぐ近くにある建物
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Villa Molitorといって、建築家がBonaventura Conill, 1905年に建てられた建物です。
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細部がなかなか面白いですね。
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彼の建築した建物は、ほかにLloret de MarのCapella del Santíssimが有名です。

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by gyuopera | 2007-11-18 05:17 | オペラ、コンサート musica | Comments(8)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera