あるお宅でのコンサート

以前一緒にコンサートをしたManuelが、ヴァイオリニストと個人のお宅でコンサートをする、と連絡をもらいました。

場所がRambla Catalunyaの個人のお宅、ということで目がキランとなってしまった私(笑)。
だって、あのあたりはEixample地区でも、グラシア大通りと並んで、モデルニスモの豪華な装飾の建物が立ち並ぶ、一番高級な場所ですから。

この写真は、Rambla Catalunyaにある、ある建物の玄関ホール部分。2階に画廊があるので、入ることができるのですが、とても素敵。
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というわけで、夕方のリハーサルを終えて家に帰ると、ちょっとフォーマルな黒のスーツを着こんでいそいそと出かけました。

その建物は、この前の日曜日に訪問したDiputacion de Barcelonaのすぐ近く。
玄関はごく普通で、入ると管理人の小さな部屋はあるけれど、いないようです。
エレベーターはさすがに昔のもので、4人乗り。内側に手で2つの扉を開ける式のものです。

家のドアは開け放たれていて、入ると、玄関ホールの脇にプログラムが置いてあり、左手に続くL字形のリビング・ダイニングに椅子が並べてありました。そんなに広いスペースではありません。昔の建物は、今よりもリビング・ダイニングが小さくて、大きなスペースがある現在のピソより閉塞感があります。窓も、今だったら全面ガラスにしてありますから、一般的に暗いのではないでしょうか。

とてもあっさりした内装で、壁や天井にもまったく装飾もないのにちょっとびっくり。照明も小さなダウンライトが2つだけで、そのほかはピアノの脇と、楽譜立ての脇にフロアスタンドが1つずつ。
L字型の角に大きなグランドピアノが置かれていて、その脇にコントラバスが立てかけてあります。家族の方たちが演奏するのでしょうか。
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天井も思ったより低くて、2.6mくらい。窓は多分通りに面していると思いますが、ロールスクリーンがおろしてあって、カーテンもありません。 壁にはクラッシックな絵があちこち飾ってあり、シンプルな棚には、タラベラ焼きの植木鉢(だけ)と、カタランの薬壷が並べられていました。

20客ほど椅子が並べてあるところに座って待ちましたが、アンティークのダイニングの椅子は高くてあまりいいすわり心地ではありません。我が家のもそうなんですが。
折れ曲がった部屋の向こう側は、一部しか見えませんが、ソファなどをピアノに向けて並べてあり、貫禄のありそうな年配の紳士たちが座っていました。

さて、いよいよピアニストのManuelとヴァイオリニストのPierfrancesco登場。

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前半はMolleda作曲のモダンな曲で、あまりモダンすぎて、まぶたが落ちそうになるのを必死でこらえておりました(笑)。

5分の休憩を挟み、後半はBartok, Paganini, Sarasateといった、近代の作曲家たちの作品で、耳になじみのものもありましたから、そのすごいテクニックを目の当たりにして、目がパッチリ開きました。  
部屋の向こうのほうから、荒い鼻息が聞こえてきて、時々はイビキに変わっていたのには苦笑。

コンサートの後はのみものをサービスしていましたが、私はちょっと辞退して、挨拶だけして出ました。
6階でしたから、歩いて階段を降りました。
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6階は日本の8階。古い建物は地階ともう一つ上にあるんですね。その上から1階が始まる。
ぐるぐるぐるぐる・・・・
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外に出ると、すぐ前にDiputacion.
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Eixample地区は、素敵な建物が多く、住んでみたいと思っていたのですが、やっぱりいますんでいるピソのほうが、住み心地がよさそう、と思いました。

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Commented by aoi_color at 2008-04-23 23:19
極ありふれたこの町の庶民的な佇まいの内部撮影これからも何度も見たいなと思っています。
私もこの町にいたらgyuoperaさんとお茶飲み友達になって今回紹介されたモダンな音楽会誘ってくれたでしょうか?
なんか想像していたら楽しくなって来ました。
Commented by gyuopera at 2008-04-24 01:10
♪ aoi_colorさん、こんばんは。 この地区は、買うとなれば多分バルセロナの中でも特に高い地区のはずなのですが、あっさり内装で、ちょっと意外でした。多分、広さは全体では180~200平米くらいはあると思います。個人宅ですから、あちこち写真を撮るわけにも行きませんでした。
バルセロナは本当にしょっちゅういろんな無料もしくはごく安いコンサートがあって、時間があれば毎晩でも行きたいくらいです。今日はサン・ジョルディの日ですから、数え切れないくらいのコンサートが催されているはず。本当に、親しいお友達と行けたらもっと楽しいと思いますが、なかなか友人たちはそれぞれの家族があるのでね。
aoiさんがいらしたら、きっとお誘いしますよ! 
Commented by tripper_01 at 2008-04-24 07:13
1~3枚目の「天井の仕切り」、好いですね。
天井の高い家じゃないと鬱陶しいだけですが。
Commented by gyuopera at 2008-04-24 07:37
♪ tripperさん、お早いですね!
天井の仕切りは、古い家にはよく付いていますね。あれがあると、ちょっと高級感がありますね。
この家は、窓側の2つの部屋をひとつにしてリビングダイニングとして使っているようです。昔の家は、リビング部分が家全体の割合からしたら、今の家ほど大きくないんですね。
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by gyuopera | 2008-04-23 15:12 | オペラ、コンサート musica | Comments(4)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera