テクノン病院までテクテク


今日はまたまたバスのストライキ。バスをいつも利用している身としては、不便この上なし。

先日から、ずっと歯茎から出血していたので、昨日歯医者に行ったら、棘が刺さっていたのです。自分では見えなかったのでびっくりしました。ほかの部分も見てもらおうと思ったら、口全体のレントゲンが必要と言うことで、今日はテクノン病院までレントゲンを撮ってもらいに行かなければならなかったのです。

我が家から病院までは小一時間くらいかかります。レントゲンを撮るのは予約が要らないので、いつもより少し遠回りをして、なるべく歩かないようなところを通ってみました。

まずサリア地区に入ります。Freixa通りの一本入ったところに、古い建物が並んでいます。

1878年の年号が見えます。同じ形の家が軒並みつながった一角。
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こんなアイアンの柵、好きです
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このケーブルみっともないですね
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以前住んでいた近くの建物の上に
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こんな絵があったのを初めて気付きました。
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2つの建物の間に、本当に小さな通りがありました。通り抜けられなかったら戻ってこようと、入ってみて、上を見上げたらこんな風景
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この下を向いている管から何が出てくるんでしょう? 水だとしたら下なんか歩けませんね。
ちょっと不思議な光景でした。

突き当りまで行ったら、その鉄の扉はちゃんと開くようになっていて、向こうのとおりに抜けられました。ホッ。



さて、このあたりもまだ古い建物が残っています。
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門のタイルがなかなか素敵
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古い窓
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こんな手のノッカーが付いた扉がいくつもあります。
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でも実際にはもう使われていないようですね。横に呼び鈴があるものね。



美しいCasa Josefa Rossell (1907), 設計 Enric Sagnier。

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彼は当時活躍した建築家で、バルセロナ港の税関の建物や、ライエタナ通りの La Caixa de Pension, San Juan通りの裁判所、Tibidaboの上の教会など、かなり有名な建物をたくさん設計した人です。


こんな壁がありました。これも20世紀初頭のもの。ペンキの塗り方、ちょっとひどいんじゃない?
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さて、広い通りに出ると、Retama blancaが一杯咲いているところがありました。私の大好きな花です。とてもいい香り。
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これは前ご紹介した建物、1906年、設計Maurici Augé i Robert

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この生クリームたっぷりのケーキみたいな家、アップしてみると、たくさんの彫刻が飾ってあるのが見えました。
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環状線のロンダに沿ってもっと歩いてゆきますと、向こう側はこんな風に何も無くなります。

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1894年に建てられた大きな学校 Escuelas Piasの横を降りてゆきます。
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花が咲いていますね。杏でしょうか。
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このあたり、こんな建物もあります。
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これはTorre Sánchez (1926)、設計Joan Rubió i Bellver。彼はティビダボ通りのCasa Roviralta (いま、焼肉で有名なレストランが入っています)を設計した人です。



さて、遠回りしたので1時間もかかってやっと着いたテクノン病院(病院の画像はこちら)、庭がとても綺麗です。
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本館の建物は、もともとは1918年に建てられた養護施設でした。当時からあった広い庭をそのまま残したと言うことですが、とても手入れが行き届いています。
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門を出たところにも古い家があって
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この窓にはいつも視線を惹き付けられるのです。
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レントゲンはすぐ撮ってもらえて、そのフィルムを持って帰りました。

とても寒い日だったけれど、すごく綺麗な空でした。


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Commented by kobuta at 2008-03-06 09:59 x
バルセロナって本当に興味深い都市ですよね。ガウディやピカソなどの有名な観光名所はもちろんの素敵だけど、それ以外にも色々と探究心が止まない都市です。街をぶらぶら歩いて、町並みを眺めたり、ウィンドーショッピングをしたりして、お金をかけなくても十分楽しめるし。歩き疲れたら、カフェでコーヒーを飲んで一息入れて、お腹が空いたらバーに入ってタパスをつまみながらワイン/ビールを飲んでって感じでのんびりと楽しく観光出来るしね。絵画や彫刻、デザインなどのアートが大好きな夫もバルセロナは美術館もいっぱいあるから大喜び。

イタリアやフランスなどヨーロッパの都市はいろいろと何カ所も行ったけど、私のお気に入りはやっぱりバルセロナです。そんなわけで今年も私たち夫婦は飽きもせず、バルセロナにホリデーに行く予定です。日本から両親が来る予定なので、両親も連れていこうと思っています。


Commented by ハニー at 2008-03-06 10:17 x
gyuさん、おはようございます!
タイトルがおかしくて笑ってしまいました^^
17枚目(でいいかな?)の小高い丘に樹が一本。抜けるような空の美しいこと!!きれいね〜〜〜
2月は雪で転倒した母が右腕けが。やっと吊りも取れてリハビリになりました。毎日通院に付き添ってたので毎朝お散歩気分。今はしだれ梅が美しいです。
gyuさんも棘が刺さってたなんて。レントゲン撮るなんてけっこうひどかったのでは。お大事にして下さいね。


Commented by gyu at 2008-03-06 15:39 x
♪ kobutaさん、おはようございます。コメントどうもありがとうございます。
今年もバルセロナでホリデー? イースターのときでしょうか。今年は3月ですよね。考えたらもうすぐ。ご両親も喜んでくださるといいですね。
ご家族でしたら、ホテルじゃなくて、台所つきのアパートホテルなどいかがでしょうか? そんなにお安くないけれど、いま新しい素敵なところがどんどん出来ています。
Commented by gyu at 2008-03-06 15:43 x
♪ ハニーさん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。
タイトルの語呂合わせは本当に偶然に、書いてから気付いたの(笑)。よく歩きました。大通りを通ればもっと近道だけれど、どうせ歩くなら、普段通らないところを通りたくて。
風が強かったので、空が真っ青で気持ちが良かったです。
お母様大変だったのですね。右腕では不便だったことでしょう。私も昨日歩いていて、4回も突っかかって転びそうになりました。年は取りたくないものです。
Commented by jacarandaまきお at 2008-03-06 23:26 x
ほんと、門のタイルが素敵ですね☆
私はどんなふうにしようかなぁ。
今やっとお店の表札の小さい版(展示会などで持参できるように)ができました^-^
家に貼る本番用のデザインをどうしようか思案中~。
Commented by aoi_color at 2008-03-07 00:10
古い印象はなくどちらかと云うと最近建てられた物件に見えてしまいます。
丁寧に何度もメンテナンスを受けているからでしょうか?
気候や環境の影響も多少関係があると思います。
こうした写真(物件)を見ていると日本は古い物を残す能力と行政の役割がまだ弱い気がします。
Commented by gyu at 2008-03-07 01:22 x
♪ jacarandaまきおさん、こんにちは。 タイルは安くて長持ちするから、スペインではとても好まれて使われているマテリアルですね。昔のタイルは今のものよりずっと厚みがあるんですよ。床に使っているものなんか、2.5~3センチもあったりします。今のタイルは1センチも無いですね。
ご自分で看板もデザインして焼かれるのですね。きっと素敵なものが出来上がることでしょうね!
Commented by gyu at 2008-03-07 01:36 x
♪ aoi_colorさん、コメントをありがとうございます。
バルセロナの建物は、本当によくメンテナンスされてきていると思います。何もしなかったら、100年も経ったらお化け屋敷のようになってしまいますからね。 市でもかなり補助金を出してくれますが、住む人も、一般には古い建物のほうが好きな人が多いので、古いところを買って自分たちで徹底的に改装しますね。ビル全体の修復も定期的にやっています。ですから、管理費はかなり高いです。
日本では建物のペンキを塗りなおしているのを目にした事が無いですね。古くなったら壊す、と言うのが当然なのでしょうか。古くても価値のある建物は残して欲しいですね。
Commented by seedsbook at 2008-03-07 06:02 x
Retama Blanca いいですね。私も好きです。
どこで見たっけかな。。。
Commented by momo at 2008-03-07 10:47 x
gyuさん、おはよう♪孫が泊まりに来ています。パパは
月曜日から上海へ~。ばあばは忙しくなりました、、、
マンションのメンテ、壁面のタイルを洗ったり、ひびなどを
修理する程度らしいです。
バルセロナは素敵ですね。
Commented by aqua_blueY at 2008-03-07 10:47
窓とかバルコニーとかエクステリアがとっても素敵ですね。
それに天気も良くて気持ちよさそう~。
Commented by gyuopera at 2008-03-07 15:07
♪ seedsbookさん、おはようございます。
あっ、Retama blanca,ドイツにもあるでしょうね。そういえばチューリッヒでは花束に入っていました。香りがとてもいいんですけれど、切花にするとあまり持たないんです。群生しているところはボーっと霞がかかったようで素敵です。
Commented by seedsbook at 2008-03-07 15:26 x
ドイツではあまり見かけません、もう少し暖かいところにいかばはなりません。たしか私が見たのはカナリア諸島とか、そんなところででした。多分ドイツの少し暖かなところで育てても、写真のように優雅に大きく育たないだろうな。確かに切花で見たことあります。
Gyuさんのお住まい辺りの植物を拝見しているとうらやましい気持ちですよ。
Commented by gyuopera at 2008-03-07 15:27
♪ momoさん、おはようございます。お孫さんかわいいでしょう。もうずいぶん大きくなったでしょうね。子供の成長は早いですものねぇ~。
バルセロナは町中、建物にコモを掛けて、中に足場を組んで外装を綺麗にしている工事をやっているところをよく見かけます。外壁の汚れをきれいにして塗り替えたり、もちろんひび割れもチェックしているんでしょうが、何ヶ月もかかってやるのでかなり大掛かりですね。
Commented by gyuopera at 2008-03-07 15:36
♪ aqua_blueさん、おはようございます。この日は風が強くてとても寒かったのですが、おかげで空が真っ青でそれは綺麗でした。いつでも青い空が見られると言うのはありがたいことです。
町並みは、いまやほとんど新しい建物になっていて、その中で古い建物を見つけては撮っています。撮っておかないと、無くなってしまうこともありますので・・・ 
Commented by gyuopera at 2008-03-07 15:39
♪ seedsbookさん、またのコメントありがとうございます。
この木、基本的には潅木かもしれません。たまに大きな木も見かけるけれど、1mくらいの高さの細い木の場合が多いです。
1月の終わり頃から咲き始めて、今もまだ盛んに咲いています。
Commented by paris-antique at 2008-03-07 19:41
アイアンの柵もタイルも空の青さも良いですね~・・・。
日本は空の青さはまだグレーがかっている日が多いです!
スペインへ,ヴァカンスでいますぐ飛んでいきたいホドです♪
Commented by gyuopera at 2008-03-07 23:14
♪  paris-antiqueさん、こんにちは。お忙しいところコメントありがとうございます。
もぐもぐさんは、parisに毎年3ヶ月もいかれるんですもの、お仕事とはいえ、うらやましいです~。南仏のほうもよく行かれるんでしょう?
昔は車でずいぶん南仏を回ったのですが、最近はすっかりご無沙汰。一人であそこまで運転して行く度胸は無いし・・・誰か道連れでもいれば別ですが。
青い空、おいしい食べ物、ちょこっとアンティークを楽しんで・・・そうですね、ここはいいところですね(笑)。
Commented by hyblaheraia at 2008-03-08 01:13
今日のシチリアは雨なので、写真を一つ一つゆっくり見ながら楽しくお散歩ができました。エレガントな鉄柵とすっとした美しさのある建物には、高貴な文化の香りを感じます。スペインのイメージが私の中で変わりつつあります。
少し前のバッハの映画のご紹介記事を読んで、動画も観ました。チェンバロが弾きたい熱にうなされています・・・。ラグーザでは絶対上映されないだろうな、と思いながらまた観ています(どんな映画でも、お客さんが5人集まらないと上映キャンセルになるんですよ)。
Commented by gyuopera at 2008-03-08 08:56
♪hyblaheraiaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
スペインのイメージは、フランコ時代にアンダルシアを売り物にしたイメージが強いですね。もちろん、最大の観光ポイントではありますが・・・
カタルニァはフランスに近いこともあって、アンダルシアとはかなり雰囲気が違いますね。
映画、私もめったに見ないのですが、この映画は見てよかったと思いました。アー、来週から、室内グループの人たちと演奏することになったんですが、練習する家はビオラ・ダ・ガンバ奏者の方の家で、そちらにもチェンバロがあるんだそうです。楽しみ・・・でも怖い・・・だって、みんなプロなんですもん。レベル違いすぎるかも・・・・。
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by gyuopera | 2008-03-06 05:04 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(20)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera