偶然見つけた Pasaje Tubella sanpo

バルセロナの町中、Pasajeと呼ばれる、通りの両方の出入り口に門が付いていて、車の入れない道があって、本来はその道はその道の両側の住人だけが使う私道があるのですが、今まで何度かご紹介したように、両側の家は大体2階建てくらいの低い同じデザインの家が並んでいます。大体が19世紀終わりから20世紀20年代くらいまでに建てられたもので、一般の人が通り抜けられるようになっているところもあります。このpasageにはいると、タイムスリップしたような気分になります。


さて、今回たまたまサンツ駅に用がありました。というのも、地下鉄の回数券を間違って買っちゃったんです。

地下鉄の切符は、10回乗れるtarjetaと言うのを買うのですが、これはバスもトラムもみんな乗れる便利物。乗り返しても1時間半以内は一回とみなされます。一回ごとに買う半額くらいになりますから、絶対持っていないとソン。
しょっちゅう買いに行くのも面倒くさいので、6枚まとめて買います。ところが、ゾーン別になっていて、普通近郊までは1ゾーン、だんだん遠くなるにしたがって高くなって、最高6ゾーンまであります。それがどこまで行くのかわからないけれど、6枚買うつもりが6ゾーンを買ってしまった。

自動販売機で買うと、窓口では払い戻してくれないんです。それで、サンツ駅の窓口まで行かなくちゃ行けない。面倒ですが、6ゾーンの切符は36ユーロもします。やっぱり、取り替えてもらおうと、サンツまで行きました。
そこで、1ゾーンの10回券4枚と、あと3回乗れる切符に替えてもらったので、気分がよくなって、普段だったら地下鉄に乗って帰るところを、歩くいて帰ってみようと思ったわけです。


前置きがかなり長くなりましたが、普段この辺って絶対歩かないところなんです。なるべく狭い道、交通量の少なそうな道を選んで歩きました。

それで、このpasajeを見つけたわけです。

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年号が見えますね。 b0064411_18121235.jpg



こんな風に、同じ形の家が軒を連ねて並んでいます。
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でも一軒一軒、壁の色が違います
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見ていくと楽しい
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家の前の小さな庭から緑が溢れています。
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丸窓って素敵
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ピスターチョ色の壁もアリ
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こういうこじんまりした家に住んでみたいな。

すぐ隣に、工場があります。今は使われていないようです。同じ年代でしょうか。
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この付近には、おびただしい数の、バラックとも言えるような粗雑なつくりの小さな家がひしめいています。それは昔、工場で働いていた人たちのために作られた簡素な小屋に近い家だったのですが、未だにたくさん残っているのです。

このpasageに住んでいたのは、工場の役職の人たちだったのかしら?

なんていろいろ考え、こんな通りを見つけられてうれしく思ったことでした。
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追記:こういう通りをスペイン語では pasaje,パサヘと呼びますが、カタラン語ではパサッチェというような言い方をしています。スペルが passatgeで、ちょっと混同していましたので、訂正いたしました。

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Commented by tripper_01 at 2008-02-21 20:11
此処はイイカンジ!
どうもこんな色彩に弱いのであります。
Commented by gyuopera at 2008-02-21 20:46
♪ tripperさん、こんにちは♪ コメントありがとうございます。
ここ、いい感じでしょ?なんだか心が和むような・・・ 不思議なことに、お昼時なのに人っ子一人いなかったんですがね。グリーンが生き生きしていたから、いろいろ不便はあっても、みんな楽しんで住んでいると思いますね。
壁の色がみんな少しずつ違うのもいいなと思いました。
Commented by ヒミコ at 2008-02-21 22:35 x
こんばんは。はじめまして。
スペインが好きで、特にバルセロナが好きな私です。
あちこち見ていたら、あなたのブログを見つけました。
写真もきれいで楽しみました。
ミモザの花が好きなのでミモザの写真が気に入ってしまいました。
今度、行ける時まで、ここのバルセロナの街を楽しみたいです。
また、お邪魔します!
Commented by マリコ at 2008-02-22 00:37 x
はじめまして、こんばんは。

お伺いしたいのですが 2007の12/2 のクリスマスの飾りつけにある画像で、クリスタル?ガラスでしょうか、スクエアのキャンドルホルダーなのですが、あれはどちらのキャンドルホルダーなのでしょうか?
とても、素敵で。。キャンドルリングでおめかしすると一段と素敵ですね。

もしかしたら、スペインのアンティークのものですか?それなら、こちらは遠い日本、よほどの縁がない限り、手元に届くことはないかもしれませんが、もしよろしければ教えてください。 初めてお邪魔して、このような質問をお許しくださいませ。 よろしくお願いします。
Commented by gyu at 2008-02-22 00:44 x
♪ ヒミコさんこんにちは。 コメントをどうもありがとうございます。
バルセロナを訪れていらっしゃるのですね。このブログの一つの目的は、バルセロナの雰囲気を知ってもらうこと。ガウディばかりでなくたくさんの魅力があるというのを知ってほしいな、と思っているんです。
ロンドンやパリに比べたらずっと小さな町ですが、20年以上も住んでいてちっとも飽きることなく、未だにこんな発見があったりします。
ミモザはもう終わり、今はプルーンが綺麗になってきました。
またいらしてくださいね。
Commented by gyu at 2008-02-22 00:47 x
♪ マリコさん、こんにちは。コメントをどうもありがとうございます。
前のブログまで見てくださってどうもありがとうございます。
スクエアのキャンドルホルダーは、ビレロイ&ボッホのものです。もう長く使っていますが、シンプルで飽きません。古いものも好きですが、こういったシンプルでモダンなものもとても好きです。
Commented by ウルコ at 2008-02-22 02:51 x
え~~、自販機で買った券は普通の窓口で払い戻し出来ないんですか?
知らなかった、ちょっと不親切ですね。
サンツは古い建物が多くて、数年前の不動産暴騰までは比較的お安い物件のある地区だったと聞きました。
古くても、キレイに手入れされたりカラフルに塗り替えられた家はステキですよね。
私も、こういう道をただボーッと歩くの大好きです♪
ところで、↓の記事のアーティチョークのフライ。これ、レストランでよくやりましたよ。
肉や魚の付け合せや、クリームスープの上に散らしたりして使ってました。
gyuさんがされているように、ツマミにも良いですね。
Commented by gyu at 2008-02-22 06:41 x
♪ ウルコさん、こんばんは。そうなんですよ。何年か前に一度間違えて買って、やっぱりサンツ駅まで行きました。今回も同じ場所だったので迷わなくて済みました。
サンツ地区は、すごくごちゃごちゃしていて、車の運転を習っているときも、こんなところいやだな~と思っていたんですよ。それにしても、今はラバル地区でさえ高いですね。ただし、中古物件は下がっているそうですね。
こういうpasageって、あちこちにあって楽しいですね。ここだけ違う町みたい・・・
アーティチョーク、そうなんですか~。私はShojiroで食べて、とてもおいしかったので、その後まねして何度もやってみたんですけれど、プロのように綺麗には出来ません。スープの上に散らすのね。なるほど! 軽くて、一個分食べてもしつこくないですね。
Commented by マリコ at 2008-02-22 09:22 x
お返事、ありがとうございます!
ビレロイ&ボッホのものだったのですね! ビレロイのものならお皿を使っています でも、あのキャンドルホルダーは随分前にお求めになられたものなのですか? 早速HPを見に行ってきましたが記載はされていませんでした。。 本当に素敵な商品ですよね!
Commented by ayanewyork at 2008-02-22 11:02
gyuさんHola!
バルセロナに行きたいAyaと申します。スペインはガリシア地方にしか行った事なくて、今年こそはバルセロナに行きたいんです!そしてgyuさんの素敵なブログを見つけてしまった!!イワシ、最高においしいそうですね!ビルディングのハーモニーもとっても綺麗だし。gyuさんのブログ、私のブログにリンクしていいですか?
Commented by gyu at 2008-02-22 14:52 x
♪ マリコさん、おはようございます。
キャンドルホルダーを買ったのは・・・多分7,8年前かと思います。正確には覚えていないけれど・・・近くのデパートで買ったんですけどね。
HPを見ると、今でているキャンドルホルダーは(Quartet)形がまっすぐでなく、エッフェル塔のように裾広がりになっていますね。日本のカタログにはないみたいですが、頼めば取り寄せてくれるかもしれませんよ。
Commented by gyu at 2008-02-22 14:56 x
♪ Ayaさん、おはようございます。NYにお住まいなのですね。
NYなんて憧れです。
ヨーロッパとアメリカではいろいろ違うことでしょう。ヨーロッパは断然conservativeですからね。でも長年すんでいるととても居心地がいいというか・・・ アメリカも若いとき行けばよかったな、と思います。
リンク、こちらこそ喜んで!
Commented by マリコ at 2008-02-22 17:26 x
gyuさん本当にありがとうございます。早速問い合わせてみましたがもう廃盤になっているそうです(:_:)
とっても素敵で一目ぼれしてしまったので、出来ればガラス屋さんに作ってもらおうかなと考えております。
そこで、お時間がある時で結構なので、寸法を教えていただけないでしょうか。 出来れば (高さ、 柱部分の高さと幅、下の四角い部分の縦横幅、上の四角い部分の縦横幅、 キャンドルを挿す部分の深さと直径を教えていただければ助かります。 邪魔臭いことをお願いしまして、本当にごめんなさい。 。お願いします。
Commented by l-instant at 2008-02-22 19:35
gyu、アルバムのTBありがとう!
写真って、迫ってくるものがありますね、物語があるけれど、分からないだけに妄想しちゃう、それも楽しいんだけど、" 気 ” を感じるんです。

↑、お散歩一緒にしている気分になりましたよ。
ピスターチョ色はこの建築、空気、空、光 だから 似合うのかも知れません。 日本だったら浮きますねー。
Commented by peque-es at 2008-02-22 20:23
地図見てて calle じゃなくて pasaje (カステジャーノで!-笑)って付いてる通りがあると、なんかイメージがかき立てられる感じがします。マドリッドのうちの近所に、ちょっと別世界のような戸建住宅地があったんですが、その中に calle cortada っていう表示があって、行き止まりなんですよね。でもその雰囲気が好きで、散歩に行くといつも、つい入ってしまう(笑)。幸い不審者とは思われなかったみたいだけど(笑)
このパサージュ、建物のスタイルが揃っていて、でも色んな色で塗られていて…ほんとに奇麗で、おもちゃの町みたいですね。工場の方は荒れているのに。今はどんな人が住んでるのかしらん?
通りに渡した洗濯ロープ(針金?)、今も使ってるのかな?
壁に沿って走ってるのは電線? それともテレビのアンテナ・ケーブルとか?? 同じ外を走る電線でも、日本のより奇麗に見えますね(笑)。
忘れられた空間、みたいで、私もこういう通りを見つけたら、きっとすごく嬉しくなります。
Commented by gyuopera at 2008-02-23 05:01
♪ マリコさん、こんばんは。サイズをお知らせしますね。
全体の高さ15cm、底辺7cm、立ち上がり部分の高さ2.5cm、柱部分の高さ10cm、2.8cm、上辺4.6cm、キャンドルをさす部分直系2.3cm、深さ1.8cm(丸くなっています)。
これはクリスタルで、上辺、底辺とも、少し丸みをつけてあります。
写真が必要でしたら、アップで撮ってお送りしますよ。
Commented by gyuopera at 2008-02-23 05:07
♪ rumikoさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。
rumikoさんのアルバムはポストカードだったのですね。
私のアルバムは、ドイツにお嫁に行ってしまいましたが、手元にある間本当に楽しく見させてもらいました。
今日もまたたくさんバラの写真を買ってきましたが、古い写真ってとても高いんですね。アルバムに貼ってなかったので、飛んでしまった部分もあって残念。 本当に、想像たくましくしてしまいますね。人の手紙を読むのは失礼かもしれないけれど、ポストカードになって裏に何か書いてあるのも本当に面白いと思います。

日本の建物だったら、ピスターチョ色にしようと思う人って、多分いないでしょうね。
Commented by gyuopera at 2008-02-23 05:15
♪ pequeさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も地図をジーっと見て、pasajeと書いてあるところを探していってみるんですよ。ここではカタラン語なので、パサッチとか発音しています。
こういうpasajeは、表に洗濯物は一切干してはいけないと思います。線は電線か電話のケーブルでしょうね。壁にも一杯見えますね。
住んでいるのは多分かなり年配の方々じゃないかな・・・お子様の三輪車とかおもちゃとか、子供の声もしなかったし・・・
外から見たところは色とりどりでかわいい家たちだけれど、中は案外薄暗く、狭いのかもしれませんね。
この日はこの通りを見つけたので、宝物を発見したようにうれしかったですよ。
Commented by さすけ at 2008-02-23 09:25 x
gyuさんはじめまして。
私はバルセロナに住んでる日本人です。
前からgyuさんのブログを拝見させて頂いてましたが、今回が初めてのコメントになります。
今回の日記を見てまして、「私の家の近く」と思ったのでコメント出した次第です。
また、これからもちょくちょく拝見させて頂きます。
Commented by yukacan at 2008-02-23 13:38 x
素敵なパサージュ(スペイン語ではなんと発音するのかな、これはトルコ語の発音ですが)ですね。100年位前の建物をこんなに丁寧に今も使っているなんていいなあ。この辺にもそのくらい昔のギリシャ人達の家がたくさんあるのですがほとんどが廃虚になっています。文化財のように一応指定してあって持ち主も好きなように改装できないからのようです。この色もお隣さんと相談して決めていくのかしら。同じ色が並んだりしていないですよね。日よけや庇の下の彫りなど本当に丁寧な仕事ですね。地下鉄の切符の払い戻しでこんなに素敵なパサージュを見ることができて得したみたいですね。
Commented by gyuopera at 2008-02-23 16:59
♪ さすけさん、おはようございます。コメントどうもありがとうございます。
この近くにお住まいなんですか? 私も総遠くはないところに住んでいるのですが、この通りを見つけたときはうれしくてうれしくて(笑)。ここだけ空気が違うような気がしますね。空気が和やかで、時がゆっくり過ぎてゆくような・・・ 
私のつたないブログを見てくださってどうもありがとうございます。コメント入れてくださってとてもうれしいです。
Commented by gyuopera at 2008-02-23 16:59
♪ yukacanさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
カタラン語では、パセイッヂ、見たいに聞こえますが、スペイン語だとパサヘです。古い建物は、市や国の補助が必要ですね。古いままの形を残して綺麗にするのはとてもお金がかかるものですからね。でもそうしてきれいにしてゆけば、観光客も集まるし、町が綺麗になってゆくのですものね。
このパサージュは偶然見つかったので、とってもうれしかったです。
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by gyuopera | 2008-02-21 18:24 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(22)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera