2008年 02月 05日
カサ・ビセンス |
グラシア地区の細い通りを歩いていたら、思いもかけず、ガウディのカサ・ビセンスの前に出てしまいました。
この建物は、1883年~1888年に、レンガとタイル工場のオーナーのManuel Vicensファミリーのために建てられた、ガウディ初期の作品で、建築家として初めて図面に署名したということです。イスラムの影響の濃いムデハル様式をガウディ風にアレンジした、たくさんのタイルとレンガが使われている、楽しい家
このアイアンのフェンス、有名ですね。現在この一部がグエル公園の入り口に置かれています。
ここは以前広い庭があって、真ん中に噴水があったそうですが、道路拡張と隣家を建てるため庭がほとんど削られて、門はこの部分だけになってしまったのです。
昔の庭園はどんなだったか見たい方は、こちらをクリックしてくださいね
花柄タイルもガウディデザイン、ビセンス氏の工場で焼かれたもの
このビセンス邸の内部の素晴らしい写真がこちらで見られます。
追記:このカサ・ビセンスは2005年にユネスコの世界遺産に指定されました。
この家は現在個人の住宅になっていて、一般公開はされていません。本日、バルセロナ観光局に行って調べてもらいました。
現在、この家は売りに出されていて、内部の詳細な写真や設計図の見られるHPがあります。
http://www.casavicens.es/
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
by gyuopera
| 2008-02-05 06:08
| 建物 edificio
|
Comments(11)
Commented
by
alex
at 2008-02-05 20:12
x
個性的な邸宅ですね。レンガとタイルの工場主のお宅と伺ってなるほどと思いました。タイル模様が細かいせいか、張り出し窓のところも確かにちょっと中国風に見えますね。アイアンの趣味がいいなあと思いました。
↓ スッキリした青空!アーモンドの花が栄えますね。こちらは今年も雪は少ないです。雪かきは嫌だけれど、こんな冬でいいのか?と思います。先日友人と子どもの頃の雪の量や洗濯物が凍ってバリバリになる思い出を話したところです(笑)。
↓ スッキリした青空!アーモンドの花が栄えますね。こちらは今年も雪は少ないです。雪かきは嫌だけれど、こんな冬でいいのか?と思います。先日友人と子どもの頃の雪の量や洗濯物が凍ってバリバリになる思い出を話したところです(笑)。
0
Commented
at 2008-02-05 20:54
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
gyuopera at 2008-02-05 22:02
♪ alexさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
この家はすごい外観ですねぇ、こんなのが100年以上前に建てられたなんて不思議なくらいです。
リンクのページをご覧になると、中がかなりよくわかる写真がたくさんありますが、とてもびっくりでした。中も外に劣らずすごいんですね。
昔は広い庭があったのに、本当に残念!
私が小さいころ、髪をあらうと、凍ってバリバリになったことを思い出しましたよ。あの頃はお風呂屋さんに行っていたから、道中でこうっちゃうんですね。寒かったですよね。
この家はすごい外観ですねぇ、こんなのが100年以上前に建てられたなんて不思議なくらいです。
リンクのページをご覧になると、中がかなりよくわかる写真がたくさんありますが、とてもびっくりでした。中も外に劣らずすごいんですね。
昔は広い庭があったのに、本当に残念!
私が小さいころ、髪をあらうと、凍ってバリバリになったことを思い出しましたよ。あの頃はお風呂屋さんに行っていたから、道中でこうっちゃうんですね。寒かったですよね。
Commented
at 2008-02-06 02:37
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
gyuopera at 2008-02-06 03:07
鍵コメさん、 コメントをどうもありがとうございます。ごめんなさい、気がつかなくて!
この門は、2002年のガウディ年に、一般に公開するために明けられていたと聞きました。今回開いていたので、もう普通に庭は一般公開しているのかな、と思いました。私のほかにも、何組も観光客らしい人が入っていましたよ。日本人はいなかったけれど(笑)。入り口がいくつか見えたのですが、下がる階段は覚えていません。
売りに出ているというのは、こちらのサイトで知りました。
http://barcelona.wantedineurope.com/news/news.php?id_n=3917
この門は、2002年のガウディ年に、一般に公開するために明けられていたと聞きました。今回開いていたので、もう普通に庭は一般公開しているのかな、と思いました。私のほかにも、何組も観光客らしい人が入っていましたよ。日本人はいなかったけれど(笑)。入り口がいくつか見えたのですが、下がる階段は覚えていません。
売りに出ているというのは、こちらのサイトで知りました。
http://barcelona.wantedineurope.com/news/news.php?id_n=3917
普段は見れないところが見れるなんてうれしいです。
観光ではタイミングが合わないと見られないですし、gyuさんのブログ様様です!!
にしてもこんな家に実際に住んでいるのはどんな方々なんでしょう・
うらやましいかぎりです。
観光ではタイミングが合わないと見られないですし、gyuさんのブログ様様です!!
にしてもこんな家に実際に住んでいるのはどんな方々なんでしょう・
うらやましいかぎりです。
Commented
by
un-chat at 2008-02-06 09:36
Commented
by
gyu
at 2008-02-06 16:35
x
♪ ミームさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
この建物は、2005年にユネスコの世界遺産に登録されましたので、外装も内装も、一切修正をすることは禁じられています。実際に住んだら大変じゃないでしょうか。内部も、リンクの写真をご覧になるとわかると思いますが、相当にすごいですから、最終的にはミュージアムになるんじゃないかな・・・ 今売りに出されているんですよ。
この建物は、2005年にユネスコの世界遺産に登録されましたので、外装も内装も、一切修正をすることは禁じられています。実際に住んだら大変じゃないでしょうか。内部も、リンクの写真をご覧になるとわかると思いますが、相当にすごいですから、最終的にはミュージアムになるんじゃないかな・・・ 今売りに出されているんですよ。
Commented
by
gyu
at 2008-02-06 16:39
x
♪ ねねさん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。
ここまでいらしたんですね~。
今は建物と、僅かな庭しかないのですが、建てられた当初は、池のある広い庭があって、さぞかし素晴らしかったことと思います。
今回この建物をサーチしていて、思いがけず内部がたくさん載せてあるページを見つけ、リンクしたのですが、唖然となるような室内ですね。気が変になりそう・・・(笑)。
ここまでいらしたんですね~。
今は建物と、僅かな庭しかないのですが、建てられた当初は、池のある広い庭があって、さぞかし素晴らしかったことと思います。
今回この建物をサーチしていて、思いがけず内部がたくさん載せてあるページを見つけ、リンクしたのですが、唖然となるような室内ですね。気が変になりそう・・・(笑)。
Commented
by
emilia2005 at 2008-02-07 02:13
バルセロナには個性的なお宅が多いのですね。
これもガウディの末裔だという動かしがたい証拠かしら?^^
外装がアラビア風であったり中国風であったりと
アジアの情緒たっぷりですね。
うわ~っ、築100年以上とは思えないような手入れがなされていますね。
これもガウディの末裔だという動かしがたい証拠かしら?^^
外装がアラビア風であったり中国風であったりと
アジアの情緒たっぷりですね。
うわ~っ、築100年以上とは思えないような手入れがなされていますね。
Commented
by
gyuopera at 2008-02-07 06:17
♪ emiliaさん、こんばんは。
この家もガウディの設計した建物です。初期の作品なので、あまりガウディらしくないけれど、すごい個性的な建物ですよね。
家の中の写真をご覧になるとわかるけれど、喫煙室などはまるでアルハンブラの天井のようで、完全なアラブスタイルです。
ユネスコの世界遺産に登録されていますから、ちゃんと維持していかなくちゃね。
この家もガウディの設計した建物です。初期の作品なので、あまりガウディらしくないけれど、すごい個性的な建物ですよね。
家の中の写真をご覧になるとわかるけれど、喫煙室などはまるでアルハンブラの天井のようで、完全なアラブスタイルです。
ユネスコの世界遺産に登録されていますから、ちゃんと維持していかなくちゃね。