2007年 06月 17日
バルセロナ市庁舎 |
バルセロナの市庁舎は、San Jaume広場に、バルセロナ州政府の建物と向かい合って建っています。
建物の一番古い部分は1372年に建てられていますが、1838~1847年にかけて徹底的にネオクラッシック様式に改装されています。
聖体祭の日、建物の内部を開放して市民が見れるようになっていました。
広場と反対側の、裏口から入れてくれました。
そこは柱が並んでいて、まるで地下のように見えました。
とにかくだだっ広いんです。
市民は、たった50平米のアパートを買うのに、何千万円も払わなくてはいけないと言うのにねぇ。
お祭りに出てくる巨人の人形、ヒガンテ
パティオには、お祭りのとき花火を装着する張子の怪獣たちが
ステンドグラスの天井とシャンデリア
廊下の天井にSertの絵が見えます。
じゅうたんの敷いてある会談を登っていくと
ここにもお祭りのときの牛の張子が
こちらのライオンの張子は、笑ったような顔をしています。
美しいモザイクの大理石の床。突き当たりの壁画もSertですね。
ここにもヒガンテがいます。
扉を入ると美しい広間が。1369年、当時の王ペドロ三世が、マエストロPere Llobetに作らせた広間です。1842年に爆撃を受け他跡、きれいに修復されました。
ドラゴンを退治したサン・ジョルディ。
このくらい小さなドラゴンなら、彼でなくても倒せそうですね。
1373年に召集されたConsejo de ciento juradoたちの座った椅子
この広場から少し小さい広間に入れます。
Salon de la Reina Regente。
壁の肖像がは、マリア・クリスティーナ女王と、息子アルフォンソXIII。彼は現国王の父親。
部屋は半円形で、段がつけられています。
美しい天井
宝石のような広間です。
段になった床にはこのように椅子がずらりと並んでいます。
床に鉄の網が。何のためのものでしょうね?
ちょっと長くなりすぎるので、続きはこの次に。
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by gyuopera
| 2007-06-17 20:43
| 建物 edificio
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Comments(2)
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miki3998 at 2007-06-17 21:35
長い長い回廊の先の素晴らしい空間と重厚な造りの建物。 ステンドガラスも肖像画も、ただただため息の嵐が吹いています。
まさに宝石の広間ですね!
まさに宝石の広間ですね!
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gyuopera at 2007-06-18 02:09
♪ mikiさんこんにちは。
こういう歴史的な建物を見るのは本当に面白いと思います。それがきれいに修復され、今でも使われていると言うことに驚かされます。
また、普段入れないところまで自由に見せてもらえるので、手で触れることもでき、感激です。そして、その割りに、押すな押すなの人だかりではないので、それもうれしいことです。
こういう建物の修復に、政府はどのくらいお金をかけているか聞いてみたいところです。
こういう歴史的な建物を見るのは本当に面白いと思います。それがきれいに修復され、今でも使われていると言うことに驚かされます。
また、普段入れないところまで自由に見せてもらえるので、手で触れることもでき、感激です。そして、その割りに、押すな押すなの人だかりではないので、それもうれしいことです。
こういう建物の修復に、政府はどのくらいお金をかけているか聞いてみたいところです。