Parque de Laberinto (迷路公園) 4


迷路公園のレポートが長くてすみません。でもここは一杯お見せしたいところがあるので、ついつい写真の枚数も多くなってしまいました。

公園の名前になっている迷路を後にして、上に続く階段を上がってゆきますと、Pavellon Romantic, ロマンティック・バビリオンという小さな館があります。

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両方のドアの上に美しいレリーフが
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この建物はいつもはこのように閉まっていて入ることはできませんが、ここでコンサートをする許可を得て、今回もここでやるのです。

その向こうに池があり、
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池の向こうにもさらに池と小さな噴水があって、婦人像が横たわっています。
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この婦人増の後ろをぐるっと歩いて回ることができます。
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先ほどの建物を見下ろします。
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この婦人増の寝ている後ろは森になっていて、さらに散歩道がありますが、この公園の左右に広がるロマンティック庭園のほうが見ごたえがありますので、降りてゆきましょう。

ここはロマンティック運河と呼ばれています。水音が耳に心地よく響きます。
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運河には白鳥やカモも
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ところで、この鳥たちのえさを狙って、大きなねずみを目撃!びっくりしました。
運河の終わるところには、小さな島があって、「愛の島」と言う名前が付けられています。そこにわたる鉄の橋がありますが、今はかけられていません。

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手入れの行き届いた庭園が続いています。

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この公園内には人口の小さな洞窟がいくつもありますが、ここもその一つ
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中にいるのはブタかと思ったらなんだか怖い顔をした怪獣
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ラベリント(迷路)をでたところにも洞窟があって、「エコーとナルシスの洞窟」となっています。
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そのほか、園内にはたくさんのレリーフがあります
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いずれも前に小さな噴水があり、水音を楽しめるようになっています。
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この水の音、というのが庭園には欠かせないものですが、これはアラブの影響でしょうか。
水の少ないアラブの地方では、水の音がするというのが贅沢と安らぎの大きな要因でしたから。

こうしてたくさんの池があるのも、庭園の水遣りに雨水を貯めるためです。 
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反対側に広がるロマンティック庭園の一番北端には、岩から噴出す泉があって、その水は小川となって庭園の中を走ります。
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水音がとても涼しげです
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途中にこんなカタコムベみたいなのがあったり(Refugio de Pages)
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中はどうなっているかわかりませんが、Cabana de Ermitaという小屋(?)があったり
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この門のような中も噴水になっています
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こういうものは全部、夏の家として作られたものですから、昔の侯爵がどのくらいお金持ちだったか想像つきませんね。
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中間にこんな庭園も
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庭園は緩やかに下り坂になり
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ロマンティック庭園は、偽の墓地(Falso cementerio)で終わっています。
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そのあたりはジャングル状で
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お花が一杯
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足元にも
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この白い花は大変にいい香りを放ち、むせ返るようでした。
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中国風の門と名づけられた門をくぐると
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また泉水があります
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さあ、これで大体公園内をめぐったことになります
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ほら、入り口にある館が見えてきました。
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今はこの公園の管理事務所になっていますが、その昔、夏の3ヶ月をここで過ごした侯爵一家が住んでいた館です。
こういうのを本当のセレブって言うんでしょうね。


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Commented by hanarenge at 2007-05-23 10:50
夏の離宮なのですね、何て優雅な・・・・・ここで遊んだ公爵さまの様子が浮かんできそうです。
Pavellon Romanticの名のとおり、沢山のレリーフの優美な事
ガウンのひだが、とても柔らかく見えます。
香りのいい花は、素敵ですね、とても美しいと思います。
水のある風景も素敵!水の音は、安らげますね、それに、周りの雰囲気もとてもいいです。
長いの大歓迎 ネットがなければ知る事のなかった世界をこうして見せてもらえて、嬉しい私です。

Commented by AoimikanM at 2007-05-23 13:43
今日も迷路に迷い込んでしまっていました。
ロマンティック、という言葉は日本では余り日常的に使う事はないですが、
もし使用する場合は、
このくらいのレベルで口にして欲しいですね(笑 ちょっとデビル?)
こんな素晴らしい場所でコンサートなんて……クラクラして帰り道を忘れてしまいそうです。

*ねね
Commented by gyuopera at 2007-05-23 14:56
♪ 蓮華草さん、いつもコメントありがとうございます。
数多くある以前の貴族の館や庭が、こうして一般市民に開放されるようになったのはとてもありがたいことだと思います。もと貴族の人たちも、維持しきれないのでしょうね。夏の間だけ過ごすためにこれだけの庭園を造り、本家よりも大きな家がある生活・・・ そういえばヴィスコンティにもこんな場面がありましたね。イノセンテだったかしら・・・ ごく一部の人がこういう身分だったのでしょうが、ハイソというのは今でもちゃんとあって、夏は大きな別荘で過ごす方たちがたくさんいます。そういう大きな別荘を何軒か見せてもらったことがあります。
Commented by gyuopera at 2007-05-23 15:10
♪*ねねさん、おはようございます。いつもコメントをありがとうございます。
ロマンティックはロマンチシズム、ロマン主義ですね。なんだか日本では変な意味で使われていますけれど、シュトゥルム・ウント・ドラングの時代ですね。
ロマンチシズムは「死」で終わらなければいけないから、ということで、偽の墓場(墓標は無いのですが)を作ったそうですが、死といったらゲーテの「若きウェルテルの悩み」を思い出してしまいます。この庭園を造らせた人は、ロマンチシズムに影響を受けていたのでしょうね。
ここではシューマンあたりを演奏したら似合いそうですが、今回はモーツァルトです(笑)。
Commented by あや at 2007-05-23 15:42 x
始めの写真を見て、一昨年行ったヴェルサイユ宮殿を思い出しました^^
でもほんまにちゃんとした迷路ですね、私、入ったらたぶん抜けれません、、、公園自体は大きいんですか?もーバルセロナは見所満載ですね!
私もセレブな気分を味わいたいもんです^^;;
Commented by HERO at 2007-05-23 16:25 x
なんかgyuさんのブログ見てると、やっぱりスペインってとてつもなくでかいんだなぁ・・・と思わされてます。
ほんと、でかいですよね・・・・
確かに、イタリアもいろいろあるけど、でも、ここまで広いのって早々ないんじゃないかなぁ・・・・
バルセロナ、ほんと見るとこだらけですね・・・・・
Commented by kose at 2007-05-23 17:10 x
お久しぶりです。迷路の公園行きました。
こんな素晴らしいところだったんですねぇ!子供たちと出かけたので、迷路のあとに散策って思ってのですが・・入り口の遊具で遊ぶ~!!え~!!これで終わり~(泣)
そして、遊具で遊んだ後・・帰宅。ですが、gyuさんのところで満喫です。ありがとうございました。
Commented by alex at 2007-05-23 18:24 x
 素敵な場所でコンサートをなさるのですね!夜ですか?とても雰囲気がありますね。個人的には緑をバックに演奏を聴くのは好きです、特に夏は公園とか。今回お使いになる建物の外の池なんか良い感じですね~。
Commented by gyuopera at 2007-05-23 18:56
♪ あやさん、ヴェルサイユはフランスという大国の王様の居城ですからね・・・こことは全く規模が違います。
公園は9.1ヘクタールの広さがあるので、バルセロナとしては大きい公園の一つですね。多分、新緑の今ぐらいが一番きれいだと思います。
セレブな気分を味わえるかはわかりませんが、緑の中をのんびり歩くのは本当にいい気持ちです。
Commented by gyuopera at 2007-05-23 19:02
♪ HEROさん、私がここに載せているのはバルセロナにほぼ限られていますからね、どこの地方にもそれなりの特徴があって、面白いと思います。
マドリッドの王宮はやっぱりとても大きく立派で豪華ですよね。セビリアのアルハンブラや王宮や・・・ そういうものに比べたら、バルセロナのものはささやかだと思いますが、でも歴史のあるものはささやかでもやっぱりすごいな、と思います。
イタリアは歴史が本当にそのまま残っているから、すごいですよ。ところで、メジチ家って、子孫はまだ生きているんでしょうか?かなり夢中で本を読みましたよ。
Commented by gyuopera at 2007-05-23 19:08
♪ koseさん こんにちは。
この公園は結構広いので、詳しく見ていると時間がかかりますね。この前は駆け足だったので、今度はゆっくり見ました。ここは子供用の公園じゃないですね(笑)。お子さんたちも見かけましたが、お父さんが像レリーフの前で静かに説明してあげていましたよ。公園=子供の遊び場、というのはここではあまり無いですね。市民の憩いの場、といったほうがいいですものね。
Commented by gyuopera at 2007-05-23 19:13
♪ alexさん、コンサートは、ここでは2日間で、一日は夕方7時から、でも昼間と同じに明るいです。もう一日は11時からです。この小さいパビリオンは意外と音響がよくて、その外に椅子を並べておきます。
このパビリオンは、そういった目的で作られたそうで、四角い池の周りでバレーをやったりしたそうです。
全くの外だと、音響が非常に悪いから(もちろんマイクなど使いませんから)コンサートはちょっとできないですね。
Commented by darklady at 2007-05-26 07:49
昨年のこの公園も見せていただきました いつ見ても素敵な場所ですね

グロッタの中の怪獣の歯が 人間の入れ歯みたいで笑えます
トトロやネコバスもこんな歯でしたね

20年ほど前に日本で巨大迷路が代流行しました 行きませんでしたがあっという間に 消えてなくなりましたね
日本らしい現象でした
コンサート楽しみ がんばってね
Commented by gyu at 2007-05-26 14:48 x
♪darkladyさん、去年は駆け足で見たので、今回はゆっくり隅々まで歩いてみました。去年見れなかったところも見ることができてよかったです。今の季節、乾燥したスペインでも本当に緑がきれいで、鳥の声と水の音に浸ることができました。

この怪獣、険しい顔をしているけれど、なんだかおかしいんですね。入れ歯みたいな歯のせいかしらね。

日本でも迷路を作ったんですね。どうしてやめちゃったのかな?手入れが必要で経費がかかるからかしら?
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by gyuopera | 2007-05-23 06:44 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(14)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera