新しいカルチャーセンター、Casa Orlandai


カタルニァ鉄道のサリア(Sarria)駅のすぐ近くに、Casa Orlandaiというふるい家があります。

私の見慣れた姿はこのようなものでした。
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(写真: El Poder de la Palabraから拝借)

この建物は1915年に建てられたもので、建築家の名前は不明ですが、長いこと学校として使われていました。なかなか面白い建物じゃないかと思っていましたが、かなり荒廃が進んでいて、今にも崩れるのではとはらはらさせられました。

ある時から建物に覆いがかけられ、私は壊されてしまうのではと内心かなり心配していました。

b0064411_23165580.jpg今日、前を通ったら、建物はすっかり修復され、サリア地区の新しいカルチャーセンターになるということでした。



受付の人に頼んで、内部を見せてもらいました。

一回の奥の広い部分はステンドグラスがきれいです。ここはレストラン・バールになるようで、オープンキッチンが備え付けられてあります。
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上に上がる階段は3つ(!)。一つはこんな感じに壁にタイルが張り巡らされています。
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これは従来のメインの階段
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階段の途中から下を見ると
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大理石の回り階段の周りにはモザイクタイル
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上の窓にもステンドグラス
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見上げると
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きれいですね。階段の天井です。
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二階の広間、先ほどのレストランの上の部屋
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ほかの部屋はシンプルで明るく、いろいろな大きさがあります。
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床のモザイクも素敵
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一階の窓にもステンドグラス
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ここで、今後いろいろなクラスが開かれ、コーラスや音楽の練習もできるとか。
まだプログラムは発表されていませんが、とても楽しみです。

今日もリハーサル。今はバルビドレラのカルチャーセンターでやっているんですけれど・・・
私たちのオーケストラもここでリハーサルやってくれると、近くていいんだけどな。
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ところで、私たちのグループではヴァイオリンとビオラ奏者を募集中です。どなたか一緒に演奏しませんか?

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Commented by bcnkahosumi at 2007-05-12 16:20
私もちょうど昨日この前を通って、きれいになったなぁと見ていたんです♪ 外観もいいですが、中はまた素敵ですね~ 
見てみたいなあと思っていたので、 gyuさんの写真のお陰でゆっくり見られました♪(笑) ありがとうございます♪
Commented by みどり at 2007-05-12 18:27 x
以前の面影を残しながらも、すっかりきれいに生まれ変わっていますね。
階段のモザイクタイル、すごくかわいいです!
最後から3枚目の写真、一面の花模様の写真は床ですか?素敵です。
カルチャーセンターの建物がこんなに素敵なら、通うのも楽しそうですね♪
Commented by gyu at 2007-05-13 00:22 x
♪ かほすみさんもこのあたりよく通られますか? 私はまた学校になるのかと思ったらカルチャーセンターになったんですね。内部は結構昔の雰囲気を残しながら、新しくなって気持ちがいいですね。来週からいろいろなクラスが紹介されるそうです。
このカフェでお茶でも飲みたいですね。
Commented by gyu at 2007-05-13 00:29 x
♪ みどりさん、以前は本当に崩れるんじゃないかとはらはらしながら眺めていたのです。この敷地は学校だったので庭もあり、かなり広いですから、壊してマンションでも建てれば相当大きな建物が建ったことでしょう。でもそのまま残してこんなにきれいに修復されて、またみんなが集う場所に生まれ変わったのですから素敵ですね。古い建物の修復は、とてもお金と手間がかかると思いますが、バルセロナ、すごくがんばっている、とエールを送りたくなります。
Commented by hanarenge at 2007-05-13 01:15
嬉しいですね、こんなに素敵に生まれ変わって!!
外観も素敵な建物ですから、壊されるなんて本当に胸が痛みますもの
もったいないの一言です。この「もったいない」がアフリカの女性によって一躍有名な言葉となりましたが、日本では、もはや、死語と化しつつある言葉といっても言い過ぎではない気がします。
きっと私の住む町では、マンションかもしくは、陳腐な建売にされてしまうかも分かりません。
何でも外国が良いとは言いませんが、やはりこんな風に再改修して、素敵な所になるのを見ると、文化の違いみたいに思ってため息がでます。
本当に、バルセロナ、粋ですね。
Commented by gyusshop at 2007-05-13 05:22
♪ 蓮華草さん今晩は。
この建物が市で買い上げられてカルチャーセンターになるとは思いませんでした。壊されないで本当によかったです。不動産が高騰しているバルセロナ、場所が場所だけに、普通に売りに出されたら大変な値段だったことでしょう。
日本では古い建物がどんどん壊されて、昔の面影が跡形もなくなってしまっているところが増えましたね。私の実家の町もそうで、安っぽい新建材の建物ばかりになってしまいました。昔はたくさん洋館もあったりしたのに、開発の名の下に町はほんの一部を除いて醜悪化してしまいました。本当に悲しいことです。新建材の家は、見る見るうちにみすぼらしくなって、結局また建て替えなければならなくなる。悪循環みたいですね。
Commented by AoimikanM at 2007-05-13 09:04
gyuさんおはようございます。
いつも思うのですがバルセロナの政府の思考はとても進歩的で良い意味での再構築が非常に上手い国ですね。
こんな素敵な場所でステンドグラスからこぼれる光を浴びながら「学ぶ」という環境、日本に限らず世界中で見直して頂きたいと思いました。

*ねね
Commented by alex at 2007-05-13 11:00 x
 こんにちは。趣のあった古い建物が、その雰囲気を残しつつ綺麗に生まれ変わったのですね。本当にそういう発想をする州?市?の行政の方も素敵です、立派です。
 外観も良い感じですが、内装も素敵!モザイクタイルはやっぱりイベリア半島の文化という感じがしました。gyuさんのオーケストラも、ここを会場にして練習するようになるといいですね(^^)v。
Commented by じゅん at 2007-05-13 16:40 x
gyuさん、こんにちは。
昨日の土曜日は競馬場に行ってきました。
日本の競馬シーズンは春と秋なのですが、その中でも今は一番よい
時期です。馬たちは冬毛から夏毛に生え変わって大変キレイな毛づや
ですし、気温もちょうどよくとてもさわやかです。
特に若駒たちのレースがたくさんある時期なので、ベテランの馬たち
との違いも見所のひとつです。
初めてレースに出る馬たちはやはり落ち着かない様子なのですが、
大きいレースに出るような馬たちになると迫力十分に歩いています。
多くの馬たちを見ることができましたし、馬券のほうも少しだけ当たった
のでとても楽しい一日でした。
Commented by gyu at 2007-05-13 20:06 x
♪*ねねさん、こんにちは。
私がバルセロナに来た23年前は、暗く薄汚い危険な町でした。でもEC参加、オリンピックを経て、どんどん明るくきれいな町になりました。この都市改造計画は大成功したと思います。 先日の新聞では、古い建物の70パーセント近くが修復を終えたとのこと。大変な数だと思います。
バルセロナはスペインの中では一番税金が高い町の一つ。マドリッド付近は高速道路はただなのにこちらではお金を取る。交通料金もマドリッドより高いし、一月1000ユーロ未満の月収の人がかなりのパーセントを占めています。それでも街の雰囲気は明るく、人々はそれなりに生活を楽しんでいるように見えます。それで住みよいのかな、と思います。
Commented by gyu at 2007-05-13 20:12 x
♪ alexさん、こんにちは。
古い建物を壊さないできれいに改装して市民に開放する、本当にいい政策だと思います。私の実家の町は、昔はかなり反映していたので、たくさんの洋館や興味深い建物がありましたが、それらはみんな壊され、安っぽい新建材の建物に代わってしまい、それも古びてみすぼらしくなっています。将来の計画性の無さが本当に残念です。
Commented by gyu at 2007-05-13 20:43 x
♪ じゅんさん こんにちは。
今回は競馬はご両親とはいらっしゃらなかったの?
馬は本当にきれいですね。走る芸術品といいますが、まさにその通りだと思います。それに少しでも馬券が当たったなんて、よかったですね。
馬も経験豊富な馬と、若い馬では歩き方まで違うんですね。
Commented by miki3998 at 2007-05-13 22:17
見事なステンドグラスとタイルの数々、芸術への思い入れの違い、歴史の重み、そして何よりも職人のプライドも伝わってきそうですね。

 新しい建物が目白押しの東京。高さを競い、名だたる建築家の手によるものだとしても、そこに感動はないのです。 あわただしく見物する人人人。建物への愛情を感じつつ訪れたいのはもっと別のところ・・・。 う~ん、死ぬまでに訪れたいなあ。 無理かな?  笑
Commented by gyu at 2007-05-13 22:48 x
♪ mikiさん こんにちは。
この家は、その歴史を読むと、17世紀に建てられたものを何度か改装して今の形になったそうです。最後の改装は1922年ということになっています。メイン階段のあたりはオリジナルだそうです。
今また新しく生まれ変わったこの家、これからずっと、市民の集う場所になるのですからとても素敵なことですね。
手入れをするには、専門職の人もいろいろ協力して復元するのでしょうから、かなり時間がかかったと思います。そういう人たちが今でもいるというのがいいなぁと思いますね。
東京は新しい建物が一杯、でも少したつとまた新しい建物ができて、人々の興味はそちらに向いてしまう・・・・ 恵比寿ガーデンを見たとき、きれいだなぁと思ったのですが、今はもっと新しいものができて、ちょっと廃れ気味と聞いて、さびしい思いがしました。
Commented by darklady at 2007-05-15 04:31
gyuさん
またすばらしい改装の記録を見せてくださってありがとう
文化の違いとはいえ なんて美しい建物装飾でしょう
その昔 二条城などの日本の建物もこのように装飾されていたようですし
奈良の薬師寺など壁の内部装飾が漆喰に色鮮やかに塗られて再現されたことを思い出します (古い修学旅行の記憶 ^^;)
寺院や城でなくかつての小学校であっても 松本開智学校は明治初期の建築ですが戦後修復されて教育と建物の博物館として残りました
やはり 住む住民の文化への思いの強さが必要なのでしょうか
それにしても現代の開発は あまりにも遠くの大手企業による税金を大量に使ったものですから民意は反映されませんね
ヨーロッパの多くの旧都市が戦争で大きく破壊されたものを市民がせっせと誇りをもって再建したフィルムをTVで見ると 観光旅行でひたすら美しく感じたパリ ブリュッセル プラハやウィーンの街の市民の感情が蘇ります
gyuさんのレポートに感謝ですね ^^
毎週の練習に感心です 男性奏者が多いですね 修復されたこの建物での練習も近々ありそうですね~^^
Commented by gyuopera at 2007-05-15 06:03
♪ darkladyさん、夜遅くに、又は早朝?のコメントありがとうございます。
これは当時のものとしてはものすごく凝った建物とはいいがたのですが、でもたくさんの窓にモザイクやステンドグラスがあって、そのまま修復されて市民が使えるようになったのは本当にすばらしいと思います。
床のタイルの模様が違うのは、昔はたくさんの小さな部屋に仕切られていた痕だと思います。
ドイツも戦争でほとんどのものが壊滅的に破壊されましたね。それを、市民が協力して、石を一つ一つ整理してああやって復旧したのですからすばらしいことですね。ミュンヘンのレジデンス、ニュールンベルグの旧市街もほとんど修復が終わり、ドレスデンも、私が行ったときはまだかなり石がゴロゴロでしたが、今はかなり進んでいるのではないでしょうか。
自分たちの文化を守ろうとする熱意には頭が下がりますね。

6月のコンサートを控え、リハーサルにも熱が入ってきました。たまたま撮った角度が私の右手で男性ばっかり。左手は女性ばっかりなんですがね(笑)。
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by gyuopera | 2007-05-11 23:13 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(16)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera