カサ・アマティエ


グラシア大通りにある、ガウディのカサ・バッティヨの隣のカサ・アマティエ、2軒並んで、ひときわ目を惹きます。

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この建物は、チョコレートの製造販売で巨万の富を築いたAmatlle氏が、建築家Puig i Cadafalchに依頼して、昔からあったネオゴシックの建物を、1900年に建てなおしたものです。

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正面の上部の階段状の部分は、18世紀のオランダの建物を思い起こしますが、水色に塗ってありますね。水が上から流れているのをあらわしているのだそうです。
サンタ・エウラリアのお祭りのイベントの一環で、この家の説明をガイドさんがしてくれました。

普段のときでも、奥にはギャラリーとチョコレートやお土産を売っているお店があって、誰でも入れます。

玄関の柱にはいろいろな彫刻。Eusebi Arnau作。
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これはこの前お見せしましたね
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アイアンの扉は花をデザイン化したもの。木の扉の表面には、ダビデの星のマークが一面に。
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入ってすぐの壁にはこんなランプが
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こんな扉も面白いし
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きれいなアーチ
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天井を見上げると、美しい梁が見えます。
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梁の一本一本に美しい模様が
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壁のタイルも楽しい
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壁際の床には蛇のモザイク
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床の敷石は歴史をものがたっているよう
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ここは、バルセロナで初めて自動車を買った人の一人だったオーナーが、車庫にしていたのです。

奥に行く扉には色ガラスがはめ込まれて
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二階に上がる階段がありますが、普通はここから上はいけません。でも今回は、階段の上まで上がらせてくれました。
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階段の小窓
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階段のウラにまでレリーフの装飾
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上の人物は、チョコレートをかき回して作っているところ。下のはカエル? Cagatio?
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天井の明り取りは美しいステンドグラスが
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ここにも玄関にあったランプがありました。
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このドラゴンは、家を守るという意味があるそうです。
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入り口の上のほほえましいレリーフ
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のぞき窓のデザインは、カタルニァの山に咲くとげのある花。家を守る、という意味があるそうです。
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すごいですね
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Amatller家は女のお子さんしかいなかったのだそうで、このすばらしい家を保存するため、財団が作られました。あと10年後くらいには、中を見学できるようになるらしいのですが、今のところは中を見ることはできません。

窓はみんなこうしたモザイク
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外の通りに面したところにあるバルコニー。細かいところまで一杯の装飾。これはバラの花でしょうか?
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下にハープを持った女性がいますね。大変音楽やオペラの愛好者だったそうです。

バルコニーへの出口は3つ。おのおのの出口の上には、天使が掲げる盾に、Amatller氏の趣味だったもの(カメラ=写真)や、彼の貢献したこと(産業)、収集したもの(ガラス器)が彫られています。
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正面玄関の上の窓には女性の美しい像
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内部装飾に興味のある方、2月15日から、このお店のギャラリーで、内部の写真を展示するそうです。

それにしても、個人でこういう家を建てるのですから、すごいですねぇ。

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Commented by raindropsonroses at 2007-02-16 09:42
gyuさんへ。
おはようございます。そう、カサ・バッティヨって発音するって言うのはgyuさんが教えて下さったんでしたね。ここの2棟、物凄い人集りですね(笑)カサ・バッティヨの入場料金の高さには目玉が出るほど驚きましたが、中を拝見するとさもありなん、納得しました……でも高い!このカサ・アマティエは花の館とか言うんでしたっけ?それはまたお隣?兎に角、僕のバルセロナの第一印象は、「何て装飾が多い街!」でした(笑)それが全然ぶつかり合っていないのが不思議です。gyuさんが仰言るように、個人でこんな家を建てちゃう所が凄いですね。今のお金持ちとは桁違いなんでしょうね。僕だったらタイル一個作るお金ないですもん(笑)

ブノワ。
Commented by AoimikanM at 2007-02-16 12:34
gyuさん、こんにちは。どうも風邪を引いてしまって尚かつ花粉症で頭がぼ〜っとしていますが(変な事書いたらお許しを)ここを見てしまったら勝手にキーボードの指が止まらないわ。
タイル装飾や石彫刻、アイアンのバルコニーや窓枠……。どれもこれも欲しくなってしまうけれど、これはバルセロナの街並だから許される美学であって、
東洋で無理に真似をするとバランスが取れないのでしょうね。
ホント、個人の建物としては羨ましいです。
私は美大出身なので良く石を専用のカンナで荒削りし、細かな修正を鏡面仕上げして色々な提出物を創ったものです。そのストイックな過程を考えるとこの方の情熱や建築家や職人さん達の技量を尊敬しちいます。

*ねね
Commented by gyuopera at 2007-02-16 15:31
♪ブノワさん、おはようございます。
そうですね、本当に装飾が多いですね。そのきわみは、カタルニァ音楽堂です。あの内部の装飾のものすごさ、始めてみたとき、「な、なにこれ!」と思いました。天井から壁から一面に花で覆われ、美しいよりうっとうしかったのを覚えています。今でもしつこいと思うけれど、慣れました(笑)。 カタルニァ・アールヌーボーが花開いた町ですから、装飾が多いのは当然かもしれませんが。
昔のお金持ちは、こうしてすばらしい家を建てたりして後世に残しますね。今のお金持ちは・・・?
Commented by gyuopera at 2007-02-16 16:36
♪*ねねさん、風邪と花粉症で大変ですね。今辺に暖かいから、風邪をひきやすいんですね。こちらでも本当に風邪をひいている人が多いです。
硬い石をカンナで削ったり、磨いたりって大変な作業なんでしょうね。ここにはそういったものが軒並み、町中にあふれているのですが、やっぱり手入れをしてあるからきれいなのであって、20年前はそうではありませんでした。ほとんどの建物はグレーに薄汚れて、暗い、危険な感じのする町だったのですよ。すごい変身です。
東洋では東洋の気候に合った美しい建造物がたくさんあるから、それはそれでとても魅力だと思います。
Commented by jacarandaまきお at 2007-02-16 20:36 x
建物はもちろん、窓も素敵だし、タイルも綺麗ですねぇ~~♪ ホレボレ^-^☆

風邪もだいぶ良くなったので今日はいとこの結婚式のためにウェディングタイルを仕上げました。焼き上がりが楽しみです。
Commented by ヒロト at 2007-02-16 22:48 x
こんにんちは。
有名な建物のすぐ横にある、こんなに歴史のある建物とは知りませんでした。それぞれの装飾にある意味を知って観察できるとまた違いますよね(羨ましい限りです)。確か隣の建物は日本語のガイダンスの流れる機械を持って回りました。
薄暗い入り口の奥に上を見上げてきれいなステンドグラスを発見した時のことをを思い出しました。

Commented by gyuopera at 2007-02-16 23:36
♪ jacarandaまきおさん、こんにちは。
タイルを作っていらっしゃるのですね。ご自分で絵付けをなさるんですか。楽しいでしょうね。
ここでもタイルの絵付け教室とかあるのですが、私は才能が全然ないので、気に入ったものを買ったほうがいいかな・・・と思います。自分で好きなようにできたら最高ですね。
Commented by gyuopera at 2007-02-16 23:49
♪ ヒロトさんこんにちは。
バルセロナに観光にいらっしゃる方は、ガウディ目当ての方が多いから、すぐ隣にこんなにきれいな建物があっても気が付かれないようです。ちょっとお土産買うにもいいですよ。
同時代に建てられたものですから(Casa Amatlleのほうが6年ほど前です)、バルセロナとしてはいずれも貴重な財産です。Amatlleのほうが、本当に隅々まで細かい装飾が施されています。
Commented by AoimikanM at 2007-02-18 03:28
gyuさん、こんばんは。
こんな建物があったのですね。私もバルセロナに行った時は
ガウディ目当てでしたので、気がつきませんでした。
こんなに凝ってれば、何度きても飽きないですよね。
是非もう一度バルセロナに行かなければいけないですね。
いろんなものをみせていただいて、ありがとうございます。

*れもん
Commented by gyuopera at 2007-02-18 05:20
♪*れもんさん、こんばんは。
パリにはすばらしい建物がたくさんあると思いますが、バルセロナはあのように大きく立派な建物はほとんどありません。広さもずっと小さいので、その意味では見て歩きやすいかもしれません。
この建物の内部の様子を写真に収めた展示会があり、すばらしい写真がたくさんあって感激でした。
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by gyuopera | 2007-02-15 22:18 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(10)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera