2007年 01月 28日
外で働く人々 |
バルセロナは、並木の木の数だけはヨーロッパの都市で一番多いのだそうですが、今の時期、ちょうどあちこちで、並木の剪定場面に出くわします。
背の高い並木はみんなこんな風にかごつきのクレーン車に乗ってやっています。信号を直すときもこれを使っているから、結構数が多いのでしょう。
生垣などは全部手でやっていますね。クレーン車が入れないところは、超長い高枝切りを使っていました。ほら、芝の中にぽつんと立った糸杉なんかのためです。昨日見かけたんだけれど、写真撮っておけばよかったな・・・
切った枝は、大きなトラックに積み込まれてどこかに運ばれてゆきます。
こういう作業を見ているのは楽しいです。
公園や町の芝生の部分は、やはり市の人が(公園係の人?)芝を刈ったり掃除したりしているのをよく見かけます。
朝早く散歩すると、道路に水をまいて掃除している人たちに会います。
雨がめったに降らないバルセロナは、いつも水が不足しがちなのですが、地区によっては毎晩こうして水を流して道路を洗っています。
こちらはごみトラック。コンテナを持ち上げて、中身をぶちまけているところ。右下に見える緑のものは、空き瓶用のリサイクルのコンテナ。
見ていたらずいぶん長いことこのままだったので、写真を撮ってしまいました。
大型のトラックから手が出て、自分でコンテナを持ち上げてトラックに空ける。全部機械でやっています。結構見ていて面白いんです。
ガラスのリサイクルのコンテナは円筒形なのですが、それはクレーンで、コンテナの上についている丸いわっかにひっかけて吊り上げてトラックの中に空けていました。
これは紙類のコンテナ
道路を掃除する掃除機トラックもよく見かけます。前をほうきをもった人たちが、掃除車のほうにごみを掃き寄せ、車のブラシのところから吸い込まれてゆきます。
こうして毎日町をきれいにしてくれる人たちがいるからこそ、町はある程度はきれいなんですが、それ以上に道路にごみをポイ捨てする人が多いのは嘆かわしいことです。
↓ クリックしていただけると励みになります。
背の高い並木はみんなこんな風にかごつきのクレーン車に乗ってやっています。信号を直すときもこれを使っているから、結構数が多いのでしょう。
生垣などは全部手でやっていますね。クレーン車が入れないところは、超長い高枝切りを使っていました。ほら、芝の中にぽつんと立った糸杉なんかのためです。昨日見かけたんだけれど、写真撮っておけばよかったな・・・
切った枝は、大きなトラックに積み込まれてどこかに運ばれてゆきます。
こういう作業を見ているのは楽しいです。
公園や町の芝生の部分は、やはり市の人が(公園係の人?)芝を刈ったり掃除したりしているのをよく見かけます。
朝早く散歩すると、道路に水をまいて掃除している人たちに会います。
雨がめったに降らないバルセロナは、いつも水が不足しがちなのですが、地区によっては毎晩こうして水を流して道路を洗っています。
こちらはごみトラック。コンテナを持ち上げて、中身をぶちまけているところ。右下に見える緑のものは、空き瓶用のリサイクルのコンテナ。
見ていたらずいぶん長いことこのままだったので、写真を撮ってしまいました。
大型のトラックから手が出て、自分でコンテナを持ち上げてトラックに空ける。全部機械でやっています。結構見ていて面白いんです。
ガラスのリサイクルのコンテナは円筒形なのですが、それはクレーンで、コンテナの上についている丸いわっかにひっかけて吊り上げてトラックの中に空けていました。
これは紙類のコンテナ
道路を掃除する掃除機トラックもよく見かけます。前をほうきをもった人たちが、掃除車のほうにごみを掃き寄せ、車のブラシのところから吸い込まれてゆきます。
こうして毎日町をきれいにしてくれる人たちがいるからこそ、町はある程度はきれいなんですが、それ以上に道路にごみをポイ捨てする人が多いのは嘆かわしいことです。
↓ クリックしていただけると励みになります。
by gyuopera
| 2007-01-28 19:17
| バルセロナ案内 Barcelona
|
Comments(12)
>雨がめったに降らないバルセロナは、いつも水が不足しがちなのですが、地区によっては毎晩こうして水を流して道路を洗っています。
言ってしまっては身も蓋もないけれど、高級住宅地のほうが毎日丁寧なお掃除が入りますよね?
その分税金もたくさん払っているだろうと思われるから、「不公平」というのとは違うとも思うのですが・・・。
バルセロナのゴミ収集車やそのシステムは確かにハイテク(?)で、見ていて飽きませんね。どなたかTVの特集にして日本で流せば受けるかも?
言ってしまっては身も蓋もないけれど、高級住宅地のほうが毎日丁寧なお掃除が入りますよね?
その分税金もたくさん払っているだろうと思われるから、「不公平」というのとは違うとも思うのですが・・・。
バルセロナのゴミ収集車やそのシステムは確かにハイテク(?)で、見ていて飽きませんね。どなたかTVの特集にして日本で流せば受けるかも?
0
Commented
by
gyuopera at 2007-01-28 21:30
♪kanakoさん、ゴシック地区やリベラ地区は、毎晩こうして水で洗っていますよ。道が狭くて、不潔になりやすいからなのでしょうね。ペストの大流行したのは、やっぱり清潔でなかったこと、家と家の間が近かったこともあります。
それにしても、街中にゴミ箱もなくお掃除する人もほとんど見かけない日本、ごみが落ちていませんね。教育が行き届いているのかな。
それにしても、街中にゴミ箱もなくお掃除する人もほとんど見かけない日本、ごみが落ちていませんね。教育が行き届いているのかな。
Commented
by
alex
at 2007-01-28 22:33
x
町角のゴミ箱はこうやって中身を収集車に入れていたのですね。ずっと前ですが、ドイツで新聞や雑誌やビンなどを道路脇の大きなゴミ箱(リサイクルボックス)に入れられるようになっているのを見て、日本のように指定日を待って出さなくてもいいから便利だなあと思いました。勝手な物を入れてしまいそうな日本ではできないシステムだなあとも。でも、gyuさんが日本はゴミが落ちていないという感想を持たれたので、ちょっと安心しました。私は日本人は自分の家は綺麗にするけれど公共の場はあまり気にしない民族の部類かなと思っていたので。がんばらなければ!ささやかな一人ですけど。
Commented
by
gyuopera at 2007-01-28 23:11
♪alexさん、ヨーロッパではだいたい大きなコンテナが道路においてあって、リサイクルのものもごみも、いつでも入れられるようになっているから便利ですね。
日本に行って本当に不便だと思うのはごみの出し方。毎日捨てられないし、リサイクルのものもとても出しにくい。それに持っていってくれなかったり。あれだけでストレスたまりそうです(笑)。
でも町にはほとんどごみが落ちていなくて感心してしまいます。町にゴミ箱がないのはとても不便ですけれどね。公共の場にもほとんどないですね。
スペイン人も見ていると、自分の家はきれいにするけど外では平気で物を捨てる人が多いですよ。こういう掃除をする人たちがいるので、何とかきれいさを保っているようなものです。
日本に行って本当に不便だと思うのはごみの出し方。毎日捨てられないし、リサイクルのものもとても出しにくい。それに持っていってくれなかったり。あれだけでストレスたまりそうです(笑)。
でも町にはほとんどごみが落ちていなくて感心してしまいます。町にゴミ箱がないのはとても不便ですけれどね。公共の場にもほとんどないですね。
スペイン人も見ていると、自分の家はきれいにするけど外では平気で物を捨てる人が多いですよ。こういう掃除をする人たちがいるので、何とかきれいさを保っているようなものです。
Commented
by
AoimikanM at 2007-01-28 23:37
ああ、だから綺麗なのね、と素直にうなずけました。
街によって違いはあるのでしょうけれど、確かにバルセロナは朝の道がとても清潔な気分だった気がします。ただ、お昼過ぎ頃になると、あれ?っていうくらいゴロゴロ色んな物が(?)落ちているので、きっとこういう制度があるのだろうとは思っていましたが、画像で観たのは初めてです。
トラックがまたヨーロッパの大陸的デザインでカッコイイと思います。
イタリーもカッコ良かった。クレーンさえも。。。
*ねね
街によって違いはあるのでしょうけれど、確かにバルセロナは朝の道がとても清潔な気分だった気がします。ただ、お昼過ぎ頃になると、あれ?っていうくらいゴロゴロ色んな物が(?)落ちているので、きっとこういう制度があるのだろうとは思っていましたが、画像で観たのは初めてです。
トラックがまたヨーロッパの大陸的デザインでカッコイイと思います。
イタリーもカッコ良かった。クレーンさえも。。。
*ねね
Commented
by
gyuopera at 2007-01-29 00:01
♪ *ねねさん こんにちは。
こちらの人というか、都会というか、みんな本当にポイ捨てが多くて、現場を見ると、注意したくなってしまいます。この間、アジア系の女の子が、大きな紙袋を歩きながらポイッと捨てて行くので、同行していた人と顔を見合わせてしまいました。絶対日本人じゃないと思いたいですが。
道を水で洗い流すのは清潔を保つためで、立ちションなどする人がいるのではないでしょうか。
深夜の町を水で洗っているところを見たときは、本当にご苦労様!と頭が下がる思いでした。毎晩なんだそうです。
トラックやユニフォームなど、みんなかっこよく見えますね。ブルーカラーがいやな仕事とは思えないですね。
こちらの人というか、都会というか、みんな本当にポイ捨てが多くて、現場を見ると、注意したくなってしまいます。この間、アジア系の女の子が、大きな紙袋を歩きながらポイッと捨てて行くので、同行していた人と顔を見合わせてしまいました。絶対日本人じゃないと思いたいですが。
道を水で洗い流すのは清潔を保つためで、立ちションなどする人がいるのではないでしょうか。
深夜の町を水で洗っているところを見たときは、本当にご苦労様!と頭が下がる思いでした。毎晩なんだそうです。
トラックやユニフォームなど、みんなかっこよく見えますね。ブルーカラーがいやな仕事とは思えないですね。
Commented
by
コボ
at 2007-01-29 11:57
x
gyuさん、こんにちは。
ヨーロッパではリサイクルゴミがいつでも出せるというのは、便利ですね。
日本では、その地域によって、ゴミを出せる曜日や燃えるものと燃えないものの分別方法も違うので、憶えるまで面倒でした。
でも、ルールなのでひとりひとりが守らなければなりませんね。
ヨーロッパではリサイクルゴミがいつでも出せるというのは、便利ですね。
日本では、その地域によって、ゴミを出せる曜日や燃えるものと燃えないものの分別方法も違うので、憶えるまで面倒でした。
でも、ルールなのでひとりひとりが守らなければなりませんね。
Commented
by
raindropsonroses at 2007-01-29 13:21
gyuさんへ。
こんにちは。街角も植物園も、全て美しく保たれているのは縁の下の力持ちのお陰ですね。マドリッドの早朝、ホテルの窓から掃除をしている人の姿を眺めて頭が下がる思いでした。道でもどこでもバンバンゴミを捨てる人、掃除する人の姿を目の当たりにしたら出来るかな?フランスのカフェやスペインのバルでも床がゴミ箱と化していますよね。でも、それを掃除する人がキチンといる、綺麗だったら職がなくなるからと言った人もいますが、それはどうでしょう(笑)その労力を違う所、もっと建設的な所に使えるのではないでしょうか?
バルセロナは並木の本数がヨーロッパ一ですか……僕がフィレンツェが今一だったのはその逆の理由かな(笑)トラックバックさせて下さいね。
ブノワ。
こんにちは。街角も植物園も、全て美しく保たれているのは縁の下の力持ちのお陰ですね。マドリッドの早朝、ホテルの窓から掃除をしている人の姿を眺めて頭が下がる思いでした。道でもどこでもバンバンゴミを捨てる人、掃除する人の姿を目の当たりにしたら出来るかな?フランスのカフェやスペインのバルでも床がゴミ箱と化していますよね。でも、それを掃除する人がキチンといる、綺麗だったら職がなくなるからと言った人もいますが、それはどうでしょう(笑)その労力を違う所、もっと建設的な所に使えるのではないでしょうか?
バルセロナは並木の本数がヨーロッパ一ですか……僕がフィレンツェが今一だったのはその逆の理由かな(笑)トラックバックさせて下さいね。
ブノワ。
Commented
by
gyuopera at 2007-01-29 16:03
♪ コボさん、おはようございます。
上のコメントにも書きましたが、本当に日本はごみに関してはかなり遅れていると思います。道路が狭く、歩道も十分設置されていないから、ごみのコンテナを置くスペースがないところからくるのかもしれませんが、それにしても、毎日ごみを捨てられないというのは不便だと思います。でもこれは市民の税金からまかなわれるもの。日本のお偉いさんは、外国に視察に行くとき、こういう日々の市民の生活のことももっと見てほしいですね。
上のコメントにも書きましたが、本当に日本はごみに関してはかなり遅れていると思います。道路が狭く、歩道も十分設置されていないから、ごみのコンテナを置くスペースがないところからくるのかもしれませんが、それにしても、毎日ごみを捨てられないというのは不便だと思います。でもこれは市民の税金からまかなわれるもの。日本のお偉いさんは、外国に視察に行くとき、こういう日々の市民の生活のことももっと見てほしいですね。
Commented
by
gyuopera at 2007-01-29 16:27
♪ブノワさん、おはようございます。
スペインのバルで、使った紙ナプキンを(小さなもの)たたんで隅において置いたら、お店の人が、それを床に払い落としていました。あとで自分で床を掃くのでしょうけれど、床はゴミ箱ですね! それでも最近は少しよくなったみたいですが。
バルセロナは並木の数ではヨーロッパ一だそうですが、たとえばドイツなどと比べると、一本の木についている葉の数が、多分五分の一くらい(笑)。だから緑が多いとはいえないんです。大きな公園が少ないから、せめて並木でもないとねぇ。このおかげでごみもものすごく増えるわけですが・・・
トラックバックありがとうございます。生垣などの剪定、全部手でやってますね。糸をぴんと張ってやるやり方も同じです。私もガーデニングの学校で修了書をいただいているから、市のParks & gardens課に就職できたかもしれないな・・・細かいテクニックはそれから教えてくれそうですものね。
スペインのバルで、使った紙ナプキンを(小さなもの)たたんで隅において置いたら、お店の人が、それを床に払い落としていました。あとで自分で床を掃くのでしょうけれど、床はゴミ箱ですね! それでも最近は少しよくなったみたいですが。
バルセロナは並木の数ではヨーロッパ一だそうですが、たとえばドイツなどと比べると、一本の木についている葉の数が、多分五分の一くらい(笑)。だから緑が多いとはいえないんです。大きな公園が少ないから、せめて並木でもないとねぇ。このおかげでごみもものすごく増えるわけですが・・・
トラックバックありがとうございます。生垣などの剪定、全部手でやってますね。糸をぴんと張ってやるやり方も同じです。私もガーデニングの学校で修了書をいただいているから、市のParks & gardens課に就職できたかもしれないな・・・細かいテクニックはそれから教えてくれそうですものね。
Commented
by
jacarandaまきお
at 2007-01-30 06:45
x
ホテルからタブラオにタクシーであわてて向かってる時、狭い通りを清掃している後ろについてしまって各駅停車のごとく進まなかった。。こんな時は不便だぁ(わき道は無いし、戻ることもできない ^ ^;)
バルでは床にピーナッツの殻を落とすんですよね・・こういう習慣ないから何だか気兼ねして落とせません。日本にもスペインバルがあって床に落とすようになってますが。。どうもできないわぁ。
バルでは床にピーナッツの殻を落とすんですよね・・こういう習慣ないから何だか気兼ねして落とせません。日本にもスペインバルがあって床に落とすようになってますが。。どうもできないわぁ。
Commented
by
gyuopera at 2007-01-30 16:03
♪jacarandaまきおさん、そうそう、細くて車が1台しか通れない道でこれをやられると、後続の車はひたすら待つしかありません。そういう時、普段は派手にクラクションを鳴らす地元の人たちも、あきらめてじっと待っています。ごみトラも掃除の人も、自分の仕事はちゃんと済ませますからね。こういうときに当たると最悪ですが、これは運みたいなものですね。