ゴシック街の表情


前回のブログで、バルセロナの旧ユダヤ人街についてご報告しましたが、このときは200枚ほど写真を撮りました。 同じ場所を何度も角度を変えて撮ったりしていますから、増えるのも当然ですが、載せられなかった写真をいくつかご披露しましょう。

ランブラス通りからカテドラルに抜けるPortaferrissa通りの入り口にある水飲み場のタイル
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13世紀のバルセロナの市壁の様子が描かれています。これは2つ目の市壁で、一つ目のローマ時代の壁も一部利用されています。 このタイル画が作られたのは1750年。
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カテドラルの横にあるミュージアムの内部。基盤はローマ時代、古い部分は11世紀、13~15世紀に建て増しされた古い建物をモダンな物と組み合わせてある興味深いミュージアム。
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Comtessa de Sobradiel通り。ゴシック街にしては広々した立派な通り。
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「バラ通り」という名前だけれど、バラはどこにも見えない不思議な通り。道にかかる橋が2本あります。
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昔の貴族の館だった建物がホテルになっています。
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ちょっとおくにはいると、無人の手付かずの建物が見えます。
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いつも馬車が通っていたので、壁に凹みが出来ています。
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年号が見えますね
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ドラゴン退治で有名な聖人
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この石の積み方! よく倒れませんね
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壁の中に聖人が。これはサント・ドミンゴ
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壁に聖人のタイル画。
「ここにサント・ドミンゴがはじめの修道院を建てた」
これはウソです。
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ほとんど見えないけれど、壁にユダヤの文字が見えます。
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サント・セベール教会。
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彼は眉間にくいを打ち込まれて殉教したので、頭の聖人です。

一時は大統領官邸としても使用された建物。この美しい壁は、はじめにベージュ色を塗り、次に白い塗料を塗って、その上に下絵を描き、白い上塗りを削り取って下の色を見せ、絵を浮き上がらせる手法。
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カテドラルの周りはどこをとっても絵になる
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窓枠にたくさん顔が付いた窓と、物悲しい顔をした動物のガルゴラ
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この向こうに聖人が葬られています。
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修復中の宮殿
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ユダヤの文字の見える石がはめ込まれている壁
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かつては王宮だった建物に残る紋章
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小さなドラゴンが窓の鉄格子に付いています
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市庁舎正面玄関。これは新しい物で、1840年のもの。
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昔はこの広場は無く、サン・ジャウマ教会がほとんどを占め、その周りは墓地でした。1816年に、市内の墓地はすべて外に移す法令が出され、さらに1823年にFerran通りとJauma一世通り、Princessa通りを作ったので、サン・ジャウマ教会を半分取り壊し、市庁舎にして新しい玄関を作りました。
市庁舎の東側の壁には、かつてのメインの入り口がありますが、修復された時、壁に装飾部分だけを貼り付けたもの。

ゴシック街にはいつも街頭音楽家が。今日もグラスハープを演奏していました。
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ドロドロドロ..... とすごい低音の、これでも音楽かしらと思う演奏
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本当にゴシック街は今でも生きているようです。

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Commented by junjapon at 2006-11-09 18:28
タイル画やはり私、興味がありますね~。古い建物まだまだ残っていて素敵です。  ただシャっタ-などに書かれてる(スプレ-で??)書くならもっと上手にしてほしいですね。せっかくの素晴らしい地区・場所がなんだか品が悪くみえますね。
Commented by gyuopera at 2006-11-09 18:35
junjaponさん、タイルは長持ちするので、古くなってもいつまでもきれいですね。 こういう観光地に、汚らしく落書きをする人たち、もっと重い罰を科するなり、取締りを厳しくするなりして欲しいですね。本当に腹が立ちます。落書きを消すためにお金がどのくらいかかることやら。それがみんな税金から出ていることを知らないんでしょうか。
Commented by raindropsonroses at 2006-11-10 13:18
gyuさんへ。
こんにちは。ドラゴン退治って聖ジョージ?ジョルジュ?ゲオルギウス?でしたっけ。道に架かる橋は猫用でしょうか(笑)今回の旅でつくづく思ったのは、スペインは石とタイルの国だって言う事。あとモザイクですね。こう言う楽器を演奏する人を見ると、「あぁ、ヨーロッパ!」なんだと思います。パリの地下鉄構内でバッハの無伴奏を弾いているチェリストを見た時に非常に感動した覚えがあります。今度は薔薇通りに行ってみなければ(笑)

ブノワ。
Commented by chel at 2006-11-10 14:16 x
いつも写真をありがとうございます。
知らない場所、行ってない場所、気付いてない素晴らしい場所。
わたしは今年春帰国したその日から、すぐスペインへ帰りたいと思っていました。日本が母国なのに、何故スペインに帰りたいって言葉になるのかは、わからなかったです。
わたしは先日初めて、欧州の来日オーケストラ鑑賞に行ってきたのですが、ウィーン4重奏の方たちの音楽は音だけで、欧州の空気や景色を思い出させてくれました。(まだバルセロナしか行ってないのですけどね)
来年行く都市はスペインですが、今後他の欧州諸国も行こうと考えて
います。できることなら、ほとんど全て行きたいですが、危険を考え
渡航先をいつも考えています。
欧州に何故行くかは、文化遺産が多くあり、ある程度治安も安定しているからです。小さい時から凄く行きたい国はとても危険です。
でも、時代が変わればいける日も来るかもしれません。
わたしにとって海外一人旅は夢ではなく小さい時からの実行すべき夢でした。
親は世界一周をし終えたら、今は日本ばかりで行った国にはほとんど興味を持たないです。昔から日本は一緒に旅行しています。
Commented by gyuopera at 2006-11-10 15:46
ブノワさんこんにちは。
ドラゴン退治はサン・ジョルディ(聖ジョージ)が有名ですが、これは聖何とかで、別の聖人です。名前忘れてしまいました。
道にかかる橋、ほんと、猫用かもしれませんね!!考え付かなかったけれど。でも野良猫はこのあたりほとんどいないんですよ。毎晩清掃局の人が水ですべての小路を洗い流すので、ゴミが無く、生きていけないんでしょうね。
フランスは石の国って感じませんでした? モザイクはアラブの影響が大きいでしょうね。スペインは一時アラブの支配下でしたからね。
地下鉄構内で演奏すると、とても音響効果が良いから、感動的ですよね。ゴシック街では良くフルートを吹いている人がいて、それがうまい!
みんな、必ず音響の良いところをうまく選んでやっていますね。
Commented by gyuopera at 2006-11-10 15:53
chelさん、こんにちは。
スペインは一時アラブの支配下にあったので、ほかのヨーロッパ諸国とはちょっと違うところがあります。それが魅力でもあるのですが、歴史が長いヨーロッパは、やっぱり私にとっては新しい国よりずっと魅力があると思います。スペインに魅了されてしまう人、結構多いですよ。
私は初めての海外旅行がパリへの一人旅でした。このときは見たい物を全部見ることが出来て、とても有意義でした。2度目に友人といったときは、やっぱり妥協しなくてはならないことも一杯あって、一人のほうがいいなぁとつくづく思ったものです。98年から04年まで、ヨーロッパのかなりの町を一人で旅行しましたが、怖いことはぜんぜん無かったです。
Commented by mo1968 at 2006-11-10 17:00
Gyuさん
↓からず~~~っと、もう一度一気に読み直して、改めて素晴らしい! と思いました。
ヨーロッパの歴史は、本当に長いですね・・・
そして、またバルセロナに行ってみたくなりました。

写真つきで解説してくださって、本当に勉強になります。
また続きを、楽しみにしています♪
Commented by gyuopera at 2006-11-10 20:39
moさん、ランキング3位ですね!すご~い! 応援してます!
歴史のしみこんだ旧市街を歩くのって、ぞくぞくするほど面白いです。
フィレンツェはさらにたくさん古いところが残っているでしょうから、いっそう面白いのではありませんか? メヂチ家やボルジア家の本はかなり読んでいますが、同じ名前が出てくるし、なかなか覚えられません。私の一番敬愛する芸術家はミケランジェロですし・・・イタリアの歴史は、まさに小説より奇なり、ですよね。
Commented by chel at 2006-11-13 15:46 x
そうですか。gyuさんは幸運の持ち主ですね。
そして、きちんとしてらっしゃる方でしょうね。

Commented by gyuopera at 2006-11-13 17:28
chelさん、私は特に信仰はしていませんが、いつも幸運に恵まれていたことを感謝しています。昔から、いろいろ不服に思ったり、人をうらやんだり、不満だらけ、ということが無いんですよ。
自分の手の中にある幸せに、いつも満足しています。
Commented by chel at 2006-11-14 09:23 x
gyuさんはとても素晴らしい生き方ですね。
あたしもそうなりたいと日々精進です。
自分は他人を気にせずとも回りからは、いろいろな目で見られ・・・
来年のスペインは日本人に入出国等や移動を手伝ってもらわないので、本当の意味での一人旅になります。
だから、猛勉強しないといけないので、会社の休み時間もやってたら・・・
部長クラスには、微笑まれましたが、少し上司になると、うらやんだ表情
をされて、本当に困ります。自慢で勉強してるんじゃなくてこっちは生死をかけた、勉強なのに。でも昨日、動詞活用にやられました。
みんな苦労するのですね。動詞の原形からやっていくつもりです。
Commented by gyu at 2006-11-14 15:16 x
chelさんおはようございます。
スペイン語一生懸命勉強なさっているんですね。私は初めての赴任地がメキシコになると効いて、本当に必死で勉強しましたよ。でも、向こうに行ったら、半年くらい、ほとんど何をしゃべっているのかわかりませんでした。自分ではポツリポツリ話したんですけれど。語学って難しいけれど、がんばってくださいね。私、ドイツ語をかなりの年齢になってはじめたんですよ。おかげで、ドイツ圏に旅行した時も、不安が無かったです。
Commented by chel at 2006-11-15 09:07 x
ちょっと、つまずいた時は頭混乱して、何も受け付けないので、半日か一日おいてやるようにします~難しいばかりで嫌いになったら、しゃべれないから、嫌いにはならぬようゆっくりやります。
そう、わたしがスペイン帰国後考えている国はそれぞれにまたお勉強を
せねば、なれません。でもいろんな言語をやれば、覚えるコツもあるかもしれません。わたし、真面目タイプなので旅行会話だけでモノ足らずに
やってしまってます。ファンレターも書きたいし。目標なので、実際渡すかはわかりませんが、それだけ言える位のになりたいかなあって。
現地の人とも何かしゃべりたいし。。。とか。
絶対、そのほうが楽しいですよねvv
Commented by gyu at 2006-11-15 15:48 x
chelさん、語学は文法の基礎無しにはしゃべるようにはなりません。私はスペイン語はほとんど独学ですが、文法はかなり勉強しました。ドイツ語は5年学校に通いました。フランス語は3年・・・でも途中でやめてしまったので、こちらは旅行者程度の会話です。気長にずっと続けないとだめですね。
現地の人とお話が出来るって、旅行中はとても大事なことですね。特に一人で旅行する時は、楽しさが倍増しますね。
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by gyuopera | 2006-11-09 17:15 | バルセロナ案内 Barcelona | Comments(14)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera