2006年 11月 02日
夜のリベラ地区 3 |
さて、そろそろ夜中の1時近く。同行していた息子はしょっちゅう、足が痛くなった、とぼやきます。
おっ、壁にこんな穴が。昔の穴を利用してケーブルを出したんですね。
道の角の高いところに、女性の顔が付いています。
ここは、昔娼婦が住んでいたところなのです。娼婦を奨励していた時期があったのです。
それはとても穏やかな顔をしていて、とても娼婦とは思えません。むしろ天使の顔。
その通りを進んでゆきますと
立派な扉のある家
さらに進んで
こちらに曲がると
悪魔に取り付かれた人のいた家。ああ、写真までぼけてしまいました。
ガイドさんも、ここを通るたびにぞっとする、といってましたが、マジなんでしょうか。
にぎやかな電気のついた家はレストラン
レストランの名前は、Carassa. 先ほど通りについていた顔を取ったんですね。
このレストラン、夜だけ営業です。
ぴったり1時にツアーが終わりました。 本当に面白かった!
解散したところは、ちょっときれいな入り口になっています。立派な身なりの人たちが出てゆきました。
何の建物かと思ったら、ここは有名なレストラン、Hoffmanだったのです。
週末はメトロが夜2時まで動いています。駅に向かうため、州政府の建物のあるサン・ハイメ広場を横切りました。
夜の旧市街の散歩はぞくぞくするほど面白いものでした。また機会があったらぜひ参加したいと思います。なお、このツアーはバルセロナに住んでいる人が対象なので、ガイドはとにかく早口です。スペイン語に自信のある方にお勧めです。
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by gyuopera
| 2006-11-02 00:28
| バルセロナ案内 Barcelona
|
Comments(8)
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aoi_color at 2006-11-02 04:41
夜の石畳のある歴史ある路地はなんてミステリーで文学的なのでしょうか。昔の娼婦街ですか街灯だけの夜の空間、官能的でゾクゾクしますね。
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gyuopera at 2006-11-02 05:05
aoi_colorさん、夜の旧市街を歩くなんて、初めての経験でした。にぎやかなところはたまには行きましたが、こういう狭い人のいない小路を歩くのは、ほんとうにぞくぞくっとする快感でした。
石の壁に刻まれた馬車の跡を見ると、馬車の軋みの音まで聞こえてくるようでした。こうして危険といわれる地区ほど、昔のままの姿をとどめているのですね。
石の壁に刻まれた馬車の跡を見ると、馬車の軋みの音まで聞こえてくるようでした。こうして危険といわれる地区ほど、昔のままの姿をとどめているのですね。
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gyuopera at 2006-11-02 20:47
エミリアさん、この地区は昔のままの姿をとてもよく保っているのですが、そういう地域ほど、治安が余りよくないので、普段は一人で入り込むのもちょっと勇気がいるところ、ましてや夜ともなれば絶対に歩いたりしない地区です。
そんなところを歩けて本当に面白かったです。今週はゴシック街なので、ツアー参加することにしました。なじみのあるところだけにいっそう楽しみです。
そんなところを歩けて本当に面白かったです。今週はゴシック街なので、ツアー参加することにしました。なじみのあるところだけにいっそう楽しみです。
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darklady
at 2006-11-02 21:37
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石造りの街並みは古い人の暮らしがそのまま記録されて残っているような 雰囲気 夜は怖いですがよく清掃されていますね
娼婦とか悪魔 針 何かと興味深いですが こんなツアーでなければ味わえないものですね
娼婦とか悪魔 針 何かと興味深いですが こんなツアーでなければ味わえないものですね
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gyuopera at 2006-11-03 05:21
darkladyさん、バルセロナは結構道にゴミが落ちているのだけれど、このあたり、本当にゴミが落ちていないのが不思議なくらいでした。夜は清掃局の人たちが道に水をかけて洗うんですけれど、こういう狭い通りは衛生に気をつけないと、病気が発生したりいやなにおいがこもったりするからでしょうね。通りの名前は次々説明してくれるので、とてもメモし切れませんでした。また明日の晩も、今度はゴシック地区のツアーに参加します。
この手のツアー、カタラン語なのかな?と思ってグルメ・ウォーキング・ツアーみたいなのも見たんですが、結局パスしてしまいました。
というもの、先日、無料の講習会で「カタラン語の分からない人いますか?」という言葉に返事したら私1人だけで、年配の人から文句が出ていたので。。。
他にも外国人がいると肩身が狭くなくて良いですね。
というもの、先日、無料の講習会で「カタラン語の分からない人いますか?」という言葉に返事したら私1人だけで、年配の人から文句が出ていたので。。。
他にも外国人がいると肩身が狭くなくて良いですね。
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gyuopera at 2006-11-04 02:27
ウルコさん、本来はバルセロナの人のためのツアーなので、カタラン語でやるらしいのですが、フランス人が3人いたし、私たち2人も日本人だったので、ガイドさんのほうから、今日はスペイン語でやります、と言ってくれました。ほっ。 バルセロナっ子は、案外こんなツアーに参加しないのかも。グルメツアーとなれば、きっと別でしょうけれどね。