音楽学校のコンサート

一昨日のフルートレッスンのときのこと。

この次のアリマニーのマスターコースで吹く曲を選びました。候補はUndine, Grand solo, Schubertの Trockne Blumen など考えましたが、最終的には Poulencのソナタと、Gebauerのファンタジーに決めました。

Gebauerなんて聞いたこと無いでしょう? このファンタジー2番は、テーマ曲がよく知られている曲なんです。つまり、文部省唱歌に入っている歌。きっと、これはドイツの民謡なのだと思います。たとえば、「チョウチョ」とか「チューリップが咲いた」なんかもドイツの民謡ですが、小さい頃から童謡として耳に入っているので、日本の歌かと思ってしまいますね。
これもそうで、よく耳慣れた「レーミレド シ・ソ・ソ ラ・レ・レ シ・ソ・ソ」 という曲なのですが、タイトルが思い出せません。

ところでその後、先生が、
「明日のコンサートは、マルクとマスミのデビューコンサートだから絶対来なくちゃだめよ」
というので、患者さんに日を変えてもらってコンサートに駆けつけました。

Virtelia音楽学校には先生や卒業生たちのオーケストラがあって、今度チェコに演奏旅行するのです。それで、いつもトリオでやっていたマルクとマスミがデュオのフルートで参加、旅行前のコンサートで、オーケストラのソリストとしてデビュー、というわけです。

指揮者はFransec Llongueras, 校長先生ですが、指揮者としてもかなりのキャリアを持っています。
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↑これがFransec。
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曲はフルートコンチェルトのクアンツ以外は現代作曲家。
一曲目のBaumannは6楽章からなり、一楽章はバロックのようですが、2楽章からブリテンを思わせるような曲で、なかなかよかったです。

さて、2曲目はフルート協奏曲。
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二人ともちょっと緊張していたのか、練習のときのほうが上手だったけれど、でもとてもよかった。オーケストラが大きな音なので、tuttiのときはフルートの音などぜんぜんかき消されてしまうのがちょっと残念。
終わると先生のモンセと祝辞を述べに舞台裏に行きました。
チェコの演奏旅行には実力を発揮してくれたらいいなぁ。

他のオーケストラの曲は、Monsalvatge, Killmayerでしたが、あまり好みではありませんでした。弦の音がにごっているように思えたからです。でも、ポピュラーな曲を演奏したら、すぐさまアラが目立つよりいいかな!? 

いずれにしても、2人の仲間のデビューはうれしいことでした。

先ほど歯医者から戻ると、フルートの先生モンセから電話。
「あなた今度の日曜日暇?」
「えーと、はぁ、暇ですが」
「飛び入りコンサートよ。ホテルで演奏するんだって。マスミとデュエットやってね。モーツァルトの魔笛の、以前やったことあるでしょ」
おいおい、勝手に決めてくれちゃって… まぁ、いいけど。

ったく、モンセっていつもこうなんですよ。日本じゃ考えられないでしょう、この突然さ。スペイン風なのかな。

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Commented by amikajpn at 2006-03-31 17:00
あはは、レーミレド シ・ソ・ソ…なら私も知ってるけど、タイトルは覚えてない、というよりは多分元々知らなかった? と思います。
少し前に「同じタイプの耳?」という記事を書いたんですが、歌詞とかタイトルとか、メロディーとは別の耳で聞いてるみたいで、全然覚えられないんですよ、私。
でもこれは何となく日本の歌ではないという風に思っていましたが、チョウチョやチューリップまでドイツの歌だったとは…だってあのリズムと音階、いかにも「洋楽を勉強した」日本人が作ったみたいじゃないですか!?
それがドイツ民謡だったなんて、新鮮な驚きです!
ホテルでコンサート、すごいですね。ちょっと急だけど、でもそれでも十分こなせる実力を持ってらっしゃるんでしょうね。先生もきっと、それをご存知なんですよ。
Commented at 2006-03-31 18:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gyuopera at 2006-03-31 19:53
amikajpnさん、「同じタイプの耳?」読ませていただきましたよ。
人間の耳はとてもよく出来ていて、ちゃんと自分の興味の対象をえり分けて聞いているんですね。ですから、補聴器を使うと、すべての音が一様に入ってくるので、カッツカッツという靴音や、何かぶつかった音などが異常に耳障りに大きく聞こえるのだとか。機械は周りの音をすべてキャッチするのですものね。でも最近の研究で、かなり人間の耳に自然に聞こえるようにキャッチする機械が出てきたとか。
とにかく、人間の体って、すごいもんだと思います。
Commented by gyuopera at 2006-03-31 22:32
ヴァイオリン弾きさん、私は小さなごく普通のデジカメしか持っていないので、望遠といってもアップにするだけです。あまり芸術的な写真は撮れません(笑)。
今、日曜日・月曜日と続けてコンサートが入って、リハーサル続きです。検索遅くなってごめんなさい。
スペインのyahooやgoogleサーチしても、なかなかスペイン語のサイトが出てきません。ごめんなさいね、もうちょっとお待ちくださいね。
Commented by gyuopera at 2006-04-01 06:53
ヴァイオリン弾きさん、Vivaldoについてですが、SevillaのBishop Pedro Francisco Levanto Vivaldo(1662~1729)という人がいますが関係ないでしょうね。
Commented by ヴァイオリン弾き at 2006-04-01 07:36 x
一番上の写真、時間が止まっていますね。
”誰だ、一人、音が違う。調弦したのか?”
こんな表情に見えます。
Commented by amikajpn at 2006-04-01 11:43
少し前になくなった祖母が、補聴器を中々付けたがりませんでした。ハタから見ると、ちゃんと付けてみんなの会話に加わわった方が楽しいのに、と思うけど、きっと余計な音が色々聞こえていやだったんでしょうね。
Commented by gyuopera at 2006-04-01 15:40
ヴァイオリン弾きさん、一番上の写真は、指揮者が始めに挨拶しているところです。指揮している姿は楽しくて、モダンな曲だと踊っているみたいな動きをしていました(笑)。
ジョンゲラス、という姓はヘアデザイナーで有名ですが、こちらのファミリーは音楽関係者と建築家の多い家系で、昔からマラガイ家(今のカタルニァ大統領)と友好関係がありました。
Commented by gyuopera at 2006-04-01 15:54
amikajpnさん、補聴器ってとても難しいんだそうです。友人が自分の耳にぴったり合ったものを作ってもらったら、片耳30万円だそうです。それだと、耳障りな雑音がかなり緩和され、人間の普通に聞こえる音だけを上手くキャッチするそうですが、高いですねぇ!
耳の障害は、どこの障害もでしょうけれど、つらいでしょうね。しかも本人にしかわからないでしょうから。
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by gyuopera | 2006-03-31 02:11 | オペラ、コンサート musica | Comments(9)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera