陶器博物館の現代陶芸

家の近くの王宮の中にある陶器博物館で、面白そうな展示会をやっているようなので、今日はお天気も良いし、早速出かけました。

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新聞についてくる、「今週の催し物」に、下着の写真が出ていて、ちゃんと読まなかったので、私は昔のコルセットなんかの展示会、つまり下着の歴史、みたいなものを想像していました。


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今日はまた、鳥たちがとてもにぎやかに囀っています。太陽もきらきらまぶしくて、良い気持ち。


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王宮の二階は、スペインの陶器博物館で、大変多くのコレクションがあり、もう片側は装飾美術館になっています。
b0064411_718494.jpg現代陶芸の展示会場は3階にあります。受付の人がエレベーターを指差して、
「3階まで上がってください」
といいました。あら、エレベーターは使ったことがありませんでした。


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 見ると、古風なエレベーターです。驚いたことに、外のドアを開けてエレベーターに入るところは、横に開ける引き戸になっていました。そしてそのエレベーターの中はなんともクラッシック! ビロードを貼ったベンチがしつらえてありました。


今やっている展示会は、Margit Denzという女流陶芸家の作品です。 ショーケースに並んでいる作品は実に奇妙奇天烈なものばかり。

さまざまな形の花器のような器に、大きなトゲがたくさん付いていて、それにさらにふわふわした毛皮の紐が付いているのです。奇抜なコンビネーション!でもちっとも面白くない。
私の見たかった下着はというと、ありました。陶器の下着がたくさん宙吊りになっていたのです。
下着は立体的に出来ていて、実際に下着を着けた上から型を取ったと思えるほどリアルでした。男性のも女性のもあります。それが下着の部分だけで体の部分は空っぽ、それがつるしてあるのです。なんとも奇妙でした。 
ある女性が細かく説明していて、2人の女性が熱心にメモを取りながら聞いています。私に、よかったら一緒に聞きなさい、といいました。
こんな奇妙な陶芸は趣味じゃないんですが、あまり熱心なので、「結構です」とも言いにくくて、一緒に聞きました。
奥のほうには長細い部屋が作ってあって、20センチばかりの隙間が幾つも作ってあって覗くようになっています。部屋の真ん中ほぼ一杯に大変大きなテーブルがしつらえてあって、テーブルクロスは毛足の長いクリーム色の絨毯のようなものがかけてあり、その上にたくさんの食器とおぼしきものが並んでいました。
食器といっても、実際使えるようなものはあまりなく、おわんの中におへそやら乳首やら唇やらが付いていて、いやにエロチックな感じのものが多いのです。う~ン、とっても付いてゆけない。

もう一つのコーナーは、2面の壁一杯にたくさんのハートがかかっていました。
ハートは赤や白やピンクで、一つ一つのデザインがユニークです。悪魔の角が付いたハート、真ん中に毛皮が付いたハート、しわしわのハート、切れて血が出たハート、穴が一杯開いたハート... 愛するにもいろいろな愛し方があることを、アイロニーを交えて表現しているのだそうです。
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この陶芸作家はオーストリア人で、かなり名声を得た人で、さまざまなデザインを手がけているそうですが、どうも私の好みからかけ離れています。一生懸命メモを取っていた2人のご夫人はやっぱり陶芸家なのでしょうか。
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なんとなく妙な気分で外に出ました。

鳥の声で一杯の庭を横切って行きますと、噴水がありました。
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「泳ぐな」
の絵の立て札にはちょっと笑ってしまいました。

何か口直し(目直し?)に素敵な展覧会を見に行きたいな!




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Commented by raindropsonroses at 2006-02-03 20:39
gyuさんへ。
こんにちは。微妙にツライ経験でしたね(笑)
僕なら歩いて素通り5分コースだったかもしれません。
気に入らない展覧会は早いのですよ……。
パリにも陶磁器博物館がありますが、バルセロナのはどんなコレクションなんでしょう?ヨーロッパは、食器や家具のアンティークが沢山残っていて、装飾過多なものはハッキリ言っちゃうとゲップが出そうなんですが(笑)中には喉から手が出るほど素敵なものも……今度は常設の作品のレポートをお願いしますね。
所で、正面玄関を出た所にある像、これも焼物でしょうか?こう言う陶器博物館って、信じられない大きな物まで焼物だったりしますもんね(笑)

ブノワ。
Commented by otoboke-ya at 2006-02-04 01:09
早速おじゃまします。otoboke-yaです。
リンクありがとうございました。わたしもリンクさせていただきますね。
ホントウに海外にお住まいなのですね。とっても不思議な感じです。
そしてとってもわくわくしちゃいます♪
それにしても、ご近所といってこの写真!素敵すぎます。
旅行気分でおじゃまさせて頂きます。
Commented by gyuopera at 2006-02-04 02:36
ブノワさん、えぇ、私エログロだめなんです。こういうのはオリジナリティに富んでいるかもしれないけれど、芸術性が高いとは思わないんですが...
パリの陶器博物館はものすごく大きかったんじゃないですか?もうずいぶん前なのでよく覚えていないんですが...装飾美術館はとても素敵だったのはよく覚えています。
ここのはパリのほど大掛かりではありませんが、見てちょうど良いくらいの量かな。あんまりたくさんだと、頭がくらくらしてしまうでしょ?
王宮正面玄関の像は大理石で、イサベル女王だったと思います。内部は撮影禁止なのですが、知らないで撮った写真のアルバムを作ってあるんですが、どうも右のメニューバーのリンクが上手く行かない。もうちょっとがんばってみます。
Commented by gyuopera at 2006-02-04 02:42
otoboke-yaさん、早速いらしてくださってどうもありがとうございます。
それにリンクもどうもありがとうございます。
exciteのブログに変えたのはつい最近で、前の分は横のリンクから、LivedoorのとDrecomのをご覧になれます。
海外在住でブログを書いていらっしゃる方はたくさんいます。「人気ブログランキング」を開いてご覧になると、こんなに~というくらいあります。exciteのリンクの中にも入ってます。 また是非おいでくださいね。私も時々お邪魔させていただきます。
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by gyuopera | 2006-02-03 08:12 | 展覧会、展示会 exposition | Comments(4)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera