2006年 01月 29日
イネスの家 |
友人イネスの家は、バルセロナのゴシック街、市庁舎のあるサン・ハイメ広場のすぐ後ろにある、Sant Just広場の宮殿、サン・モリ侯爵邸、一般にはモショ邸と呼ばれています。
この家は、もとは13世紀に建てられたもので、1700年に今の建物に建て替えられました。
侯爵はガウディのスポンサーであったグエル氏の娘と結婚、イネスのお母様で、彼女が爵位を受け継ぎ、お母様の亡き後は、イネスが爵位を継いだので、この宮殿も彼女のものになりました。
現在、セレヴな結婚式場として貸し出しており、イネスは普段はセビリアに住んでいます。セビリアにはもっと大きな宮殿のような家を持っていますが、さらにそのほかにも2つのお城を持っています。
L字を描いた石の階段を登ってゆくと、堂々たるドアが。エントランス・ホールにはゴシックの宗教画が、教会の内部のような内装の間に掛けられていて、チャペルのような雰囲気です。
右手に行くと家族の使っている部屋、左手には豪華な広間が3つあります。
ランプにも歴史が感じられます。
あちこちに紋章が付いています。
初めて行ったときは夏でしたので、すぐパティオに案内してくれました。
広々として風が通り抜ける気持ちの良い空間です。壁のレリーフもとても美しい。
ここはダイニングルーム。たくさん椅子があります。
シャンデリアが2つもついています。
窓から玄関が見えます。
由緒のありそうな家具と調度品。
このフロアにはキッチンがなく、小さなサブ・キッチンがあって、ちょっとした軽食や飲み物を用意するだけ。キッチンは上の階にあり、料理は小さなエレベーターで下ろされてくるのです。
さて、いよいよ広間のほうを見せてもらいます。ドキドキ。
すごい~。
このシャンデリア、本当に美しい。
壁にもたくさん小さなシャンデリアが下がっています。
この続きは、次のブログでお話しましょう。
この家は、もとは13世紀に建てられたもので、1700年に今の建物に建て替えられました。
侯爵はガウディのスポンサーであったグエル氏の娘と結婚、イネスのお母様で、彼女が爵位を受け継ぎ、お母様の亡き後は、イネスが爵位を継いだので、この宮殿も彼女のものになりました。
現在、セレヴな結婚式場として貸し出しており、イネスは普段はセビリアに住んでいます。セビリアにはもっと大きな宮殿のような家を持っていますが、さらにそのほかにも2つのお城を持っています。
L字を描いた石の階段を登ってゆくと、堂々たるドアが。エントランス・ホールにはゴシックの宗教画が、教会の内部のような内装の間に掛けられていて、チャペルのような雰囲気です。
右手に行くと家族の使っている部屋、左手には豪華な広間が3つあります。
ランプにも歴史が感じられます。
あちこちに紋章が付いています。
初めて行ったときは夏でしたので、すぐパティオに案内してくれました。
ここはダイニングルーム。たくさん椅子があります。
シャンデリアが2つもついています。
窓から玄関が見えます。
由緒のありそうな家具と調度品。
このフロアにはキッチンがなく、小さなサブ・キッチンがあって、ちょっとした軽食や飲み物を用意するだけ。キッチンは上の階にあり、料理は小さなエレベーターで下ろされてくるのです。
さて、いよいよ広間のほうを見せてもらいます。ドキドキ。
すごい~。
このシャンデリア、本当に美しい。
壁にもたくさん小さなシャンデリアが下がっています。
この続きは、次のブログでお話しましょう。
by gyuopera
| 2006-01-29 03:06
| インテリア interior
|
Comments(6)
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kanako
at 2006-01-29 17:41
x
爵位を持っていなくても、スペインのお金持ちはケタが違いますよね。国際結婚している私の友人ふたり(日本人女性)は、夫の実家を初めて訪ねたときに、「ここは博物館ですか?」と訊いたそうです。
夫の親戚もそういう家に住んでいるひとが多いですね。
夫の親戚もそういう家に住んでいるひとが多いですね。
0
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gyuopera at 2006-01-29 19:55
kanakoさん、本当にそうですねぇ。考えられないくらいのお金持ちが多いんですねぇ。まぁ、お金がある人はそれなりの悩みがあるようですから、自分もそうなりたいとは思いませんが... でも見せてもらうのはとても楽しいですね。人の家の中見せてもらうの大好きです。
マンションを買うとき、30軒くらい見たけれど、みんなそれぞれにインテリアが素敵で、結構楽しませてもらいましたっけ。
マンションを買うとき、30軒くらい見たけれど、みんなそれぞれにインテリアが素敵で、結構楽しませてもらいましたっけ。
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kanako
at 2006-01-29 22:57
x
そうそう。バルセロナのお金持ちは日本のお金持ちと桁が違います。
下手すると2桁くらい違いませんか?(笑)
私も億万長者にならなくてもいいし、こんな豪邸に住まなくてもいいです。
いくら人を雇って掃除や管理をしてもらうにしても。
もちろん、たまに拝見するのが好きですよ。
下手すると2桁くらい違いませんか?(笑)
私も億万長者にならなくてもいいし、こんな豪邸に住まなくてもいいです。
いくら人を雇って掃除や管理をしてもらうにしても。
もちろん、たまに拝見するのが好きですよ。
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gyuopera at 2006-01-29 23:29
日本の住居って、インテリアがまだ地に足が付いていないなぁ、と思いませんか?歴史が浅いからということもあるでしょうけれど、お金持ちのお屋敷なんかでも、モデルルームみたいで個性が感じられない、それに統一感がないんです。家具だけ良くても、照明やカーテンや絵がセンスなかったり。テーブルセッティングでも、食器だけ良くて、クロス類がひどいものを使っていたり...もっと工夫が必要ですね。
統一感ですか。ふむふむ。
jひとつだけ言えるのは「いい趣味」(good tasteの方)なんて一代や二代では身につかないということでしょうか?
えーと。自慢になりますが、私の夫はなににつけても趣味がいいですよ。女物の服など選ぶのも上手だし、私に似合う服を見つけてくるのは私と同じくらい上手です。
美的感覚は一代では身につきにくいし、生まれたときから美しいものや本物に囲まれていないと難しいのかも知れませんね。
jひとつだけ言えるのは「いい趣味」(good tasteの方)なんて一代や二代では身につかないということでしょうか?
えーと。自慢になりますが、私の夫はなににつけても趣味がいいですよ。女物の服など選ぶのも上手だし、私に似合う服を見つけてくるのは私と同じくらい上手です。
美的感覚は一代では身につきにくいし、生まれたときから美しいものや本物に囲まれていないと難しいのかも知れませんね。
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gyuopera at 2006-01-30 03:06
kanakoさん、いえてますね。三つ子の魂100までも? 環境は大事ですね。 私の実家はお金持ちじゃなかったけれど、母が絵が好きで、画集や「藝術新潮」などが手元にありました。いつもわくわくしながら画集を見ていましたっけ。それで、お気に入りのものに名前をつけるとき、「フラ・アンジェリコ」だとか、「ボッティチェルリ」なんてつけていたんですよ(笑)。だから今でも絵がとても好きです。母に感謝。