2018年 04月 17日
リセウ音楽学院のマスター生徒によるオペラ「チェネレントラ」 |
先日、リセウ音楽学院のマスターの生徒による、ロッシーニのオペラ「チェネレントラ」を聞きに行きました。去年、モーツアルトの「魔笛」を聞きいてなかなか良かったので、今回もぜひ聞いてみたかったのです。
ドン・マグニフィコ(まま父役)は韓国系のバスだと思いますが、演技も声も素晴らしい。 王子様ドン・ラミロ役は、去年の「魔笛」のタミーノを歌ったテノール。高音ものびやかで、頻繁に出てくるハイCも楽々。 チェネレントラ(シンデレラ、メゾソプラノ)役は大変声量があり、最後の長大なアリアも見事に歌い切りました。いじわる姉さん二人もはまり役で、演技もうまい。
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会場はリセウ音楽学院のホール。新しくて音響が良く、椅子の座り心地がとても良いホールです。椅子の背もたれが高くて、退屈したら眠れるくらい(笑)。
ステージは簡潔そのもの。
オペラはコンサート形式ではなく、すべて普通のオペラと同じに衣装を着け、演技して歌われました。コーラス、レチタティーヴォ部分はカット、ソロのアリアはドン・マグニフィコのお城の酒蔵でのアリア以外は全部歌われましたので、オペラとほぼ同じように楽しめました。
まだプロになる前の人たちですが、声量、歌唱、演技もなかなかで、もうみんなすぐ劇場で歌えるのではないか、と思うほど。
ロッシーニオペラにつきもののロッシーニクレッシェンド、早口言葉のような歌がたくさん出てきますが、みんなしっかりリズムを崩さずお見事。
オーケストラは50人くらい、みんなリセウ学園の生徒さんもしくはOBで、軽快なロッシーニを演奏、こちらも大満足。
とても楽しい夜でした。
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by gyuopera
| 2018-04-17 20:08
| オペラ、コンサート musica
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