リセウ劇場でドニゼッティのオペラ「愛の妙薬」を見る

日曜日に、ドニゼッティの「愛の妙薬」をリセウ劇場に見に行きました。
このオペラ、2005年と2012年に同じ演出で上演されていて、それを見ているので、そんなに何度も同じ演出のオペラを見てもな~、と思ったのですが、友人は都合が悪くて行けず、無駄にするのも勿体ないので、歌手も違うことだし、と思って行ってきました。

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この人がネモリーノ役。すらりと背が高くハンサムで、これじゃ妙薬を飲まなくたって女性から追っかけられそうじゃありませんか。田舎のお人好しで純朴な若者…って感じではないですね。


演出はMario Gasで、なかなか素敵なステージングなんです。
イタリアのトスカーナ地方の小さな町の広場、時代はムッソリーニのころ。ちょっとノスタルジーを感じるような風景。

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素敵なアディーナに恋している純朴なネモリーノが、アディーナの愛を得ようと、(ペテン)博士ドゥルカマーラが村にきてみんなに売った媚薬(実際は売り切れたのでワイン)を買って、飲むのだけれど、なかなか効き目が表れない。もっと媚薬を買いたくて、軍隊に入ってお金をもらってまた飲むのだけれど、アディーナは軍曹とその日に結婚を決めてしまう。
でもネモリーノが妙薬を買うため軍に入ったことを聞くと、感動して軍に入る契約書を買い戻してネモリーノと結ばれハッピーエンド、軍曹は別の女性と結婚、とまあ他愛のないお話なのだけれど、観客は一緒になって感動してしまうのです。

はじめはネモリーノ役のPavol Breslikも、アディーナ役のJessica Pratもちょっと調子が出ていなかったようだったけれど、だんだん良くなったと思います。

第二幕の始まったときは、オーケストラの演奏なしでステージで歌い始め、まだ指揮者が立たないうちにオケも調子っぱずれな演奏をして大笑い。こんなおふざけがあるのも生ステージならでは。

アディーナの最後のアリア"Prendi per mi sei libero"はなかなか聞かせて、ブラボーが飛びました。

一番有名なネモリーノのアリア”Una furtiva lagrima"(人知れぬ涙」は熱唱で、だいぶ長い間喝さいが続きました。確かに繊細な部分も堪能させてくれて素敵だったけれど、ちょっと、コンサートで歌っているような感じがしないでもなかったかな。

カーテンコールの時は、ドゥルカマーラが客席のほうからやってきて、指揮者の横に座って歌ってからステージに上がってくる楽しい場面も。


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ペテン師ドゥルカマーラが村に惚れ薬を売りに来る
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アディーナと軍曹の結婚式のパーティ
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みんなハッピー、だれからも疑われずお金儲けをして村を出てゆくえせ博士。
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まあ、このオペラは何度見ても楽しいから、おすすめですね。

写真はすべてリセウのHPからお借りしたものです。



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by gyuopera | 2018-01-09 09:05 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

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