2017年 09月 29日
音楽ミュージアムでのリートリサイタル |
バルセロナの音楽ミュージアムで、リートのコンサートがあり、行ってきました。
歌手たちはいずれもここの音楽大学ESMUCでリートのコースを学んだ人たちです。
初めにあいさつしたのは館長さん(?)。美しいまだ若い女性です。
横にいる男性は、オックスフォードリーダーの創立者、Sholto Kynoch氏。
(リーダーはリートの複数形でLieder、つまり歌曲)
初めに歌ったのはVioleta Alarcon、ソプラノ。ドイツ語だと思ったら、マーラーでした。
次に歌ったのがなんとショーンベルグ。最後にプーランク。
歌唱力も声量もあって素晴らしい。
次がIrene Mas Salom、ソプラノ。この方はプーランクを。
つづいてHelena Ressurreicao、メゾソプラノ。ブラームスの歌曲を歌いました。
Elena Plaza, ソプラノ。ショーンベルグとバーンスタイン。
Judit Munyos、ソプラノ。ドビュッシーを歌いました。
私はリートっていうから(これはドイツ語だし)シューベルトとかメンデルスゾーンとかのドイツ語のリートを歌うのかと思ったら、とてもバラエティに富んでいてびっくりしました。今のリート歌手は、シューベルトにとどまらず広範囲にレパートリーを選ぶのですね。
その後デュエットがあって、とても素敵。同声のデュエットって大好き。
男性歌手が一人もいなかったのは残念でしたが、みんな素晴らしいのに改めて驚きました。 ドイツ語、英語、フランス語の発音もいいし、ソプラノと言ってもキンキン声の人はいず、でも声量があるので、コンサートホールでも十分歌える人たちばかりでした。 今後の活躍が期待されます。
最後にあいさつしたSholto Kynoch氏も同じような感想を述べていて、素晴らしいを連発していました。
変化に富んでいて、なかなか面白いリサイタルでした。
その後音楽ミュージアムのグラナドス展を見ました。
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by gyuopera
| 2017-09-29 07:04
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Comments(4)
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by
yokodak
at 2017-09-30 00:36
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音楽ミュージアムの展示室の中でのコンサート、よく行われるのでしょうか?素敵な雰囲気ですね!私もリートと言えばドイツ歌曲だとばかり思っていましたが、むしろ王道(?)のシューベルトを歌った方がいないなんて。バーンスタインまで入っているあたり、「リート」と言えど、本当にバラエティ豊かですね!
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at 2017-10-01 17:42
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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gyuopera at 2017-10-02 07:31
♪yokodakさん、コメントありがとうございます。
ここでの音楽会は今まで3回ほど行っていますが、いい雰囲気で大好きです。
私もリートリサイタルというので、ドイツ歌曲が主流かなと思っていただけに意外でした。でもなかなか楽しめました。今の若い人たちの惹かれるリートってこういう傾向なのかなあ、と思いましたね。
ここでの音楽会は今まで3回ほど行っていますが、いい雰囲気で大好きです。
私もリートリサイタルというので、ドイツ歌曲が主流かなと思っていただけに意外でした。でもなかなか楽しめました。今の若い人たちの惹かれるリートってこういう傾向なのかなあ、と思いましたね。
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by
gyuopera at 2017-10-02 07:34
♪Mさん、こんにちは。
年末年始の祭日は、基本的に日曜日と1月1日のみのはずです。1月2,3日は開いていると思います。クリスマスは24日が日曜日で、25,26日が祭日なので3日間閉まっていますね。
年末年始の祭日は、基本的に日曜日と1月1日のみのはずです。1月2,3日は開いていると思います。クリスマスは24日が日曜日で、25,26日が祭日なので3日間閉まっていますね。