2016年 10月 11日
リコーダーとチェンバロのコンサート |
先日、例のごとくカタルーニャ音楽堂の横の音楽学校でリコーダーのリハーサルをしました。
この柱のタイル、全部模様が違うんですよ。
どこもかしこも花のモチーフで一杯。
楽器店Musitektonは、細長いお店で、このさらに奥に小さなホールがあるのです。
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窓から音楽堂が見えるので、また写真を撮ったりして。
リハーサルが終わった時、若い男性が入ってきて、今夜この先の楽器屋のホールでコンサートをします、良かったら来てください、とパンフレットを全員にくれました。
それで行くことに! 考えたら、リコーダーのリサイタルって行ったことないかも。
夜のパラウ・デ・ラ・ムシカは昼間より一層華やか。
あとで聞いたら、チェンバロはここのものだそうです。
来たのが早かったので、一番前の席、でも一応一番端に座りましたら、あとからリコーダーのグループの2人が来て、横に座りました。
リコーダー奏者はイギリスのChris Orton、チェンバロ奏者は日本の松岡友子さん。
曲目は
1. J.S.Bach
Sonata per a flauta i baix continu en mi major BWV1035
2. G.P.Telemann
Partita num.5 per a flauta de bec i baix continu en mi menor, TWV41
3. J.J. Froberger
Partita VI per a clave sol, FbWV612
4.G.P.Telemann
Fantasia num.7 per a flauta sola, TWV40
5. J.S.Bach
Sonata per a flauta i clave en la major, BWV1032
Chris氏はリコーダーの先生でもあるので、テクニックがすごい。それに、一応楽譜は前に置いているものの、ほとんど暗譜しているようで、4番目のテレマンのファンタジーは、完全に楽譜無し。テレマンはリコーダーの名手だったそうで、このファンタジーはとても素敵でした。
ただ、まあ、始めのバッハに関して言えば、トラヴェルソで演奏したほうが素敵かな、と思いました。
3曲目はチェンバロの独奏で、フローベルガー。バッハより少し前の時代の作曲家。
局の説明をしてくれました。
4楽章からなるパルティータで、初めのLamentoの最後に長い音階があり、天国に上ってゆくようで(本当に!)オリジナル楽譜には、その先に雲や星が描かれていたとか。
5曲目のバッハは私も演奏したことがある曲で懐かしく思いました。
大きな音楽堂での演奏会もいいけれど、こういった小さいホールでのコンサートも、特にバロックなんかは素敵だと思いました。
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by gyuopera
| 2016-10-11 00:30
| オペラ、コンサート musica
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Comments(2)