2016年 08月 27日
モショ邸でお昼をいただく |
この記事も、ショップのブログに載せたのですが、こちらにも載せておこうと思います。
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モショ邸の書斎を出て、玄関ホールを突っ切ると、その先に小さな部屋があります。
これはその先のプライベートのリビングから見たところ。奥の扉の向こうが玄関ホール。
この部屋の天井がまた素敵なんです。
ノーブル・フロアのプライベートスペースは、パティオを囲むように部屋が並んでいます。
パティオは広々として、私が初めてここを訪れたときは、グリーンに塗った籐のソファセットが置かれていました。
その時撮った写真
その奥の部屋のシャンデリアは一層豪華
こうして100年以上も下がっているシャンデリアを取り外すのも大変でしょうね。
奥の部屋はタピスとリーが掛けられています。
部屋は荷物を整理するため、雑然としていますが、真ん中の丸テーブルに、お昼のセッティングがされていました。綺麗な椅子は、もう片付けてしまったようでした。
さて、お昼です。
初めはメロンのガスパチョ。ちゃんとスープチュリーンに入れてきて、レードルを使ってスープボウルに注ぎます。
少し甘いけれど、なかなかおいしくて、お替りしてしまいました。
誰が作ったかと思いきや、同席の若いお兄さん。アンティーク業の人らしい。
ナプキン類も、もう片付けたようで、紙ナプキン。
カトラリーはアンティークのもの。 普段使いのシンプルなものといってもさすが。
ミート用のナイフはありません。
昔のカトラリーなので、デザートナイフとフォークも、現代の普通のナイフとフォークくらいの大きさです。
メインは黒いパエジャ、アロス・ネグロ。
鍋敷きを敷く代わりに、カスエラ(土鍋)を二重にしてあります。
イカがたっぷり入っていて、またこれが素晴らしくおいしいんです。
これもおいしくて、おかわりをしてしまいました。
その後、焼きリンゴのデザートまであったんですよ。
とろとろっととろけるようでこれも美味。 このお兄さん、レストラン開ける…
キッチンは、この上のフロアにあって、昔はお料理用のエレベーターでできたお料理を上からおろして、下に待っていたメイドさんが、テーブルにサービスするようになっていました。
今その料理用のエレベーターは動かず、普通のエレベーターまで持って行って運ぶので、とても大変。昔の館は、たくさんの使用人がいることが前提に建てられているわけです。
今はセビリアの大邸宅(パラス)に住んでいるとはいえ、自分の育った家が人手に渡るのは寂しいことでしょう。
ましてや、こんな立派な大邸宅ですもの。
私もこのパラスに入ることはもうないでしょう…
これはその先のプライベートのリビングから見たところ。奥の扉の向こうが玄関ホール。
この部屋の天井がまた素敵なんです。
ノーブル・フロアのプライベートスペースは、パティオを囲むように部屋が並んでいます。
パティオは広々として、私が初めてここを訪れたときは、グリーンに塗った籐のソファセットが置かれていました。
その時撮った写真
その奥の部屋のシャンデリアは一層豪華
こうして100年以上も下がっているシャンデリアを取り外すのも大変でしょうね。
奥の部屋はタピスとリーが掛けられています。
部屋は荷物を整理するため、雑然としていますが、真ん中の丸テーブルに、お昼のセッティングがされていました。綺麗な椅子は、もう片付けてしまったようでした。
さて、お昼です。
初めはメロンのガスパチョ。ちゃんとスープチュリーンに入れてきて、レードルを使ってスープボウルに注ぎます。
少し甘いけれど、なかなかおいしくて、お替りしてしまいました。
誰が作ったかと思いきや、同席の若いお兄さん。アンティーク業の人らしい。
ナプキン類も、もう片付けたようで、紙ナプキン。
カトラリーはアンティークのもの。 普段使いのシンプルなものといってもさすが。
ミート用のナイフはありません。
昔のカトラリーなので、デザートナイフとフォークも、現代の普通のナイフとフォークくらいの大きさです。
メインは黒いパエジャ、アロス・ネグロ。
鍋敷きを敷く代わりに、カスエラ(土鍋)を二重にしてあります。
イカがたっぷり入っていて、またこれが素晴らしくおいしいんです。
これもおいしくて、おかわりをしてしまいました。
その後、焼きリンゴのデザートまであったんですよ。
とろとろっととろけるようでこれも美味。 このお兄さん、レストラン開ける…
キッチンは、この上のフロアにあって、昔はお料理用のエレベーターでできたお料理を上からおろして、下に待っていたメイドさんが、テーブルにサービスするようになっていました。
今その料理用のエレベーターは動かず、普通のエレベーターまで持って行って運ぶので、とても大変。昔の館は、たくさんの使用人がいることが前提に建てられているわけです。
今はセビリアの大邸宅(パラス)に住んでいるとはいえ、自分の育った家が人手に渡るのは寂しいことでしょう。
ましてや、こんな立派な大邸宅ですもの。
私もこのパラスに入ることはもうないでしょう…
私も、寂しい。
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by gyuopera
| 2016-08-27 21:23
| 建物 edificio
|
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