マフレ財団の杉本博司写真展

さて、Garriga iNogues邸のマフレ財団で見たのは、日本の杉本博司の写真展。
ここの掲載の写真は、財団のWebページからお借りしています。

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この写真を見たとき、まさに本人を直接撮ったように見えてぞくっとしました。

マフレ財団の展示室は4つに分かれていて、地階は「海景」で、世界の空と海。真ん中に地平線があるだけのシンプル極まりない風景。
以下、説明はWikipediaからの抜粋。

「人類が最初に見た風景は海ではなかっただろうか」「海を最初に見た人間はどのように感じたか」「古代人の見た風景を現代人が同じように見ることは可能か」という問題提起を立てている。
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上の階で、闇の中の一本の和蝋燭が燃え尽きるまでを露光した『陰翳礼讃』。光の帯と影だけという写真の最小限のものだけを写し取った。
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「劇場」シリーズ。
アメリカ各地の古い劇場やドライブインを訪れ、映画上映中の時間フィルムを露光し、その結果真っ白になったスクリーンとスクリーンに照らされた劇場内部が写っている。時間の経過によって、「物語」という人為的な不純物の集積が光に蒸発したさまが撮られている。
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ジオラマ。
ニューヨークのアメリカ自然史博物館の古生物や古代人を再現したジオラマを撮ったもの。片目を閉じた「カメラの視覚」のもとでは、両目で見ると模型だと分かるジオラマが遠近感の喪失によりリアルに見える。精巧なジオラマを本物に見えるよう注意深く撮ったシリーズは、「写真はいつでも真実を写す」と考えている観客には一瞬本物の動物や古代人を撮ったように見えてしまう
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ポートレート。
マダム・タッソー蝋人形館にある偉人たちや有名人たちの蝋人形を、16世紀の絵画をほうふつさせる照明で撮影し、あたかも生きた本人を撮影したかのような作品に仕上げた。これらのシリーズは、迫真性をもって撮りながらその写すものは偽物であるということを示す一方で、時間を超えた存在を写すという主題にもつながっている
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ポートレートシリーズは、さすが圧巻でありました。


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Commented by yokodak at 2016-03-03 22:13 x
杉本博司の作品、結構好きなのです。海景のシリーズなんかは非常にコンセプチュアルですけれど。ポートレートシリーズ、ドキッとしますよね!
Commented by gyuopera at 2016-03-05 04:04
♪ yokodakさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
杉本博司という写真家、今回の展覧会で初めて知りました。
ポートレートシリーズ、本当に本人を写したように見えて、これは実に行かなくちゃ、と…・ 蝋人形館の人形を特殊なライトで撮影したのですね。
劇場シリーズもなかなか面白いと思いました。
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by gyuopera | 2016-03-03 06:57 | 展覧会、展示会 exposition | Comments(2)

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