古楽器と歌の中世音楽コンサート

パリのテロ事件は、本当にたくさんの方々が犠牲になり、本当に恐ろしくも悲しい事件でした。

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ちょうどその事件が起こったころ、私は大変美しい音楽を聞いていたのです。

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場所はSant Gaieta 教会。

はじめ違う教会に行ってしまい、その礼拝堂で待っていたら、もう閉めます、と追い出されてしまい、そこで初めて違う教会だったと気づきました。
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外観が似ていたのでこちらだと思っていたんですね。でも教会の方は親切で、すぐ携帯でその教会の場所を調べてくれました。そんなに遠くなかったのでよかった!

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さて、こちらの教会は天井画がとてもカラフルです。
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よく見ると天使の顔がいっぱい描いてあって面白いの。
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古楽を聞くうえで楽しいのは楽器。

この女性の持っている楽器は、フィドルというらしい。
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後で調べたら、こんな感じの楽器。後のバイオリンやビオラのもとになった楽器です。
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ヴァイオリンよりも物悲しい音がします。

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で、楽器はこの3人。フィドルと、リュート(もう一つは手で弾くビオラ)、リコーダーです。
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コンサートは15~16世紀のカンツォニエーレと題されて、歌手が2人。
カウンターテナーとテノールです。
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またこのカウンターテナーがとても素晴らしいのです。発声も大変自然で、裏声っぽくありませんし、高音は非常に輝かしく、頭声と胸声の境目も気にならず、胸声は多分テノールだと思うので、そちらも自然で実によかった。
テノールのほうも、後世のオペラを歌う歌手の発生ではなく、抑えた心地よい声で、二人ともビブラートなしのまっすぐな発声はとても耳にやさしく自然でした。
楽器がいずれも大きな音を出すものではありませんから、声と楽器の調和がたいへん素晴らしく、教会という場所にもぴったりで、素敵な時を過ごすことができました。

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こういう音楽をこういう場所で聴けるのは本当に素敵だと思いました。

グループの名前は Fortuna d'un gran tempo

プログラム

1. La cort del Magnanim i l'Academia Pontaniana
El caozoner de Montecassino (Guillaume Dufay, John Bedingham)

2. De barcelona a Napols
Benet Garret, Joan Cornago, Serafino Aquilano

3.Isabella d'Este, la Senyora del Renaixement
   Josquin Desprez, Mille Regretz

4.Canzoniere
   Bartolomeo Tromboncino/Francesco Petrarca

こんなコンサートだったらぜひまた聴きに行きたいと思いました。

今バルセロナも警官がたくさん出て警戒に当たっています。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。


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by gyuopera | 2015-11-15 03:47 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera