アンドレア・ショルリサイタル

リセウ劇場で、カウンター・テナー、アンドレア・ショルのリサイタルがあったので、また一番安い5階の席を買って行ってみました。

コンサートの直前。
平土間はまあまあの入りですが
b0064411_06104926.jpg

b0064411_06104974.jpg


かなり空席が目立ちます。
b0064411_06104918.jpg


隣に座ったご夫婦はウィーンからバルセロナにバケーションにいらっしゃって、ちょうどショルのリサイタルがあったので来たといっていました。
彼らは、ザルツブルグで上演された「ジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー」(アンドレア・ショルがタイトルロール)を見に行っているのだそうです。
彼らの話だと、ショルは近年声の調子が悪くて、あまりコンサートをやらないのだそうです。
b0064411_06104930.jpg

私たちは5階の2列目でしたが、1列目が全部開いていたので、みんなで一列目に移動しました。

アンドレア・ショルは現代の代表的なカウンターテナーの一人です。

b0064411_06203461.jpg

とても優しそうな人ですね。
ステージに出てきたときは、その大きさにびっくり。身長2m近くあるのかしら。190cmは軽くありそうですね。

曲目はドイツリート。私は以前、アライサが歌うドイツリートに魅せられて、片っ端からCDを買って聞いたことがあります。今でも好きなのですが…

まずハイドンの作品で Despair Hob., The Wanderer, Recollectionから1曲ずつ。続いてシューベルトの Im Haine, Abandstern, An Mignon, Du bist die Ruh。
続いてピアノだけの演奏でブラームスのIntermezzo。
その後モーツアルトの Das Veilchen, ブラームスのMein Maedel hat einen Rosenmund。

ここで休憩が入り、後半はシューベルトのAve Maria、これは大変美しく歌われて素敵でした。
次にブラームスのAll mein Gedanken, Da unten im Tale, シューベルトの Der Juengling auf dem Huegel.
ピアノソロのモーツアルトのロンドが入り、続いてショルがDeath and the Maeden.
この時は死神の声を、彼の地声のバリトンで歌い、その声がとても素敵なのでびっくり。



続いてブラームスの Es ging ein Maidlein zarte, In Stiller Nacht, 最後がモーツアルトの Abendempfundung(これは私の大好きな曲)で終わりました。

一番美しかったアベ・マリア


ショルの声は美しく、ピアニシモまで5階の席にしっかり届くのですが、テーマが「死」が出てくるものが多く、いずれも淡々と歌われ、あまり変化がなくて、こちらの心に響いてこないのです。どうしたんだろうか、また声の調子がよくないんでしょうか… ピアノもとても控えめな演奏で、ショルの声を引き立てようとしているようでしたが、控えめすぎて、なんだかつぶやいているように聞こえました。
ウィーンから来たご夫婦は、最後の曲が終わるとすぐ、席を立って出て行ってしまいました。

ショルの温かい人柄は伝わってくるのですが、琴線に触れるようなものがなかったのでちょっと残念だったリサイタルでした。


↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへジモモ バルセロナ
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by gyuopera | 2015-02-24 06:06 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera