フランシスコ・ヴィーニャス国際歌唱コンクール最終プローベ

昨日はリセウ劇場で、第52回フランシスコ・ヴィーニャス国際歌唱コンクールの最終プローベがありました。

全世界61カ国、607人が参加(選考に残ってバルセロナまで来た歌手たち)し、最終選考に残った17人の歌手たちが歌いました。
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リセウの入り口で、ちょうどタクシーから降りてきたアライサとばったり。
車の中にはほかに3人いたので、中の白髪の女性は、多分、カヴァイヴァンスカじゃないかしら。あのトスカでドミンゴと歌ったDVDが有名なソプラノで、今回アライサと一緒に審査員として呼ばれているのです。二人はファルスタッフで共演しているから、懐かしかったかも。

「近年韓国の歌手たちがたくさん入選していて、みんなハイレベルですね」

というと、あちこちで審査員になっているアライサは、

「僕の生徒にも何人もいるよ。世界中でそうなんだ」

ということでした。

最終まで残った歌手たちは、アメリカ5人、韓国4人、ロシア4人、イタリア2人、南アフリカとプエルトリコからそれぞれ一人ずつ。残念ながら、スペイン、日本の歌手はいませんでした。
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会場は大方かなり年配の方。みんなボールペンを片手に、自分なりに審査をするのです。最後に自分のお気に入りの歌手を投票できるのです。
(下の写真はコンクールのFBからお借りしました)
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トップバッターは韓国のテノールで、本当にまん丸いお顔(失礼)でしたが、その声が素敵でびっくり。テノールでも頭から出るようなキンキンした声ではなく、しっとりとしていてとても心地よいのです。しかしアジア人のテノールがヨーロッパのステージで主演をうたうのは難しいかもしれませんね。

ほかの韓国の歌手で、バリトンがまた素晴らしい声でした。しかしお二人とも、ステージに出てくるとき、歩き方を少し練習したほうが見栄えがいいかもしれません。

それにしても、出てくる歌手がみんな素晴らしくて、これは審査が難しいだろうなと思いました。

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休憩時間に鏡の間に行ったら、人が多くて飲み物はあきらめ

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17人の出場者をみんな聞いた後の感想は、

「面白かった!」

残念ながら、今回はバロックオペラをうたった人は一人もいませんでしたし、カウンターテナーもいませんでしたが、かなりおもしろかったです。
女性歌手の衣装を見ているだけでも楽しいしね。
今朝のフランシスコ・ヴィーニャス国際歌唱コンクールのFBで、入選者の速報が出ていました。

6º PREMIO: Galina Averina (ロシア、ソプラノ)
5º PREMIO: Matthew Grills (アメリカ、テノール)
4º PREMIO: Beomjin Kim (韓国、テノール)
2º PREMIO: Benjamin Bliss (アメリカ、テノール)
2º PREMIO: Anatoli Sivko (ロシア、バス)
1º PREMIO: Olga Kulchynska (ロシア、ソプラノ)


トップバッターの韓国のテノールも入っていました。
それにしても、優秀なテノールがこんなに出たのも珍しいかもしれません。いつもソプラノは多いけれど、良いテノールはめったに出ないのです。
2位のバスの男性は本当に圧倒的というほどでした。

明日、入選者たちのコンサートと授賞式があります。


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by gyuopera | 2015-01-24 16:17 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera