舞台演出家・画家Junyentのアトリエ訪問

バルセロナのオペラハウス、リセウ劇場の舞台演出家として名を馳せたOleguer Junyent(1876-1956)のアトリエを見学に行きました。

Junyentは初めは画家志望だったのですが、それでは生活に困ると両親から反対を受け、舞台装飾や室内装飾を手がけましたが、いつも絵を描いていたそうです。

Ramon Casasが描いたJunyentの肖像
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こちらが玄関
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向かいの建物を見ると、天井に梁が走っている。古いのですね。
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建物の上の方
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そんなに古い建物とは思わなかったのですが、100年くらい前のものらしく、中には3世帯が住んでいます。
Junyentのアトリエは、2階・三階と別れていて、現在はその孫に当たる家族が住んでいます。
不思議な作りの家で、建物の中にまた家がそっくり入っている感じ。
1階(日本でいえば3階くらいかな)の奥には、木の生い茂った広い庭(テラス?)まであるのです。

入ったところは車庫になっていて、1台分のスペース。昔は馬車が入ったのでしょうね。
壁のタイルはオリジナルみたい
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階段の入り口にアイアンの扉が付いています
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細い階段をぐるぐる登っていくと、扉が開いていて中に導いてくれました。

内部は撮影できないので、オーガナイザーのCasa SingularのHPからお借りしました。

すごいです。そのまま。

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天井は吹き抜けで奥にこのフロアの2階部分があります。

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彼はここでよくパーティを開いたといいます。その当時の写真と同じ。
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部屋自体がステージのようです。これはライエタナ通りができた時解体された建物から持ってきたそうです。
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Junyentは、非常にたくさん旅行し、さまざまな美術工芸品のコレクターでもありました。

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奥には、バロックコーナーともいうべき、バロック時代の彫刻や家具などのコレクション
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おびただしい作品
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もう一つ上のフロアには、大変な量のアンティークドールと衣装のコレクションがありました。

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ガラスのショーケースの下は浅い引き出しになっていて、昔のドレスがぎっしり詰まっているのです。
当時良く催された仮装パーティーで着られたカルメンの服とか、ウエディングドレスなども保管されています。同じように衣装をコレクションしていたロカモラとも交流があったそうです。

19世紀のオートマタやファッションドール
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見ると、ブリュ、ゴーチェ、ジュモー、シモン&ハルビック、レンチドールまで・・・
人形の服がいっぱいかかったミニチュア(と言っても70cmくらいの高さ)の洋服ダンスや、チェストなどもあります。
ため息が出るようなコレクションでした。

たばこを吸うオートマタを実際に動かしてくれました。モーツアルトのような服を着た60cmほどの人形が、煙草を口に持って行って、口から煙を出すのです。それにはみんな喝采しました。
中はどうなっているんでしょうね。

最後にホットチョコレートが供され、見学会は和やかに終わりました。

すごく楽しい見学会でした。

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Commented by siratamasira at 2012-11-22 23:08
こんにちは、すてきなお宅ですね お二人並んでいる写真は何だか昔
の映画のワンシーンのようですね^^アンティークドールは不思議で
ちょっとぶきみな存在感 何かを語っている感じですね^^°
Commented by gyuopera at 2012-11-23 04:42
♪ siratamasiraさん、こんばんは。
ここはこの芸術家のアトリエをかねていたので、ちょっと現実離れしてますね。実際寝起きしていたのは別の部屋だったはずですし、今その家族が住んでいるのもこの部分の上か下か、別のフロアのようです。この建物がいったいどういうつくりになっているのかよくわからないんですが、昼間見てみたいなぁと思いました。
ここのアンティークドールの多くはファッションドールといって、当時はパリのファッションをほかの地方に知らせるため、人形にドレスを着せて、マネキンとして送ったのですね。子供の遊ぶ抱き人形ではないんです。
本当に素晴らしい衣装でしたよ!
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by gyuopera | 2012-11-22 07:46 | 散歩 paseo | Comments(2)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera