2012年 04月 05日
「Titanic」展 |
かねてから評判の、海洋博物館の「タイタニック」展、行ってきました。
今日はかなり雨が降っていて、こういう日はだいたいバルセロナっ子は外に出たがらないから絶好のチャンス!と思い、開館そうそう行ってみると、案の定、切符売り場に並んでいる人はごくわずか。
入場料はこれだけで12ユーロ。安くはありません。
展示場に入るところは、ちょうどタイタニック号が出版する前の写真を写しだしていて、古いトランクや、樽、木箱などが積まれて、自分もタイタニックに乗るような雰囲気です。こういう演出、楽しい。
入場はひと組ずつで、何をやっているのかと思ったら、展示会の入り口がちょうど乗船口のように作られていて、乗船するところの写真を撮ってくれるんですね。
これは後で買ったのでお見せしましょう。
残念ながら、展示会場は撮影禁止。
カタログに載っていたサイトを見ると、この展示会の写真がたくさん出ているので、それをお借りしました。
まず、タイタニック号は、イギリスのWhite Star Lineという船会社が1911年に造った、大西洋横断の世界最大の豪華客船でした。
展示会場はこんな感じ
大きな模型
館内はまるで船内にいるように作られているところもあってどきどき。
船内のレストランとその実物の椅子
そのドア
ファーストクラスの廊下はそのまま再現
見事な階段
映画のTitanicでは素晴らしくうまく再現していましたね。
ファーストクラスの船室は8種類のデザインがありました。これはそのひとつ
セカンドクラスの船室の洗面台
サードクラスの船室
サードクラスは移民の人たちが多かったようです。
最後までSOSを送っていた通信室
船で使われていた望遠鏡
ベンチ
デッキチェア
展示されていた中にあったインク瓶が、なんと私が持っているものと同じだったんですよ。もっとも船会社のロゴは入っていませんが。
ほかにもシャンデリアや洗面台、食器やカトラリーなど、タイタニック号に使われていたものが展示されていました。
船室のドア
洗面台
チョコレート用のポット
使われていた食器と時計
1912年4月10日12時、サザンプトンを出港したタイタニック号は、初航海、かつ最後の航海となりました。
アイスバーグに衝突して沈没、乗客および乗務員合わせて2208人のうち、助かったのは705人、死亡者1503人、死因の90パーセントは凍死。
アイスバーグの模型(?)
犠牲者のIsador氏とIda婦人
当時、この事故を報道した新聞がいくつもありましたが、みんなそれぞれ内容が違っていたそうです。
遺品
海底に沈んだタイタニック号
見終わると、すっかり興奮状態。
出口で、入った時撮ってもらった写真を買いました。
まるで乗船切符のようです。
タイタニック展の入り口には、かなり長い列ができていました。
外に出るとまだまだ雨はやみそうもありません。
でも子どもたちは木の世界初の潜水艦の周りで遊んでいました。
ウ~ン、やっぱり見てよかった!
追記
タイタニックの生存者の一人、Violet Jessopさんは、このほかにも2度の船の遭難を体験していたそうで、いずれの場合も生存者の中に入っていたということです。運の強い女性だったのでしょうね。
タイタニック号の女性のクルーの写真
彼女はこの三回の航海でいずれも事故にあっているそうです。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日はかなり雨が降っていて、こういう日はだいたいバルセロナっ子は外に出たがらないから絶好のチャンス!と思い、開館そうそう行ってみると、案の定、切符売り場に並んでいる人はごくわずか。
入場料はこれだけで12ユーロ。安くはありません。
展示場に入るところは、ちょうどタイタニック号が出版する前の写真を写しだしていて、古いトランクや、樽、木箱などが積まれて、自分もタイタニックに乗るような雰囲気です。こういう演出、楽しい。
入場はひと組ずつで、何をやっているのかと思ったら、展示会の入り口がちょうど乗船口のように作られていて、乗船するところの写真を撮ってくれるんですね。
これは後で買ったのでお見せしましょう。
残念ながら、展示会場は撮影禁止。
カタログに載っていたサイトを見ると、この展示会の写真がたくさん出ているので、それをお借りしました。
まず、タイタニック号は、イギリスのWhite Star Lineという船会社が1911年に造った、大西洋横断の世界最大の豪華客船でした。
展示会場はこんな感じ
大きな模型
館内はまるで船内にいるように作られているところもあってどきどき。
船内のレストランとその実物の椅子
そのドア
ファーストクラスの廊下はそのまま再現
見事な階段
映画のTitanicでは素晴らしくうまく再現していましたね。
ファーストクラスの船室は8種類のデザインがありました。これはそのひとつ
セカンドクラスの船室の洗面台
サードクラスの船室
サードクラスは移民の人たちが多かったようです。
最後までSOSを送っていた通信室
船で使われていた望遠鏡
ベンチ
デッキチェア
展示されていた中にあったインク瓶が、なんと私が持っているものと同じだったんですよ。もっとも船会社のロゴは入っていませんが。
ほかにもシャンデリアや洗面台、食器やカトラリーなど、タイタニック号に使われていたものが展示されていました。
船室のドア
洗面台
チョコレート用のポット
使われていた食器と時計
1912年4月10日12時、サザンプトンを出港したタイタニック号は、初航海、かつ最後の航海となりました。
アイスバーグに衝突して沈没、乗客および乗務員合わせて2208人のうち、助かったのは705人、死亡者1503人、死因の90パーセントは凍死。
アイスバーグの模型(?)
犠牲者のIsador氏とIda婦人
当時、この事故を報道した新聞がいくつもありましたが、みんなそれぞれ内容が違っていたそうです。
遺品
海底に沈んだタイタニック号
見終わると、すっかり興奮状態。
出口で、入った時撮ってもらった写真を買いました。
まるで乗船切符のようです。
タイタニック展の入り口には、かなり長い列ができていました。
外に出るとまだまだ雨はやみそうもありません。
でも子どもたちは木の世界初の潜水艦の周りで遊んでいました。
ウ~ン、やっぱり見てよかった!
追記
タイタニックの生存者の一人、Violet Jessopさんは、このほかにも2度の船の遭難を体験していたそうで、いずれの場合も生存者の中に入っていたということです。運の強い女性だったのでしょうね。
タイタニック号の女性のクルーの写真
彼女はこの三回の航海でいずれも事故にあっているそうです。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
by gyuopera
| 2012-04-05 16:42
| 展覧会、展示会 exposition
|
Comments(6)
これ、バルセロナで今やってんですか。すばらしい展示会ですね。羨ましい!先月、愛蘭土へ旅行したのですが、最初がベルファスト。タイタニックを造った造船所があるのですが、郊外を回る日程で、ドックの近くを回ることもなく、次の目的地へ。あの頃のアイルランドの操船技術は相当高かったようですね。
0
Commented
by
r
at 2012-04-06 00:32
x
このところ日本は台風並みの強風で大荒れでしたが、バルセロナは天気が悪いみたいですね。
復活祭の連休中だと思いますが、天気がよくなるといいですね。
タイタニック展、海洋博物館で12ユーロだと結構なお値段ですね。
でも、見るだけの価値があったみたいですね。
前に海洋博物館行った時に、レストランで食事してよかったので、いつかまたいってみたいと思ってます。
復活祭の連休中だと思いますが、天気がよくなるといいですね。
タイタニック展、海洋博物館で12ユーロだと結構なお値段ですね。
でも、見るだけの価値があったみたいですね。
前に海洋博物館行った時に、レストランで食事してよかったので、いつかまたいってみたいと思ってます。
Commented
by
gyuopera at 2012-04-06 02:11
♪ ぐらっぱ亭さん、こんばんは。
これ、ヨーロッパのあちこちでやっていたようです。うまく企画された、なかなか見ごたえのある展示会でした。
こんなすごい豪華客船を作ったのはベルファストの造船所ですか。
沈んでしまって本当に残念でしたね。
つい最近も、イタリアで豪華客船が岩礁にぶつかって遭難しましたね。当分船旅は見合わせる人も多いかもしれません。
これ、ヨーロッパのあちこちでやっていたようです。うまく企画された、なかなか見ごたえのある展示会でした。
こんなすごい豪華客船を作ったのはベルファストの造船所ですか。
沈んでしまって本当に残念でしたね。
つい最近も、イタリアで豪華客船が岩礁にぶつかって遭難しましたね。当分船旅は見合わせる人も多いかもしれません。
Commented
by
gyuopera at 2012-04-06 02:14
♪ rさん、こんばんは。
先ほどやっと雨が上がりましたが、毎年semana santaは天気が悪いと相場が決まっているようです。
こういうときこそミュージアムデー!と出かけたのが正解でした。でもピカソのほうは長蛇の列!観光客は雨だってとにかく見なくちゃ、ですものね。
海洋博物館、今修復中で、全部は見られないようです。あそこの階段を上がっていくレストラン、素敵でしょうね!まだ試してないんです。
先ほどやっと雨が上がりましたが、毎年semana santaは天気が悪いと相場が決まっているようです。
こういうときこそミュージアムデー!と出かけたのが正解でした。でもピカソのほうは長蛇の列!観光客は雨だってとにかく見なくちゃ、ですものね。
海洋博物館、今修復中で、全部は見られないようです。あそこの階段を上がっていくレストラン、素敵でしょうね!まだ試してないんです。
運の強い人・・・ 逆に言えばこの女性が乗ると事故が起こると言う運も・・・
この物品類の展示会はデッカイドウでも以前やってて、見た事ありましゅ。
こちらから持って来たのかはわかりませんが、見ました。
映画も大好きだったので、確かに興奮しましたね。
で、最後のお写真、ご本人様?☆
この物品類の展示会はデッカイドウでも以前やってて、見た事ありましゅ。
こちらから持って来たのかはわかりませんが、見ました。
映画も大好きだったので、確かに興奮しましたね。
で、最後のお写真、ご本人様?☆
Commented
by
gyuopera at 2012-04-06 15:30
♪ ぽんさん、おはようございます。
3度の層なんでいずれも生き残ったこの女性は、大変美人だったそうで、その美しさの故、船内でいろいろトラブルもおこったそうな。
それにしても、大変なことですね。
最後の写真は展示会に入るとき撮ってくれた写真です。
ところで映画のタイタニック、近年のデカプリオの映画の以前に、やはり同盟の映画を製作しているんですね。Youtubeにあったので、とても興味深く見ました。
3度の層なんでいずれも生き残ったこの女性は、大変美人だったそうで、その美しさの故、船内でいろいろトラブルもおこったそうな。
それにしても、大変なことですね。
最後の写真は展示会に入るとき撮ってくれた写真です。
ところで映画のタイタニック、近年のデカプリオの映画の以前に、やはり同盟の映画を製作しているんですね。Youtubeにあったので、とても興味深く見ました。